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5月27日。 今日は、ホクレア号が観音マリーナを出航する予定。 この日曜日は、いろいろと忙しい妻もようやくスケジュールが空いたので、二人で観音マリーナへ送りに行く事にした。ロードスターの屋根を開け、観音マリーナへ快適なドライブ。今日、妻は、初めて内田隊長に会って話しをすることができたので、それだけでも良かったなあ!***観音マリーナでは、顔見知りになったクルー達に挨拶し、タヒチやイースター島行きの航海を含む、これまでのホクレアでの航海の事を聞く。 やはり、当然ながら厳しい日々もあったようだ。そして私からは、日本に、そして広島に来てくれた事への感謝の意を表す。***今日は、写真に語ってもらおう。*** ***Mahalo! 広島に来てくれてありがとう。 良い航海を!***↑ Photo by N-san***観音マリーナで見送る時はなんともなかったのだが、家で動画を、そして写真を見ていると、なぜだか泣けてくる。Mahalo! ホクレア号! 日本に、そして広島に来てくれて、本当にありがとう!
May 27, 2007
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今日は午後から、広島市こども文化科学館で、ホクレア号広島来航記念講演会が開かれる。***午後1時半過ぎ、ホクレア号のクルー達も何人か同席して、講演会が始まった。スクリーンに写真が投影され、ナイノアが話しはじめる。ハワイの歴史、ホクレアが建造されるに至った経緯、ホクレアを語る上で忘れる事のできない大切な人々。ホクレアの成功と失敗、そして再チャレンジに至った経緯。***ナイノアの父は、『ビジョンを持つ事の大切さ』を切々と説いたという。 『行き先を見定めることが大切なのだ』 『これはいったい、だれのための旅路なのか』『航海の始まりは、出港の時ではない。 航海のビジョンを持った時が、その始まりなのだ』『同じビジョン、共通の価値観を持つ事が大切だ。 妥協してはいけない。 同じビジョンを共有する事で、コミュニティが形作られるのだ』***今回の航海は、 Ku Holo Mau.(マウ師への航海)と Ku Holo La Komohana.(西の太陽への航海)の二つで成り立っている事も話された。***ミクロネシアまでの航海をチャドさんが、その後の日本への航海はカナコさんが、スライドを使いながら説明する。『One Ocean, One People!』 『夢を持つ事、ビジョンを持つ事の大切さ。 そして、それを形にして行く事』 『自分たちにできることは何でしょうか?』『ホクレアは、タイトなスケジュールの中で、各地を風のように吹き抜けることしかできません。 しかし皆さんには、大きな帆を張って、その風を受け止めてもらいたいと思います』***『今回実際に来るまでは、日本は近代化された、人工的な都市のある国だというイメージを持っていましたが、実際に各地を航海してみると、日本は自然が残り、とても美しい国です』『世界でも有数の美しい景色が残っている国だと思います。 平群島、沖家室島、そして宮島。 いずれも素晴らしい場所でした』『ご質問のように、もしも日本の伝統文化が徐々に失われつつあるとしたら、そして子供達に様々な問題が生じ始めているとしたら、日本の持っている大切な価値とのコネクションを、彼らが失いつつあると言えるのではないでしょうか』ナイノアの、飾らない、率直でかつ熱いコメントが、聴く人の心を揺さぶる。 ナイノアが語り終えると、自然に拍手が起こった。***本で読むのとはまったく違う、深い感銘。 やはり来て良かった!***ホクレアがはるばるハワイから運んで来た風。 この風を精一杯受け止めて、自分ができること、やるべきことを、再び考え直す機会を与えてくれたことに感謝したい。
May 26, 2007
