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2005年02月03日
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カテゴリ: ボランティア
昨年、4月にイラクで拘束されて「自己責任論」でバッシングされた高遠さんは、
現在もイラク復興のボランティア活動をしている。
もちろん、イラクに直接入国はできないけれど、
ヨルダンなどで現地の仲間達と連絡を取り合いながら活動をしているのだ。
日本にいる間は、その報告会に全国を駆け回っている。
彼女の 「イラク・ホープ・ダイアリー」 は、
右下の「お気に入り」の中に入れてあるので、
関心のある方はご覧になっていただきたい。



「情報はフェアか?」
現在、行っている報告会は『命に国境はない』というタイトルで、写真と映像を使って主にファルージャのことをやっています。後半部分で、ファルージャの緊急支援、ファルージャ再建プロジェクト、バグダッドの子ども自立支援プロジェクトの進捗状況をお伝えしています。

イラクの選挙が終わった。どこも、「選挙、よかったね!」という雰囲気。でも、その直前まで「自爆テロ」のニュースしか見せられていなくて、私はかなりイライラしていた。報道が不公平すぎる。片方の報道だけを聞いて、イラクの現状を把握できるはずなんてない。そんな状態で、いきなり「選挙成功!」というニュースを見せられても、私は信じられない。みんなが信じても、私には信じることはできない。なぜなら、私はニュースではなくてイラク人を見ているから。選挙は終わったけど、占拠は終わっていない。選挙報道の陰で、新たな場所が次々に「占拠」されていっている。そのことを知ってほしい。報道の壁が築かれている時、もっとも凄惨で、陰湿なことが行われているのだということを知ってほしい。

でも、選挙の翌日から突然、電気がいつもよりたくさん来たり、飲める水が出るようになったらしい。よかったね。このまま、ハリウッド映画みたいにハッピーエンドにならないかな。

報告会で流している映像は正視に耐えないものもあります。でも、それが現実。そして、この殺戮に私たちは黙って生活をしているだけで、「賛成」していることになっています。だからきっと私たちには、その恐ろしい映像を見る責任があるのかもしれません。

私は、感情的になって「映像を見てくれ!」と言うつもりはありません。これは、情報のひとつです。戦場にあるもう一方を見てください。情報量をフェアにしたい、そう強く思っています。その後で、みなさんに冷静に判断していただければと思います。

あるニュース番組で、解説者の方が、人口3万人のファルージャの人が8000人も投票したということはすばらしい結果だ、というようなことを発言していたと聞きました。ファルージャの人口は3万人ではなく、30万人です。


これからの報告会の予定は下記の通り。

1月27日  静岡県 産業経済会館 18:30
1月29日  東京都 文京区民センター 14:00
2月1日   北海道 (札幌カトリック社会委員会) 18:30
2月3日   北海道 池田町 18:00
2月4日   北海道 江別市民会館 18:30
2月5日   北海道 札幌 しんきん健保会館 13:00
2月14日  ピースボート乗船(報告会、ワークショップなどをする予定)

3月3日   帰国
3月5日   北海道 釧路 生涯学習センターまなぼっと多目的ホール 13:30
3月6日   北海道 札幌サンプラザ 12:30
3月8日   北海道 稚内文化センター 18:30
3月10日  北海道 室蘭 
3月11日  北海道 旭川 18:30 旭川文化会館
3月12日  北海道 千歳(一般入場不可) 
3月13日  北海道 恵庭
3月14日  北海道 士別市中央公民館 19:00
3月16日  北海道 北見市民会館 18:30
3月19日  愛知県 守山 14:00
3月20日  群馬県 前橋
3月26日  奈良県 大和郡山市 13:00
        奈良県 奈良市
3月27日  奈良県 生駒市
3月30日  神奈川県 

4月2日   大阪府
4月3日   埼玉県 ミューズ 18:30
4月9日   東京都
4月17日  北海道 札幌 13:00

5月3日   長野県 諏訪市文化センター 12:30
5月14日  東京都






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最終更新日  2005年02月03日 10時34分51秒
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Re:高遠さんの、「イラク・ホープ・ダイアリー」より(02/03)  
苺1500  さん
高遠インアンマンというTV番組を見たのですが、あのしぶといとも言える彼女の粘り強さはどこから来るのだろう、とつくづく感心しました。孤立させてはいけないと思いますが、後に続ける人はあまりないようですね。 (2005年02月03日 18時47分37秒)

彼女は  
ポンボ  さん
帰国したときのトラウマから抜け出すには、彼女本来の行動を取るのが最適なんだと思います。あのまま日本にいて批判されていたら、彼女の自己存在の意味が失われてしまう。後に続く人は...同じようにタフでないと、ちょっと、安易にはできないですよね。 (2005年02月03日 19時38分02秒)

Re[1]:高遠さんの、「イラク・ホープ・ダイアリー」より(02/03)  
苺1500さん、おはようございます。

>高遠インアンマンというTV番組を見たのですが、あのしぶといとも言える彼女の粘り強さはどこから来るのだろう、とつくづく感心しました。

多分、あの事件以降、彼女はさらに強くなったのではないでしょうか。
「生かされた命の責任」というものを背負っているのではないかと・・。
彼女の責任のとり方を、行動で示しているように感じます。

>孤立させてはいけないと思いますが、後に続ける人はあまりないようですね。

究極の状態で命を見詰めている人は、私も含めてそれほど多くはないでしょうからね。
だからこそ、彼女のような人の言葉に耳を傾けなくてはならないと思うのです。
単に「自己保身」や「○○欲」に突き動かされている人の、声高な言葉に惑わされないように・・。
-----
(2005年02月04日 08時46分37秒)

Re:彼女は(02/03)  
ポンボさん、おはようございます。

>帰国したときのトラウマから抜け出すには、彼女本来の行動を取るのが最適なんだと思います。

彼女は活動を通して自分を取り戻し、癒されていると感じます。

>後に続く人は...同じようにタフでないと、ちょっと、安易にはできないですよね。

私は、「安易にできない」ということで、自分の内部の声をあまりセーブしないでほしいと思います。
「安易」な行動があの「自己責任バッシング」につながることへの恐怖を連想させるようになったのは、とても残念なことだと思うのです。
たぶん、以前の日記のどこかに書いたかと思いますが、人間(特に若者)は「理想、正義感、純粋な熱意」によって行動し、躓き、立ち上がる中で本物の強さを獲得していくものだと思うからです。
高遠さんは、まさにそのプロセスを生きているように感じます。
批判されることを恐れて安全な道ばかりを歩こうとする人ばかりでは、その道はいつか「とても脆い道」になることが多いと思います。
高遠さんの行動に勇気を得て、信念と勇気で行動する人が増えて欲しいと思います。
私も、日々の中でほんのチョッピリでも勇気ある行動をしたいものです。
(2005年02月04日 08時54分31秒)

みらいさん 1  
ポンボ  さん
>私は、「安易にできない」ということで、自分の内部の声をあまりセーブしないでほしいと思います。
「安易」な行動があの「自己責任バッシング」につながることへの恐怖を連想させるようになったのは、とても残念なことだと思うのです。
たぶん、以前の日記のどこかに書いたかと思いますが、人間(特に若者)は「理想、正義感、純粋な熱意」によって行動し、躓き、立ち上がる中で本物の強さを獲得していくものだと思うからです。
高遠さんは、まさにそのプロセスを生きているように感じます。

私が「安易にはできない」と書いたのは
数多あるボランティアの中でも、彼女の場合、国外であるから、パスポートやビザ、予防接種をして、旅費を準備して、なおかつ戦闘地域(だと私は思いますし、戦闘地域であるからこそ彼女の活動が意味ある)に行くという生命の危険がある。誰でもが思いついたら即行動できるというほど簡単なものではない、という意味ででした。
「安易な行動だと思われた、のほほんと気楽に行ってしまった」と、マスメディアや一部政治家の発言に踊らされた大衆が、彼女が安易に行ったと思ったのだったら、それは認識の誤りだと、私は、思います。


ここは、同感です。安全というのが、具体的に表れたのではなく、その個人が想像する大衆の見解に迎合するのでしたら、それは内なる個人の抹殺でしょうから。 (2005年02月07日 19時08分34秒)

みらいさん 2  
ポンボ  さん
↑の末尾2行はこのコメントの末尾分でした。長いのでコピペの途中で、誤操作しました。以下が2の本文です。


ただ、みらいさんのご発言にある、「信念、勇気、理想、正義感、純粋な熱意」に関しては、異論があります。これらで行動したからと言って、正しいとは限らない。正しいというのは、思想信条地域時代によって異なりますし、そう思って飛び立った特攻隊をどうとらえるかという視点でも...美化され、美化された自画像に酔うのであったなら、それはとても危険だと思います。

>批判されることを恐れて安全な道ばかりを歩こうとする人ばかりでは、その道はいつか「とても脆い道」になることが多いと思います。


ここは、同感です。安全というのが、具体的に表れたのではなく、その個人が想像する大衆の見解に迎合するのでしたら、それは内なる個人の抹殺でしょうから。
(2005年02月07日 19時10分47秒)

Re:ポンボさんへ  
ポンボさん、こんばんは。
ポンボさんの書かれていた、「安易にはできない」という意味は、理解しました。
文字だけで自分なりに解釈してしまいましたので・・。
あの時の3人に反省すべき点がなかったわけではないでしょうが、それがその時点での彼等の限界だったのかもしれません。

>マスメディアや一部政治家の発言に踊らされた大衆が、彼女が安易に行ったと思ったのだったら、それは認識の誤りだと、私は、思います。

↑については、全く同感です。

>「信念、勇気、理想、正義感、純粋な熱意」に関しては、異論があります。これらで行動したからと言って、正しいとは限らない。正しいというのは、思想信条地域時代によって異なりますし、そう思って飛び立った特攻隊をどうとらえるかという視点でも...美化され、美化された自画像に酔うのであったなら、それはとても危険だと思います。

私は、「信念、勇気・・(以下略)」で行動すること=正しいという意味で書いてはいないのです。
その中で失敗したり、成功したり、反省したりしながら力をつけていくプロセスが、成長には必要だということなのです。
その過程では「美化された自画像に酔う」こともあるでしょうが、それはどこかで酔いが覚めなくてはなりませんし、真摯に自分や周囲を見つめることができれば、気付くことができるのではないかと思います。
たいてい、「他人や社会に迷惑をかけた事実」を知った時や、それによって痛い思いをした時に酔いがさめると思います。
でも、傲慢で身勝手な人の場合、いつまでたっても気付かないこともありますから、一般論ではいえませんけど。
(2005年02月07日 20時34分32秒)

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