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百年の孤独 (新潮文庫) [ ガブリエル・ガルシア=マルケス ]ようやく読み終わったー600ページ超の長編小説。作者はノーベル賞も受賞しているコロンビア人。同じような名前がどんどん出てくるので「あれ、これ誰だっけ?」というのが多かった。Amazonのレビューでは「文字が細かすぎてみづらい」というコメントもあったがそれほどでも無かった。内容的には感動するものではなかったが達成感は十分。
2024.08.28
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レーエンデ国物語 [ 多崎 礼 ]ボリュームのあるファンタジー小説。五巻あるうちの一巻目。レーエンデという国における英雄、聖女らの物語。序盤の落ち着いた描写から徐々にペースが上がってくる。終盤には「この先どうなっていくんだろう?」と思案を巡らせていると最後にネタバレのような記述がある。古畑任三郎のような手法?
2024.08.02
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イランの地下世界【電子書籍】[ 若宮 總 ]イランは親日国と言われている。数十年前イラン人が日本に出稼ぎに来ていら良い印象をもってくれているらしい。いつかレイソルがACLに出場してイランで試合をすることになれば行ってみたい。
2024.07.22
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サクッとわかる ビジネス教養 サッカーの経済学 [ 平田 竹男 ]面白い本だった。表面上わかっていたことが具体的な数字で示してくれて「なるほど」ということが多かった。Jリーグとプロ野球、Jリーグとヨーロッパのリーグの違いなど実際の数字がでてわかりやすかった。Jリーグが世界と肩を並べるのはかなり難しい。それにしても、本の中にレイソルのことが全く触れられてなかった。経営の数字に関してはレイソルは決算の時期が他のクラブとは違うので仕方がないがその他の例えばスタジアムに関しても全く触れられていなかった。それだけのクラブと思われているということか…
2024.06.29
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闇祓 (角川文庫) [ 辻村 深月 ]三か月くらい前に「6月に発売予定の深村美月の新刊の予約販売」とあったので予約を。今月家に届いてみると「ホラー小説」とのこと。うっ、と思ったが読んでみるとすらすらと進んで400ページの本をすらすら読めてしまった。
2024.06.26
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何故かリンクが貼れない…2、3度目のロンドン旅行をする方にお薦めしたい本。発売が2017年なので観光書としてはちょっと時間が経っていたかも知れないが地球の歩き方やるるぶで一通り名所を回った人にいい。観光名所ではないレストラン、スポット、雑貨店、ファッションのお店がタイトル通り100件紹介されている。今度ロンドンに行く時には訪問先をこの本を参考にしたい。
2024.06.19
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世界史と地理は同時に学べ! [ 山崎圭一 ]作者は学校の先生。他に日本史と世界史の本も書いている。ちなみにYouTubeでも発信している。どのくらい儲けてるんだろう?
2024.06.12
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メタバースで僕たちのコミュニケーションはこんなふうに変わる [ 佐藤 浩之 ]メタバースに関する本。テクニカルな内容というよりメタバースが世界をどう変えるかという内容になっている。アナログ的な活動でも世界を変えるという観点からメタバースと紹介されているものもある。身体の不自由な方や思うようにならない方がメタバースを使って意識の行動範囲を広げられる時代がくるといいなと思う。
2024.05.28
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現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則 [ 村松 大輔 ]タイトルが量子力学だがどちらかというとスピリチュアルに近い内容。「信じることであなたの未来は開けてきますよ」というのが内容の大前提で量子力学という科学をエビデンスとして使っている。タイトルそのままを期待して読むと?となってしまいます。
2024.05.10
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もう一つの「幕末史」 [ 半藤一利 ]読み終えるまでにやたら時間がかかってしまった。作者は昭和、戦後史が専門だが幕末にもあかるいとのこと。「官軍」である薩長を官軍とは認めていない。勝海舟、坂本龍馬を時代の英雄と認識している(それはそれで間違いはないであろうが)ということで通常の幕末史とは違った側面から書かれている。恥ずかしながら幕末のことを深く理解はしていなかったので多少知識として蓄えられたと思う。
2024.04.30
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カケラ (集英社文庫(日本)) [ 湊 かなえ ]まさに湊かなえ、という本だった。独特な手法で惹きこまれていく。物語はインタビュー形式で進んでいく。ある人のインタビューを読んでいると「なるほど、そういう事があったのか」と合点するが違う人のインタビューでは全く違った側面が語られる。ラストの想像がつかず最後までぐぐっと読んでしまった。
2024.03.29
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林陵平のサッカー観戦術 試合がぐっと面白くなる極意 (平凡社新書) [ 林 陵平 ]面白かった。サッカー観戦たらしの林陵平ならではの一冊だ。ただ海外サッカーを観ない人には分かりづらいかもしれない。よっぽどの戦術オタク以外は。初めはプレミアの解説ばかりだったのが最近はJリーグもやるらしい。そう言えば日本代表もやっていた。最近はリヴァプールの解説が多かったのでスカウサーかと思ったが本人は「リヴァプールファンではない」そうだ。この本もリヴァプールの記述はそれほど多くなかった。でも三時間くらいで読めた。とても楽しい本。
2024.03.20
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祖母姫、ロンドンへ行く! [ 椹野 道流 ]大好きなイギリスの旅行記ということで楽しみに読んだが想像以上に面白い本だった。わがままなおばあちゃんを連れてのロンドンの体験記。ある高級ホテルに滞在しながら関わる人たちとの楽しい日記という感じ。庶民の身でありながらそこそこ渡航経験はあるがさすがに高級ホテルに泊まったことはない。せいぜい自称?三ツ星ホテルくらい。バトラーというお世話係がいることも知らなかった。イギリスの人は親切をさりげなくやってくれることが多いがバトラーというプロフェッショナルなお世話係がいることは不覚にもしらなかった。「おもてなし」は日本人の専売特許という思い上がりが恥ずかしい。そもそもおもてなしとプロフェッショナルは別物かもしれないが、それにしても孫(作者)がおばあちゃんをお世話する姿は他人ごとながら大変と思った。海外に行って会話が通じないのも時間が遅れるのも目的地が見つからない(今はグーグルマップがあるからそれほど苦労は無いが)のも自分一人だから気楽でいられる。もちろん焦ることもあるが全て自己責任。これに嫁、息子意外の同行者が加わったらそうはいかない。乗ろうとしていた電車が遅れる、最悪運休になるなど考えたくもない。やっぱり海外の旅は一人が気楽でいい。あ、でも嫁と一緒にオーロラは観に行きたいかな。
2024.03.13
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世界インフレ 日本はこうなる (SB新書) [ 池上彰+「池上彰のニュースそうだったのか!!」スタッフ ]日本の長い長い不景気に続き現在はインフレの真っただ中。給料は上がりつつあるというが全く実感はない。「悪いインフレ」の状態になっている。お題のようにインフレは世界的なものだが日本が違っているのはお給料があがらないから。だから物価の上昇に追いついていけない。インバウンドが上向きと言っても恩恵を受ける業種は限られている。(コロナで苦労した分を取り返しているのかもしれないが)会社は内部留保をしているというが相変わらず社員には反映されていない(気がする)早く生活の向上が実感できるようになりたい。
2024.03.05
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久住昌之の終着駅から旅さんぽ大好きな旅エッセイの一冊。書いているのは「孤独のグルメ」の作者。身近で肩肘はらないちょい歩きを書いてくれている。この本のために散歩をしたのはちょうどコロナの真っ最中。マスクをしながら気を付けながら歩いている。今はだいぶ緩和されてきたので改めてありがたいと思う。またこんな状況に戻らないことを心から願う。この本には直接は関係ないが本棚がいっぱいになって新しい本が置けなくなってしまった。とは言え新しい本棚を買う余裕はないし。結構本が敷き詰められている。
2024.02.13
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一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書 [ 山崎 圭一 ]以前世界史の方を読んだ時に「覚えられん…」となってしまったので今回は時間をかけて読んだ。この歳なので新しく人、モノ、事件を覚えるのは難しいのだが頭の中でごっちゃになっているものを整理することはできたような気がする。日本の歴史は面白い。
2024.02.08
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ひとり旅日和 幸来る!(5) [ 秋川 滝美 ]旅関係の本は大好き。この本は小説。いつの間にか5巻になっていた。途中コロナの時期を迎えてこの本も窮屈な感じになっていたが客足も戻りつつあり平常の旅物語になりつつある。自分も旅行にはよく行く方だと思うのであまり「いいなあ、羨ましいなあ」という贅沢は言えないがそれでもやはり旅はいい。強いて言えば主人公の変人ぶりが気にかかるくらいか。主人公はパンクロック女子。その子が日本全国様々な土地を旅するのだがよく「苦笑する」彼女は一人で旅をするのだが行く先々で「苦笑する」若い女性が一人で「ぐひひひひ」とやっているのはかなり気味が悪い。その彼女が幸せの一歩を踏み出し始めた。幸せになるのはいいが恋にうつつを抜かして旅が疎かにならないで欲しいと思う。
2024.01.15
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図解眠れなくなるほど面白いギリシャ神話ギリシャ神話の本。登場する神々は耳なじみのある名前ばかり。ゼウス、アポロン、ポセイドン、ヘラ…と言った容姿端麗な神もいればヘファイストスのようなものもいる。一度は聞いたことのある物語もあって読んでいて楽しい。それにしても全知全能の神であるゼウスの好色は閉口。美しい女性を見つけると神、人間を問わず手を出す。何で神々を統治するのが彼なの?(実はそこら辺のこともこの本に書かれているのだが)
2024.01.05
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殺した夫が帰ってきました [ 桜井 美奈 ]昔桃井かおり主演で似たようなタイトルのドラマがあったが内容は全くことなる。内容はネタバレになるので詳しくは書かないがまあまあ面白い小説だった。部類としてはサスペンスなのだろうが淡々と話しが進んでいく感じ。最後は「そうだったのか!」というより「へー、そうなんだ」という感じ。最後の最後の数行で暗い過去の主人公に光がさしそうになったので今後の彼女の人生に期待。
2023.12.31
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バンディエラ 大谷秀和“柏レイソルの象徴”が過ごした日立台でのサッカー人生 [ 鈴木 潤 ]我々レイソルサポーターにとって大谷秀和は「常にそこにいる選手」だった。安心感のあるプレー、誠実なインタビュー、どれをとっても超一流の選手だった。今もブンデスリーガでプレーしている長谷部とは一歳違い。レイソルサポーターとしての贔屓目もあるだろうがそれほど大きな差はないと思う。それほど優れたプレーヤーだった。素晴らしい選手であったのにも関わらず代表には縁がなかった。先ほど書いた長谷部のかわりにタニが代表の中心になり海外に挑戦するということもありえないことでは無かったはずだ。でもそうしたら「柏のバンディエラ」は生まれなかったことになる。彼のプレーをこんなに長く観られたことは本当に幸せだった。
