inti-solのブログ

inti-solのブログ

2022.06.05
XML
前回の続きです。

小型二輪MTから小型AT限定に車種変更して、かろうじて第2段階には進んだものの、一本橋苦手は相変わらずです。教習初日にマニュアル車にまたがろうとした瞬間にバイクを倒した件は、いろんな動画を見てなんとか克服できたのですが、一本橋については、YouTube動画を何本も見て、こうすればいい、ということを頭では理解したのですが、いざスクーターにまたがると、どうにもこうにもできないのです。

そのことが原因だったか他のことか忘れましたが、とにかく第2段階でもさらに教習時間が1時間追加になりました。車の免許を持っている場合、小型MTの教習時間は10時間、AT限定では8時間ですが、第1段階ですでに2時間オーバーしていた私は、車種変更してもやはり教習時間は10時間のままで、そこに第1段階で2時間、第2段階で1時間、合計3時間のオーバーになりました。
一応は第1段階見極めのときは、はっきり覚えていませんが、おそらく半分以上一本橋を成功したのだと思いますが(そうでなければ第2段階に進めないはず)、第2段階に入ってからはなんと一度も成功しなくなってしまいました。落ちる落ちる、とにかく落ちる。いくら動画で勉強しても、全然ダメなのです。第2段階見極めの前の回までの教習で、一度たりとも一本橋を通過できていません。
もうだめだー、と思いました。第1段階では教習中に雨に降られたことはほとんどなかったのですが(小雨が1回くらいあったか)、第2段階は雨の中の教習が何回かあって、合羽を着ているとはいえ蒸すし、一本橋も落ちて気持ちは奈落の底へ。

そうこうしているうちに、5月のゴールデンウイークも明けて、見極めの教習になってしまいました。しかも、諸事情により、その前の教習から2週間くらい空いてしまったのです。もうスクーターの乗り方なんて忘れてしまったかも?

「見極め通過しよう」なんて思ったら負けに違いない。一本橋は落ちる、絶対落ちる、落ちるに決まっている、と念じながら(笑)アタックしたら、案の定、バランスを崩してフラフラになりながら、しかしかろうじて落ちずに一本橋を通過しました。
うーーーん、第2段階に入ってから初めての一本橋成功。とはいえ、落ちなかったというだけで、とてもこれを成功とは見なせないでしょう。
2回目、あれっ通過できました。しかも1回目よりかなりまともに。そのあと3回か4回通過して全部成功です。ハンドルを細かく左右に振りながら進む、というのが、理屈では分かっていてもどうしてもできなかったのですが、それができるようになっていたようです。


しかし見極めをとおっても卒検を通らなければ免許は取れません。
卒検がまた雨で、でも指導員によると雨の方がラッキーだというのです。急制動が小型だと路面が乾いていると8m以内、濡れていると11m以内(中型、大型ではこの距離はそれぞれ違います)、でも乾いているときの制限距離より濡れているときの制限距離の方が簡単だ、というのです。そういうものなのでしょうか。
でも、正直言って通る気がしなかったので、落ちたら次の教習はいつかな、と調べたら、もう5月中は空きがなくて6月なのです。免許を取れるのは6月かと思いつつ雨の中の卒検に臨みました。

私の前の順番の方(中型MTでかなり若い方でした)が、いきなり、バイクに乗るため、スタンドを払おうとした瞬間バイクを倒してしまいました。それで検定終了(多分)。それを見た私は否応なく緊張しました。
でも、幸いにしてコースを間違えることはなく、しかしそれまでほとんどミスしたことのないクランクで、スピードが極度に遅くなってしまいふらふらに。出口でいったん足を着いてしまいました。でも、最大の鬼門だった一本橋は、問題なく通過。ここでガッツポーズしたい気分でしたが、控えました。急制動も通過して、なんと卒検一発で通過です。私の脳内予定では卒検2回の覚悟だったのですが、そうなりませんでした。結局、トータルで3時間オーバーの13時間で通過したのかな。かかった費用は当初よりだいぶ膨らみましたが10万円には達しませんでした。

というわけで、免許は無事取れたのですが、免許を取れただけではペーパードライバー返上とはなりません。
前回書いたように、私は二輪の免許を取ろうと教習所に申し込んだのが去年11月でした。教習開始はその3か月後の2月、免許が取れたのは半年後の5月。その間に結構気持ちが覚めちゃった。醒めたというより、「落ちるかも」というプレッシャーが強すぎて萎えちゃった。
どうしようかと思ったのです。
輪をかけて、前回書いたように最初になりたいと思っていたのはカブ系、具体的に言うと、第1希望はクロスカブ、第2希望はスーパーカブだったのですが、バイク屋に聞いたら、どちらも人気の上に生産が遅延しており、まったく手に入らない、そもそも予約が受け付けられていない、というのです。

えーーー、どうしようかな、と思いました。だけど、約9万円くらいの費用をかけて小型二輪の免許を取って、ペーパードライバーの車種を増やしました、というのもさすがにちょっとねえ。

というわけで、第1希望クロスカブなし、第2希望スーパーカブもなし、しかし第3希望の、同じホンダのDIO110というスクーターは在庫がありました。ちなみに、第4希望はスズキのアドレスV110でした。

カブは17インチ、DIO110とアドレスV110はそれよりは小さいですが14インチで、見た目的にそれほど不格好には見えません。他の多くの125ccスクーターは12インチか10インチなので、パスかな、と。あと、ホンダPCXもタイヤサイズは14インチあるけど、どうも全体のフォルムがあんまり好みではありません。もっとも、PCXも今は全然手に入らないという話でした。
カブが入手できるのを待っていたら、運転なんか忘れてしまいますから、これはあるものを買うしかありません。

というわけで、めでたくDIO110が納車されたわけです。お値段は税込み22万円、諸費用込みの乗り出し価格で25万円、自賠責3年と任意保険1年を足して、教習費用、ヘルメット手袋その他一切合切含めると、ここまでの総費用は40万円超です。でも、40万円で買える車なんて、新車ではあるはずもないし、我が家に車庫はないけどスクーターなら置けますし。(大型バイクも厳しいと思います)

ただ、このスクーターはあまり収納スペースがありません。でもそれは関係ないのです。元々、どんな収納スペースのでかいスクーターでも私の管楽器ケースはいらないから。
というわけで、さっそくこうなりました。







とはいえ、まだ運転は慣れません。小型二輪の法定速度は60km/hですが、まだ60km/hは、数秒間、100mか200mしか出していません。あっという間に赤信号が来ちゃうから。50km/hくらいで走っていると、結構快適だなと思いますけど、60km/hは、まだ多少の恐怖感があります。

50km/hだと、後ろから車にどんどん追い抜かれます。それどころか、30km/hで加速中に50ccの原付に追い抜かれた挙句、その後50km/hで走ってもその原付にまったく追いつけなかったり。あの原付はいったい何キロで走っているんだ、と(笑)
交通量の多い平日の運転は怖いと思っていましたが、休暇を取って平日に納車して運転した感覚だと、交通量の多い平日の方が全体のスピードが遅くて、また追い抜いてもどうせその先が詰まっていたりするから、50km/hで走って追い抜かれることは少ないようです。交通量が少ない休日の方が抜かれる。追い抜かれること自体はまったく何とも思いませんが、というか、きっと私が遅くて邪魔だよねごめんなさいね、と思うだけですが、すぐ近くで追い越されたりすると、さすがにギョッとします。
というわけで、まだ合計50kmを越えたくらいしか走っていませんけど、二輪とはいえ一応ペーパードライバーを卒業して、自分の移動手段を確保したわけです。あとは、とにかく事故を起こさないようにそれだけは気を付けます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.09.13 06:37:31
コメント(2) | コメントを書く
[鉄道・飛行機他乗り物] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: