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久しぶりとなる次男とのキャンプツーリングで訪れた、お気に入りの島の一つである『生野島』この日は満月。 早い時間から空に昇った、まあるく明るい月の光の下、息子と一緒に焚き火の傍で過ごした楽しい一時。***翌朝、テントの中で目を覚ます。 まだ外は暗い。 時計を見ると5時。 いつもの起床時間である。夜、それほど冷え込む事もなかったので羽毛のシュラフに薄いシーツで充分暖かく、朝までグッスリと眠ることができた。 快適な目覚め。***静かにテントを這い出し、景色が良くてお気に入りの場所である、東屋の下のベンチに座って、トランギアのストームクッカーに火を入れる。お湯が沸いた。 まだ薄暗い瀬戸内海を眺めながら、温かいコーヒーを飲んで体を暖める。***7時前、空が次第に明るくなってきた。 もう日の出も近い。 息子を起こす。彼にもホットココアを準備し、静かに二人で日の出を待つ一時。 家では味わえないこの雰囲気、この時間の流れが好きだ。***朝食は、横断隊の時と同じ、餅入りうどん。 今日は、餅だけでなく、昨日の煮込みラーメンに使った『鶏団子』と『卵』を入れた豪華版を息子に振る舞う。ハフハフ、ズルズルと、温かいうどんを食べていると、体が芯から温まってくる。***『さあて、そろそろ帰ろうか!』 出発の準備開始だ。シュラフを畳み、テントを片付け、荷物を整理。 息子が荷物を運び、私がカヤックにパッキングして行く。準備完了。 この時間なら、ちょうど潮止まりの時間に戻れそうだ。***彼は今日も調子が良い。 二人で息を合わせて漕ぐと、グングンと好いペースで進んで行く。ふと思い立ち、せっかくの機会なので、途中で彼に『アークティックウインド』を渡し、漕がせてみた。 このアークティックウインドは、ワイドブレードパドルに慣れている人に渡すと、抜ける感じがして結構漕ぎにくいと言う人も少なくない。『どう?』 『うーん、ちょっと漕ぎにくい感じ』『どんな風に漕ぎにくい?』 『漕ぐのが重くて力が要る』ふむふむ。 ということは、ちゃんとキャッチは出来ているんだ。 ただ、水のキャッチの良いアークティックウインドは、普段漕ぎ慣れていない彼の体には、まだ負担が大きいということか。まだまだ、修行が足りんのう!でもこれならいつか、大切にしているアークティックウインド2本で、タンデムツーリングも出来そうだなあ。 楽しみである!***再びパドルを交換し、快晴でべた凪の瀬戸内を漕ぎ進み、出発した浜へと戻った。『おつかれさま。 いろいろと遊んで楽しかったなあ』 『うん、楽しかった』漕いで、遊んで、焚き火して。 たっぷり食べて、飲んで、ゆっくり寝て、最高のコンディションでのキャンプツーリングを堪能した週末。 また、一緒に漕ぎたいな。
November 25, 2007
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土曜日の朝。 車にシースケープポイント5を積み込み、竹原へと向かう。 今日は久しぶりに、15歳の次男と一緒に、シーカヤックでキャンプツーリングだ!***第5次横断隊を終えた翌週末は3連休。晩ご飯を食べながら家族の予定を聞いてみると、残念ながら長男は予定がいっぱいだったが、妻と次男は土日の予定が空いていた。そこで次男に、『どう、お母さんと3人で車で一泊旅行に行ってもいいし、久しぶりに二人で島にキャンプにいくのもいいかなあ。 どうする?』『うーん、ドライブなら次の日は楽だけど、せっかくだから焚き火をしたいなあ』 『じゃあ、今回はお母さんには我慢してもらって、いっしょにカヤックでキャンプに行こう!』 『うん、いいよ』私よりも大きくなった中学3年生の息子が、親父と一緒にシーカヤックを漕いで島に渡り、キャンプをしたいという。 感涙。 楽しみだな!***いつもの浜につくと、顔なじみになった地元のおじいさんが居られた。『おはようございます。 今日は、息子と一緒に来たんですよ』 『おお、今日は天気が好いからよかったなあ』 『はい、今日も生野島に行ってキャンプしてきます』フネを下ろし、荷物を運び、パッキングして準備完了。ちょうど潮時も良く、これからの下げ潮に乗って比較的楽に漕げるだろう。 ようし、出発だ!