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レ・コステ リトロッツォ・ビアンコ自由すぎて思わず目がいくエチケット、リンゴジュースのようなフレッシュな果実味、微発砲、黄褐色に濁った液体、規格を無視した1リットルサイズのボトル、自然派ワインの中の自然派ワインです、このワイン。口に含むと液体が自然に体に溶け込み、内面から癒します。体のスミズミまでうるおしてくれるポカリスウェット的なワイン。
2010年01月28日
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プロ野球界を震撼させた江川卓の「空白の一日」事件、さすがに28年も前のことで時間と共に風化してしまった感があるがその時は社会現象にまでなった大事件だった。当時、小学校低学年だった自分でも記憶に残っている。阪神にドラフト1位で指名されたのに「空白の一日」を利用してすったもんだが合ったすえに巨人に入団。しかしどう考えても理不尽な巨人と江川の行動に、社会が反発。江川はマスコミに叩かれ一躍野球会の悪役になってしまった。このときに悲劇のヒーローとなったのが江川の犠牲になり巨人から阪神に移籍した小林繁である。この事件のこともあり、江川卓と小林繁はそれから28年間一切コンタクトを取らずに現在に至った。時間が経っても解決する問題ではなかったようだ。が、そんな顔を合わせても会話を交わすことのなかった因縁の二人がひょんなことからお酒のCMで共演。業界の方達の粋なはからいでCMに共演してもらい一緒に酒を飲んでもらおう。そして和解へ、という流れになればという思いを込めて。打ち合わせ、脚本などはまったくなし。酒を飲み、杯を差しつ差されつ交わした言葉をドキュメンタリー形式で撮影しただけのCMである。そのCMが実にいい塩梅。お互い気を使いながらも飲んでいるうちに打ち解けていく二人の心が映像を通して伝わってくる。28年という長い時を越え交わされる言葉の一つ一つがとても重厚感がある。かたわらには一本の日本酒、とてもすばらしい演出をアシストしてくれている。酒はときに魔法のような不思議な力を発揮することがある。まさに万能の賜物である。しみじみと心に染み入る酒、うまいだろうな~。一生忘れられない酒になるだろう。一生忘れられない酒、自分はあと何回出会えるだろう。多ければ多いほど人生は身のあるものになるだろう。ソウイウモノニ ワタシハナリタイこれ、数年前に書いたブログです。先日小林さんが亡くなられた時、江川さんが追悼のインタビューで「CMに一緒に出演した時、『お互い大変だったな』という言葉を掛けてもらい、すごくほっとした」と涙目で語っていました。あの日あの時再会していなかったら江川さんにとって小林さんが亡くなったということは一連の「空白の一日事件」と共に一生重責として背負っていかなければいけないものになっていたかもしれません。あの日あの時再会していて良かった。決して人が亡くなった時だけでなく日ごろの人間社会の中でそう思うことがたくさんあります。ということでみなさん、再会を祝してバンバンお酒を飲みましょう。人と人のきずなができるし景気も上がるしああ素晴らしきかな人生。小林さんの映画のようにドラマチックな生き様に敬意を称します。合掌。http://www.youtube.com/watch?v=xRN080ew1Ms&feature=related
2010年01月21日
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東京、一月の雨は冷たい(世界遺産のナレーション風に読んでください)先日東京に行ってきました。一月の寒空に大粒の雨、骨身に浸みる心身共に冷えた日、ワイン三昧な夜を堪能してきました。一軒目は男・秋本と一緒に恵比寿のサッカヴァンというお店に。めずらしくシラフの顔をカシャッと。ただいま彼女募集中、ご希望の方はジョバンまでご連絡を。セールスポイントはとりあえず一緒にいて飽きないと思います。 今日はこれから知人のお店をあと二件ハシゴしようと思っているので抑え目に。ワインはもちろんですが料理がまいうーです。上の写真はマグロのカマの香草焼き。食欲をそそる香ばしい香り、カマまでしゃぶりつきたくなる斬新な味付け、おいしゅうございました。今度はゆっくり腰を落ち着けて来たいと思います。 