椿荘日記

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その6


January 1, 2003
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いつの間にか、新年を迎えたといった感覚が、一番近いのでしょうか。


そう、年の終わりの昨日は、息子の体調不良の為、毎年、夫と組んで手伝ってくれていた、窓ガラス拭きがこの日まで伸ばされることを余儀なくされ、加えて、さして広くないはずの「椿荘」のお掃除に一週間近く掛かってしまったいらつきも相俟って、三人で右往左往して最後の仕上げに取り掛かっていた所に、母屋から電話がありました。
夫に「直ぐ来て欲しい」との義母からの電話で、夫が飛ぶように出掛けていった後、不吉な予感に息子と顔を見合わせ、続いてマリも出向こうとした矢先に、夫から、義父が倒れたので、救急車を呼んで欲しいとの要請が。
毎冬で一番恐れていたことが、しかもこの大晦日に起こってしまいました。

義父は、会長職に退くも、事実上引退した東京にある自社に、85歳の高齢ながら、それでも週二回は通っていたのですが、流石に体力の低下と、義母を始めとする、家族の心配を受け、昨年11月に完全に隠居の身となりました。
その切っ掛けとなった8年前の脳梗塞の発作は、それ以降の冬、特に寒い季節には必ず一度は容赦なく義父を遅い、時には倒れてしまうなど、とても心配な、見過ごすことの出来ない事柄として続いたのでした。

一昨年、昨年と、幸い大きな発作はなく、義父も用心深い人間ですので、皆で心配しながらも、つい気が緩んでいた矢先でしたので衝撃は大きく、息子、マリと続いて(119番に電話をしておりましたので)母屋に向かったところ、夫と息子が支える腕の中で意識を失い、蒼白になっている義父の顔を見た途端、悪い想像で、気持ちが動転しそうになってしまいました。
懸命に氷で頭を冷やし、必死で呼びかける義母と、青ざめて義父を見詰める夫の緊迫した表情にめげず、なるべく平静を保とうとし、頭を動かさないようにと頼んで、脈を取ろうと致しましたけれど、恰幅の良い義父ゆえ叶わず、それでも大きくため息を着きましたので、呼吸はあると確認、母の呼びかけに少しばかり目も開けますし、手に触れば、冷や汗は掻いていましたけれど冷たくはなく、幾分安心致しました。


義父は本当に優しく、マリは実家の父同様、心から慕っておりますし、義父も、不出来な、不肖の嫁を望外に可愛がってくれ、大好きな義父とお別れすることなど、恐ろしくて到底想像出来ませんし、とても夫婦仲が良く、優しい義母の嘆きを想像するだけで、身の毛が弥立つようです。
一日千秋の思いで待ち侘びた、夫からの電話があったのは30分程後で、「直ぐに意識を取り戻し、大丈夫」とのこと。
その場にへたり込む思いでした。

思い起こせば、一番最初に発作で倒れた場に、偶然居合わせたのは、義母の他には、マリと当事まだ幼かった息子(4歳でした)のみで、夫は赴任先のイギリスでした。
やはり懸命の思いで、救急車を呼び、念の為に、夫の兄弟に電話をし、倒れた義父と付き添いの義母、駆けつけた義姉(直ぐ近くに住んでおりますので)を送り出した後、息子の手を握って、泣いてしまったことを昨日の事のように覚えております(息子は、廻らない口でやはり泣きながら「大丈夫だよ、お母さん、おじいちゃんは死なないよ」と言ってくれたのでした)。
夫が連れ帰った義父(結局脳梗塞ではなく、貧血~!~でしたので、検査の後に直ぐ帰ってきました)を恐々(?)お見舞いに参りますと、扉の向こうに、何時もの義父の声が。
「救急車なんぞ呼ばんでも・・」とバツが悪そうに話しながらも、顔には安堵の表情がありました。
本当に、無事で良かったと心から思い、またもや、今は大きく逞しくなった息子に「良かったね、お母さん」と言われてほっとしながらも、それでも、これから後、この様なことを幾度も迎え、その後に遣って来るであろう、避けることの出来ない「運命」に、気持ちは重く澱んでしまいます。

翌日、元旦の今日は、恒例のお墓参りも延期して大事を取り、夜に母屋で、義姉の家族と共に毎年変わらぬ賑やかさで、新年の席を囲めば、何時もは決して同席しない義父(一人でのんびり、テレビを見ながら食事を取るのが好きなのです)が珍しく顔を見せに居間に出向き、その元気そうな笑顔にほっとしながらも、いつか来る「その日」を憂えずにはいられないマリでした。





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Last updated  January 2, 2003 03:22:51 AM
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