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しばらく前に発売された、『クルンバーの謎』(コナン・ドイル作)をご紹介したいと思います。これは、恐怖というでもなく、推理でもなく怪奇小説という分類に入るのでしょう。寄る一人で読むと恐ろしいことになる、というタイプではないと思います。夕暮れ時に友人が、部屋でちょっとした、科学では証明できないような謎めいた話を聞かせてくれる、そんなイメージでしょうか。怖い話はちょっと、という人でも読めるはずです。 「東洋の神秘」というように、エジプトやインドの神秘的な雰囲気がストーリーに味を加えています。表題の「クルンバーの謎」はやや眺めの話で、コリンズの『月長石』や『白衣の女』のように主人公の語りを中心にしつつ、その他の人の語り、日記などを使用して話が述べられていきます。本当の話であるかのような効果を作るのでしょう。口述筆記や日記、回想記などというさまざまな形を取ったり、口語によってそのまま記述したりと本当らしさを生み出すようにしています。なんだか書いているほうも、いくつかの資料を集めてきて事実を再構成しているかのような気分になっていそうに感じます。表紙のクルンバー館。館だけでなく、船もあります。
2007.06.23
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昨日、依頼しておいたヘンリー・ヘイ氏の『アマチュア・マジシャンズ・ハンドブック』が届きました。予想と違って、がっちりとした黒のハードカバーでした。写真を使って、カードマジックの技法やコインマジックの技法を紹介しています。技法を使うものを「ハンドマジック」、そうでないものを「ヘッドマジック」と分類しています。 ダウンズの『モダン・コイン・マニピュレーション』に敬意を払って、とかいうことでコインマジックの技法はかなり難易度が高そうな印象を受けます。ダウンズのものが有名な、マイザーズ・ドリームを解説。その他コイン消失技法など。カードマジックでも、結構難しそうな技法を紹介しています。 貸し出し期間は3週間と比較的長いので、時間を見つけて練習したいところです。ちなみに、この本は参考文献リストが非常に充実したものになっています。ウーダン、ホフマンの時代からヒューガードまで、主要文献を多く網羅しています。その著者について簡潔なコメントがあるのもうれしい。借りただけなのがもったいないくらいです。
2007.06.16
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今日は、アガサ・クリスティの『死人の鏡』を少し紹介しましょう。決して模範的な死人(死人の鑑)という意味ではありません。この作品集は、ポアロものの中篇4編から成り立っています。それは、「ミューズの殺人」、「謎の盗難事件」、「死人の鏡」、「砂にかかれた三角形」の4作品です。まあ、ポアロ氏はよく事件に出くわす人物です。 表題の「死人の鏡」は、タイトルだけ見ると怪奇系の話かと思ってしまいます。確かに幽霊がどうこうと言う話は出てきますが、しっかりとした謎とき物です。よく読むと、いくつかのほかの作品につながるところがあるなと思えます。一応ポアロは手がかりを示唆してくれるのですが、私にはあの手がかりで事件を解決するのは不可能でした。(思考機械にしかられそうだ)。密室の謎がもっとはっとさせるものだったならばと思いはしました。ちなみに私は、ジャーヴァス卿を何度か、ソーンダイク博士の助手、ジャーヴィス氏と読み間違えました。 「砂にかかれた三角形」はトリックだけを見るとあっけない作品です。事件に至るまでの過程が注目点でしょう。この作品も、某作品を連想させます。
2007.06.13
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大学の図書館に、ほかの大学から本を借りることができるという素晴らしいサービスがあります。送料を払わなければならないことが玉にきずではありますが。教祖のサービスを利用して、歴史の書籍を1冊勉強のために借りました。そしてもう1冊依頼を出しました。 その本は、ヘンリー・ヘイ(Henry Hay)という人が書いた"The Amateur Magicians Handbook"(『アマチュア・マジシャンのハンドブック』)という本です。ヘンリー・ヘイはほかに、"Learn Magic"という本も書いています。この本については、フリーページで紹介してあります。技法を使いたい人にお勧めの幅広い解説書です。 ちなみに、昔日記に書いた記憶がありますが、Lang Neil の"Modern Conjurer"を借りたのもこのサービスによってです。墓にも、マスケリンの本("Our Magic")、ホフマンの本("Later Magic")、デビッド・デバントの本などあったので、また借りてみたいと思っています。
2007.06.11
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simple conjuring tricksby Julia Thorley という本を購入しました。conjuring とは奇術という意味です。90ページ強の非常に薄い本です。内容はまだ詳しく読んでないので分かりませんが、イラストを眺めると、壺から花を取り出すトリック、一枚のコインが3枚になるトリック、新聞紙のはしごなどなどが紹介されているようだ、ということがわかります。 マジックにおける、「シンプル」ということは、私は好きです。簡単、単純な方法で、効果は大きく。難しそうですが、目指したいところだと思っています。
2007.06.07
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皆さん、お久しぶりです。今日、あるところで古本の即売会があってそこでミステリを何冊か買ってきました。ずっと探していた『マーティンヒューイットの事件簿』を見つけることができました。ほかにドイルの、『霧の国』というSF小説なども購入しました。 そういえばドイルの『クルンバーの謎』という短編集が少し前に発売されました。ミステリというよりは怪奇小説です。SFから怪奇、ミステリ、歴史ものまでいろいろなものを書いています。読み終わったころにはまた紹介したいと思います。
2007.06.02
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