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1月半ば過ぎにハワイを出発したホクレア号が、とうとう広島にやって来た!***毎日ネットでホクレア号の予定をチェックしていたが、最終的に23日が宮島、24日に観音マリーナに決まったようだ。残念ながら24日は、夕方から大事な会議があるので、丸一日休む事はできないのだが、幸いな事に午前中は予定が入っていない!ということで、午前の半日有給休暇を取ることにした。***前日、23日の夜から観音マリーナ入り。 すると、村上水軍商会の村上さんを始め、横断隊仲間や、ホクレア歓迎のために集まった人達がすでに到着していた。晩ご飯を食べに行こうという事になり、私も同伴させていただく。 ビールで乾杯し、おいしいお好み焼きを食べ、明日への期待は盛り上がる。ここでも、ホクレア号が繋ぐ縁が深まり、広がっていく!***早朝、目を覚ますと、係留してある『打瀬船』を見に行く。昨日は、帆を揚げて宮島までホクレア号を歓迎に行ったとの事。 いいなあ。***ホクレア号は、8時に宮島出航との情報。 シーカヤックを降ろし、運び、歓迎の準備。村上さんが特注で準備したという『ほくれあ丸』の旗が行けている!***ホクレアは、少し遅れて8時半頃出航したとの情報が入り、シーカヤック歓迎チームも出艇!飛び入り参加の方も含め、7、8艇での出迎えだ。シーカヤック、ヨット、ボート、そして打瀬船。 帆を揚げた打瀬船は、本当にカッコいい。***遠くに見えて来たホクレア号が近づいて来る。 これまで、沖縄でも、関門でも、新門司でも出会っているのだが、地元での歓迎という事で、今まで以上に自分がドキドキしている事がわかる。 港も近いので、ホクレアはスピードを落とし、シーカヤックも近くに寄って旗を振り、パドルを振り、声を掛け、話しをする。至近距離から、沖縄や新門司で知り合った複数のクルーや関係者と話す。 そしてその後、エクストリームNさんと共に訪れた夜の新門司で偶然再会したナイノアさんもホクレアに移り、気が付いてくれたので挨拶を交わす。大島での滞在について尋ねてみると、『Excellent!』ナイノアさんとは内田さんの仲介で沖縄で出会い、内田さんに促されて、先日沖家室島を訪れたときの事を話す。エルコヨーテさん達との沖家室島訪問がトリガーとなり、沖家室島の関係者が中心となって『カワノヨシオさん』のリサーチをしていること、『ヨシオさんのお父さんの名前が分かったら重要な手掛かりになるので、ぜひ調べていただけないか』という事を、つたない英語でナイノアさんに伝えた。***ホクレア号が岸壁に近づくと、待っていた高校生達が歌を歌い始めた。何の歌かわからないのだが、大勢集まった高校生達がホクレア号を歓迎してくれていると思うと、なんだか自然に涙が溢れてくる。やはり、地元で出迎えるのは、今までとは感慨の深さが違うのだ。 自分のホームシティを、はるばる訪れてくれたホクレア号、そしてそれを最大限の歓迎の意を表して迎えてくれた高校生を始めとする方々。やはり、地元での歓迎は良いものだ!***シーカヤックで浜に戻り、歓迎セレモニーが行われる広場に行くと、クルー達がタラップを上がってくる。 ナイノアさんが来ると挨拶。握手を交わし、私からは『Welcom to Hiroshima!』すると、ナイノアさんから私の肩に手を回し、軽くハグして『Mahalo』の言葉! 感激である!その後も、上がってくる全てのクルーに声を掛け、握手をし、歓迎の意を表する。 『本当に、広島に来てくれてありがとう!』***歓迎行事は、地元の高校生達が中心となって盛り上げてくれた。 11時過ぎ。 式典が終わると、仕事場へと向う。 今日は、ここに来て本当に良かった!PCを立ち上げ、仕事を始めると、『今日はなんで、ニヤニヤしているんですか?』『いやあ、今日はとても幸せなんですよ! 大切なお客さんが無事に広島に来ましたからねえ』 『いいですねえ、私にもその幸せを分けて下さいよ!』***夜は、結局会議が8時前まで長引き、心身ともに消耗しつくしたので、パーティ会場に行くのは断念。 みんな楽しく飲んだのだろうなあ、いいなあ。地元でホクレア号を迎えることの意味を実感し、今日その場に参加することができた事。ホクレア歓迎のシーカヤックを漕ぎ、知り合いになったクルーや関係者と声を交わし、寄港の瞬間に立い、クルー達と再び触れ合った幸福感を噛みしめながら、家路へと向う。***ホクレアの広島寄港。 これは決して終わりではなく、私にとって新たな出発の瞬間となるのであろう。たしか、佐野元春も謳っていたよなあ、『終わりは始まり!』Welcom to Hiroshima!
May 24, 2007
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この土日は下関。 土曜日の早朝、福岡を出航したホクレア号は、関門海峡を抜けて、とうとう瀬戸内海に入る事になった。***早朝、ロードスターの屋根を開け、一路、下関に向う。朝起きた時点で、九州北部の風速をチェックすると、10m近い風が吹いている模様。 この時点では、ホクレアが福岡を出たかどうかは不明である。途中、ダイドックに電話し、予定通りホクレアが出航した事を確認。さらに、長府を走っている時、エクストリームNさんから電話。 路肩に車を停める。 エクストリームNさんからの情報では、関門海峡で見送る人は、9時半くらいから待機した方が良いとブログに掲載されているとの事。 『今、長府なら、ちょうど良いですよ!』10時前、関門海峡を望む公園に到着。 まだ、ホクレアは見えないようだ。 良かった。***海辺のスペースに行くと、沖縄でお世話になったNさんと再会。また、Nさんと共に待たれていた女性の方と話しをすると、なんと、ホクレアに関する福岡のイベントで、エクストリームNさんと知り合いになられた方だった。ホクレア号をキーワードとしてつながってるメンバーだから、すぐに打ち解ける。 ここでも、ホクレアが結ぶ縁が広がっていく!地元の方も、Nさん達から『ハワイからはるばるやって来たフネが、関門海峡を通る』と聞き、『こんな機会は滅多に無い』と、一緒に待つ事に。***11時半過ぎ。 ようやく、遠くにホクレアが見えて来た! 向い潮、向かい風の中を、ゆっくり、ゆっくりと近づいて来る。関門海峡を越え、ホクレアは瀬戸内海へ!みんなで手を振り、声を出し、精一杯の気持ちを表す。ホクレアが橋を抜けると、それを追うように、私たちは神社の方へ駆け出す。途中、ホクレアが、大きな船舶とすれ違う。 いやあ、やっぱりホクレアって小さいなあ。よくあんな小さいフネで、ハワイから航海して来たものだ。 凄い!神社の沖では、陸地に近い所を抜けて行くので、クルー達の姿が見える。 再び手を振り、声を掛け、精一杯の歓迎の意を表す。次第に遠ざかって行く、ホクレアの一団。 いい光景だ。 やっぱり、ここに来て良かった。***関門海峡でホクレアと見送った仲間達と一緒に昼食を摂り、ホクレア停泊地へと向う。ここには、エルコヨーテさん達も来られていた。 風は強いが、空は晴れてきた。クルーの方に、ホクレアに上がっても良いよと案内され、見学させていただく。何人かのクルーと挨拶を交わし、しばし会話。 フレンドリーなクルーが多く、つたない英語ではあるが、航海の事などを聞かせて頂き、楽しい一時を過ごす。また夜には、楽しい酒宴と、その後の思いがけないナイノアとの再会もあり、充実した良い週末だった。***日曜日、下関から帰る道すがら、なんでこんなにホクレアに惹かれるのかと自問自答してみる。こういう気持ちは理屈ではないので、正解はないのかもしれないが、自分が感じている事を整理する良い機会になった。***ナイノアは、カワノヨシオさんから、とても深く、良い影響を受けたと言う。自分自身の事を振り返ってみると、まず1992年にカヤックに出会った事でライフスタイルが大きく変わった。 その後も、フェザークラフトを使った尺取り虫方式での瀬戸内横断や、日本海北上編での様々な出会いや経験も、自分の血となり肉となっている。また、エクストリームNさんから教えてもらった『宮本常一』の著書を通じて、『あるく、みる、きく』を知り、その後のシーカヤックでの旅のスタイルが大きく変わった。