***彼にとっても、久しぶりのパドリング。 でも、調子は好いようだ。 私が漕がなくても、グイグイと波を切ってポイント5は快調に進んで行く。『あまり飛ばしすぎるなよ。 無理しなくていいから』 『うん、大丈夫』たくましく育った息子の後ろ姿を眺めつつ、パドリングのピッチを合わせて、秋の瀬戸内を結構なペースで漕ぎ進む。あっという間に生野島に到着。 時間はたっぷりあるので、普段あまり漕ぎ入らない湾内を散策してみる事にした。生野島の北側の湾内はおだやかで、まるで湖か川の瀞場を漕いでいるよう。 ところどころ紅葉しており、秋のお散歩ツーリングといった感じ。『きれいだな』 『うん、そうだねえ』***再び漕ぎだし、いつもの浜にフネを揚げた。荷物を運び、まずは昼ご飯。 東屋に陣取り、海を眺めながらお昼ご飯を頬張る。 おいしいなあ。この生野島には、これまで妻とは日帰りツーリングで、長男とはキャンプツーリングで来た事があり、これで家族全員が訪れた事になる。『どう、ここの景色が好きなんだ』 『いいね』***お昼ご飯の後は、二人で浜を歩いて薪集め。 うん、これだけあれば充分だ。カヤックに積んできたフリスビーを取り出し、『ようし、やるぞ!』風も弱く、暖かい秋の日差しを浴びながら、景色の良い浜でフリスビーを投げ合う。 『ナイスキャッチ』 『ごめん、飛びすぎた』 『好いカーブだなあ』 『おー、すごい』円盤を投げ合うだけの単純な遊びだが、これがとても楽しい。 あっという間に小1時間が過ぎた。『これくらいにしとこうか。 これは結構、いい運動になるなあ』運動の後は、再び東屋に。 私はビールを取り出して海を眺めながらゴクリと最高の一杯。 彼はベンチにごろりと横になり、持参した本を開く。最高の天候とロケーションに恵まれ、のんびりまったりのキャンプツーリング。***日が傾き始めたので、テントを張り、夕食の準備に掛かる。食材を準備し、焚き火台をセットして火を入れる。 ああ、暖かい。 やっぱ、焚き火がいいなあ。まずは金串にウインナーを刺し、息子に手渡す。 焚き火の火で焙り、ジワジワと油がしみ出してきて皮に裂け目が出来たら食べ時だ。クレージーソルトをパラリと振りかけ、ガブリとかじりつく。 『うーん、これはウマい』 『うん、おいしいね』ハフハフ、がぶり、モグモグ、ぱくり。***次はピザ。 久しぶりに引っ張りだしてきたアルミのダッジオーブンを取り出し、蓋の上に熾きを置いて準備完了。フーフー、ほくほく、パクリ、モグモグ。〆は煮込みラーメン。 ごちそうさまでした。 ウマかったあ!***食後は、焚き火の世話を彼にまかせ、私はお酒をゆったりと楽しむ。 満月の下、静かな浜で、焚き火を見つめながら家族と過ごす大切な時間。久しぶりとなる、息子と二人でのキャンプツーリング。 最高の一日であった。
November 24, 2007
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横断隊参加3日目、私にとっての最終日は、大三島~岡村島~家船の島、豊島~蒲刈島。***今日も5時起床。 テントの中で耳をすましても、風の音は聞こえてこない。シュラフから出ても震え上がるようなことはなく、気温も思ったほどは下がっていないようだ。うん、今日は蒲刈まで行けそうな予感。シュラフを畳み、帽子をかぶり、手袋をつけてテントの外へ。 空を見上げると、星がきれいだ。バーナーをセットし、お湯を沸かし、朝食のうどんをつくる。今日は、出来上がったうどんに、フリーズドライの豚汁を入れ、餅を加えて、豚汁&力うどん。***7時前にはいつものように集合し、天気予報、潮流、そしてルートの確認。さあ、出発だ!今日は風もなく、空気も澄んで、最高のパドリング日和。潮も良く、これから数時間は追い潮だ。鼻繰瀬戸を抜け、大三島の南岸を岸ベタで漕ぎ進む。大下島、岡村島を越え、大崎下島との間の瀬戸を北に向かう。 今日のリーダーの判断で、天候にも恵まれた今日は、昔の風待ち潮待ちの港である、御手洗の前を漕ごうという趣向。この辺りは、年に何度もキャンプツーリングをしているので、私にとっては庭のようなエリアであるが、今年で5回目となる横断隊にとっては、このルートは初めてだ。***大長港を越え、橋を越えたあたりで、少し早いが昼休憩となった。小さな浜にシーカヤックを揚げ、各自、昼食を摂る。 日が陰ると芯から冷え込むが、日が射してくるとポカポカと暖かい。***明日の天気予報を確認し、今日の予定を考慮した結果、横断隊が毎年なんらかの形でお世話になっている、蒲刈のB&Gを今日のゴールにすることとなった。というわけで、B&GのIさんに電話を入れ、今日お世話になる事を伝えると、快諾していただいた。 本当に、ありがたいことである。さあ、出発だ!大崎下島の北側を抜け、三角島を通って豊島へ。 ここ豊島は、家船で有名な島である。せっかくなので、豊島の漁港に立ち寄り、家船を見学する事となった。周囲を確認しながら固まって漁港に入る。カヤックから家船を見学し、以前調査にきたときに、家船に乗っておられた地元の方や、おばあさんたちから伺った話を紹介させていただいた。隊長をはじめ、横断隊の方々にも、興味を持って家船の話を聞けていただけたようだ。 うれしいな。***蒲刈までは、もうすぐだ。架橋中の豊島大橋を越え、逆潮の中をB&Gに向かって漕ぎ進む。今日は、本当に空気が澄んで島がたくさん見え、瀬戸内らしい最高の景色。***県民の浜を越え、岬を回り、少し北上して、目指すB&Gに無事到着した!スロープ横の浜にカヤックを揚げ、みんなでカヤックを運ぶと、艇庫のシャッターに張り紙が。どうやら、大崎下島で休憩したときに連絡したので、急遽作っていただいたようだ。 このような気配りが、疲れた体と心にとって、とてもうれしいものである。***私はここで離隊である。3日間、強い向かい風の日もあれば、快適なパドリング日和もあった。 合計で約100kmほどの、メリハリのある横断隊らしい旅の日々。いつものように部分参加ではあったが、今年も様々な経験を積む事ができ、やっぱり来て良かったと思う。様々な形で応援/支援していただいた方々、一緒に漕いだ横断隊メンバーの皆さん、ほんとうにありがとうございまた。
November 19, 2007
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11月18日、日曜日。 横断隊二日目。 今日は、因島を出発して、しまなみを漕ぎ抜けていく予定。朝は、いつも通り5時前に起床。 隣のテントからも、あちらのテントからも、ケータイにセットしたアラームが聞こえてくる。***シュラフをたたみ、テントの外に出てバーナーに火を入れ、お湯を沸かす。 湯が沸いてきたら、インスタントのうどんを作る。うどんが出来たら火を止め、具入りのインスタントみそ汁を投入し、薄切りの餅を入れると、朝食の完成だ。これを、ハフハフつるつると食べ、汁をごくりと飲み干すと、体が芯からボカボカと温まってくるのが実感できる。食後は、荷物を片付け、パドリングウエアに着替え、シーカヤックにパッキングして準備完了。***いつものように、今日のリーダーのもとに集まり、ルートを確認して、7時に浜を漕ぎだした。まずは、因島から生名島に渡る。天気予報では、北西の風が強くなると言っていたのだが、朝の時点では、南から西寄りの強い風が吹いていた。予定では、北西の風を避けるために、生名島、岩城島、生口島の南岸を漕ぎ進むことになっていたのだが、この風では南岸はグチャグチャに荒れている可能性が高い。昨日の反省会では、状況に応じて臨機応変に対応する事の大切さをみんなで確認し合っていたので、強風の中を生名島に向けて漕ぎながらリーダーに、生名に張り付いたら、一度ルートを検討しましょうと進言。***小さな島影の風裏に集まり、予定のルートを変更して、生名の北を抜けて岩城をかすめ、生口島の東岸を南下していくルートを提案し、このあたりに詳しいガイドの人たちと協議した結果、そのルートに変更する事となった。再び出発。 漕ぎ慣れた生名島の北岸を漕ぎ抜け、休憩を取り、岩城の北を抜け、向かい風を間切ながら生口島へ。生口島の東岸を、強い南風に向かってジリジリと漕ぎ進むが、途中からシャレにならない突風に変わってきた。***ちょうど風よけになる小さな島があったので、その裏で風待ち。 しかし、周囲を見渡すと、風、風、風。少し沖は白波が立ち、すごい状況になっている。 ああ、やっぱり南岸に出なくて良かったなあ!地図を見ると、その近くに小さな波止場があるようなので、そこに移動してやはりしばしの風待ち兼、休憩となった。***少し風が落ちてきたところで再び漕ぎだし、生口島の南東端を回って大三島につながる橋を目指す。しかしこの頃から、風は天気予報通り、北西の風に変わり、やはり強い向かい風。橋が見えてきたが、どんどん風が強くなり、進む事もままならなくなって、浜に上陸した。大三島との間の海峡は、白波で真っ白! ウサギが飛んでいるところの話ではない。ここで、休憩と昼食を取りながら、再び風待ちとなった。***カヤックを浜に引き揚げ、風裏に回ると、ぽかぽかと暖かい日差しが心地よい。お昼ご飯を食べ、四方山話を楽しみながら、風が落ちるのを待つ。たっぷりと2時間ほど待っただろうか。 白波が落ちている。 ようし、出発だ。向かい風、向かい波の中を、フェリーグライド気味に大三島に向けて漕ぎ進む。途中で少し風が強くなり、いやらしい波があったが、全員無事に大三島に到着。そこから少し南下して、今日のキャンプ地に到着した。今日は、一日中強い向かい風に悩まされ、結局20kmほどしか進まなかった。 まあ、こんな日があるのも横断隊。それでも、景色の良いキャンプ地にフネを揚げ、テントを張り、濡れていない暖かいウエアに着替えると、一日の疲れを忘れる。まだ明るいうちから、ごくごく小さな焚き火を囲み、酒を飲み、今日の一日を振り返る。途中からは、内田隊長と一緒に『黒潮カヤックス』の長い旅を漕いだパートナーであり、日本で初めてシーカヤックでの日本一周を行われた方が合流された。黒潮カヤックスの旅の話、日本一周の話などを伺いつつ酒を飲む、いつもに増して楽しい夜の宴!***明日月曜日は休みを取っているが、私が参加できるのはそこまで。さあ、明日はどんな天気になるのだろうか? そして、どこまで行けるのだろうか?
November 18, 2007
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11月16日、金曜日。 昼から休みを取り、新幹線と在来線を乗り継いで笠岡駅へ。 そこから高速船で白石島に渡り、瀬戸内カヤック横断隊に合流した。***今年の横断隊は、香川県の直島を出発して、山口県の祝島へと向かうルート。 当初の予定では、直島を出て笠岡諸島の佐柳島経由でしまなみ、蒲刈、周防大島、祝島の予定。土日はしまなみ辺りを漕ぐはずなので、あまり休みのとれないこの時期でもあり、一旦今年の参加はあきらめていた。が、念のため原田さんに電話を入れてみると、佐柳経由が、白石島経由に変更されたとのこと! うん、読み通り。それなら参加できるかも、ということで、先々週末に白石島を訪れ、肩ならしを兼ねた笠岡諸島ツーリングと原田さんとの再会の宴を堪能し、ご好意に甘えて、シーカヤックと道具一式を預かっていただいた。一週間連続の休みを取る事が困難なサラリーマンカヤッカーにとっては、途中合流、途中離隊する時のロジスティクスの工夫まで含めて、瀬戸内横断隊なのである。という訳で、金曜日は会社から最小限の荷物だけを背負い、白石島に向かうことができた。 原田さん、本当にありがとうございました。***高速艇で白石島に到着し、ダイドックに電話を入れると、先ほど白石島に到着したとの事。 早い!民宿原田の前の浜に行くと、懐かしいメンバーが集まっていた。挨拶を交わし、初日の行程である、直島から白石島までの様子を聞きながら、預かっていただいていたフネを下し、荷物を整理してパッキングしていく。準備が終わると、焚き火にあたり、ビールを飲みながらの四方山話。 一年振りに会った仲間たちとの、このゆったりまったりと過ごす一時が、また楽しいのだ。***翌朝は、横断隊の定番である、5時起床、7時出艇。まだ暗い中、ヘッドランプの明かりを頼りに荷物をパッキングし、朝食を準備し、着替えて、準備完了。7時前、今日のリーダーを中心にルート案を確認し、記念撮影をして出発!白石島を出ると、まっすぐ鞆の浦を目指す。***鞆の浦では、仙酔島で『村上水軍商会』のガイドトークを楽しみ、阿伏兎観音経由で横島へ。横島で昼食を兼ねた休憩を取り、因島への海峡横断。***横島から南下し始めると、途中から向かい風が強くなってきた。 横断隊モードである。隊列が広がるたびに声を掛け合い、ペースを調整しながら漕いでいたが、向かい風にそのまま向かっていくのは厳しい状況に。 リーダーと隊長が話し合い、右にバウを振り、風を間切って進むルートに変更。長い長い因島までの海峡横断を無事に終え、少し早めにキャンプすることとなった。今日の行程は、およそ35km。***フネを揚げ、テントを張り、着替えると、ホッとする。 ああ、もう今日は漕がなくてよいのだ!浜辺に座り、ビールを飲み、話に花を咲かせ、ワインをグビリ。 ああ、最高の一時。 部分参加ではあるが、やっぱり来てよかった!こうして無事に、5年目となる私の横断隊がスタートした。
November 16, 2007
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今年は、香川県の直島をスタート地点にして、山口県の祝島までを目指す『第5次_瀬戸内カヤック横断隊』今年もさすがに一週間の休みは取れず部分参加ではありましたが、11月17日~19日までの3日間、笠岡諸島の『白石島』から地元の『上蒲刈島』までの行程を参加させていただきました。快晴のベタ凪の一日、手強い向い風の一日、風待ち潮待ち、白波がザワつく中での海峡横断。仲間との一年振りの再会、隊長の友人でもあり黒潮エクスペディションでのパートナーでもあった『初めてシーカヤックで日本一周』された方の合流、そして実践の場としてのシーカヤックアカデミーとしての側面などなど、瀬戸内カヤック横断隊ならではの貴重な体験の連続。これからじっくりと、この意義深い3日間の体験/経験を、咀嚼しつつ紐解いてみようと思っている。***
November 16, 2007
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白石島を出発し、カナリ、梶子を巡って北木島経由で白石島まで戻る、一周約20kmの日帰りツーリングを終え、フネを片付け、着替えると、白石島の散策に出掛けた。***港を過ぎ、路地を歩いて行くと、『開龍寺』という案内板が立っていた。どんなお寺かは知らないが、今日はここに行ってみる事にしよう!宮本常一も調査に来たと言う、白石島の町並み散策を楽しみつつ、開龍寺への道を歩いて行く。立派な山門を通り、いくつもあるお堂でお参りしながら、高台にあるという展望台へと向う。途中からは、急な坂道。 木々に囲まれ、まだ日は高いのだが薄暗い山道を、素足に履いたクロッグスで登って行く。上は半袖のTシャツ1枚なのだが、汗が噴き出してくる。 えっちら、おっちらと坂を上り詰めると、目の前に瀬戸内の景色が開けた!傾きかけた太陽が、少し強めの南西風で波立った海面を照らしており、走島の方向から、光の道が延びていた。 美しい。ベンチに腰掛け、しばし瀬戸内の美しい風景に我を忘れる。***再び山を降り、民宿『はらだ』のある浜へ。iPodを取り出し、浜に座って音楽を聴きながら海を眺める。しばらくすると、沖から数艇のシーカヤックが戻って来た。 どうやら、原田さんから聞いていた、体験ツーリングのお客さん達のようだ。夕日をバックに、シーカヤックのシルエットが好い感じ。***『ハッピーアワー!』と言って、原田さんから渡された缶ビールを開け、夕日を眺めながら『グビリ』 あー、最高に美味い。その後は、ビールを飲みながら、体験ツーリングを終えた6名の方達と、しばし歓談。***夕食前には、テーブルに置かれた海図を眺め、カヌー雑誌をパラパラとめくりながら、おいしい生ビールで乾いた喉を潤す。 日帰りツーリングと島の散策で、適度に疲れた体に、ビールが染み込んで行く。夕食。 目の前には、おいしそうな料理が並べられた。おいしく、ボリュームもたっぷり。 この後にも、海水で茹でたと言う豚肉や、ワタリガニなども供され、お腹いっぱいで大満足。食後は、ビールを飲み、焼酎を酌み交わしながら、原田さんや原田さんのご家族と歓談。ホクレアの事、瀬戸内でのシーカヤック旅の事、横断隊の想い出話。島での生活、離島振興について、漁師さんの生活、白石島や北木島の産業について、などなど、話は尽きない。その夜は、お酒と会話をたっぷりと堪能して部屋に戻り、布団に潜り込んだ。***最高の天候の中での日帰りツーリングと、島の散策、そして美しい瀬戸内の景色。おいしい料理と、なにより楽しい横断隊仲間との再会と歓談。 とても楽しく充実した週末となった。漕いで、歩いて、見て/観て。 飲んで、食べて、話して。 笠岡諸島の白石島。 お勧めです!
