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今回はクロフツつながりということで、『スターヴェルの悲劇』を紹介します。これは、ミステリでは意外に珍しいかもしれない火災事件です。さすが「足の人物」フレンチ警備だけあって捜査が見ものです。だんだんいろいろな真実が、捜査によって分かってくるさまはミステリ中盤の醍醐味のひとつでしょう。犯人は意外といえば意外なのでしょうか。とにかく最後まで目が離せません。解説もクロフツの諸作品について語っているので、読むものを探すときに参考になります。ただし絶版になってしまったものもあります。ご注意を。
2007.05.11
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F.W.クロフツの、『殺人者はへまをする』を読みました。たまたま古書店で見つけたものでした。倒叙短編と、そうでない短編を20以上ずつ集めた短編集です。クイズに近い形式をとっていることが大きな特徴。途中でフレンチ警部が、読者に挑戦?を仕掛けてきます。読者は、本文の中から証拠を探してきて、フレンチと勝負できます。「これは知らんぞ」といいたくなることも、1つ2つないわけでもないが。読者が見つけるべき証拠はほとんどひとつだけなので、文章をじっくり読んで引っかかるところを探せば、いくつかは正解にたどり着くことができると思います。 クイズとして、やや単調だが推理小説として、どちらでもきっと楽しめます。なんか同じような動機や事件が多いのが難点。
2007.05.03
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