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ポール・マッカートニーのニュー・アルバムがアメリカのヒット・チャート「ビルボード200」で初登場1位を記録したというニュースを知って、これは聴かねばと思いタワーレコードに行って輸入盤を購入。ラッピングをはがすと上掲写真のようなジャバラ。うれしいことに紙ジャケ。CDのあのプラスチックのジャケットが嫌いだ。落としたりするとすぐにつなぎ目の凹凸部分が欠けてしまうんだもの。長いジャケットには全曲の歌詞が記されているのもうれしい。全16曲すべてがポールのオリジナル。すばらしい。それに、ほとんどの楽器を自ら演奏している。76歳になっても音楽への情熱と意欲に満ち溢れている。曲だけでなく歌詞ジャケットの裏側のアルバム・タイトルをイメージしたエジプトの駅(?)を描いた細長いイラストもポール自身の作だ。さてアルバムの中身だ。全体の印象とすると、シンプル&アコースティック&メロディアス。ポップありバラードありロックンロールありでこれぞポール・マッカートニーといった感じだ。でも力みや気負いはなくナチュラルなポップ・ミュージックに仕上がっている。さすがに若いころの凄みのあるボーカルではなく、年相応の歌声だ。でもこれがまた自然でいい。トランプ大統領を『狂った船長』に例えた「Despite Repeated Warnings(繰り返しの警告にもかかわらず)」は面白い曲だ。スローバラードに始まり、中間部はミディアムテンポのロック。それがテンポアップしていく。そしてまたミディアムテンポになりスローバラードに戻る。「バンド・オン・ザ・ラン」の曲構成を思い出す。歌詞の内容からはもっと挑戦的なロック・ナンバーかと思っていたが、悲しみを湛えた曲だった。来月、ポールの来日公演がある。すでに2回ポールの来日公演に行っているので、今回はパスしようと思っていたが、このアルバムを聴いて行ってみようかなと思い直した。まだいい席あるかなあ?最後に一句。 「 秋深し 狂った船長 どこへ行く 」
2018.09.21
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このところ、サザンオールスターズ、スターダスト☆レビュー、TUBEなどのベテラン・ミュージシャンの活躍ぶりをを取り上げてきたが、忘れてました、永ちゃんを。WOWOWで生中継した矢沢永吉のバースデーライブを見た。東京ドームに姿を現した永ちゃんはサングラスに黒のロングコートという出で立ち。ステージに上がるとサングラスをはずしコートを脱ぐ。「ロックンロール!」と叫んで1曲目の「レイニー・ウェイ」が始まった。凄みのある歌声とリズムに乗るスリムな体。これで69歳だなんて信じられない。糸井重里が永ちゃんを『生き物としての機能が高い』と言っていたのを思い出す。2~3曲続けて歌ったところであいさつ。「ようこそ いらっしゃい!」・・・永ちゃんらしい物言いだ。つづけて、「昨日69歳になりました!やばいよ、やばいよ、やばいよ、やばいよ、やばいよく、やばいよ。やばいよ。」率直で笑ってしまう。トレードマークの白いスタンド・マイク健在。鷲掴みにするたびに入る「ゴツッ」というノイズがいい。口パクじゃないことの証明としても効果的だ。ほとんどが外国人のバックバンドがヘビーで安定感のある伴奏をして永ちゃんのボーカルを引き立てる。「黒く塗りつぶせ」、「BIG BEAT」、「GET UP」などのヘビー・ロックの躍動感と、「I LOVE YOU ,OK」、「天使たちの場所」、「雨のハイウェイ」、「背中越しの I LOVE YOU」などのロッカ・バラードの包容力。「静」と「動」の2面性の永ちゃんの魅力満開だ。どこか演歌っぽいメロディーが親しみを感じさせる。永ちゃんの娘=洋子とのデュエットによる「SUGAR DADDY」。東京ドーム・ライブだけのために募ったリクエスト曲「BELIEVE IN ME」の披露など、ファン向けの見せ場も。アンコールは、予想通りの「止まらないHa~Ha」。そして「サイコーなRock You!」。永ちゃんは叫んだ。「帰りにうまいビール飲もうぜ。できるだけサントリーにしようぜ。他のビール飲むんじゃねえぞ。」(笑)そして「トラベリン・バス」で幕。2時間余りのステージは、見ごたえ・聴きごたえのあるずしりと胸に迫る存在感のあるものだった。「あと何年ライブができるかなあ・・・。俺がその記録を作ってやろうかな。」この永ちゃんの言葉が印象に残った。69歳のロックン・ローラー、偉大なり。最後に一句。 「 秋の夜や ロックンロールの 男来る 」
2018.09.17
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活動40年のサザン・オールスターズ、37年のスターダスト☆レビューもすごいけど、活動33年のTUBEも忘れてはいけない。というか、ほとんど忘れてたんだけど先日WOWOWで横浜スタジアムでのライブ生中継を見て、いまだに歌唱も演奏も衰えてないなあと感心してしまった。メンバーは皆50代だが見た目も若々しいぞ。中でも注目したのが春畑道哉のギター。ストラトキャスターから繰り出される音はヘビメタ。TUBE結成の発端となった神奈川県でのコンテストで春畑はヘビメタとパンク的なギターでベストギタリスト賞をもらった。(その時のベストボーカリスト賞がTUBEの前田)そんなヘビーでメタリックなエレキギターでTUBEの鉄板であるメロディアスな曲を奏でると、そのミスマッチ感でぐっとくるんだよな。3年前に阪神甲子園球場で行ったTUBEのライブもWOWOWで見た。そのオープニング曲に震えた。曲は「Only You 君と夏の日を」。調べたら1996年のシングル曲だった。作曲は春畑道哉。ヘビーロック的は春畑のギター・リフから始まりメロディアスな歌が始まる。TUBEの真骨頂だ。その後の間奏で転調、春畑のギター・テクを駆使したフレーズが展開する。そしてまた前田のボーカル。再びイントロと同じヘビー・ギター・リフに戻りエンディング。よくできた曲だ。そして春畑のギターの魅力全開の曲だ。22年前の曲に感動してしまった。春畑ってメロディー・メイカーでもあるんだなあ。横浜スタジアムでのライブでは、春畑道哉のソロのコーナーがあった。会場の大画面にはサッカーの名シーンが。そう、今年はJリーグが開幕して25年目にあたる記念の年なのだ。で、そのオフィシャルテーマソングが春畑のギター・インストゥルメンタルなのだ。TUBEのバラードにもなりそうなメロディアスな曲だ。マリンブルーのストラトはスポーツの熱気とすがすがしさをたっぷりと歌い上げた。この曲も入った2年ぶりのソロ・アルバムも出たんだそうだ。そうか、TUBEのギタリストでもあるけど、ソロ活動も並行してずっと続けてるんだな。というわけで、春畑道哉というギタリストの才能を改めて認識した夏でありました。最後に一句。 「 春畑や 台風一過の 空に舞え 」
2018.09.07
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