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2017年08月04日

昨日、安倍第３次改造内閣が発足した。

内閣改造で首相「安定した基盤」

　首相は内閣改造に先立って党役員人事に着手。３日午前の臨時総務会で新役員を決定した。党の主要派閥から重鎮を起用し、党内バランスや政権基盤の安定を狙った。

　政調会長には「ポスト安倍」の有力候補の岸田文雄外相が就任。高村正彦副総裁、二階俊博幹事長を続投させた。首相は臨時総務会の冒頭「安倍内閣、自民党に国民の厳しい目が注がれている。反省すべきは反省しながら、新たな気持ちで結果を残すことで国民の信頼を勝ち得たい」と述べた。

　岸田氏はその後の記者会見で「国の内外に政策課題が山積するなかで大きな責任を感じる。緊張感を持って職責を全うしたい」と強調。その上で「政策面において一つ一つ成果を上げながら党の信頼回復に向けて努力していきたい」と意気込みを語った。

　首相は昼前に開いた臨時閣議で閣僚の辞表をとりまとめ「新しい気持ちで改革を進めていくために、本日内閣を改造する」と表明した。公明党の山口那津男代表との党首会談を経て、首相官邸に組閣本部を設置。新閣僚を呼び込むとともに、菅義偉官房長官が閣僚名簿を発表した。

　今回の内閣改造は麻生太郎副総理・財務相や菅氏ら政権の骨格を維持しつつ、19人の閣僚のうち経験者を13人も配置するなど手堅さを重視。初入閣は昨年８月の前回改造より２人少ない６人となる。閣僚らの言動が次々と問題視され、「安倍１強」のおごりを指摘されるなど内閣支持率が続落するなかで「守り」の態勢を敷く。

　人事の目玉は外相に登用する河野氏と、総務相の野田氏だ。河野氏は1993年に従軍慰安婦問題をめぐり旧日本軍の関与と強制性を認めた談話を発表した河野洋平元官房長官を父に持つ。関係改善をめざす韓国や中国などへのシグナルととらえる向きもある。

　野田氏は15年９月の党総裁選で首相再選阻止に向けて立候補を模索するなど政権と距離を置いてきた。その野田氏を閣内に取り込むことで挙党態勢の構築を印象づける狙いだ。女性閣僚の起用は法相に異例の「再登板」となる上川陽子氏と合わせて２人。前回改造より１人少なくなる。

【内閣総理大臣】安倍晋三
【副総理・財務】麻生太郎（留任）
【総務・女性活躍】野田聖子
【外務】河野太郎
【文部科学】林芳正
【厚生労働】加藤勝信（横滑り）
【農林水産】斎藤健
【経済産業】世耕弘成（留任）
【法務】上川陽子
【国土交通】石井啓一（留任）
【環境】中川雅治
【防衛】小野寺五典
【官房長官】菅義偉（留任）
【復興】吉野正芳（留任）
【国家公安・防災】小此木八郎
【沖縄北方・消費者】江崎鉄磨
【１億総活躍】松山政司
【経済再生・人づくり革命】茂木敏充
【地方創生】梶山弘志
【五輪】鈴木俊一

首相会見で反省の弁を述べ頭を下げていたけれど、その森友・加計・自衛隊日報問題は何も明らかになってはいない。
安倍首相は関係する大臣を舞台から降ろし、あとは殊勝な言葉でうやむやにしていくつもりだろうけれど、
私はそれで納得するわけにはいかないし、安倍・菅コンビを決して信頼することにはならないだろう。
しかし、かといって今の自民党政権で誰が首相になってもきっと大同小異のような気もする。
一昨日から誰が大臣になるのかという予想でテレビ各局は忙しかったようだが、
私はかなり白けてしまっていた。
それでも、一応記録だけはしておこうと思いブログに書いておくことにする。
個人的感想としては、今回はめんこちゃんタイプの女性が入らなくて良かった。

特に野田聖子さんは今までの色々なことを私は評価している。
こうなったのだから、自民党が忖度・迎合まみれの取り巻き政治から脱却できるよう、
河野さんと一緒に頑張っていただきたいと思う。
期待するのはそれだけだ。

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