さらに、伊豆のシーカヤックアカデミーで偶然出会ったエルコヨーテさんからのお誘いで、瀬戸内カヤック横断隊に参加させていただくようになり、そこで内田隊長と出会い、厳しい旅を通じて教わった事は、自分のシーカヤックに対する姿勢に根本的な影響を受けたことは、間違いない。***そして、2007年の『ホクレア』日本来航。ハワイから、こんな小さなカヌーで、しかもスターナビゲーションでの4ヶ月を越える航海。ホクレアが日本に向っていると言う時点で、具体的には何だか分からないのだが、既に自分の心がソワソワと動き始めている事を感じていた。そして、沖縄での偶然の、だが、そうなるべくしてなったとしか思えない、ホクレア、ホクレア関係者、そしてナイノアトンプソンとの出会い!もちろん自分はクルーではないため経験したくてもできないが、日本に向う、長く困難な航海の貴重な経験と、それを押してでも日本に向ったその意義。 それを少しでも感じ、知る事で、自分自身を変えていく機会にしたいし、それを家族を始め、少しでも多くの人に伝えて行ければいいなと感じている。***カワノヨシオ氏が、ナイノアトンプソンに深い影響を与えたように、私自身もホクレア号から深い影響を受けつつある。おそらく、生涯で一度のホクレア来航。沖縄での内田隊長の言葉、『その場に居る事が大事なんだよ』を噛みしめながら、少しでも長くホクレアに触れ、クルーの方々と話し、それを咀嚼して、ホクレア号の意義を、そして日本来航の意義を自分なりに理解したいと思っている。そしてその後は、自分ができる事、そして果たすべき役割と責任。ホクレアの意義は、人それぞれ。 自分自身で答えを出すしかないのだろう。
May 19, 2007
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にいぶい村でのシーカヤック。 浜比嘉の95歳のおばあとの出会い。 辺戸岬や今帰仁城跡、海洋文化会館を巡ったドライブ。糸満でのホクレアとの出会いと、その後の夢のような数日間。 山城キャプテンや上原謙さんとの出会い。 生まれて初めてのサバニ。 久高島。ケラマシーカヤックツアー。 写真屋さんや古本屋さんとの出会い。 那覇での散髪。 フェザークラフトで伊是名、伊平屋を巡る春のロングツアー。まさに、夢のような17日間であった!***お昼ご飯を食べようと、喫茶店に入る。 ランチを注文し、新聞を開く。ふと、投稿欄を見ると、『ほくれあ』の文字。 それは、小学生からの投稿であった。ハワイから糸満にやって来た『ホクレア号』を見に行った事。 ホクレアを見学し、このカヌーの事や、どのようにして日本まで航海して来たかについての話しを聞いた事。そして、そのすごさを感じ、いつかこのような船で航海してみたいと思ったことが綴られていた。そう、『ホクレア号』を知り、出会い、触れた日本の人々に、深く影響を与え始めているのだ。沖縄滞在最終日。 この記事に出会って良かった。***空港に向う前の空き時間、山城キャプテンに教えて頂いていた『サバニの写真展』を見たくなり、『毬』へ。ランチタイムの忙しい時間を過ぎ、落ち着いた店内のカウンターに独り腰掛ける。『オリオン生で』***静かで落ち着いた店。 高層階の窓からは、那覇の景色も眺める事ができる。おいしいオリオンをグビリと飲み、写真を見て回る。エンジンの無い、帆を張ったサバニは本当に美しい。海の中から撮ったサバニの底の写真を見ると、いかに効率の良い船形であるかが良く分かる。それはまるでマグロやサメの様だ。 サバニは、広い海を自由に高速で泳ぎ回る魚の形である。 『オリオン、もう一杯いただけますか』長くて懐かしい17日間の想い出を噛みしめながら、眺めの良い静かな店で、オリオンをグビリと飲む。うん、好い旅だった!
May 7, 2007
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強い雨と風の中を、伊是名島に戻って来た夜。 小康状態であった天候が再び急変し、まさに小さな嵐の状態になった。 外は強い雨が降り続き、雷も鳴っているが、地元の方のご好意で公民館に避難したので、もう安心である。 朝までシュラフの中でゆっくりと旅の疲れをとる。***翌朝。 キャンプ場に張ったテントの中で過ごしたYさんを覗くメンバーが起きだして来た。まだ雨は降っているが、風はかなり治まり、峠は越したようだ。歩いてキャンプ地に戻る。 私のテントは無事であった。 結局テントに残っていたYさんも、なんともなかった様子。テントを片付け、荷物をパッキングし、公民館前の公園に集合。帰りのフェリーまで、まだまだ時間がたっぷりとあるので、朝食をゆっくりと摂り、荷物の整理。***昼前に、フェリー乗り場に移動し、昼食を食べて船に乗り込む。那覇に戻り、最後の集合。 皆さん、お世話になりました。 本当に、春のロングのネーミングに相応しい、たっぷりと漕ぎ、おいしい料理を楽しみ、沖縄の離島の景色と雰囲気を堪能した、楽しいツアーでしたよ!長い長いリフレッシュ休暇も、明日で終わりだ。 それにしても本当に、今回は良い休みだったなあ!
May 6, 2007
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伊平屋/伊是名を巡る春のロングツアー。 4日目は、伊平屋から伊是名へ戻る日だ。前夜の天気予報より、かなり早めに雨が降り出した。 早く起きて雨が降る前にテントを畳もうと思っていたのだが、雨音が聞こえて目が覚めたのは、まだ3時半。さすがに、まだ真っ暗だし、他の人を起こしても申し訳ないので、こりゃだめだとあきらめ、再びシュラフの中で惰眠を貪る。***雨の中、タープの下でおにぎりを頬張り、荷物をパッキングして出発!伊平屋島の西岸を南下し、野甫島大橋までは、風も弱く快調に飛ばして来た。橋を抜けてしばらくすると、向かい風が急に強くなって来た。 パドルを低めに構え、じわりじわりと進んで行く。具志川島を左手前方に見ながら、向かい風との長い格闘。 それでもしばらくすると、伊是名島のシルエットがぼんやりと見えてくる。なんとか、伊是名のゴハ岬に到着。 ここからは、岸沿いに穏やかなリーフ内を南下して行く。勢理客に近づいた頃、再び風が強くなった。 今日は、ここの浜でキャンプをすることに決定。みんな、ほっとして上陸し、フネを揚げ、荷物を降ろし、テントを張る。***タープの下に集まり、残ったビールを飲みながらのおいしい昼食。食後は、自由行動。 シャワーを浴びる人、昼寝をする人、散歩に行く人。 夕食を食べた後、テントに戻って早めの就寝。***夜中、テントを叩く雨音で目が覚める。 風はビュービューと強く吹き荒れ、テントはバサバサと揺れている! 途中からは、雷も鳴り始め、嵐の様相!これは凄いな、と思いながらシュラフの中で横になっていた。***しばらくまっても風は収まらず、雨も強くなる一方。さらには、しだいに雷が近づいて来るので、いざとなったら、カヤックセンターの車に逃げ込もうと思っていると、テントに向けてヘッドランプが照らされた。『○○さん、地元の方のご好意で避難することになりましたが、どうされますか?』『わかりました、避難します。 何を持って行ったら良いですか?』『とりあえず、貴重品とシュラフくらいですかねえ』『じゃあ、すぐに準備します』急いで、枕元に置いてあった防水バッグに、着替えとシュラフ、そして非常食用に、残った『オリオンビール、一缶』を詰め込み、いつもペリケースに入れている貴重品も持ってテントを出る。カヤックセンターのワンボックスカーにみんなで乗り込み、近くの公民館へ。***手荷物を運び込み、シュラフを広げ、落ち着いて話しを聞いてみると、地元の区長さんがキャンプサイトを見回りに来られ、強い雨と風、そして雷を心配されて、公民館への避難を薦められたようだ。 本当に、ありがたい事である。 無事に避難完了。 落ち着いたので、テントから持参した『非常食用のオリオンビール』をプシュッと開ける。 ウマい。みんな疲れていたので早めに消灯し、外の嵐を忘れて、早々に眠りについた。思いがけない、伊是名島でのハプニングの一夜!
