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御無沙汰しておりましたぁ~♪雨に祟られた海外出張から帰国してなんとなく体がだるかったのですが、見事に熱出してダウンいたしました(笑)。神経が鈍いのか、昔から熱にはめっぽう強く大学のテニス部の合宿中に「なんとなく熱っぽい!」と言ったら心配した仲間が体温計ってくれて38℃オーバーだったというほどの鈍さです。そんな耐熱構造の私がダウンするって事は?・・・ハイッ、見事に38.7℃ございました。 家族は、海外から帰国して間もない事もあり、あらぬ方向に考えが及んだようで「マラリアだぁ~!」「イヤイヤ、鳥インフルエンザよっ!!」「僕はエイズだと思うなぁ~」とか本当に好き勝手な事抜かしてました。結局は医者で検査受けて単なる風邪だったのですが、未だに全身が熱くてたまりません。・・・って言いながら6時間近くも水替えしてた私ってお馬鹿?? ところで本題に入りますが、ここに来てバンコクのクラウンテールが注目だって書きましたけど、もう一つ注目すべき題材が・・・。まぁ、最近と言うよりはここ1年位前から急激に改良が進み始めたんですけど、その話題の主が今日紹介するジャイアント・プラカット!まぁ、この品種自体はずっと前から存在してましたけど、ただただボディが薄ら馬鹿の様にでかいだけで、体色は洗う前のゴボウ以下!はっきり言って、美的センス0の存在でした。 でも、ここに来てそんな認識を一新しなくちゃならなくなってますね~。例えば、冒頭のイエロー・マルチなんてショープラカットとしても十分いけちゃう程の美しいピュアイエローです。これで、全長はなんと70mm以上です。下の個体はブルー&レッド・ドラゴンですがこれで全長65mm位あります。 普通のプラカットはせいぜい全長50mmくらいです。たった2cmの差じゃん!って考えたそこの貴方!!かなり認識甘いです。中学校の時習いませんでしたっけ?長さが倍になると面積・体積はめちゃくちゃ大きくなるって。この2cmの差は実物を目にすると、この数値以上の巨大な差となって実感できます。 でも、正直言ってちょっと苦手なんですよね~、巨大ベタ(笑)。元々、サイズが小さければ小さいほど良しとする傾向が強い男でして・・・。以前、仲間内で卵生メダカやドワーフ・シクリッドなどを成長期に餌を控えめにして通常よりも小さなサイズで成魚にする。いわゆる「締め飼い」について話題になった事があります。もちろん、その場の全員の認識として「締め飼いはイカン!」って言う結論になりました。確かに、締め飼いされた個体を種親にすると次世代が取り難いし、それが正論だって事は間違いありません。でも、でも・・・個人的には締め飼いは決してNOではありません。声を大にして主張する勇気は無いですけどね(苦笑)。・・・だって、可愛いもん。 そんなわけで、個人的にはストライクゾーンから大きく外れているジャイアント・プラカットですが、バンコクでは人気があるのか専門店まで存在してます。しかも、ここまで観賞価値が高い個体が作出されるようになってきた今、頭からその存在を無視する訳にもいかないなぁ~。
2007/07/20
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さて、前回ここに来てもの凄い勢いでクラウンテールの改良が進んでいるって報告しましたが、それをまさに実感させてくれるのが今日冒頭で紹介する個体です。赤・青・白の3色マーブル、いわゆるトリカラー・マーブルのオスなんですけどいかがなものでしょう?ここまでのマーブルはプラカットであれば確実に末端価格で諭吉1枚コース確実の逸品だと思います。これがショーベタとなると、はっきり言ってショーベタでここまでのトリカラーマーブルには未だにお目にかかったことはありません。 ショーベタではどうしてもヒレの開きをはじめとする体型に重点が置かれるため、カラーリングはやや疎かにされがちです。ましてや、コンテストを目指すのであれば現状ですでに改良が進み良個体が種親として入手しやすいソリッド・ブルーやソリッド・レッド辺りがメインになってしまいます。また、ヒレの広がり重視のため純系と言う概念が足枷となりなかなか自由な発想で交配を行う事がしにくいのが現状です。 もちろん形状重視と言う事自体は決して間違えていませんけど、それに比べてカラーリングの追求と言う分野が一段下と見なす傾向がありがちな我が国のショーベタホビー界は少々いびつだと思いますね~。少なくとも形状追求と色彩追求は同レベルという認識が無いと、この趣味が我が国でメジャーになる事は無いのでは?私も以前、かなり気合を入れてショーベタをやっていた頃、仲間の温室に行くとブルー系が得意な人なら温室内の小型容器はブルー一色、レッドに興味がある人なら真っ赤っか(笑)と言う状態を見て、本当にこの人これで楽しいのかね?って疑問を感じてました。なんか、目的がベタを楽しむ所からコンテストの入賞だけに変わっちゃってる気がして・・・。 ショーベタには興味があるんだけどそんな所がちょっとって感じている人や、ショーベタに行き詰っている人は気分転換に、オキラク感覚でクラウンテールの繁殖でもやってみると楽しいかもしれません。前回書いたように管理が非常に楽だし、価格もショーベタに較べてずいぶんと安いのも魅力です。逸品堂では結構な販売価格に設定していますが、現地では信じられないほど安価です。本来こんな余計な事を暴露する必要はないんでしょうが、暴利をむさぼっているとか変な誤解されても嫌なんで正直に告白しておきますね(笑)。 逸品堂は現地に直接買い付けに行くというのを謳い文句にしているだけに、単にメールやFAXでバンコクに注文して郵送してもらうのに較べて、経費部分(特に航空運賃)が滅茶苦茶ウエイトが高いのが難点です。単純な話、持ち帰った魚の尾数で出張経費を割るとすると、例えばネオンテトラ1尾を持ち帰ったとしても定価を1500円とか付ける必要が出ちゃうんですね~(苦笑)。その辺から考えると、逸品堂であの価格で販売しているクラウンテールの現地価格は・・・。でも、実際に自分の目で選んでいるから逸品堂の存在価値があるわけであり、このやり方は今後も変えられないでしょうけど。