2023.12.26
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航空旅行2023年秋号(Vol.47) AIR TRAVEL magazine【電子書籍】[ イカロス出版 ]飛行機が大好きだ。特に予約してから空港に行くまでのワクワク感は半端ない。と言っても一年に一度乗れるかどうかだが…海外にはヨーロッパに行くことがほとんどなので12~14時間のフライトとなる。その間機内食を食べたりエンタメを観たるするがエコノミークラスだといくら飛行機好きでも結構疲労がが溜る。この前欧州路線のビジネスクラスに登場したが別世界で疲労度ま全くちがった。とは言えマイレージをこつこつ貯めたので実現できたが現金ではとでも支払えない。この本はボーイング787とエアバス350についての特集をしてくれる。各エアラインごとのレポートをしてくれている。それにしてもライターって職業はいいな。お金をもらってビジネスクラスに登場してルポをしているのだから。他にも羽田空港のルポがあったりと空港にわかファンの自分としては十分楽しめるワクワクする一冊だった。
2023.12.22
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歴史で読み解く!世界情勢のきほん/池上彰【3000円以上送料無料】二冊続けて池上彰の本を読んでしまった。基本的には書いてあることに大きな差は無い。この前もそうだがイスラエル・パレスチナ問題についての記述は無い。それはこの本がその問題が起こる前に刊行されたから。最近の池上氏は本の書き方が変わってきている。以前は「こんな事実があるけど皆さんはどう考えますか?」という問いかけ調だったが最近は自分の意見を述べるようになっている。この本はいくつかの国にフォーカスをあててそれぞれについて説明している。インド、中国、ロシア、フランス、イギリス、ドイツ、グローバルサウス、ブラジルアメリカ。それぞれの国の歴史と今を説明してある。知らないことも多く書いてあり知識になる一冊。
2023.12.18
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知らないと恥をかく世界の大問題14 大衝突の時代ーー加速する分断 (角川新書) [ 池上 彰 ]ここ数年読み続けているシリーズ。こういう本は鮮度が命なので出版、即購入がベターだが今回は出遅れてしまった。発売が6月で買ったのが11月、5カ月の遅れは痛い。。分断されたアメリカ、ロシア侵攻のアップデート、中東関連、中国の斜陽とインドの台頭等々盛りだくさんではあるがイスラエルとハマスの衝突はこの本には書かれていない(書かれたのが5月以前だから当たり前)毎回毎回池上さんの本を読むたびに「なるほどなあ」と自分が賢くなった気がするが読むとすぐ忘れてしまう…「そう言えばこんなこと前にも書いてあったっけ」「あれ、これ何だっけ?」ということが多すぎる。しっかり咀嚼して読むってことをしてないからだな。
2023.12.06
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GAFAも学ぶ!最先端のテック企業はいま何をしているのか 世界を変える「とがった会社」の常識外れな成長戦略 [ 成嶋 祐介 ]非常に勉強になる本。作者的には「勉強になる」という表現自体納得しないかもしれない。ただ中国が嫌いな方にはこの本は向かない。この本はあくまで「中国の」最先端テック企業を紹介しているからだ。「中国の最先端企業は日本や欧米に比べてこんなに進んでいる」という表現をしているからだ。それにしても「最先端」はすごい。一つあげるとするならば動画を見ている時に背景に気になる商品が映り込んでいた。その商品をピックアップして購入することができるらしい。いや、これは日本でも可能なテクノロジーかも知れないが自分は知らなかったので驚いた。教育産業では自らコンテンツを開発することなくネットワークで繋がったユーザーの行動動向から傾向をつかみ次商品のアップデートにつなげていけるとのこと。これも当たり前の人にとっては当たり前なのかもしれないが自分にとっては新しい気づき。少なくともここ数年ほとんど外出しない自分にとっては驚きの連続で日本にはない体験の連続に思えた。
2023.11.24
