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Magician's Handbook:Tricks and Secrets of The World's Greatest Magician Herrmann the Great (By H.J.Burlingame)という本を購入しました。長いのでこれから『ハーマンの本』と勝手に呼びたいと思います。タイトルのとおり、アレキサンダー・ハーマンとカール・ハーマンという偉大なマジシャンの、おもにステージのマジックを解説した本です。それだけでも嬉しい話ですが、さらに嬉しいことにマジック解説以外の部分もあります。最初の部分は「奇術の心理学」。読んだところでは、奇術の歴史について書かれていました。そのほか奇術を題材としたらしい英詩が2編紹介されています。 底から70ページほどは、ハーマンの伝記です。アレキサンダー・ハーマンとカール・ハーマンの生涯と仕事について叙述されているようです。マジシャンがどう生きたのか、どんな人だったのかなかなか興味深いところです。当時のものをそのままリプリントしたものなので、イラストも残っています。ハーマンの生涯について分かったことも後にまとめて紹介したいと思います。マジック紹介のほうはステージ向きで、好奇心を満たすためと、当時のマジックを知るために使用できます。ステージで演じる方にとっては参考になるでしょうが。
2007.08.23
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『第三の男』ではありません。アガサ・クリスティ作の『第三の女』です。 これは少し変わった作品です。事件がおきたのか?おきたとするとどんな事件なのか?ということが最後までわからないのです。ポアロのもとに、「殺人を犯した」と自称する女性が助けを求めにに来ます。とすると殺人事件でしょうか?しかしいつものごとく死体が転がっている、というわけではなさそうです。 また、この作品ではオリヴァさんが登場します。彼女は推理小説家で、『蒼ざめた馬』『死者のあやまち』などにも登場します。役に立っていないように見えて大きなヒントを提出しているという人です。そのほか、ミス・レモンも登場。『葬儀を終えて』に登場した調査員ゴビイ氏も現れます。この人は物に向かって話しかけるという人物です。なぜか人物リストには出てきません。ヘースティングスも出てこれば一揃いといった感じですね。残念ながら彼は出てきません。 孔雀の写真と作品とどんな関係が有るのだろうと、読む前には思いました。
2007.08.15
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アル古本屋で、グレート・マーリニという人が書いた『あなたもマジシャン』という本を手に入れました。なんと100円でした。グレート・マーリニは、クレイトン・ロースンという人のペンネームだそうです。ロー寸はミステリをいくつか書いています。中島河太郎氏の『推理小説展望』(双葉社、1995年)に収録されている「海外推理作家事典」によると(477-479頁参照)、ロースンは1906年に生まれた人物です。なんと、ジーン・ヒューガードのExpert Card Techniqueに挿絵を描いているんだとか。私の読んだドーバー出版バージョンではイラストを描いたのはDonna Allenとなっていましたが、そのあたりについてはよくわかりません。 ミステリ作家としては、『帽子から飛び出した死』などいかにもマジックらしいタイトルの作品があるそうです。この話は密室を扱ったもののよう。カードマジックが楽しそうです。ミステリ作品のほうも読みたくなります。
2007.08.08
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今日は、オリバー・ホー(Oliver Ho)の Amazing Math Magic を紹介します。作者については詳しく分かりません。ただこのほかにも子ども向きのメンタルマジック解説書、カードマジックの本などを書いているようです。この本も子供向けのようですが、トリックの選定にはセンスの良さを感じます。はじめはよく知られた1089のトリックからです。トリックを知らなければ、驚くべきトリックです。簡単に言ってしまえば計算結果を予言するトリックです。そのほかにこのトリックの応用例をいくつか解説しています。基本的にはいつでもどこでも行えるというのが強みです。 指を計算機のようにして掛け算を行うというトリック?もあります。どのようにマジックとして見せるかは難しいところですが、やってみるとなかなか不思議です。これをもっと複雑にしたものは、マーティン・ガードナーの『数学魔法館 』(東京図書)(原題:Mathematical Magic Show)に解説されています。このちょっとした技は、今まで知りませんでした。 ほか、ボブ・ロンジの「インビジブル・デック」のようにカードなしに計算だけで行うカードマジック、失敗したとみえて実は当たっている予言のトリックなどがあります。後者は、日本語で行うことは不可能に思えます。原案はアンネマンの Practical Mental Magic (Dover)168ページ。 アフガンバンドも解説しています。この演出、ストーリーはなかなか面白いものでした。魔方陣のトリックもありますが、そこには魔方陣の数字を暗記していれば作れるとみもふたもないことが書いてありました・・・。子供向けにしても、作り方そのものを解説したほうが応用範囲が広く、役に立つはずです。 必要な道具を巻頭ですべて示しておいたり、特殊な準備を必要としないネタが多かったりと、全体的には親切なつくりであるといえると思います。
2007.08.02
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