May 5, 2007
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伊是名/伊平屋を巡る、春のロングツアー、3日目。朝から快晴。 今日は、田名岬を廻り、伊平屋島の西岸を南下して行く予定になっている。 ↑ Photo by Y-san***伊平屋の美しい海を漕ぎ進む。田名岬ここの景色と雰囲気は最高だ。地球の鼓動を感じさせる、周期の長い大きなうねり。 そのうねりが浜に近づくと、徐々に波高が高くなり、その波頭が風に吹き飛ばされて飛沫となる。 そしてその波は、だれもいない浜に、ザザーンと打ち寄せるのだ。人の営みなど関係なく、ただひたすら、これが繰り返される。この荒涼感、寂寥感! 静かに、だが深く感銘を受けた、このツアーのクライマックス。Photo by Ose-sanまさに地球の鼓動そのものである、大きなうねり。 耳だけでなく、体に直接響いて来る、波が打ち寄せる音。 スキンカヤックを通じてダイレクトに五感に伝わって来るその力強い鼓動によって、地球そのものが生き物であることを感じることができた。来て良かった!***岬を廻ると、向かい風が強くなって来た。 一漕ぎ一漕ぎ、しっかりとキャッチしながら、じわりじわりと漕ぎ進む。途中の美しい浜で、しばし休憩。天気も良いので、10年振りの再会ショットを取ろうという事になり、Yさん、Zakiさんとともに、記念撮影。***再び南下し、今日のキャンプ地へ。フネを揚げ、荷物を降ろし、テントを張り、昼食を食べると、自由行動。潮干狩りに行く人、シュノーケリングを楽しむ人、近くの集落まで買い出しに行く人。***沖縄ツアーの定番、夕方のハッピーアワーの後は、おいしい夕食。飲み、食べ、話し、楽しい一時である。夜、ガイドのアキちゃんが足りないものを買い出しに行くというので、私も同行することとなった。私はビールを片手に、静かな島の夜道を歩きながら、アキちゃんとの会話。 いろいろ話しているうちに、なんと、思わぬ共通の知人があることが分かったりして、世界は思っているより狭いものだと実感する。***天気、風、潮、全てに恵まれたからこそ実現した田名岬越え。 言葉では言い表せない、至高の経験であった。
May 4, 2007
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5月3日。 伊是名、伊平屋ツアー、2日目。 早朝、テントの中で目を覚ます。テントから外を覗く。 そこには、沈みかけた月が、そのやわらかい光で創造した、妖しくも美しい光の道が。今日は、30km以上の距離を漕ぐとの事で、みんな早くから起きだして来た。 荷物をパッキングし、テントを畳んで、朝食を摂る。出発前には、恒例のナビゲーション。***準備完了。 さあ、出発だ!荷物満載で重いK2は、カヤックセンター自慢の『ハイテクベルト』で6人掛りで持ち上げ、水際まで運ぶ。↑ Photo by Y-san伊是名島の西岸に沿って北上し、具志川島を右手に眺めつつ、野甫島に向って漕ぎ進む。このあたりの海は、本当に美しい。 まだまだ日本も捨てたものじゃない。 感動。特に、野甫大橋の所の海は、まさに沖縄らしい海の色だ!↑ Photo by Y-san前泊の浜で休憩。 少し早いが、支給されていた行動食で、簡単な昼食を済ませる。更に北上を続けるが、まだ潮が引いていて、目的の浜に入る事ができない。 一旦、田名の港に入って上陸した。***田名では、たっぷりと時間があるので、みんなで潮干狩りへ。 地元の人達も、何人か潮干狩りに来ている。私も、ぷらりぷらりと干上がった浅瀬へ。銛を手にして歩いている一人のおじさんに話しを聞いてみると、やはりタコやサザエ、テラジャーという貝などが獲れるらしい。しばし同行し、テラジャーはどれか、テラジャーに似た危険な貝はどんな色形なのか、そして、どんな所にタコが隠れているかなどを教えて頂く。***再び潮が満ちて来たので、田名港を出て、目的の浜へと向う。リーフを大きく廻り込んで、入江に。 まだ浅い所があるので、スキンカヤックをいたわるため、フネから降りて海を歩く。景色が良く、気持ち良い浜。 みんなでフネを揚げ、荷物を降ろし、テントを張る。今日は、30km以上漕いだ。 心地良い疲労感。 目の前に広がる美しい海。そこに、ハッピーアワーのカクテル! オリオンビール! 泡盛!もう、何も言う事は無い。
