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S.A.ステーマンという人の書いた『六死人』という作品を読みました。 遠くへ出かけて財産を作り、その財産を分け合うことを誓った6人の男の物語です。その6人には怪しい影が付きまとっています。そして悲劇が起こります。 かなりストーリーをスピーディーに展開させた作品です。6人のエピソードがもっとあると楽しいかなと思ったりもしますが、推理を楽しむには返っていいのかもしれません。登場人物の特徴は薄めだと思います。犯人探しは楽しめると思いますよ。
2007.10.29
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今日1つですが、友達にカードマジックを見てもらいました。名前は、と聞かれても困ります。正式な名前は無いように思います。ここでは、「現れる予言トリック」と仮に名づけておきましょう。このトリックそのものは前に解説したことがあります。今回は演じたままを書きます。 場所:テーブルの前、テーブルの上にさりげなくお皿と、水の入ったコップがおいてある。準備はカードと、予言を書いた?紙。 演者はコップの水を少しの飲みます。それから、紙を折りたたんで観客のポケットに入れておいてもらいます。演者はカードをシャフルします。観客はそこから1枚選びます。(せりふは改変あり)演者「そのカードはすでに予言されています。ポケットから紙を取り出してください」観客「紙には何も書いてないようですが」演者「そんな馬鹿な」(ここでは本当にうろたえて見せること)観客「いや、本当に書いてないですよ」演者「ごめんなさい、間違えたみたいです。失敗は水に流しましょう」 演者はおもむろに紙を皿らの上に置き、そこにコップの水を流します。すると紙に予言が浮かび上がってきます。それは観客の選んだカードを当てています。 準備していないとできないことが弱点といえば弱点。受けはよかったですが、奇妙な薬品を使用していると警戒心を抱かせないように注意してください。コップの水を飲むのはその伏線です。 私の知る限りの参考文献をいくつか挙げます。 Codes ,Siphers and Secret Writing Martin Gardner,Dover pubns,1984.(1972年のものの再版). 『マーチン・ガードナーの暗号で遊ぶ本 』(上田 克之 他訳)自然社、1980.(上記文献の邦訳)。 Smart Science Tricks, Martin Gardner, sterling pubns,2004. ちなみにですが、両方とも読んで楽しい文献です。前者はいろいろな、遊べる暗号を、後者は簡単な科学手品をそれぞれ紹介しています。
2007.10.17
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オースティン・フリーマンの『ペンローズ失踪事件』を読み終えました。 まず内容を簡単に。ペンローズというのは人の名前です。彼は、奇妙な収集癖を持った人物です。物の価値もわからないで集めているようであり、整理方法もめちゃくちゃに見えます。そんな彼が、奇妙な失踪を遂げて、それが犯罪につながっているかもしれない・・・というストーリーです。 奇妙な男がいきなり出ていなくなるわけですから、序盤の怪奇性は十分です。地道に証拠を追う展開は堅実です。終盤は、クリスティーなんかと比べてしまうと意外性にかけるかなぁというのが正直な感想です。 また、この作品の特徴として、考古学・歴史の知識が多く登場するということがあります。フリーマンの作品というと、薬物や科学用語というイメージがありますが、歴史関係の知識もよく出てくるのです。たとえば『オシリスの眼』ではエジプトのうんちくが、『31番新館の秘密』では楔形文字の知識が披露されます。『ペンローズ・・』では骨董品の知識が扱われます。 そのほかに思うのは、ソーンダイク博士シリーズには、レギュラーメンバーが多いこと。この作品では、いつものメンバーであるソーンダイク、ジャーヴィス、ポルトン、ミラー、ブロドリブ、などが登場します。したがって、探偵が犯人、あるいは・・・などということは(おそらく)考えられません。そして、ああ、また会えたなという感じになります。このあたりが、フリーマンの作品を穏やかに読める理由なのでしょう。 トリックについては言及はしませんが、それほど珍しいものではないと思います。彼の長編ではしばしばバリエーションを見かけます。 そのほか、暗号も登場。ただし解けないよなぁ・・・と思いました。ポルトンのちょっとした出番もあり。フリーマンはこのころからポルトンを活躍させようともくろんでいたのでしょうか?ポルトンの顔は非常に特徴的らしいです。
2007.10.15
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先日発売された『ペンローズ失踪事件』(オースティン・フリーマン著)を購入しました。未読作品のため、翻訳してくださってありがとうといったところです。どのように作品を選定しているのかは不明ですが、何か素晴らしい点があって選ばれたのでしょう。個人的には倒叙モノらしい『ポッターマック氏の手抜かり』なんか読んでみたいのですが。 それはさておき、ペンローズ・・はどのような話なのか。残念ながらまだ読み途中でなんともいえません。今のところは、ペンローズ氏がコレクターだということだけがわかっています。(つまり、まだはじめのところを読んでいるのです)。読み終わったら、もう少し詳しく書く予定です。
2007.10.11
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ミステリかどうかいまひとつはっきりしないのですが、ウイリアム・ホープ・ホジスンの『夜の声』を読みました。少し記憶に自信はないのですが、英語のサイドリーダーで「夜の声」の縮訳版を読んだことがあるような気がします。 この作品週は、表題作を始め、海にまつわる奇談が収められています。「夜の声」は、会場で奇妙な声が聞こえ、その声が語りだします。読んだ後でつい自分の手を見たくなるような、そんな作品です。「熱帯の恐怖」は、迫力では一押しです。恐ろしい化け物との戦いの話です。「石の船」は推理小説っぽいです。「カビの船」は何といいますか、追い詰められるような緊迫感があります。寝苦しくなること請け合いです。「水槽の恐怖」はまさにミステリです。意外な犯人が待ち受けています。最後にこの話を持ってきたこともポイントであるかもしれません。 続けて読むと、海の話ばっかりでちょっと・・・。と思うこともあるかもしれません。そういう時は間を空けて読むとよさそうです。
2007.10.08
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書き込みをしてくださったいちプロ様のお勧めもあって、(ありがとうございました)ウイリアム・アイリッシュの短編集『晩餐後の物語』を読んでみました。短編の名手ということで期待していました。読んでみてよかったです。いわゆるトリックをメインにしたものでない話や、推理小説とはまた違う話も多くかえって新鮮でした。雰囲気はかなり違いますが、クリスティの『リスタデール卿の謎』を読んだ場合みたいなもの???短いだけに緊迫感が濃縮されていていい感じです。 「晩餐後の物語」では、主人公がエレベーターに閉じ込められてしまいます。そこで展開される心理劇かと思いきや・・・。「遺贈」はどことなくユーモラスな話です。「階下で待ってて」は、『幻の女』?です。思考機械が「13号独房の問題」で「大体一人くらい協力してくれる人がいるものさ』とかいうようなことをいっていた気がしますが(今手元にありません)。「階下で待ってて」、「射的の名手」、「ヨシワラ殺人事件」は、そのようなせりふを思い出させる作品でした。。「階下で待ってて」の最後の場面は気が利いているかなと思います。ほかの短編も読んでみたいところです。
2007.10.06
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