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このブログでマジックというとそれは手品のことです。しかし今回は、手品ではなく、魔術のお話になります。(厳密には魔術や呪術、俗信)。読書ノートっぽくブログを使うことになります。(今日に始まったことではありませんが)。手品の話ではありませんのでご了承ください。デモできるだけ手品と結び付けて話せたらいいなとは思っています。 話題に取り上げる本は、ジェームス・ジョージ・フレイザーという人が書いた『サイキス・タスク』という本です。フレイザーは、どうも民俗学関係の人らしいです。(この辺詳しくありません、ごめんなさい)。代表作は『金枝篇』。こちらはまだ読んでいないので詳細は不明です。簡約版第1巻の目次を見ると、「王」「呪術」「宗教」といった言葉が目に付きます。 それでは、『サイキス・タスク』はどのような本でしょう。一言で言うと、俗信の弁護論です。私有財産や人命の尊重という概念の強化に、俗信が寄与するところがあったのではないかという主張です。インチキ超能力は良くないだましである、と考えている私には帰って興味深い本です。たとえば、人を殺すと殺された人は幽霊になる。幽霊は恐ろしいことをする。したがって人は殺さないほうがいい。という流れにより人命が尊重されるようになる、というロジックだと思います。 「人を殺すと、殺された人は幽霊になる」という考えや、幽霊を払う儀式などを豊富に集めて紹介しています。要するに帰納法的な証明形式(りんご、イチゴ、バナナは果物である。りんごは甘い、イチゴは甘い、バナナは甘い、ゆえに果物は甘いなどという論証形式。例外がある可能性を否定できないという弱点がある)を使っています。論法の是非はともかく、あまり同じような話ばかり続くと退屈になるという弱点は避けられません。 特に手品の話は出てきませんが、手品に興味がある人はひょっとすると魔術、呪術なんかに興味があるかもしれない、と勝手に想像してこの本を紹介しました。とにかく呪術がたくさん紹介されていることは確かです。 合理(私有財産は合理的でないと言わなければ)と非合理の間、ちょっとマジック(手品)っぽくないですか、と無理やりまとめておきます。
2007.11.28
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昨日の9時から地上波初劇場版トリック2を見ました。戦場の魔術師ジャスパー・マスケリンから導入されるとおり、大掛かりなマジックが登場しました。なんと言っても村が消えてしまう??のですから。こういったトリックに関しては種は知らないほうがいいみたいですけれども。イリュージョン・大魔術が好きな方はゼヒ。(ちょっとトリックには無理なところも有りますが気にしない!)(以下、見てない場合は申し訳ない)村を消したトリックは、錯覚をついているという点でマジックの本道のようですが、村人はああいった勘違いをするのだろうか?とは言ってもするはずの無い勘違いを起こさせるのもマジックの力?燃える箱の中から消えるマジックって、種知ってても恐くて失敗しそうです。 迷コンビの刑事さんたちの活躍が少なかったことは残念です。ミステリ要素の意外な犯人が無いということはトリックの場合は気にしません。「どのようにやったか」がポイントでしょう。ついでにマギーさんが出ていました。 ここでは文庫版バージョンの画像を出しておきます。
2007.11.19
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前もありましたが、今日、映画版の「トリック」再放送をやっていました。マジックを悪用してはいけません、と言うことがよくわかる?実は来週に再放送される映画版2のほうが楽しみです。マジックから暗号、謎解き、ギャグ、盛りだくさんです。またテレビで見たいとひそかに思っています。
2007.11.11
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ポール・カリーという人の書いたMagician's Magicを購入しました。ポールカリーは職業奇術師と言うわけではないようですが、さまざまなマジックやアイデアを発明した人です。マジックをする人の間では、おそらく「アウト・オブ・ディス・ワールド」というカードマジックの発明者としてよく知られています。(この本でも解説しています。)ここではカリー自身が演じたときのエピソードが紹介されています。 ちなみに、イントロを書いているのは、マーティン・ガードナー氏です。なんともうらやましい。 最初のほうでは、マジックの歴史を紹介しています。物語調の語り口に乗せて、マジックの歴史の旅をプレゼントしてくれます。エジプトのマジック、カップと玉のマジック、「メフィストフェレスのような」アレキサンダー・ハーマン、ロベール・ウーダン・『妖術の開示』その他、その他、と幅広く尽きることのないトピックを提供してくれます。マジック好きにはたまりません。 それから、 この本にはミステリに関する記述もいくつか見られます。コナン・ドイル、サックス・ローマー(フー・マンチューという悪役を生み出した。冒険ミステリっぽい『怪人フー・マンチュー』がハヤカワポケットミステリにあります)、前に日記で取り上げたクレイトン・ロースンなどに言及があります。 索引がついているのもありがたい。マジシャンからマジックの名前まで楽に引くことができます。もちろんマジックの解説もあります。そのマジックに関するエピソードつきです。 もっと詳しいことは後ほど紹介したいと思います。
2007.11.04
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この本は、以前にフリーページの「クロースアップその3」で紹介しました。ところが、よく見ると楽天でもついに扱われるようになったようです。記念して?ここでもう一度紹介したいと思います。その本は、カール・ファルヴスのBig Book of Magic Tricksです。"Big Book"というだけあってとても大きい本です。持ち運びには非常に不便です。 詳しい内容についてはフリーページに譲るとして、ここでは特色をご紹介。1、マジックの歴史についての紹介あり。古代エジプトの話からフーディニのマジックまで、非常に短く簡潔にまとめてあります。巻末には、フーディニ、ドコルタ、サーストン、スカーニーなどの人物についての簡単な紹介もあります。2、ほとんど技法が不要。技法が好きな人には物足りないかもしれません。反対に、すぐに演じたい人には向いています。道具も取り立てて特別なものを必要としません。3、コメディやパズルもあり。これは好みが分かれるところか。お好きな人には勧めます。具体的なトリックは少し列挙しておきます。紐の両端から手を離さずに結び目を作る、ガラスコップが奇妙な音を立てる、1つのさいころの上に横に並んだ2つのさいころを乗せる、ヒモに飛びいるリングなど。
2007.11.03
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