May 3, 2007
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5月2日。 沖縄滞在、12日目となる今日は、沖縄カヤックセンターの春のロングツアー初日である。 今回のロングは、伊是名/伊平屋を巡る、4泊5日の旅。初めて漕ぐ場所であるが、行った事がある人に聞くと、とても良いエリアだとの事。 楽しみだ!***朝、10年前の那覇ーケラマツアーでお世話になり、今回のケラマツアーで偶然一緒になったYさんと待ち合わせて、ホテルの1Fで朝食を摂り、一緒にタクシーで集合場所へと向う。***ケラマツアーが終わり、那覇に向うフェリーに乗り込もうとしていた時、『実は、あさってから伊是名、伊平屋に漕ぎに行くんですよ』とYさん。『え、そうですか! それって、沖縄カヤックセンターのツアーですよね。 実は私も参加するんです』 『え、そうなの』 『いやあ、奇遇ですねえ』沖縄ツアーでは常連さんだが、5月連休に漕ぎに来られたのは初めてだと言うYさん。 せっかくなので、ツアーを『ハシゴ』されたとの事。 こんなこともあるんだなあ。そういう自然な流れで、これまた宿泊するホテルも偶然一緒だったYさんと、集合場所まで一緒に行く事になったのだ。***実は、この春のロングでは、もう一つ懐かしい、偶然の出会いが待っていた。これまた10年前の、那覇ーケラマ、アイランドホッピングツアーで、同じK2のバウとスターンを一緒に漕いだ中であるZakiさん。 私は、この伊是名/伊平屋ツアーに、Zakiさんが参加されることは知っていたのだが、ここに、Yさんが加わる事になったのである。Zakiさんは、その事をまだ知らない。↑ このK2のバウをZakiさんが、スターンを私が漕いで来た。 そしてこの写真を撮って下さったのが、なんとYさんなのだ。 10年振りとなる、見事なトライアングルの完成! こんな偶然って。。。***集合場所にいくと、ほぼみんなが揃っていた。 私はほとんど初対面の方ばかり。Zakiさんに、10年前に一緒だったYさんであることを伝えると、ZakiさんもYさんの事を覚えておられた。 懐かしい再会。3台の車に分乗し、運天港へと向う事になった。 私は、荷物満載の1BOXで、グランストリームの大瀬さんの隣に。大瀬さんとは、まだA&Fに勤務されていた時の、『フェザークラフトで行く広島ー松山、瀬戸内縦断ツアー』で、8年位前にご一緒したのが初めての出会いである。このツアーに参加した事で、シーカヤックを始めたときから思い描いていた瀬戸内横断という一つの目標を達成するための手段がフォールディングカヤックであることが明確にイメージでき、その後、K-1を購入して、尺取り虫方式での瀬戸内横断(兵庫県家島~山口県下関市)を行う切っ掛けになった、大きな転機であった。また、常神半島で行われた、数年前のフェザークラフトオーナーズミーティングでもお会いしており、二人きりの車内で、懐かしい想い出話や、最近経験した旅などの楽しい会話で盛り上がる。『やっぱり、シーカヤックの楽しみは旅ですよね』 『自分なりのテーマを持って旅をすると、楽しみが広がるし、深みがでますよねえ』***運天港からはフェリーで伊是名島へ。 聞いていた通り、静かな島である。今日のキャンプ予定地である浜に移動。 昼食のおいしい弁当を食べ、各自、荷物を下ろし、テントを張る。スタッフは、K1、K2の組み立てを開始。組み立てを手伝う人、散歩する人、昼寝する人。 それぞれみんな楽しんでいる。 私はせっかくなので潮干狩り。地元の幼稚園児達は、遠足なのか、いつもそうなのか、海で楽しそうに遊んでいる。 こんなに景色が良く、しかも豊かで美しい海で遊べるなんて、なんて幸せな子供達なのだろう!近くで潮干狩りをしておられた地元のおじさんに、シャコガイの事や、食べられる貝、タコの居る場所などを教えてもらいながら、干上がった海を散歩。***夕方、地元のおばあを囲んで、ゆんたくを楽しむ。 伊是名島の人は人情に厚いということや、女性でも漕いでいたと言うサバニの話し、そして昔旅行に行ったと言う東京や長野の想い出話。 とても楽しい一時である。夜。 ハッピーアワーの乾杯。 そして、おいしい食事とオリオンビールを楽しみ、懐かしい話しに花を咲かせ、夜は更けて行く。明日からのロングツアー。 楽しみだなあ!