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琥珀の夏 (文春文庫) [ 辻村 深月 ]色々な要素が詰まった本だった。作者はカルト集団や裁判制度のことをよく調べたのだと思う。一見<ミライの学校>はそれと紹介されなければカルト集団と気づかない。子供たちに考える力をつけさせようとする、少なくとも夏休みの間だけの体験であればそう思ったかも知れない。でも子供たちに(解釈によっては施設にいる大人たちにも)自分たちの価値観をおしつけ世界を狭めていくのは異常に感じる。この本とは関係ないが昔観た「遥かなる地平線」という映画を思い出した。この物語には二人の主人公がいる。施設で育っているミカと夏休みの一週間だけ体験にきているノリコ。大人になって弁護士になったノリコはミカの弁護を依頼され引き受けるか迷う場面がある。「何も考えずに断ればいいのに」と思う。家族を犠牲にすることがわかっていて他にも傷つく人がいるのに自分の正義感を優先しようとする。この心境は自分には理解できない部分だ。ただ、最後の数ページでは救われるエンディングとなっている。それにしても、600ページは長かった。
2023.11.17
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柳谷智宣の超ChatGPT時短術 今日から仕事で使える実践35テク [ 柳谷 智宣 ]ChatGPTを業務用に使えないか?と思っているうちに半年近く経ってしまった。色々「こんなことに使えないか?」という業務があるのでChatGPTの入門版を読むことにした。書店に行ってみるとChatGPT関連の本は結構ある。ペラペラめくって見てみると色々なシーンで使える解説書がある。ただ今回はビジネスに特化したものが欲しかったので探してみてこの本を見つけた。内容は基本的には分かりやすく丁寧に書かれている。実際に使うことになったらこの本を見ながら操作していけば何とかなりそうだ。それにしてもこの本を読んでみて「ChatGPTはこんなことまでできるのか!!」と驚きの連続だった。ChatGPTをある程度まで使いこなせるようになれば英会話のレッスンもできそうだ。毎月払っている二万円のレッスン料もいらなくなるかもしれない。夢は広がる。本の話しに戻ると先ほど「分かりやすく丁寧に書かれている」とは書いたがいくつか「どういう意味だ?もう少し説明して欲しい」というものもあった。(あと誤字も。これは大勢に影響はないが)それでも全体的には興味深く読めた。今度こそ仕事で使うぞ!
2023.11.08
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落日 [ 湊かなえ ]最近読む本は当たりが多い。軽いテーマではないので「当たり」という表現をするのは軽々しいかも知れないが。在宅勤務の今、通勤の電車の中で本を読むことはないので読書は専ら寝る前の数十分と週末くらいになる。初めのうちはちょっと時間がかかったが半分に差し掛かったあたりから一気に読んでしまった。WOWOWでドラマ化されており出演が北川景子と吉岡里帆だと知っていたので台詞はすっかりこの二人の顔を思い浮かべながら読んでいた。それにしても湊かなえさんの小説は相性がいい。何万、何十万というファンがいるであろう人気作家を捕まえて相性がいいというのも失礼だが心に残る小説が多い。(同じ人気作家でも東野圭吾はストンとこない)とても気に入った(また上から目線…)のでWOWOWに加入してドラマも観たいと思う。
2023.10.31
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広大すぎる宇宙の謎を解き明かす 14歳からの宇宙物理学 [ 武田 紘樹 ]二冊続けて宇宙に関連した本。冒頭「必ずしも全てわかる必要はない」「数式を美しいと思って欲しい」と対象を14歳~としている割には難しい注文をしている。前もって言っておくとタイトルほどかみ砕いた本ではない。(それでも今まで読んだ本のなかではかなりわかりやすいものだが)あくまでも宇宙に深く興味がある人向けの本だ。内容は主に以下の通り。・ヒッグス粒子について・宇宙にある「4つの力」・光は粒?波?・相対性理論を基本とした物理学の話し・重力(波)について・宇宙の始まり(インフレーション)・ダークマター、ダークエネルギー・無から生まれた宇宙・天体・恒星の最後・地球と月等々宇宙、物理学に興味のある中高生は是非。
2023.10.24
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この夏の星を見る [ 辻村 深月 ]とても良い本だった。読んでいて情景が浮かんでくる。コロナ禍で色々な自由を奪われた高校生、中学生が星を見るという行為を通して絆を深めていく。茨城、渋谷、長崎の離島とそれぞれ違う条件の中で同じ星を探す。この物語は約半年でそれほど長い時間ではないが夏の、青春の思い出として登場人物の心に刻まれていく。ただ、その半年の間に登場人物が成長するさまも描かれる。特別な出来事があるわけでなく自然に交流が深まるにつれて人間性がはぐくまれ行く。自然とBump of Chickenの「天体観測」の歌がうかんでくる。天体観測を聞きながらこの本を読むのが至福の時間になった。青春を彩るなかなかない素晴らしい一冊だと思う。
2023.10.17
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メソポタミアの神話 (ちくま学芸文庫 ヤー11-4) [ 矢島 文夫 ]遺跡から出土された文字を解読してへんせんされたメソポタミア文明の神話。有名なギルガメシュ叙事詩などが書かれている。あと、旧約聖書などにある「ノアの箱舟」物語も書かれている。神話あるところにこのお話あり、という印象。それにしても神話に出てくる神々はいがみ合う、殺しあう、裏切ると人間以上に人でなしなものが多い。
2023.10.04
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魔女と過ごした七日間 [ 東野 圭吾 ]400ページ超の長い東野圭吾。彼は押しも押されぬ人気作家だが台詞の文章がたどたどしい。「こんな言い方するか?」というのがけっこうある。内容も何だかしっくりこない。そもそも超人が出てくる時点で空想ものなのだが、それにしても。。時間つぶしにはいいかもしれない。
2023.09.28
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20歳の自分に教えたい地政学のきほん (SB新書) [ 池上彰+「池上彰のニュースそうだったのか!!」スタッフ ]以前にも地政学についての本は読んだが「今起こっていることの背景を地理的条件で読み解く」というのは非常に面白い。過去だけではなくこれから先にもどんなことがあるかしっかりと考えなくてはいけない。
2023.08.20
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ミライをつくろう! VRで紡ぐバーチャル創世記 [ GOROman ]作者はホリエモンと同じ種族なのだと思う。前半は文章もたどたどしかった。読むべき点もあるだけに残念。
2023.08.18
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日経トレンディ 2023年7月号 [雑誌]【電子書籍】ChatGPTに乗り遅れている。会社のパソコンに有料のやつを入れようと思っているのだが。夏休みが終わったら入れよう。
2023.07.31
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時間の終わりまで 物質、生命、心と進化する宇宙 (ブルーバックス) [ ブライアン・グリーン ]It was long long story.More than 550 page.At opening, auther wrote"I would tell you as possible as understand"However too much difficult to understand.In the first place, I coud not understand "entropy"
2023.07.30
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ニースっ子の南仏だより12カ月 [ ルモアンヌ・ステファニー ]フランス人の女性が書いた南フランスの12か月。写真2ページに文字2ページ。情景が浮かんでくる素敵なエッセイだった。それにしてもまさに❝フランス人❞が詰まった一冊だった。個人主義でありながら家族を大切にする。フランス好きな方は是非!
2023.06.19
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第三次世界大戦 日本はこうなる (SB新書) [ 池上彰+「池上彰のニュースそうだったのか!!」スタッフ ]お馴染み池上彰さん本。今回もためになった。・軍事同盟・北朝鮮のミサイル発射・中国の海洋進出と台湾有事・ロシアのウクライナ侵略・国連の仕組み今回の議題は以上の通り。
2023.06.11
