9月27日(土)晴れ
朝4:30分我が家を出発。(前夜飲み過ぎの為寝坊。)
やはり沢渡迄は1時間弱かかる。
朝はトラックやバスがトロトロ走るので、次回からはもう少し早めに出発しよう。
そして其処からが私の計算ミスで・・・
最近いっつも助手席が多く、注意深く時間配分等していなかったので・・・
目的地の飛越トンネル手前のPに6:40分着になってしまった。
初日の行程時間は11時間。
7時登山口出発だと18時に黒部五郎のテン場着だ。
しかも、休憩時間等はコースタイムに入れていない。
ただ、いつもコースタイムの3分の2で遅くとも歩いているので
其処に期待するしかない。
食料品をパッキングしていて最大の忘れ物に気付く。
今夜の夕飯の肉うどんの肉を味付けして冷凍庫の中に置いたまま・・・
もう、ガックリしちゃって・・・
このまま帰ろうかなんて弱気になったりして・・・(笑)
ま、気を取り直して7時に登山口を出発します。
比較的なだらかな登山道で・・・こりゃ、楽勝かと思っていたら・・・
道がぬかるんでいて非常に歩きづらい。
木の幹を切断してなんちゃって木道がたまに現れるが
その上に乗るとヌルヌルしていて余計に歩きづらい・・・
全く普通に歩けずにロスタイム。
飛越新道はコースタイムを20分しか縮める事が出来なかった。
神岡新道との分岐地点。標高1842m。
寺地山迄の間は地図にも書いてあるがぬかるみ、木の根が多く滑る、滑る・・・
途中、何箇所かの大展望から笠が岳の雄大な姿を見れて感動するが
どうにもこうにも歩きづらくkoukiのズボンは膝まで真っ黒になってしまった。
今さらスパッツを出してもしょうがないので
そのまま突き進む。
北ノ俣避難小屋までの間は前夜降った雪の結晶が解けて木の上から雫がポタポタと落ちてくる。
最初、雨かと思って焦った。
此処から見える薬師岳や北ノ俣岳は初冠雪で真っ白に覆われていた。
あまりの美しさに心が躍ると同時に不安も過ぎる。
誰にも会わない登山道は静かで真川の清流の音が聞こえる。
そうこう言ってるうちに北ノ俣避難小屋の標識が見えてきた。
池塘の或る湿地帯は紅葉真っ盛りで美しいが
此処の登りが相当キツク感じる。
【至る所にツララが】
以前来た時は余裕だったのだが・・・
やはり飛越新道から寺地山までの悪路で相当気を使ったのと
2泊3日の食料やテントの重さが一気に肩に伸し掛かってきたのだろう。
大人同士で来るのとは訳が違うなとヒシヒシと感じた。
北ノ俣の避難小屋に荷物をデポして山頂を目指す地元の男性2名と少し話しをした。
簡単に追い越されて行った。
追い越す事はあっても追い越されるなんて事は今まで無かったので
結構、弱気になる自分を発見する。
此処も前回よりも悪路になっており前を行く男性達も泥道に何回かよろけていた。
【クリスマスツリーかよ。笑】
しかし・・・その苦しさを登り詰めると・・・
見事な大パノラマが待っていてくれた。
そうなの、kouki!この山並みをあなたに見せたかったの!
そして・・・時間は12:30。
目的地の黒部五郎キャンプ迄はコースタイムで5時間40分。
エスケープ先の薬師峠キャンプ迄は1時間半。中途半端過ぎる時間だ。
悩んでいると先程の男性達が声を掛けてくれた。
その歩きなら黒部五郎迄は何とか行けるだろう。
TRYしてみたらどうかという話しだ。
一昨年、燕岳を登っていた時に出逢ったオジサンにその歩きなら大天井迄目指したらどうかと言われ
大天井では常念岳を目指したらとアドバイスを頂き
結局1泊2日で燕~常念の往復を歩いた事がある。
すっごいハードで疲れたけどkoukiと私の苦しかったけど最高~登山の第一位である。
頑張って行こうと思った。
どうしてもダメならカールに水場もあるしビバークという手もあるなんてアドバイスまで頂いた。此処からは綺麗な登山道だったので気持ちよく稜線を足早に歩いた。
容量オーバーの為続く。
今日は調子が良いので続編書きますよん。(ただの暇人?笑)
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