May 2, 2007
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5月1日。 3年振りのケラマツアーが昨日終わり、明日からの『沖縄カヤックセンター、伊是名/伊平屋、春のロングツアー』に向けて、今日は休養日である。***今日の予定は、洗濯とデジカメ画像データのバックアップ、そして散髪と、久し振りとなるメールチェック&ブログの書き込みだ。朝起きると、まずはホテルのコインランドリーで洗濯し、乾燥機で服を乾かす。***洗濯が終わると、ホテルの近くに在る写真屋さんへと向う。ここは、ホクレア号関係者と過ごした後、那覇に戻って来た夜に、大切な画像データをCD-Rにバックアップするために訪れた店である。その時は、リフレッシュ休暇で沖縄に長期滞在している事や、ホクレア号の事を話した。残念ながらご主人は、ハワイから沖縄まで航海して来たホクレア号の事をご存じなかったが、今朝の新聞に載っていたのでぜひ読んでみて下さいと、売り込んで帰ったのだ。***その時に知り合いになった店のご主人を再び訪ね、ケラマツアーが終わって帰って来た事、今回も、大切な画像データのバックアップを取りたい事を伝える。カードからPCへのデータ転送が終わると、『すみません、これから散髪したいんですが、この近くに散髪屋さんはありませんか?』と聞いてみる。私は、ほぼ10日おきに自分で丸刈りにしているのだが、さすがに旅先にまでバリカンを持って来ておらず、せっかくの機会なので、沖縄の理容店で散髪する事にしたのだ。 これも、半月を越える長期滞在ならではの経験であろう。『うーん、あまりこの近くには行かないんだよねえ』と言いながら、タウンページと地図をだして下さった。ご主人にこの辺りの住所を聞き、タウンページで近くの理容店を捜して、電話をしてみる。 どうやら、もう開店して営業しているようだ。『ありがとうございました。 見つかりましたよ』 『じゃあ、10時半頃までには仕上げておきますから』 『お願いします』***理容店に入ると、おばさんが、『さっき電話した人?』 『そうです。 よろしくお願いします』奥からご主人が出て来て、準備開始。 『丸刈りでお願いします』いつも自分で刈っているので、散髪屋さんで刈ってもらうのは久し振りだ。 大きな鏡の前に座り、なんだか新鮮な気分。刈り終わり、裾を剃ってもらい、頭を洗ってもらうと終了だ。『いくらですか?』 『1000円』 顔剃りは無かったが、これは安いなあ。 沖縄で散髪、良い想い出になった。***写真屋さんに戻り、CD-Rを受け取る。 『明日からは、伊是名/伊平屋で漕いで来ます』 『気を付けて、楽しんで来て下さい』『また、沖縄に来たら寄りますんで、よろしくお願いします』 『こちらこそ』また一人、知己が増えた。***その後は、インターネットカフェに入り、久し振りとなるメールのチェックと、ブログの書き込み。明日からは、『伊是名、伊平屋ツアー』だ! 行った事の無いエリアなのだが、良い所だと聞いているので、楽しみだなあ!
May 1, 2007
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