2007/07/16
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うーん、日本に帰ってきてもやっぱり雨です(涙)。何だか心身ともに湿度100%っていう感じで、なんとなく気合が入りません。本来はかなり強烈な晴男を自認していたのですが、一体どうしちゃったのでしょうか?もしかすると今までの反動から極度の雨男になってしまったとか?・・・とすれば、今後の私の人生は土砂降りかぁ~??(笑) ところで、私正直に告白いたしますと以前はクラウンテールってあまり好みではありませんでした。なんだかヒレがバサバサした感じだし、色彩的にもケバイ感じの個体が多かったので・・・。でも、ここの所バンコクのクラウンテールがものすごい勢いで改良されてきてるんですよね~。十分さかなおやじのストライクゾーンの個体が多数見受けられ、今回の仕入れでも結構な数のクラウン購入しちゃいました。 ショップに普通においてあるクラウンは元親がヒレの広がらないトラディショナルなので、尾ビレが大きく広がらないためになんとなく全体的に長いヒレの軟条を束ねたような具合になってしまうためバサバサなイメージになっちゃいます。でも、最近のバンコクの個体は元親にショーベタ使ってますから、尾ビレが大きく扇状に広がりますから全然バサバサな感じがありません。 しかも、色彩的にもショーベタやプラカットと較べても少しも遜色ないレベルに仕上がっています。というか、むしろショーベタのようにヒレの形状だとか純系だとか言うこだわりがない分、自由な発想で交配が出来るためでしょう、色彩的にはショーベタなどよりも余程上の個体も沢山存在します。特に、マルチカラー系品種はショーベタではあまり見かけませんがクラウンではものすごい奴がいっぱいいますね~。 クラウンテールの最大の利点はとにかく維持管理が楽な事!ショーベタを飼育していて嫌になっちゃう最大の理由がすぐにヒレが傷んじゃうことです。でも、クラウンテールって本来ショーベタで一番痛みやすいヒレの軟条の間の部分が元々無いんですから、これはもう痛みようがありません(笑)。それにショーベタならば1週間もヒレを広げるトレーニング(フレアリング)をサボっちゃうと、ヒレが大きく広がらない様になって観賞価値が半減しちゃいますが、クラウンならば心配後無用!2週間くらいトレーニングどころか水替えしない状態でも全然大丈夫!! 我が国のショップでも最近頑張ってショーベタを陳列している所が増えてきましたけど、一部の専門店は別格としてほとんどのショップでは維持管理が上手く行かず「えっ?これってまさかショーベタぁ~??」って言う状態の魚を置いてある事がほとんどです。まぁ、仕入れ価格も安くは無いから状態悪くなっても捨てちゃう訳に行かないのは判るんですが。そんな個体を見てショーベタをはじめて見るアクアリストが「ふーん、ショーベタってこれの事なんだぁ~」とか思われちゃうのは残念至極な事です。 そんな店は、ショーベタなんて扱うの止めてこれからはショークラウンをお薦めしたいなぁ~!これなら仕入れ価格も全然チープだしね。
2007/07/14
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御無沙汰しております。昨日やっと海外出張から帰国いたしました。今回は、フランクフルト~バンコクと言ういわば定番コースで出張してきた訳ですが、未だかつてない程つまらん旅でした(涙)。・・・と言うのも、今回約10日間ほど出張してたんですけど見事に雨についてまわられました。 最初に訪問したフランクフルトでは、いきなり雨のお出迎え!でも、まだまだこっちにも精神的余裕があるから別にどって事はありません。空港まで業務提携先の人間が迎えに来てくれるし。BMWのRV?に踏ん反りかえってアウトバーンをぶっ飛ばしてホテルに・・・。 翌日は朝からあいにくの小雨模様。でも、ホテルまでやっぱり仕事先の人が迎えに来てくれるし、別にいいやっ!でも、その翌日も朝のうちこそ曇り空でしたが、仕事が終了する頃になるとすっかり本格的な雨模様・・・うーん、ジトジトして気分悪し! 4ー5日目はドイツでの仕事はないにもかかわらず、ドイツに滞在しました。・・・って当然アクアショップめぐりを楽しむため!(笑)。・・・でも、朝からやっぱりスッキリしない天気が続きました。この辺りに来ると、いくら温厚な私でもイライラがつのってきますね。 そして、翌日バンコク入り!去年出来たばかりの新バンコク国際空港に降り立つと見事に雨!って言うか、ドイツからバンコクに向かう飛行機も天候不順のため揺れる事揺れる事っ!エアポケット入りまくりで、ドスンドスン高度が落ちてました(苦笑)。 そして、バンコク滞在中も見事に雨!確かにこの時期バンコクは雨季ですが、この国の雨季は日本の梅雨とは違い、スコールでバケツをひっくり返したような雨があっても通常は短期間で上がり、後は思い切り晴天っ!って言うのがお決まりのはず。でも、今回は朝からずっとシトシト雨が続きました。 あんまり気分が悪いので、今月末か来月早々に再度バンコク入りします!これは逸品堂のオーナーがつべこべ言っても問答無用っ!・・・でも、ひとまず無事帰国いたしましたので御報告までに。
2007/07/11
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