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暮らしの図鑑 台湾の日々 マネしたい生活のあれこれAtoZ×基礎知識×実践アイデア [ 青木 由香 ]台湾のことを色々紹介した本。以前上海に駐在していたこともあって中華圏に住むことに過剰な違和感はない。さらに以前旅行で台湾に行ってからは魅力的な国だと思っている。もし会社から「台湾に駐在しろ」と言われたら喜んで行く。ただ住むところは何だか古臭いイメージがある。ん?上海で住んでいたマンションは近代的だった。台湾ならそれ以上かも知れない。確かに台湾の人は親切だ。旅行で行ったときホテルが見つからなかったのでグーグルマップを使おうとしたらふと背後から忍び寄ってきた台湾人から「どこを探していますか?」と声をかけられた(日本語だったか英語だったか覚えていない…)そして懇切丁寧に教えてくれた。「グーグルマップがあるから大丈夫。」と思っていた自分が今となっては恥ずかしい。異文化の中で暮らしたい、と思う人がいれば台湾が最適かも知れない。異国でありながらちょっと安心感があるし日本食も豊富だ。でも中国語はハードルが高いかもしれない。英語のようにはいかないかも知れないが中国本土のように四声が違うと全く通じない、ということもなさそうだ。話しが逸れたが台湾に興味のある方は是非どうぞ。
2023.05.30
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この星で生きる理由 過去は新しく、未来はなつかしく [ 佐治晴夫 ]人生の吟じを説いてくれる本。人生に迷っている人には生きいく道筋を示してくれるかもしれない。ただ、、正論を正論として言っているにすぎない。作者は「それができないから人生は大変なんだ」というのをわかってくれなさそうだ。作者は天文学に造詣が深くタイトルにも星と書いてあるが宇宙の話しとは関係ないのでご用心。
2023.05.20
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13歳からの地政学 カイゾクとの地球儀航海 [ 田中 孝幸 ]素晴らしい本だった。自分が読んできた本の中でも有数のもなと思う。タイトルにもある通り中学生にでもわかるように解説してくれている。時には自分も難しい本を読んだりもするが難しいことをかみくだいて丁寧の教えてくれるこのような本はありがたい。中学、高校生の皆さんに是非読んで欲しい一冊。
2023.04.12
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ひとり旅日和 福招き! [ 秋川 滝美 ]ひとり旅日和の第三弾。高校時代同じ部活だった同級生に何だか変わった女の子がいた。この本の主人公は何だか似ている。「苦笑してしまった」「声を出して笑ってしまった」まあ比喩なんだろうけど旅の途中で一人で笑っている女性がいたら気持ちが悪い。それはさておき旅だ。近々館山に旅行に行こうと計画している。フランス料理が食べられるおしゃれなホテルに一泊。楽しみでしょうがない。
2023.03.22
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傲慢と善良 (朝日文庫) [ 辻村深月 ]約500ページの長編。序盤はサスペンス的な展開。主人公の一人男性の一人称で進んでいく時は重苦しい。それが女性の一人称は少し持ち直して前向きな展開になる。最後はハッピーエンドで終わった明るい気持ちで終われた。この頃読む本は満足感の高いものが多くて「買って良かった、読んで良かった」ものが多く嬉しい。こちらお薦めの一冊です。
2023.03.12
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人新世の「資本論」 (集英社新書) [ 斎藤 幸平 ]読み終わるまでにかなり時間がかかってしまった。かと言ってつまらない本というわけではない。むしろ共感できる部分が多い本だった。表現が強めで「ん、なんだこれ?」という場面も少なからずあるが幹の部分は納得がいく。「脱成長」というのがこの本の中でひとつのキーワードになっている。会社員として働き始めて以来「業績も個人も常に成長するべき」と教えられてきたがこの本を読んで「成長が必ずしも正しいものではない」と思わせてくれる。もう一つのキーワード「使用価値」という考え方も十分に納得のいくものだった。お薦めの一冊です。
2023.03.03
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硝子の塔の殺人 [ 知念 実希人 ]500ページにわたる長編推理ミステリー。半分くらいからはあっという間に読み終えてしまった。それだけに、ラストにはちょっとした失望感があった。勧善懲悪を望んでいる訳ではないがモンスターがこの世の中に解き放たれるというのはあまり気持ちのいい終わり方ではなかった。帯にある宮崎美子さんのコメント「感動して涙が出てきた」はさっぱり意味不明。連続殺人犯が活躍するのが感動に値するのだろうか?
