前門の虎、後門の狼　<年子を抱えて>

< 新しい記事

新着記事一覧(全2142件)

過去の記事 >

2010/06/16

メシア

(2)

テーマ：年長の子を持つママ集まれ～(477)

カテゴリ： Fang

坊を迎えに行ったら、数少ない知り合いのお母さんに会った。

「坊君が、うちの子のこと好きだって言ってくれてるらしくて、
大喜びなんですよ～！」とハイテンションで報告された。

え？えええ？坊がそんな台詞を？信じられない…。
だって、相思相愛のＳ君以外の子と遊ぶとか聞いた試しがない。
ましてや相手は女の子だなんて！何かの間違いでは…と思いながら
「もっとイケメンだったらよかったのに、こんな無愛想な奴でごめんなさいね～」

どうやら、女の子の間ではいさかいが絶えないらしく、

しかし、坊にそう言われて嬉しくて、元気を取り戻したとか何とか。

彼女は何事にも積極的で、かけっこやマラソンはいつも一番。
そんな活発な子が仲間はずれにされること自体不思議なのだが…。
まったく、女の子は厄介だね～。幼稚園のうちから「女の世界」かよ。
そういえば小姐は女の子どうし固まるのが好きじゃなかったから
その手の問題に巻き込まれたことはなかった気がする。

「Ｍちゃんと遊んだの？」と尋ねると、坊はサラッと「うん、友達だしね」だと！
何だ、そのさりげなさは！坊らしくないじゃないか（笑）。

まぁアレだ、小姐にいとしのＫ君がいたのとは次元が違うだろうな。
人一倍警戒心が強い坊にとって、年少の時も同じクラスだったＭちゃんは
「知ってる子」のカテゴリーであり、その中で印象が悪くないという程度だと思う。

「あの子は嫌だ」とハッキリ言うけど、Ｍちゃんはそうじゃないから。

それにしても、坊の存在が彼女にとって救いとなったなら、結構なことだ。
（いや、いまだに信じられないけどね～）
ちくしょう、なんかちょっとかっこいいぞ。見た目は一休さんだけど。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう