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さて大変な好評シリーズとなり、最近は「書籍化できるんじゃないの?」と言う様な過分なお褒めの言葉を戴くこともある 「株式投資本オールタイムベストシリーズ」
ですが、今日はその ベスト65
をまとめておきます。
本当はベスト70まで書いてからまとめ記事を書きたかったのですが、今回紹介する61~65位には超名著が多く、気合が入り過ぎて記事が全部で31本にもなってしまい、70位まで書くとあまりにもビジーで長すぎて読みにくいと思ったので、半分で分割して記事建てしています。御了承下さい。
さて私が投資家としての生を受けて今年で18年が経ちました。今日紹介するのは、今までに数千時間以上をかけて読み倒してきた数百冊の投資本の中のまさに至高の「ベスト・オブ・ベスト」です。
今この日記を書いている机から6.5秒以内に手が届くところに全てがある、投資家として「全幅の信頼を寄せている」本たちです。私は資産を失っても、家を失っても、投資家として何度でもやり直せるという自信があります。でもその時にもしも、この子達が自らの傍にいなかったらそれは全然ダメです。つまり この記事は、私の投資家としての頭の中の全て ものの見方・考え方の全て
ということです。
そして同時にこの記事は、 私の投資家としての 「ある意味での集大成」 とも言える内容でもあります。このベスト65には私がどのような投資家であり、何を大切にしているのか、そしてどういうことを考えて毎日を戦っているのか、の全てが表出していると思っています。
全部読めば実力UP間違いなし、まさに「永久保存版」
絶対の自信を持って皆様にお届けする渾身の日記を、それでは始めましょう。
11~20位
21~30位
31~40位
41~50位
51~60位
なお未読の方は「持てる筆力の全てを尽くした」完全燃焼の上記のベスト60を是非今すぐに御覧下さい。 それでは始めましょう。
61位
Quantitative Momentum: A Practitioner's Guide to Building a Momentum-Based Stock Selection System
ウェスリー・R・グレイ、ジョン・R・ボーゲル著、パンローリング社)
最初に読んだ時、私は「モメンタム投資に関して残っていた疑問の霧が自分の中でみるみると晴れていく。」のを実感したと同時に、「この本は、現時点で私の投資家としての明白なエッジ(優位性)に繋がる神本だ。出来れば誰にも紹介したくない。秘密にしておきたい。」とも正直に言って感じました。
ま、結局はこうやって紹介したわけですが、世の中にこんなに素晴らしい本が存在することが2018年の今現在でも信じられないほどの名著です。これから改めて株式投資本オールタイムベストシリーズを書くとしたら、ベスト20は当確で、もしかするとトップ10に入るかもな?という珠玉の作品ですね。♬
1. 総論
2. モメンタムとバリューの出所は本来同じ
3. バリュー投資とモメンタム投資はコインの表と裏の関係
お勧め
4. バリュー投資と言う宗教
5. 真のバリュー投資はほとんど不可能
お勧め
6. モメンタム投資はパフォーマンスキング
超お勧め
7. モメンタム投資は成長株投資ではない
お勧め
8. モメンタム戦略は危険すぎる
9. 中期モメンタムが最も堅牢
10.スムーズなモメンタム経路を持つ銘柄が強い
11. まとめ
62位 オニールの相場師養成講座 (ウィリアム・J・オニール著、パンローリング社)
この本は、永遠の名著で全米ベストセラーでもある、
オニールの成長株発掘法
の著者であるウィリアム・オニールが、初心者向けにその投資哲学を口述したものです。
語り言葉ならではの分かりやすさ
があり、私のお気に入りの1冊です。リバモア唯一の自筆本である、
リバモアの株式投資術
などに通じる、「シンプルなんだけど奥が深い」魅力があるんですね。
1. 総論
2. 市場に一貫性が無いのだから、あなただけが一貫しているわけにはいかない
お勧め
3. 「良い」株とか「安全な」株というものは存在しない
超お勧め
4. シンプルにやれ
5. ポートフォリオの管理はガーデニングと似ている。
お勧め
63位
マーケットのテクニカル分析 (ジョン・J・マーフィー著、パンローリング社)
世の中にはたくさんの「テクニカル分析、チャート解説本」がありますが、正直に言ってそれらのほとんどはこの本の「劣化コピー」に過ぎない
と思いますし、逆に言うと、
本書の完成度の高さは突出
しています。何故なら、
テクニカル分析について網羅的に、かつ異次元に分かりやすく解説しており、更には表現が平易で非常に読みやすい
からです。
1. 総論
2. テクニカル分析はアート
お勧め
3. トレンドの基本概念
4. 移動平均
超お勧め
5. オシレーター
64位
ずば抜けた結果の投資のプロだけが気づいていること (苦瓜達郎著、幻冬舎新書)
著者の苦瓜(にがうり)さんは、大和住銀投信投資顧問のシニア・ファンドマネージャーであり、長年に渡って抜群の好成績を収めてきたことで知られています。
そして彼が運用している、東証2部・JASDAQ銘柄をメインとした「大和住銀日本小型株ファンド」と、時価総額1000億円以下の銘柄を投資対象とした「ニッポン中小型株ファンド」が、我々ジャンキー系のバリュー投資家にとって「主要なネタ元の1つ」となっていることは、
誰も語らない公然の秘密 なんですね。(笑)
1. 総論
2. なぜ中小型株が勝ちやすいのか?
お勧め
65位
ゾーン 最終章 (マーク・ダグラス ポーラ・T・ウェッブ著、パンローリング社)
「ゾーン 最終章」。
投資本の大豊作&当たり年となった2017年でも、トップ3に入る傑作
でしたね。これがダグラスの最期の作品という事が悲しいですが、本当に素晴らしい、後世に残る1冊です。
1. 総論
2. 株式投資はギャンブル
お勧め
3. 大衆は常に淘汰される
4. 生あるものはすべてトレンドに従っている
5. 私は分からない
お勧め
6. トレードの世界ではモノの見方・考え方が主要なスキル
7. スロットマシンとトレードは一緒
8. トレーダーはカジノの経営者と同じ
以上、みきまるの優待バリュー株日誌特別編
株式投資本オールタイムベスト65のまとめ
でした。
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