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2012年07月16日
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カテゴリ: ファストフード


 生物はその食べたものによって構成される。

 食べ物が体に影響するのは当然のこと。

 食べるものがないよりは「ある」方がよいが、安さや食べ易さの追求は後で「ツケ」が回ってくる。

 ファストフードにありがちな生鮮食料品が少ない料理は、高カロリー、高脂肪になりがち。

 偉大なるファストフード帝国、米国の中心のマンハッタンに生鮮食品に欠ける『食の砂漠』があることは当然なのかもしれない。

 安さ、ボリューム感、目先の美味しさを極めると料理を作るにも、食べるにあたっても手間がかかる、生鮮食品の類は排除されていくのだろう。

 日本が米国の後追いをしないことを望む。




 【津山恵子のアメリカ最新事情】
ニューヨークのど真ん中に「食の砂漠」

 2012年7月11日 WSJ日本版
 公立小学校で代替教員をする友人が、「イースト・ビレッジは『フード・デザート(食の砂漠)』なのよ。子どもが可哀想だわ」と話していたので驚いた。

 彼女が、夏休み前に派遣された学校がイースト・ビレッジ、つまり、ニューヨーク・マンハッタン島の、ウォール街や市役所がある金融・行政区から、わずか2キロほど北東に位置する地区にあった。
 その地区は、大きなスーパーマーケットがなく、点在する小さな食料品店や雑貨屋では生鮮食品が売られていない「食の砂漠」なのだという。

 …(略)…




 フード・デザートが問題なのは、新鮮で栄養のある食品が手軽に得られないため、安いファストフードや、缶詰に入った調理済みの食品への依存度が高くなる。
 その分、体重過多の子どもや住民が増えて、健康を害する確率も高まるという悪循環だ。

 「迎えに来る母親や兄弟が巨大なのよ。もちろん、太り気味の子どもも目立つし」――。教員の知人もイースト・ビレッジの小学校の様子をこう話す。

 これで思い出した光景がある。

 ニューヨーク市の中で最も犯罪の発生率が高く、貧困層が住むブラウンズビルという地域だ。
 ウォール街からは南東に8キロほど離れたところにある。
 そこで、「唯一まともな食品が買える」と教えられて行ったスーパーマーケットにあったのは、壁沿いに天井までうず高く積まれた缶詰の山。
 スーパーでこんな光景は見たこともなかった。
 さらに驚いたのは、マンハッタンのスーパーで見慣れたキャンベルやデルモンテといった大手食品ブランドの缶詰はなく、どれも聞いたことも見たこともないラベルがずらりと並んでいたことだ。
 …(略)…



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最終更新日  2012年07月16日 09時34分57秒
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