前門の虎、後門の狼　<年子を抱えて>

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2010/12/20

懇談会＜坊＞

(2)

テーマ：年長の子を持つママ集まれ～(477)

カテゴリ： Fang

幼稚園の個人懇談は、自由参加である。

（月～水は迎えに行くためよく担任の先生に会う。そこで話をする）、
どうせ仕事が終わって迎えに行くし、懇談会もこれで最後なので参加した。

担任のＳ先生は、坊が年少の時も担任だった。
坊はＳ先生が大好きで、最後にまたＳ先生で嬉しいと言っていた。
それは先生本人にも伝えたようだ（あの恥ずかしがり屋がそんなことを！）。

年長になると、どの子も給食を食べる量が増え、スピードもあがるらしい。
好き嫌いの多い坊はみんなについていけず、給食の時間が苦痛だった。

しかし最近はだんだん食べられるようになったとのことで、
以前のような、つらそうな表情を給食の時間に見せることはないという。

年少の頃は、先生としても坊のことがいろいろな面で心配だったらしいけど、
年長になってからは、心配事といえば給食くらい。
その給食も、近頃は心配ないといい、もう何の心配もない、と。
「あの坊君が、こんなにたくましいお兄さんになって…」と。

「僕にとって、坊君は特に思い入れがあるんです。
僕が新任で入ってきて、初めて名前を呼んだのが坊君です（名簿順が１番だから）。
それで、今年初めての卒園生として最初に名前を呼ぶのも坊君です」

あぁ、そうか。そんな巡り合わせが…。
人一倍警戒心が強いから先生にとってはただでさえ心配の種だっただろうに、

滅多にいない丸坊主だし（最近でこそ違うけど）、そりゃ～印象には残るわな。
そんな坊が、新入生としても卒園生としても初めて名前を呼ぶ子か～。

「坊は先生のこと大好きなんですよ。
お母さんより先生のほうが好きだもんって平然と言ってのけますからね」
「いや～、嬉しいですねぇ。

え？誰か先生にイチャモンつけた人でもいるの？
一生懸命子どものこと見てくれて、いい先生だと思うんだけどなぁ。
「子どもに好かれるということが何よりだと思いますよ。
坊がＳ先生大好きと言って楽しく幼稚園に通ってくれて、
私は本当に先生に感謝していますし、いつでも先生を応援しています」

いよいよ、幼稚園生活も残りあと３ヶ月を切った。
最後の最後まで楽しく、坊にとって充実した日々であってほしい。

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