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2019年12月04日
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テーマ: 子供の読書(352)
PISA調査 日本の読解力低迷 、読書習慣の減少も影響か産経新聞1620
 3日に公表された国際学習到達度調査(PISA)で、日本の高校生の読解力低下が浮き彫りになった。文部科学省によれば、 パソコンを使ったコンピューター形式のテスト形式に不慣れなことや、記述式の問題を苦手としていることなどが要因として考えられるという。ただ、本や新聞などをよく読む生徒の方が平均点は高く、読解力低下の結果には、読書量の減少も影響しているようだ。

 日本の読解力の順位は、前々回の2012年調査では過去最高の4位だったが、前回の15年は8位、今回は15位と急落した。

 文科省によれば、小6と中3を対象に毎年実施している全国学力テストなどでは、特に学力低下の傾向はみられないといい、同省担当者は「今回のPISAで読解力がなぜ低下しているのか要因を特定するのは難しい」と話す。
 考えられる一つは、15年から導入されたパソコンを使ったテスト形式に不慣れなこと。日本の生徒は紙の筆記テストに慣れ、ポイントとなる部分に線を引くなどして思考を深める傾向があるため、パソコンではそれができず、戸惑うケースが多かったとみられる。

 また、インターネットのサイトから必要な情報を探し出したり、情報の信憑性を見極めて対処法などを自由に記述させたりする問題の正答率が低かった。日本では選択式問題のテストが多く、記述式が苦手な生徒が多いと指摘されてきたが、PISAでもそれが浮き彫りになった格好だ。

 また、読書習慣のある生徒の方が平均点が高いことも分かった。小説などを月数回以上読む生徒の平均点は531点で、読まない生徒より45点高かった。新聞を同頻度で読む生徒の平均点も、そうでない生徒より33点高かった。

​ テスト以外にもアンケート調査が行われたが、活字離れが進んでいる実情も明らかになった。日本の場合、新聞を月数回以上読む割合は21・5%で、9年前の09年調査に比べ36・0ポイント減少。雑誌を読む割合も30・8%で、33・8ポイント減少した。


私は、「読解力」は紙媒体の読書をすることで培われていると考えている。
私も、このようにネットを使ってニュースや他の人の書いたものを読んだりしているが、パソコンやタブレット画面で読んだものは、「馬耳東風」に近い感じで脳の中を通過しているような気がする。
これは単に私がアナログ型脳であるのではなく、紙媒体の文字を読むときと、光刺激によるネット画面では、脳が受け取る場所が違うことは脳科学で証明されていると聞いたことがある。
思考力と連動しやすいのは紙媒体の読書なのだ。

実は、私の地域のローカル新聞(夕刊で週6日発行)が、来年1月で休刊になることが決まった。
本社は苫小牧で、その地域の新聞は発行するらしい。
地域のきめ細やかなニュースを取り上げているので、我が家は北海道新聞とこのローカル紙をずっと購読していた。
一時期は、もっと複数の新聞を(夫のつきあいで)購読していたが、夫が退職してからはこの二紙となっていた。
販売店の人が集金に来た時に聞いたのだが、購読数の減少が止まらなかったという。

「それじゃあ、どうしようもないねえ。日本の民度も下がるわけだ」なんて話したのだが、これは笑い事ではない事態だと思う。

国も、ずいぶん前から子どもの読書活動を推進する必要性を感じて、 「子どもの読書活動の推進に関する法律」 を2001年に制定している。
しかし、この取り組みは各自治体に任せられているので、地方交付税にまとまって交付される子どもの読書推進に関わる財源は、その自治体によって使われ方がまちまちのようだ。
地方に行けば行くほど市町村自治体の財源不足は深刻なので、子どもの読書推進に関係する交付税は、別のところに使われてしまう可能性が高い。
だから、自治体の考え方により学校図書館の地域格差は広がるということだ。
新聞もとらず読書習慣のない家庭で育つ子供たちは、学校で本や新聞を読むしかないことになる。
こんな状況が進んでいては、日本の子ども達の読解力が上がるわけがないだろうと思う。





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最終更新日  2019年12月04日 09時27分24秒
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