inti-solのブログ

inti-solのブログ

2021.10.04
XML
カテゴリ: 政治
衆院選、31日投開票へ 14日解散、前倒し意向 岸田自民総裁

4日夜の記者会見で表明するとみられる。自民党内では「26日公示―11月7日投開票」が有力視され、この日程を前提に準備が進んでいたが前倒しした。
日程を早めた背景には、2021年度補正予算案の編成作業と国会審議に余裕を持たせる狙いとともに、政権発足から間を置かずに衆院選に臨んだ方が得策との判断もあるとみられる。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いているうちに衆院選を迎える目的もありそうだ。
10月30~31日にイタリアで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議への出席は衆院選投開票と重なるため、見送りとなる公算が大きい。

---

全国の選挙管理委員会関係者が真っ青になって頭を抱えていることと思います。11月7日または14日投開票の前提で投開票事務の職員配置を決めていた役所も多いでしょうし、投票所(特に期日前の投票所)と開票所の確保、人の配置などで収拾がつかないことになりそうです。
とりわけ問題なのは投開票所で、何とか市民会館とかそういう施設を使う場合、予定していた貸し出しは有無を言わせずに中止(もちろん、平謝りに謝って、でも結論としては有無を言わせずに中止しかない)して投開票所にするわけです。そりゃもうクレームの嵐は目に見えているうえに、そういった会場の中にワクチン接種会場として使われているところもあるかもしれません。都市部で大きなホールがいくつもあるような自治体ならともかく、田舎で大きな施設が少ない自治体などは、投開票のためにワクチン接種を強制キャンセルという事態に追い込まれるところが出てくるかもしれません。
まあ、偉大なる首相様のお決めになる国政選挙の選挙日程には、下々の者はただ黙って従う以外の何の選択肢もないのであって、どんな無茶苦茶な選挙日程でも、やるしかないのですが。

突如として投票日を前倒ししたのは、端的に言えばその方が与党にとって有利と踏んだからです。支持率が下がる前に、コロナが再拡大する前に、野党陣営の準備が整わないうちに選挙をやってしまう方が勝てる可能性が高いと踏んだからでしょう。
ただ、それで自民党が有利になるかどうかは分かりません。
この種の、直前になって突如として選挙の日程を変更する奇策は、今回が初めてではありません。逆パターンになりますが、2007年の参院選(安倍政権)のときに、選挙1か月前になって、突如として投票日を1週間遅らせるという挙に出たことがあります。今回はまだしも衆議院なのでいつ解散があるか分からない、投票日が急に変わることはあり得るところですが、参議院に破壊さんはないので、通常投票日は何か月か前には決まっており、それに向けて各選管は準備を進めています。それを直前になって1週間投票日を遅らせたのは、それによって色々な重要法案を成立させて安倍政権の実績作りをした方が選挙に有利と踏んだからのようです。
民党は選挙で大敗し、安倍首相は「お腹が痛い」で選挙後早々に辞任したのは誰もが知るところです。

さて、今回はどうなるでしょうかね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021.10.04 21:32:36
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: