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今日から正月連休。 いつもなら、シーカヤックにテントを積んで、どこかの島にキャンプツーリングに出かけるのだが、残念ながらこの年末年始は荒れ模様の天気予報。*** 立川談笑の『時そば』 ***朝、雨は上がっていたので、まだ暗いうちから起きだし、ウオーキングに出かける。 お供は、いつものiPod。今日は『立川談笑』の落語を聞きながら、歩き慣れたコースへ。演目は『時そば』 有名な話なのだが、談笑が演ると、まさに『談笑の時そば』としか言い様のない芸になる。歩きながら、ついついニヤニヤと笑ってしまい、人とすれ違うときには笑いを抑えるのが大変である。 私でも、早朝、独りでニヤニヤしながら歩いてくる人とすれ違うのは、さすがに気味悪いと思うしね。*** 『イラサリマケー』と『シャブ浜』 ***立川談笑を知ったのは、『イラサリマケー』 これが、談笑との衝撃的な出会いであった。そして、その次が『シャブ浜』 これで完全に、談笑のファンになってしまった。 人によって好き嫌いがあると思われる、これまで聴いたことのない『激しい落語』こんな凄い人が居るんだ!『志ん生』さんの『芝浜』も、年期を感じさせる深みと味わいがあって好きなのだが、初めて聴いた談笑のシャブ浜は、落語に対する見方が変わるほどの衝撃を受けた。『イラサリマケー』、『シャブ浜』、そして今朝初めて聴いた『時そば』いやあ、本当に凄い落語家が居るものである。*** 銭湯にて ***昼からは、クロックスをつっかけ、歩いていつもの銭湯へ。番台で回数券を一枚渡し、ガラリと引き戸を開けると、常連さんたちの顔が見えた。 『こんにちは』 どうやら今日は、いつもより人が多いようだ。風呂に入ると、ここで会うといつも話をさせていただく、年配の常連の方が、浴場の床に座って柔軟体操をしておられた。 足を広げて体を前に倒すと、頭が床に着いている。 すごい柔軟性!体を起こし、私に気づくと、『お、久しぶりじゃの』、と声をかけていただいた。『ええ、来てはいたんですが、遅い時間が多かったものですから』 『そうよのう。 あんたらは現役じゃけんのお』『それにしても、体が柔らかいですねえ。 驚きました』 『いやあ、家では毎朝体操しよるけん』 『そんなから、元気なんですね』 『これでも、昔は硬かったんよ。 毎日やりよったら柔らこうなる』70歳だというが、驚くほどの元気さ。 そして、体を維持するための日々の努力。 私も少しは見習わねば!***ミストサウナに入って汗を流し、水風呂へ。 その水風呂では、『やっぱりこの水風呂がええよのお』 『ほんまですね』 『わしゃあ、この水風呂があるけえ、ここに来よるんじゃ』そう、ここの水風呂は井戸水なのだ。 昔は、酒造りにも使われていたという名水である。『こりゃあの、500mの地下から汲み上げよるんで。 じゃけえ、夏は冷たいし、冬もそれほど冷たくない』 『そうですよね。 ほかの所の水風呂は、体が冷えるばっかりで、やっぱりここが一番ええですね』***この銭湯では、常連の年配の方々が、タワシやタオルで他の常連さんの体を擦っている光景をよく見かける。 みんな昔からの知り合いで、とても仲が良いのだ。ヒゲを剃り、頭を洗う。 タオルに石けんをつけ、体を洗い始めると、後ろから声が。『にいちゃん。 体、擦っちゃろうか?』 私は驚いて、『いやあ、ええですよ。 そんなことしてもろうたら、バチがあたりますよ』『なあに、バチなんかあたらんよ。 のう』と横に座っていたおじさんに。 するとその方は、『バチがあたってもええじゃないか』と笑いながら返す。すると、私のタオルを取り上げ、『擦っちゃるよお』 『すみません。 ありがとうございます』 『これがタワシならええんじゃがの』と、いつもタワシで自分の体を擦っておられるその方。申し訳ないような、気恥ずかしいような、そしてうれしくもあり、なんとも不思議な気持ち。『ありがとうございました』 『なあに』***そういえば妻も、昔一緒に行ったその銭湯で、横に座っていたおばあさんに体を流してもらったことがあると言っていた。大きなお風呂で体を伸ばし、サウナで汗を流し、井戸水の水風呂で体を引き締める。 1年の疲れが癒された。スーパー銭湯や、遠くからの旅行者が多い温泉では決して味わえない、地元の銭湯ならではの、まさに『はだかのつきあい』を実感した一時。地元に、こんな善いお風呂屋さんがあって善かったなあ!
December 29, 2007
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海の上で出会った漁師さんからいただいた『釣りたてのタコ』をシーカヤックのコックピットに入れ、お昼ご飯を食べる予定の岩城島へと向かう。タコよ。 頼むから、漕いでいるときに這い上がってくるなよー。 寒い冬の海で、タコに絡まれての『蛸沈』はごめんだ。***岩城島の南側にある浜に無事到着。 どうやらタコも、スプレースカートを装着して暗くなっている間は、シートの下でおとなしくしていてくれたようだ。これからしばらくカヤックを離れるのだが、浜に上がり、スカートを外して明るくなったコックピットの中で、タコは元気に動き回っている。胴回りが開いているスプレースカートではコックピットを密閉できないので、仕方なく、アンダーデッキバッグに入れていた水筒とおやつを取り出す。カヤックに張り付いて抵抗するタコとしばし格闘し、ようやく引き剥がしたタコを、アンダーデッキバッグに入れてジッパーを閉める。 ようし、これで安心だ。*** 岩城島でお昼ご飯 ***岩城島でのお昼ご飯は、最近いつもお邪魔する『よし正』さんへ。 ここでは、定番であり、リーズナブルな料金でおいしい、『よし正定食』をいただく。 ごちそうさまでした。その後は、フェリーターミナルに行き、家族へのお土産である、岩城島名産の『芋菓子』と、自分用の『岩城島の青いレモン酎』を買い込む。帰りには、ふと思い立って農協の購買部に寄り、みかん用のネットを購入。 うん、これはタコを入れるのにぴったりだ。***浜に戻り、タコをアンダーデッキバッグからみかん用ネットに移し替える。 スプレースカートを履き、PFDをつけると、準備完了。 出発だ。冬とは思えない、暖かくて穏やかな瀬戸内の海を漕ぎ、生名島の南側へ。 スポレクの下の浜に一旦上陸し、瀬戸内カヤック横断隊での緊急避難を考えて、浜の様子をチェックする。*** お気に入りのキャンプ場へ ***しばらく北上し、出発地点の浜へ到着。 今日は様々な出会いがあり、楽しく、好い一日だった。ここは、私のお気に入りのキャンプ場の一つ。 今日は残念ながら曇り空だが、瀬戸内らしい抜けの良い景色の広がる、快適な場所。今夜から雨の予報なので、明日は漕ぐ予定は無い。 シーカヤックと道具を片付け、地元のスーパーへ買い出しに出かけた。今日は、思わぬタコが手に入ったので、蛸尽くしにする予定。*** 蛸! 蛸! 蛸! ***今日は一人なので、大きな蛸は食べきれない。 40cmを越える脚を4本だけ確保し、残りは管理人さんにお裾分け。暗くなってきたキャンプ場で、蛸の脚を捌く。脚の一本は、生の蛸刺しに。 もう一本は湯がいて刺身に。 残りは、手頃な大きさに切り分けて、いただいた漁師さんおすすめの炭火焼き用に準備した。*** 蛸刺し ***ようやく晩ご飯の準備完了。 『いだたきます!』今日は、贅沢にも蛸刺し2種盛り。 一つのシェラカップには、生の蛸刺し。 もう一つのシェラカップには、湯がいた蛸刺し。まずはビールをゴクリと飲り、蛸刺しに箸を伸ばす。生の蛸刺しは、ネットリと甘く、湯がいた蛸刺しは歯応えシャキシャキ。 地元で穫れた新鮮なタコ。 こりゃあたまらんなあ。食感の異なる2種類を堪能しつつ飲むビールは最高である。*** 蛸の炭火焼き ***適当な所で里山コンロを取り出し、炭火を熾す。 このコンロで最初に焼く料理が、この蛸だ。 最高の贅沢。網の上に蛸の脚を置き、炭火で炙り、塩をパラリとひとつまみ。適度に焼けた所で、パクリと頬張る。 表面はカラリと焼けて香ばしく、噛み締めると中は柔らかく、蛸のエキスがジュワッと滲みだしてくる。パクリ、シャキシャキ、ジュワー。 お湯割りの焼酎をゴクリ。もう、何も言うことは無い。 漁師さんに、そしてタコに感謝!***予報通り、夜から雨が降り出した。 朝方には、久しぶりの大雨と風。でも、管理人さんの心遣いで、雨風がしのげる場所だったので、快適に過ごすことができた。去年くらいからマイブームの一つになりつつある、生名島をベースとした『しまなみキャンプツーリング』今回も、思いがけない様々な出会いや、漁師さん、管理人さんの親切のおかげで、今年を締めくくる、蛸三昧の思い出深いキャンプツーリングとなった。皆さん、本当にありがとうございました。
December 22, 2007
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金曜日は有給休暇。 今日は、前から楽しみにしていた、お気に入りの『生名島』をベースにしての『しまなみキャンプツーリング』10時過ぎ。 いつもの浜に到着。数ヶ月振りとなる生名島。 残念ながら曇り空だが、今夜からは雨が降るとの予報なので、今日は漕げる天気で良かったなあ。*** 造船所にて ***カヤックに乗り込み、まずは岩城島の北端を目指して漕ぎ進む。ここには造船所があるのだが、最近の船舶需要の高まりで景気が好いらしく、いつ行っても新しい船が次から次へと造られている。今回も、ほぼ完成間近とおぼしき新しい船が2隻岸壁に舫われており、あまり近づき過ぎないように、バウを右に振った。見上げるほどの大きな船。 船上では、何人かの人たちが打ち合わせをしているようだが、その内の一人の人が大きく手を振っている。うん、危ないからあまり寄るなということだろうな。 わかってます。 更にバウを右に振る。すると、その人はますます手の振りを大きくし、何か叫んでいる。 え、離れろって事じゃあないのか。***方向を変えて、船に近づくと、遥か上におられるその方から話しかけられた。『おーい、どっからきた?』 『出たのは生名島からです』 『生名の人間か?』 『いいえ、今日は呉から来たんですよ』どうやら、シーカヤックが珍しくて、呼び止められたようだ。 船の上と、私が居る海の上とでは、おそらく2、30メートル位は離れているので、大きな声でのやりとりとなる。『大学生か?』 ・・・、そうだよなあ。 平日の昼間、しかも寒い冬にカヌーを漕いで遊んでいるなんて、40代半ばの真っ当な会社員のすることじゃあないよな。『会社員です。 今日は、有給休暇を取って遊びにきたんです』 すると、おじさんたちは苦笑い。***『どこまで行くんか』 『今日は、岩城島を一周しようと思ってます』 『レースかなんかの練習?』 『いやいや、漕いで遊ぶだけですよ』 『・・・』どうも、釣りをするでもなく、レースの練習でもなく、ただ単にシーカヤックを漕いで遊ぶというのは理解しがたい様子。『この船は、もう完成ですか?』と私。 すると、『そうそう。 もう年明けには出航じゃ』 『そうですか。 いい船ですねえ』『邪魔したな。 そんな小さい船じゃけえ、大きな船に轢かれんように気をつけて行けえよ。 じゃあの』 『はーい、ありがとうございます』*** 舵帆 ***そこからは、岩城島の西岸にそって南下していく。 この前の瀬戸内カヤック横断隊の時には、強烈な向かい風で泣かされた所だが、今日は若干の追い潮で風もなく、順調に漕ぎ進む。 漕いでいると、汗が噴き出してくるほどだ。しばらく行くと、数隻の漁船が見えてきた。 そうだ、今日は『あのこと』を漁師さんに聞いてみよう。一艘の小さな漁船に近づき、『こんにちは。 ちょっと聞いてみるんですけど、この後ろの小さい帆は、何のためにあるんですか?』そう、漁船の後ろにある小さい帆。 この謎を解きたかったのである。この帆について調べたいと思ったきっかけは、瀬戸内カヤック横断隊で漕いでいるとき、ユージさんから、『あの小さい帆は何のためにあるんか?』と聞かれたこと。後ろに小さな帆を張った漁船の姿は昔から見慣れているので、これまで何の疑問も持たなかったが、言われてみると、確かに???『あるく、みる、きく_旅するシーカヤック』を実践するフィールドワーカーとしては、これは絶対に調べねばならぬ!***『ちょっと聞いてみるんですけど、この後ろの小さい帆は、何のためにあるんですか?』『これか? これは、舳先を風上に向けておくための帆じゃ』 『あー、なるほど』『潮の流れも見ながらこの帆を調節して、船が風上を向くようにしとるんよ。 じゃけえ、『舵帆』いうて呼ばれとる。 人によっちゃあ、舵は上げてこの帆を舵代わりにして走る人も居る』これで謎が解けた。 船を停めて漁をしているときに、横風を受けないようにするための帆であった。そう、シーアンカーのようなものだ。 スッキリした!*** 蛸と漕ぐ ***『ところで、何が釣れるんですか』 すると、『イカやタコ。 今は、蛸を釣りよるんじゃ』『どう、食べるか? 一匹やろうか?』 『ええんですか?』 『ええよ、小さいけどの』船の生け簀から網ですくわれたのは、大きな蛸。 『でかいですね! 一人なんで、小さいのでええですけど』 『そうか。 じゃあこれ』『袋もなにも無いんですけど』 『おお、じゃあ絞めといてやろう』というと、細長い針金のようなものを蛸に突き刺し、『これで大丈夫よ』『じゃあ、いただきます』といって、スプレースカートを開け、漁師さんにまだ足が動いている蛸を放り込んでいただいた。『ほんまに、ありがとうございます。 今日はキャンプなんで、夜の楽しみができました』 『足を、このまま火で炙って食べてみ。 おいしいで』『じゃあ、失礼します。 本当にありがとうございました』コックピットに、まだ生きている大きな蛸を入れたまま、お昼ご飯を食べる予定の『岩城島』へと向けて漕ぎだした。ああ、なんというすばらしい休日なのだろう!
December 21, 2007
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土曜日の朝。 妻と次男を乗せたクルマは山陽自動車道を西へ。 向かうは防府天満宮。9時過ぎ、防府天満宮に到着。クルマを降りる。 まだ早いので人も少なく、晴れた冬の青空と、凛と引き締まった朝の空気が、良い雰囲気を醸し出している。参拝し、祈願する。***『さあて、せっかくここまで来たんだから、帰りに大畠に寄って、瀬戸貝うどんを食べて帰ろうか』 『それ、いいねえ。 賛成』という訳で、少し遠回りにはなるが、海沿いの道を走って大畠の『ちどり食堂』へ。『こんにちは』 『ああ、この前大島に寄ってから来ちゃった人かいね』『ええ、そうです。 今日は家族で来ましたよ』どうやら、顔を覚えていてくださったようだ。 うれしいな。『残念ながら長男は来れなかったんですが、今朝、次男を連れて防府天満宮へ行ったんで、家族においしい瀬戸貝うどんを食べさしちゃろうと思うて寄りました』『そうね。 帰りにこの時間じゃったら、だいぶ早う家を出ちゃったんじゃねえ。 防府天満宮は、昔は私らも何度かお参りに行きよったよ』***『じゃあ、瀬戸貝うどんを三つお願いします!』↑ 写真は前回撮ったもの運ばれてきた、ちどり食堂名物の『瀬戸貝うどん』妻が、『この瀬戸貝は、大きいねえ』 『そうじゃろう! つゆも麺もおいしいで。 食べてみ』『いただきます』まずはつゆをゴクリ。 うーん、やっぱり旨い。 好い出汁が出とる。瀬戸貝をパクり。 おお、これこれ。麺をつるり。 シコシコや。妻も次男も、『おいしいね』 『そうじゃろそうじゃろ』と私。おばちゃんと四方山話をしながら、おいしいうどんをいただいた。***『ごちそうさまでした。 やっぱりおいしいな。 寄った甲斐がありました』 『気をつけて帰りんさいよ』『今度は電車で来て、おいしい魚を食べながら、一杯飲りたいなあ』 『また来んさい』お気に入りのお店の一つとなった、大畠の『ちどり食堂』 周防大島に行く楽しみが、また一つ増えた!
December 15, 2007
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大畠の食堂『ちどり』で、最高においしい『瀬戸貝うどん』を食べてお腹を満たし、気さくなおばちゃんとの会話で心を満たすと、今日の忘年会会場である、エルコヨーテさんの工房へとクルマを走らせる。***午後4時過ぎ。 予定通りの時間に目的地の町に到着し、まずはお気に入りの温泉に浸かって体を伸ばした。 昨夜の車中泊と、今朝のシーカヤックツーリングの疲れを癒し、体の潮抜き。ここの温泉が、ヌルっとした感触で、なんとも気持ち好いのである。***ゆったりのんびりと温泉で過ごし、午後6時前、エルコヨーテさんの工房に到着した。ここの雰囲気が、また良いのだ。簡単な挨拶を交わすと、さっそく座ってビールで乾杯。近況を報告し合い、今年の出来事を話し、ビールを飲みながら、エクストリームNさんの到着を待つ。エクストリームNさんが到着すると、再び乾杯して忘年会の始まりである。***今日は、エルコヨーテさんが近所で手に入れた鶏を、この忘年会のために朝から絞めてさばいてくださっていた。 ありがたいことである。新鮮な鶏を刺身で堪能し、炭火で焙って塩でいただく。 うん、こりゃあ旨い。鶏を食べ、ビールを飲み、今年の思い出話に花を咲かせ、お気に入りの音楽を聴き、そして酒を飲む。雰囲気の良い空間で、おいしい食事を摂りながら、気の置けない友人たちと過ごす一時。 いやあ、これぞ最高の忘年会である。***翌朝。 たっぷりと寝て目が覚めると、もう二人は起きて話していた。寝ぼけ眼で外を見ると、田圃には霜が降り、川からは靄が立ちのぼって、幻想的な風景である。四方山話をしながらコーヒーを飲み、音楽を聴き、本を開く。 ゆっくりと朝食を摂ると、再び音楽と会話の時間だ。11時前、コーヒーを飲みにいこうという事になり、近所にある良い雰囲気の喫茶店へと向かう。それぞれ、おいしいチャイやエスプレッソを楽しみ、来年の遊びの計画を話し合って、忘年会はお開きとなった。いやあ、本当に楽しかったなあ! エルコヨーテさん、エクストリームNさん、本当にありがとうございました。***帰りには、横断隊のときに内田隊長にお貸ししていたパドル、『アークティックウインド』を受け取るため、ダイドックに寄る。久しぶりの訪問。 ショップのカウンターに座り、コーヒーをいただきながら、ダイドックと奥さんとの会話を楽しむ。 横断隊の事、冒険学校の事、最近の出来事、そしてお互いのブログの事などなど。1時間があっという間に過ぎていた。 帰りには、今回の目的の一つである『里山コンロ』も購入して、家路についた。↑ ダイドックで購入した、里山こんろ。 シーカヤックに最適な大きさで、キャンプツーリングで炭火焼が簡単に楽しめそう。 瀬戸内カヤック横断隊でも話題になり、大ブレイクの予感! ↑ 百姓の塩。 山口県の百姓庵で作り始めたという塩である。 ダイドックによると、これでむすびを作ると、最高においしいのだとか。 今度、妻に頼んで作ってもらおう! むすび好きの息子たちも楽しみにしている。***様々な出会いがあり、久しぶりとなる周防大島でのシーカヤックも楽しみ、おいしい料理を食べ、最高の忘年会を堪能した。いやあ、本当に最高の週末だったなあ。
December 9, 2007
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週末は、エルコヨーテさんの工房で忘年会。 集合が、土曜日の夜6時なのでたっぷり余裕がある。せっかく山口まで行くので、少し寄り道して周防大島で漕ごうと、金曜日は午後休に。 仕事を終えるとその足で、周防大島へと向かった。***午後4時、周防大島の竜崎温泉に到着。 まずはお気に入りの温泉にゆったりと浸かり、体と心をのんびりまったりとほぐしていく。『あー、気持ちええなあ』ゆっくりと温泉を楽しんだ後は、今日の車中泊予定地である、道の駅へ。駐車場に車を停め、荷物を片付け、シートを倒してマットとシュラフを敷くと、車中泊の準備完了。***夕食は、すぐ目の前にある、お気に入りの『慶』へ。 カウンターに座り、刺身定食を注文して、生ビールをグイッと飲る。 今日の刺身のメインは、かわはぎ。 うん、美味い。『ああ、やっぱり大島に来て良かったなあ』***刺身の写真を撮っていると、横に座っておられた地元のおじさんに話しかけられた。 今日は、お孫さんたちと一緒に食事に来られたそうだ。『前にここに来たときは、太刀魚がすごくおいしかったんですよ。 これからの季節、周防大島でおいしい魚はなんですかね?』 『そうよの、やっぱりカワハギや牡蠣やな』『今の牡蠣は、養殖の牡蠣が流れてきたんがほとんどじゃが、昔は養殖用じゃない、小さな牡蠣があったんよ。 年寄りが採ってきて、時々食べさせてもらいよったが、ほんま美味かったのお』 『そんな牡蠣があるんですか』 『そうよ、爪の先ぐらいしかない小さい牡蠣じゃけどの』その後も、大島では正月の雑煮に使うという瀬戸貝の事や、昔はほとんど食べる人が居なかったという岩ガキの事、東北地方が有名だが、意外や意外、ここ地元でも採れるホヤ/海鞘の事などなど、珍しいお話を聞かせていただくことができた。『じゃあ、そろそろ帰るわ』 『ありがとうございました。 楽しかったです』***翌朝、夜吹いていた風も治まり、絶好のパドリング日和。 今日で、今年50日目のパドリングだ。片添の浜からシーカヤックを出し、四ツ子島、笹島へと向かう。初冬とは思えない静かな凪の海。 風もなくてポカポカと暖かく、パドリングジャケットも要らないくらいの陽気である。笹島、四ツ子島をグルリと回り、透明度の高い海の中を眺め、お茶を飲み、お菓子を食べる。このあたりは、横断隊のときに通った事があるのだが、そのときには景色を楽しむ余裕もなかったので、キャンプツーリングのロケハンも兼ねて、浜の様子を丹念にチェックする。結局この日は、2時間ほどのツーリング。 ああ、気持ちよかった。***下関に向かう途中、大畠でお昼ご飯。 今日のお店は、『瀬戸貝』で有名な食堂、『ちどり』である。この食堂を知ったのは、ANAの機内誌で紹介されていたのが切っ掛けである。 この付近は時々車で通っていたのだが、こんな食堂があるとは知らなかった。 灯台元暗し、とは正にこの事である。食堂に入り、カウンターに座る。 メニューを見ると、『瀬戸貝ごはん』と『瀬戸貝うどん』が。人の良さそうなおばちゃんに、『これ、どっちがおススメですか?』と聞くと、『そうじゃねえ、年配の人はごはんを食べる人が多いけど、若い人はうどんが人気じゃね』『それに、うどんの方には瀬戸貝が5個入っとるよ。 ホンマは、こんなに入れたらもうけにはならんのじゃけどねえ』と笑いながら教えていただいた。『じゃあ、うどんでお願いします』***出てきたのが、この瀬戸貝うどん!『これは凄いですね。 ウマそう』 手を合わせて、『いただきます』出汁をゴクリ。 うん、美味い。 瀬戸貝をパクリ。 おー、これはこれは!『こりゃあ美味いですね。 瀬戸貝は味が濃いなあ』 『そうじゃろ』麺をつるつる。 『お、この麺もつるつるシコシコでおいしいなあ』 『そうじゃろ、そうじゃろ』***おばちゃんと話をしながら、おいしい瀬戸貝うどんを食べる。 楽しい一時。ANAの機内誌の取材とは知らず、若いおにいちゃんが来たから、ついつい瀬戸貝を5個に増やしてサービスしたら、食べた後で取材だったことを知らされたこと。『若い人を見たらね、ついつい息子のような感じがして、その時は小さい瀬戸貝しかなかったから、2個じゃあ可哀想とおもうてサービスしたんよね』それまでは2個だったのだが、雑誌に出たのでそれ以降は5個に増やしたという逸話や、その機内誌を見て、東京や九州からも食べにきた人が居た事などなど、面白いお話を聞かせていただく事が出来た。『瀬戸貝は高いんですよねえ』『そうよ、5個入れよったらホンマはもうけにはならんのじゃけど、まあ太っ腹じゃけえ頑張っとるんよ』と、お腹をポンポンとたたきながら、笑っておられた。『ごちそうさまでした。 こりゃあ、ほんまにおいしいです。 来た甲斐がありましたよ。 今度は家族で来ます』『また来んさいね』***『ちどり食堂』のおいしい『瀬戸貝うどん』を堪能し、気の良いおばちゃんとの会話を楽しんだ。 これは、良い週末になりそうな予感。さあて、今夜は忘年会だ!
December 8, 2007
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今日は、年末にドタバタしないため、早めの家の片付け。あちらをひっくり返したり、こちらを掃除したりしていると、出てきた!『これはこれは。 いやあ、懐かしいなあ』出てきたのは、昔撮ったフィルムや、ほんの一時期だけ使っていたリバーサルフィルムのスライド。 そして、スライドを見るための小型のビューワー。***早速ビューワーに電池を入れ、スライドをセットしてレバーを引いた。『ガッチャン』と音を立ててスライドがセットされ、懐かしい写真が目の前に。。。家族で錦川にキャンプに行ったときの写真。 子供と錦川を下ったときの写真。タンデム艇で伴走しながら、小学校低学年だった長男に、初めて日本海を2キロほど一人で漕がせたときの写真、などなど。家族でビューワーを覗きながら、あっという間に昔にタイムスリップ。***↑ 家族四人、タンデム艇2艇で、瀬戸内のプライベートビーチに遊びにいったときの写真。 ポイント5を漕ぐのは、バウが次男、スターンが長男。 まだ二人とも小学生だった。↑ 横浜単身赴任時代に、友人たちとフェザークラフト3艇で、外房に漕ぎにいったときの写真。 このときは、イルカを見たっけな。↑ これまた横浜時代に、伊豆でジョンダウドの講習会に参加したときの懐かしい写真。上の3枚の写真は、ネガフィルムで撮ったもの。***うん、たまにはリバーサルフィルを使うのものいいかもね。今度機会があったら、35mmフィルムの防水カメラを引っ張りだしてみるかな。
December 2, 2007
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今日は久々に、妻と二人で街に買い物に出かけた。 街はもうすでに、クリスマスモード。デパートや店を巡り、妻の買い物を済ませていく。途中、立ち寄った本屋さんで偶然見つけたのが、『瀬戸内海辞典(南々社)』瀬戸内の地図が表紙になっていて、590ページもの分厚い本。 平積みになっていて、目立つ目立つ。普段街に出る事はほとんどないのだが、今日は偶然、そこを通りかかったのが運のつき。***ぱらぱらと捲ってみると、出てくるキーワードが。。。『宮本常一の10万枚の写真』 『石風呂、潮湯』 『船旅の楽しみ』『瀬戸内の大工』 『弓祈祷』 『家船での女性のくらし』 『段々畑に生きた女性たち』『岡村島、笠岡諸島』 『岩城島』 『大崎上島、大崎下島』 『漁具、漁法』『北前船と瀬戸内港町の繁栄』 などなどいやはや、私のストライクゾーンど真ん中である。***『いやー、こんな本を出しちゃいかんよなあ。 反則反則。 これ、もう買うしかないじゃん』と妻に告げ、レジへ。¥3,800ー チーン!***帰ってページをめくってみると、『2007年12月5日初版第一刷発行』と書かれていた。え、今日はまだ1日だよなあ。本との出会いは偶然ではあるが、必然でもある! 今日、久々に街に買い物に行き、偶然本屋さんに立ち寄ったのも、そうなるべくしてなったのだろう。瀬戸内で『あるく、みる、きく_旅するシーカヤック』を楽しんでいるカヤッカーとして、初冬の夜長の読書を楽しむ良いネタができた。 こりゃあ楽しみだ。
December 1, 2007
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