次のお店は旧友が店長を任せられている恵比寿にある会員制お大尽ワインバーです。店に行くと入口の扉がセキュリティになっています。ピッポッパッと暗証番号を押し店内に入ります。店内はとってもゴージャス!こちらは取材お断りの店なのでお店の名前は伏せておきます。しかしゴーーーーージャス!椅子一脚ごずーーまんえん!ゴージャス!多機能スーパーテレビななひゃくごずーまんえん!ゴージャス!ワインセーバー1台ひゃくごずーまんえん!ゴージャス!ジョバンが5個位買えるゴージャス感!東京はすごいとこだっぺー。昔話やブラインドティスティング勝負に華が咲きました。ここで男・秋本と別れ次のお店へ。こちらも取材お断り。こちらのお店のオーナーは年に一回か二回くらいジョバンに遊びに来てくれるのですが、まーすごいワインが目白押しでぶったまげーです(すべてグラスでいただきました)シャンパーニュなにかください、と言ったらアラン・ロベールのシャンパーニュ1990が出てきました。うひょー!人間うますぎるものを味わうと無言になります・・・次にアガサ海老の香草焼きをいただき、合わせたお任せワインはルイ・ラトゥールのコルトン・シャルルマーニュ1991です。どひゃー!次に王道とちょっと変わったのどっちがいい?と聞かれたのでちょっと変わったのください、と言ったらこれが出てきました。バリエールという造り手のヴォーヌ・ロマネです。ヴィンテージを見てびっくり!1952年!?ふんがー!!!!!さらにびっくりしたのはワインがとても若々しかったことです。58年前のワインを飲む感動!もうちょっとで還暦じゃないかいな! 次に出てきたのはロベール・アルヌーのエシェゾー1976年。1952年のワインを飲んだ後だと若々しく感じます。ウマウマすぎて声も出ません。えーここでかなり大きな問題が発生です。それは。。。会計です!一体いくらになりまんねん?オーナーは自分がそんなにお金を持っていないことは知っていると思うので任せてましたがさすがに不安になってきました。「蛇に睨まれた蛙」ならぬ「超お大尽ワインに睨まれた某びすとろ店主」です。ちなみに隣りのお客さんはラストー1979年とクリュッグ1975年を飲んでますた。こんな光景がこの店では普通にあります。最後に出てきたのが・・・ シャトー・ディケム1994!おーファンタスティック !あんどぅマーベラス!あんどぅ会計いくらやねん!こんな素晴らしいワインを飲める感動と未知との会計のはざまで揺れる東京ナイト。さあ、いよいよ会計です、本日のクライマックスです。イッツアショータイムです。もう清水の舞台裏から飛び込む思いです。「ありがとうございます」オーナーが会計を持ってきました。さあバッチこーいぃぃぃ!ショック死しないように一度大きく深呼吸をし、目を閉じゆっくりゆっくりと開けていきました。ところが!!!えっ、いいんですか、というような金額ですた(安くて)「まあ勉強でね」あざーす!!!2010年東京ワイン三昧な旅、最後は漫画喫茶で爆睡で終了。あれだけ飲んだのにまったく二日酔いにならない心地よい朝ですた。
2010年01月13日
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松島湾のうま味エキスがたっぷり詰まった牡蠣とシャキシャキの歯ごたえの白菜をクリームソースでリゾットに。海のミルクはよりクリーミーによりまろやかに。そういえば最近の研究によると松尾芭蕉の「おくの細道」で有名な句、「松島や ああ松島や 松島や」には続きがあることが判明しました。こんな句だそうです。「松島や ああ松島や 松島や カキリゾット食べ こよいも幸せ」後世に残るすばらしい句でございます。
2010年01月13日
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新年明けましておめでとうございます。わたくし、びすとろ店主でございます。寅年ということで寅さん風な年賀状を作りました。今年は不景気にもめげず、不入りの日にも落ち込まず、都会のコンクリートジャングルから事業仕訳けされぬよう踏ん張り、みなさんの生活をちょこっと幸せにするようなお店を目指し日々奮闘していきたい所存でございます。今年もずずずずいーっとよろしくお願いします。 びすとろジョバン 神 勝
2010年01月05日
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