音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2019年11月23日
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今回は長生淳に注目していた。
四部作の四季連禱を再構成して短縮し、交響曲としたものを演奏するからだ。
四部作と同じくヤマハの委嘱によるもの。
楽譜は出版されていないようで、ヤマハの承諾を得て定期に組み入れたという。
曲順は秋→冬→春→夏になっている。
30分ほどの曲で、スタミナも必要だ。
これらの曲はあまりメロディックではないので、初めて聞く人にはなかなか辛いものがあると思う。
盛吹の演奏は大きな傷はなく整っていたが、全体的に平板で、長生の特徴であるダイナミックな部分では、もう少し盛り上がって欲しかった。

他の木管も充実していた。
前半の2曲目のヴォーン・ウイリアムズのチューバ協奏曲は実演では初めて聴いた。
ヴォーン・ウイリアムズらしいイギリスの民謡を使った親しみやすい作風だ。
山形交響楽団の久保和憲氏は柔らかく豊かなサウンドで、技巧的にも危なげない。
ただ、バックと溶け合いすぎているのか、バックが厚すぎるのかわからないが、ソロの細部が聞こえないことがあったのは残念。
アンコールにチューバをフィーチャーした「The Leader of a Big-Time Band」が金管5重奏で演奏された。
久保氏はインタビューで、エンパイヤ・ブラスのチューバ奏者サム・ピラフィアンの演奏を聴いてチューバを志したそうで、この選曲はそのつながりのようだ。
演奏は、バックがずれるところがあり、少し残念だった。
後半はタイトルが「神秘の森の音物語」副題が「エルフたちのサウンドチェイス」というもの。
エルフとは北欧神話に搭乗する小さな妖精のことだそうだ。
このタイトルと曲があっているかどうかは、よく分からない。

チューバをフィーチャーしたスパークの「Song For Ina」はいい曲だったが、他の曲の間に入ると違和感がある。
この時の編成はフレンチ・ホルンを除きブラス・バンド仕様という凝ったもの。
フレンチ・ホルンはやはり異質なので、テナーホーンで聴きたかった。
ところで、MCがつくためか、インタビューが回数、時間共に長い。
これで印象を悪くしているのはもったいない。

盛岡吹奏楽団第51回定期演奏会



1.建部知弘:テイクオフⅡ
2.ヴォーン・ウイリアムズ:チューバ協奏曲
3.長生淳:交響曲第3番「四季連濤」

第2部

1.スーザ(岩井直溥編)スーザ・マーチ・カーニバル
2.モライス・モレイラ(波田野直彦編):恋のカーニバル
3.スパーク:Song For Ina
4.岩井直溥編:アメリカングラフィティⅦ

アンコール

Don't say that again


久保和憲(tuba)
盛岡吹奏楽団
建部知弘

2019年11月23日盛岡市民文化ホール2階L6で鑑賞





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Last updated  2019年11月23日 22時10分00秒
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