November 11, 2007
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『ご無沙汰しています! この週末、遊びに行ってもいいですか?』 『いいよー、フェリーにカヤックも積めるから。 着いたら電話ちょうだい』先週半ば、久し振りに白石島の民宿『はらだ』さんに電話。 これで、この週末の予定は決まった!***ソルスティスSSを積んだ車は、一路笠岡港を目指して早朝の快適なドライブ。予定通りの時間に到着し、駐車場に車を止めると、カヤックを下ろしてカートに載せる。 そう、今日は、車は本土に置いたまま、カヤックだけをフェリーに積んで島に渡るスタイル!カートに載せた、荷物を積んだカヤックをコロコロ、ゴロゴロと引っ張って、フェリー乗り場へ移動する。邪魔にならない隅っこにカヤックを停めて、フェリーの到着を待つ。待合室はあるのだが、チケット売り場がない???タクシーの運転手さんに聞いてみると、『切符? そんなの要らんよー。 フェリーに乗ったら料金を集めて回るんよ』 『そうなんですか! ありがとうございました』***フェリーの時間まで、もうしばらくある。『おはようございます』 外で座って船を待っている様子のおばあさんに挨拶。 すると、『おはよう』と返事が返って来た。『白石島に行かれるんですか?』 『いいや、私は北木行きのフェリーを待っとるんよ』『そうですか。 北木は良い所なんでしょうね』 『私らは住み慣れとるけん。 静かでええよ、街はうるさくていやじゃねえ』『北木は漁師さんが多いんですか?』 『そうよね、石屋はだいぶ減ったし。 やっぱり漁師が多いね』ご自身も、ご主人と一緒に漁師をしておられるというおばあさん。 11月とは思えない温かい日差しを浴びながら、並んで腰掛け、北木島の話、漁の話などを伺う。北木の特産品の一つであった石の事、建網漁の事、そして海の変化についてなど、朝の楽しい一時。***『ところであれはカヌーね?』 『ええ、そうですよ』 『本物を見たのは始めてじゃ』と言いながら、立ち上がってシーカヤックを見に行かれる。 私も傍に行って、カヌーの説明。『いろいろな遊びがあるもんじゃねえ』 『楽しいですよ!』そうこうしている内に、フェリーが到着。 『どうもありがとうございました。 じゃあ、行ってきます』***船の乗組員の方にも手伝っていただきながら、フェリーにカヤックを積み込む。白石島までは、1時間弱の船旅。***白石島の港では、原田さんが待っていて下さった。挨拶を交わし、近況を報告しながらカヤックをトラックに積み込み、民宿のある浜へと向う。カヤックを下ろし、話をしながら荷物の整理と出艇の準備。 『じゃあ、適当に漕いで来ますから。 行ってきます』すると原田さんが、『これ、持ってって』と、ビニール袋を渡してくれた。 『魚の干物。 ガム代わりに』 『ありがとうございます』***10時半過ぎ、民宿『はらだ』の前の浜から漕ぎ出す。海図を眺め、まずは『カナリ島』へ。 ここは、上陸できる浜もない岩と松の小さな島である。南下して梶子島の西側を抜け、北木島へ。岸沿いに漕ぎながら、お昼ごはんを食べるのに良さそうな浜を探して漕ぎ進む。しばらくすると、海水浴場があり、そこの浜に上がることにした。フネを揚げ、ペットボトルのお茶を飲み、途中で買って来たお弁当の昼ご飯。 今日は、ポカポカと暖かく、薄手のフリース一枚なのだが、長袖を肘までまくっていても、汗が流れてくる陽気。きれいな海と、青い空を眺めながらのお昼ごはん。***しばし休憩し、再び海へ。海面が、キラキラと輝いている。 どうやら昼から、南西の風が出て来たようだ。北木島の南端を回り、そこからはバウを北に向ける。 時おり強い風が吹くが、波も高くなる様子は見せず、好いペースで漕ぎ進む。北木島の北東端を越え、白石島と北木島との間の瀬戸を吹き抜けてくる横風を受けて、少しフェリーグライド気味に、白石島へと渡る。時折、原田さんからいただいた魚の干物を取り出し、レスキューナイフで小さく切って口に放り込む。 なるほど、これは好い行動食だ。***岬を回り、バウを西に向けると、ここからは向かい風。 一漕ぎ一漕ぎ、水をキャッチする感覚を確かめながら、白石港を越え、民宿の前の浜に無事到着した。到着時刻は、13時40分。 白石島からカナリ、梶子経由で北木島をグルリと回り、反時計回りで白石島に戻る約20kmのコースで、お昼ごはんの休憩を入れて約3時間のツーリング。今日は、なかなか好いペースだったなあ。 爽快爽快***カヤックを浜に揚げ、道具とカヤックを水洗い。 道具を干し、顔に付いた潮を洗い流し、服を着替える。今日は、たっぷり時間がある。 ちょっと、島内を散策してみよう!
