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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!
May 18, 2010
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友達のピンチヒッターで
池袋の豊島区立中央図書館にある劇場「あうるすぽっと」へ
お芝居を観に行った。

あうるすぽっとはいいですよ

いつもならウキウキして「行く!」と大乗り気なのに
行ったら楽しくなるかしらん?とイマイチ、シオレ気味。

それでも、ロビーで、しばらくご無沙汰の友人に会い、
梅しばとゴマのお饅頭をトレードし、ちょっと盛り上がる。

気のあう誰かといると元気になる。
なんか消極的になってたけど、開放された気分。


コンパクトな劇場で「高橋さんの作り方」が始まった。

松金よね子さん

舞台は真っ暗。踏切の警報音からスタート。
灯りがつくと椅子に座った人が5人。

唐突に話しだしたり、ひとしきり話すと席を移動したり

???だらけで、グーっと話に集中させられる。

上の写真の松金よね子さんと↓の岡本麗さん。
とどまることを知らない機関銃のようなトークが炸裂する。
テレビでも達者な女優さんだと思っていたけどライブはもっとスゴイ!

岡本麗さん

グループる・ばるvol.17、三人の女優さんのユニットで
もう17回目になるんだね~。

この田岡美也子さん。あいにく存じませんでしたが存在感ある。


田岡美也子さん

カウンセラー募集の求人に集まった男女4人。
冒頭のシーンはその面接でお互いを相談者に見たて
適性を判断するという設定だったのですが
この中にカウンセリングのサンプルのような
現代人の悩みと、登場人物の性格と生き様が


脚本と出演者たちの力には圧倒されちゃうよ。

特にね、岡本さんの悩みに対して、
お客様相談室勤務だった男性が、マニュアル通り、
慇懃無礼の対応をした時がすごかった。

(ううん。あなたは私の言うことをわかってないわ)と
眉を曇らせる表情だけで多くを物語っていた。

かえってその態度が私を傷つけるのよと悲痛さが
こちらにダイレクトに伝わってきたから。

いや、彼女だけでなく、全員が相手の悩みを聞いて
アドバイスしているようで、ずれている。
もっともらしく対応しているし、現実でもおおかたは
こんなアドバイスなんだろうな。

でも悩んでいる本人の想いとシンクロせず、上滑り。
絶妙。

面接がおわり、「後ほど、連絡します」と求人主が履歴書に
チラッと目をやりながら口にし、直後思わず叫ぶ!



「高橋さんの作り方」不思議なタイトル。

シュールなのかなと思ったら、現実的で大まじめで、
直球でビンビン来た。
6割大笑いして、4割切なかったかな。

主演のお三方はもちろんですが客演の男性も皆実力のある方で
観られて良かった!ご縁に感謝!

お芝居のパンフは滅多に買わないんだけど、出演者に興味が
あったのと、荒井良二さんのコメントが載っていたので
珍しく購入。

座談会の中身も読みごたえあって、ますます、グループる・ばるに
興味が湧いた。

脚本を書いた土屋理敬(みちひろ)さん、演出家の鐘下辰男さんの
名前も覚えておこうっと。

三谷さん
三谷さんから松金さんへの花束。コメディエンヌですからさもありなん。

松田さんの花束
白い花束がステキ!と思ったら、サザンのドラマーの松田さんから。

すっごく感動したわりには、最後の最後。
ちょっと腑に落ちないところがあったので
受付の人に聞いたら自分では答えられないと
演出部?制作?女性スタッフを呼んで来てくださって
丁寧に説明したいただいたので、スッキリ!

お騒がせして申し訳ありませんでしたが
謎が解けたのでシックリ来た。

一応は呼びに行かなくてもいいですよと
お断りしたのですが、
作品についての愛着を感じたわ。

ますますもって、このグループる・ばるのファンに
なってしまった(*^-^)

「あうるすぽっと」は観やすくて好きな劇場。
今日来て、また好きになっちゃった。


(5月18日 池袋 あうるすぽっと)





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最終更新日  April 11, 2016 02:31:28 AM
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