まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2023.06.01
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鬼滅の刃の「刀鍛冶の里」のモデルが、
山形の銀山温泉ではないかと話題になっています。

真偽のほどは分かりませんが、
わたしもアニメを見てすぐに、
福井の一乗谷か、山形の銀山温泉かなと思いました。

どちらも 谷あいの細長い土地 なのですよね。



福井の一乗谷は、


山形の銀山温泉はもっと小さく、
幅が50mで、長さが200mぐらいの細長い土地です。

銀山温泉が有力視されているのは、
土地の規模が小さいうえに、
大正時代の町並みが残っているからでしょう。
ここは「千と千尋」の湯屋のモデルとも言われています。

このような谷あいの集落や温泉地は、
おそらく日本中に存在するはずなのですが、
福井の一乗谷や、山形の銀山温泉の場合は、
見た目にも細長い地形であるのが分かりやすい。



なぜ 「谷あい」

それは、
外界と集落とを隔てやすいからです。
三方を山に囲まれているので、
集落への入口が一箇所にしかありません。

したがって、

そこを閉じれば集落の存在自体を隠すことが出来る。

鬼滅の「刀鍛冶の里」は、
その存在を鬼に知られてはいけない場所なので、
あえて 「谷あい」 の土地が選ばれており、
里への入口は一箇所だけで、普段は閉じられています。




朝倉氏の居城があった一乗谷は、
1573年に織田信長によって焼き払われました。

NHK大河「どうする家康」では、
ムロツヨシの演じる秀吉が、
小谷城で浅井長政が自害したと語ったのみで、
一乗谷の滅亡の場面は描かれませんでした。




ところで、
鬼滅の「刀鍛冶の里」には川が描かれていません。

しかし、谷あいの細長い土地は、
かならず川に削られて出来るわけだから、
どこかに小さな川があるはずだし、
刀鍛冶をおこなうためにも川の水が必要です。

福井の一乗谷には一乗谷川が、
山形の銀山温泉には銀山川が流れています。



ちなみに、
LiSAの地元の岐阜県関市は、
かつて刀剣の産地だったことで有名ですが、
それは、飛騨山脈と長良川の恵みによって、
水はもちろん、砂鉄も木炭も焼刃土も採れたから。

一方、山形の銀山温泉は、
その名のとおり銀の産地ではあったはずですが、
鉄が採れたかどうかは分かりません。






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最終更新日  2023.06.03 04:51:51


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