◆ 精進湖・12月7日 朝
YouTubeにアップしました。
まだ空が群青色だった頃、私たちは精進湖に立っていました。
静まり返った湖面。
息をする音さえ、富士山に聞かれてしまいそうな朝。
やがて——
富士山の左側から、そっと太陽が顔を出す。
その瞬間、湖に一本の光の道が伸びて、
世界が「はい、始まりましたよ」と合図をくれたようでした。
若者、カメラマン、観光客の方々。
人は多かったけれど、不思議と騒がしさはなく、
みんな同じ方向を見て、同じ光を受け取っていた気がします。
高速道路では、きっと味わえない時間。
下道だからこそ辿り着けた朝。
この旅は、もうこの時点で
来てよかったと、心と体が答えていました。
◆ 2週連続松本奈川へ。鴨トウジ蕎麦という“ご褒美”
その後向かったのは、奈川。
冷えた体に、あの一杯。
鴨トウジ蕎麦。
鍋にくぐらせる蕎麦、
じんわり染みる鴨出汁、
噛むたびに「冬がうまい」と思わせる味。
これはもう、食事というより
儀式ですね。
◆ お泊まりした宿と、本物の温泉
今回泊まった宿には、
冷泉と、あたたかい温泉の二つがありました。
冷泉は 13〜14度。
……正直、冷たいです(笑)
旦那氏はお腹までで約10秒。
それでも「ポカポカする!」と大喜び。
私はというと——
(温泉ソムリエですので、ここはプロの顔で😎)
交互浴、しっかり堪能。
実は下諏訪の「神の湯温泉」で、
真冬マイナス15度の日に
冷泉×温泉・交互浴10本ノックをやった過去あり。
その話をしたら
「それはもう神ですね」と言われたことも(笑)
今回の宿でも、
おかみさん、娘さんと温泉談義に花が咲き、
気づけば心までぽかぽか。
ユージ君も今日はもう何度目?というくらい温泉へ。
部屋に戻ると、いない(笑)
マリオットでは一回しか入らなかった大浴場。
やっぱり——
本物の温泉は、体が知っているんですね。
◆ 下道は、人生を豊かにする
帰り道、
何度も登った甲斐駒ヶ岳に沈む夕日。
光が山に吸い込まれていくのを見ながら、
「心が入れ替わったなぁ」と思いました。
その頃、中央道は大渋滞だったそう。
渋滞のない下道。
景色と、余白と、出会いのある道。
私はこれからも、
迷わず下道を選びます。
🌿まとめ
旅は遠くへ行くことじゃない。
深く感じること。
精進湖の朝も、
奈川の蕎麦も、
この宿の温泉も——
全部、ちゃんと生きている証でした。
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