2023.02.12
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六人の嘘つきな大学生 [ 浅倉 秋成 ]面白い本だった。特に中盤からが面白くてそこから一気に読み切ってしまった。物語は前半と後半で一人称の語り部が変わる。序盤の「これから何かが起こりそう」な流れから中盤一気にスリリングな展開になっていく。「一体オチはどうなるんだろう!?」最後はある意味ハッピーエンド的な感じで終わる。それはそれで確かに良かったと思うのだが中盤のスリリングな展開からすると少し物足りなさを感じないでもなかった。ちなみに既に映像化されているらしい。
2023.02.01
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メタバース進化論ーー仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界 [ バーチャル美少女ねむ ]面白い本だった。本が届いてページをペラペラとめくった時には「ちょっと難しいかも…」思ったがそんなことは全くなくVR≒メタバースくらいのことを思っていた自分にもわかりやすく解説してくれた。ただ著者(バーチャル美少年ねむ)が完全にメタバースに浸透している人?なので違和感もある。まずメタバースという空間での既得権が節々にでてくるところ。本人は意識はしていないのだろうが「ここは私の世界だ」と感じる表記が多々あった。それとあまりにも「メタバースは正しい世界のありかたである」「これから人類が進むべく道はメタバースにある」という思いが強すぎる。普段我々が生きている世界にも無限の未来や可能性があるわけでそれがメタバースの世界に統合されていく(誇張してる)という考え方は万人には受け入れられないかもしれない。ただ本当にメタバースのことがよくわかったし更に興味をもった。まずはゴーグルを買ってその世界に一歩を踏み出したいと思う。(買うのは次のボーナスだな、、)
2023.01.29
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60歳からはやりたい放題 (扶桑社新書) [ 和田 秀樹 ]言っていることが極端な本。「癌は苦しまないで死ねる理想的な死に方」「60歳過ぎたら年収300万円くらいで十分(働き盛りでもそんなに稼げない人が多いのに…)」作者は見てる世界がちょっと狭いのでは?と思ってしまう。とは言え60歳になったら好きなことをしよう!自分のためにお金を使おう!と言ってもらえるのはいい。年配になったからと言って人生下り坂なわけではないと思わせてくれる。
2023.01.18
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ニッポン 終着駅の旅(881) [ 谷川 一巳 ]大好きな旅行本。ここしばらく読んできた本より硬い。タッチに昭和の香りがする。しばしば「単線非電化」「寂れた」という言葉が出てくる。読むと「日本の鉄道って縮小してるんだな…」としみじみ残念。自分が中学生の時はいろんな特急やら急行があって楽しかった。。ただ言いたいことが一つ。断裁が甘いのか本の縁がくっついてしまってページを捲るたびにいちいちぺりぺり剥がさないといけない。これは出版社の問題だけど。
2023.01.12
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車のおうちで旅をする [ いとう みゆき ]英語がほとんど話せない(と本人が言っている)女性がニュージーランドで過ごした一年間のエッセイ。習うより慣れろの典型。話せなくても行ってみれば何とかなるものさ。でも本を読んでいると多分に幸運に恵まれた感じもする。同じようにやってももっと苦労している人も多そう。「英語が辛い」とかしょっちゅう書いている自分が言うのもなんだが羨ましい面もある。イギリスでこんな生活ができたらなあ、、一年と言わず二年でも三年でも。日本で英語で苦労している自分と英語圏で何とかなっている作者の対比がちょっと皮肉。
2023.01.07
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知らないと恥をかく世界の大問題13 現代史の大転換点 (角川新書) [ 池上 彰 ]毎年楽しみの「知らないと恥をかく」シリーズの第13冊目。いつものことながら時節話題になっているニュースをわかりやすく解説してくれるのでありがたい。去年大きく話題になったのは何と言ってもロシアのウクライナ進行とコロナ。それに大きく関連して円安、物価上昇。世界情勢、庶民生活とも出口の見えない混乱に入っている。ANAのマイルが貯まったのに加え永年勤続の年なので旅行に行こうと思ったのだが燃料費の高騰で半年前に比べ10万円くらい高くなっている。現地に行ってもできるだけ買い物は避けなければいけないだろう。話しは戻ってこの本、年末に刊行されるものと思い込んでいたが実際は年半ばだった。あと半年後、また次の14を買おうと思う。
2023.01.05
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