November 10, 2007
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昨日土曜日は、久し振りの休日出勤。 最高の天気の中、残念ながら会社に出て、資料作りの一日であった。『海に出るのなら、できるだけキャンプツーリング』というモットーなので、一日だけの休日となった今週末は、家族とドライブに出掛ける事にした。***家族でとは言いながら、次男は月曜日からの実力試験を控え、勉強に忙しい。そのため今回は、妻と18歳になった長男、そして私の3人で、久し振りに三瓶山に紅葉を観に行くこととなった。***ステーションワゴンで中国山地を越え、まずは出雲蕎麦の名店、『一福』さんへ。 ここの蕎麦は私の大好物であり、日本海で漕いだ帰りにはいつも立ち寄る店である。11時前。 少し早いが、お昼ごはんにしよう! 妻は『天ぷら蕎麦定食』 長男は『天丼セット』 私は、『とろろ蕎麦』の大盛り。つるつる、しこしこ。 あー、これは旨い。 やっぱり出雲蕎麦は一福だ!***お腹が一杯になった所で、三瓶山へ。 長男と一緒にここに来るのは何年振りだろう?キャンプに行き、テントを張ったかと思うと、まだ小さかった長男が急に熱を出してそのままテントを片付けて駆けつけた地元の病院を見ながら、昔の想い出話に花を咲かせる。その話をすると、彼はその時の事/その病院を覚えていたようだ。快適な道路でのドライブを楽しみ、東の原に到着。今日は久し振りに、リフトで上がってみるつもりだ!***少し風はあるが、秋晴れの三瓶山。 私は一人で、そして妻と長男が二人でリフトに乗り、山の上へ。ここからの景色は記憶になかったのだが、信州でのドライブを思い出させる素晴らしい眺め。記念写真を撮り、少し遊歩道を歩いてみる。 いやあ、三瓶は良い! 近場にこんなに好い景色があったなんて、見直したぞ!***山を下りるリフトが、なかなか楽しめた!乗ってすぐの所が急勾配の下りであり、前にバーも何も無いシンプルなリフトなので、結構なスリル。ぶらぶら、ユラユラと揺れるリフトに乗ると、怖さを越えて笑うしかない!無事駐車場に戻り、車で三瓶山を一周して西の原へ。***車を停めて草原へ。秋の太陽を浴びながら、芝生の上に寝転がり、しばし我を忘れる最高の一時を堪能する。秋の紅葉ドライブの〆は、最近お気に入りの『ラムネ温泉』 今年できたばかりのきれいで静かな温泉に長男と一緒に浸かり、日頃の仕事の疲れ、ドライブの疲れを癒す。ぷつぷつと浮かんでいる小さな炭酸の泡。 薄い黄土色の、適度に温かい温泉。ゆったりとした湯船で体を伸ばし、当りの柔らかいお湯をたっぷりと堪能する。気が付くと、予定していた1時間が、あっと言う間に過ぎていた。 ああ、気持ちよかった!***おいしい出雲蕎麦と三瓶山の紅葉、そして至福のラムネ温泉。 一日だけの週末であったが、秋のドライブを堪能する事ができた。ようし、明日からまた頑張るぞ!
November 4, 2007
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