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Magical Ovetteという人が書いた"Advanced Magic"を入手しました。パーシー・アボットの本と同じで、非常に印刷が不鮮明です(ただし、原典の雰囲気を味わえるという点ではいいことです)。しかも60ページという本としては驚くべき薄さです。出版社は Kessinger publising です。プロフェッサー・ホフマンの3部作もここから出版されています。 Magical Ovetteについては、この本には紹介されていません。出版年代も紹介なし。(こういうところをしっかりしてほしい)。イントロダクションから分かるところによると、"Tricky-Tricks"や"The Magicians New Field"などを書いた人物がMagical Ovetteということです。かなり進歩史観に立ってマジックを見ている人物のようです。 「1910年から10年間ずっとこのマジックテーブルを使っている」という記述があるので、出版年代はおそらく1920年代でしょう。 紹介されている内容は、マジックテーブルの作り方、カードマジック、多くのステージマジックなどです。方法を解説せずに「パスを行う」などと書いてありますから、"Advanced Magic"という名のとおり、発展的な解説書でしょう。カードマジックに関して言えば、技術が身についている限りにおいて即席的に行えるものがほとんどです。その例外は、チャールズ・ジョーダンの「ワンダー・フォース」です。(これが載っていることに少し驚く)。これは、観客にシャフルさせた上で行うカード当てです。(くわしくは、Hugard編集の"Encyclopedia of card tricks"を参照) 詳しいことは読み終わってから紹介したいと思いますが、挿絵、印刷の具合など、雰囲気の感じられるテキストです。
2007.02.28
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まだ読んでいませんが、しばらく前から探していた「シャーロック・ホームズのライヴァルたち」シリーズのひとつ、『ソーラー・ポンズの事件簿』を古本で手に入れました。作者は、オーガスト・ダーレスという人です。 何でも、ブレード街のシャーロック・ホームズだとかで、ホームズ正典で言及されただけの作品を扱っているらしいです。これから読む予定です。
2007.02.25
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小酒井不木の『大雷雨夜の殺人』を読みました。推理物としてより、怪奇物としてみたほうがより楽しめるかなと思いました。「メデューサの首」などは、まさにゆっくりと包み込むような怪奇的雰囲気です。一気にぞっとするというよりは、まとわりつくような感じなのです。 冒険ミステリならば、「雪の夜の惨劇」でしょう。犯人に捕まってしまう場面があります。「烏を飼う女」は、どのように展開していくのか楽しみな作品でしょう。結婚した女は烏を飼っていて、しかも変な寝言を言う。これは気になります。 推理、怪奇、SF的作品、冒険など幅広い作品が集められています。収録作品は、「大雷雨夜の殺人」(本格推理)「愚人の毒」(意外な真相の犯罪もの)「メデューサの首」「人工心臓」「謎の咬傷」「烏を飼う女」「抱きつく瀕死者」「雪の夜の惨劇」「好色破邪顕正」。
2007.02.24
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トミーとタペンスが活躍する3つ目の長編、『親指のうずき』を読みました。年をとったといっても、会話や動きっぷりから見ると、若いままのトミーとタペンスです。物語は、サニー・リッジという介護施設から始まります。そこには、トミーのおばのエイダおばさんがいるのです。そのおばさんはある絵画を持っていて、そこから物語りは展開していきます。話の中ではいろいろな情報が提示され、主人公たちと同じようにわけが分からなくなるかもしれません。 このシリーズだけあって、謎解きの要素に加えて、冒険の要素もあります。おなじみのアルバート氏もいい味を出しています。
2007.02.17
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ボブ・ロンジシリーズのうちの一冊。しばらく絶版だったようですが、他社より復刊されました。ボブ・ロンジシリーズの中でも、私見ではトップ3に入ると思います。カードマジックに興味がある人はぜひ読んでください。とても楽しめるマジックが、たくさん載っています。 技法編では、コントロール、フォース、フォールスカット、グライドを解説。もし技法を使ったマジックをやるならば、これだけはというところだけを選んでいるあたり、著者の経験の深さをうかがわせます。コントロール法として、ダブルカット、簡単なコントロール、もっと簡単なコントロール、キーカードコントロールの4つを解説。最後の三つは技法というより方法です。フォールスカットとしては、手のひらの上で行うおしゃれなカットがあります。 マジックとしては、以下のものがあります。No touch no feel・・・・・演者はカードにまったく触らないのに、不思議な現象が起きます。ダウン・アンダーという原理を使用。Double discovery・・・選ばれた二枚のカードを、不可能に見える状態で当てます。私の一番のお勧めです。技法は不要。Wally's wily ace tricks・・・・カードを捨てていって、最後に選ばれたカードだけを残します。そして捨てられたカードを見ると・・・。驚愕の結末付き。The misguided spectator・・・・・カードを変化させるマジックです。 技法を紹介している割には、技法を使うものは少ないのでご安心を。
2007.02.16
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アガサ・クリスティのミス・マープルものの1作である、『動く指』を読みました。トリックという点ではいまいちですが、ストーリーとその語り口は抜群です。語り手は、怪我をしてある村へ転地療法に行った軍人です。彼はいかにも、読者が次を読みたくなるように物語を語ってくれます。物語り全体の雰囲気は、私の印象では怖い感じのするものだったのですが、(ホラー的という意味ではなく)、彼と妹のかけあいが非常にユーモラスであるため、雰囲気のバランスがよく取れているという感じがします。 人物も、クリスティ必殺の「みんな怪しく見える攻撃」はもちろんのこと、読んでいて一人ひとりとっても身近な人たちのように感じられました。人物に関しては、クリスティベストかなとひそかに思っています。それだけに、疑心暗鬼の心はリアルであり、残念でもあります。 ちなみに、今回は犯人が分かった、と確信しましたが、はずれでした。私は3人容疑者をリストに入れたのですが、まったくかすってもいないという散々なものでした。
2007.02.11
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Bob Longeの"World's greatest card tricks"とCharles Barry Townsendの"World's best magic tricks"を購入しました。値段が安めの分、紙の質があまりよろしくありませんでした。まあ内容は、多分いいですから気にしないことにします。"World's greatest card tricks"では、非常によくできたカードコントロールと、少し奇抜な見た目の(まったく難しくはないが)フォールスカットが解説されています。後はアンネマンのカードマジックの本に解説されているとても簡単だが少し不安がないでもないフォースがありました。一番最初に解説されていたマジックは、演者が手を触れなくても現象が起こるというものでた。"World's best magic tricks"はこれから目を通す予定。
2007.02.07
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