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2018年05月21日
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テーマ: 外食!(34)
カテゴリ: ファストフード
 外食産業をみていると「栄枯盛衰」という感じはし
ない。
 一定の量がある産業に常に新機軸、新規参入があり
勝者なき戦いが演じられているようにみえる。
 「盛者必衰」、「板子一枚下は地獄」。

     ​

 安さで(実は安さと味で)勝負した幸楽苑。
 スケールメリットを追い過ぎてか、店舗過剰と客離
れで
業績悪化。
 「いきなり!ステーキ」に一部店舗を業態転換。
     ​
 「高くなった」幸楽苑、
 …利益は日高屋の32分の1、高級路線がアダ
 2017.11.15 Business Journal
 「高級路線」は大げさ過ぎるな。

     ​

 すかいらーくも減益。
 ガスト、ジョナサンの客数減は以上に合わせた魅力
的なメニューが展開できなかったことにあるはず。
     ​
 …5年連続客数減&人件費率上昇で限界超え
 文=佐藤昌司/店舗経営コンサルタント
 2018.03.09 Business Journal
 フルラインのメニュー構成、セントラルキッチン
方式の限界かと思うが、店舗調理を基本とする大戸屋
も勝者となったその同じ理由で「負け組」?
     ​
 遅い&高い&微妙なメニューがアダに
 解説=有馬賢治/立教大学経営学部教授
 構成=武松佑季
 2018.04.22 Business Journal
 低価格を武器にして、新規参入は続く。

     ​
 常時ドリンク半額の店舗で、そのスゴさの秘密を
 発見!
 文=佐藤昌司/店舗経営コンサルタント
 2018.04.19 Business Journal
     ​

 「『食』に万能のビジネスモデルなし」
ということが分かる。
 解説の「○」、客の「好評」、「高評価」は続かない。
 食材原価率30%も黄金律ではない。
 「スシロー」「無添くら寿司」「俺のフレンチ」など
の「俺の・・・・・・」一連の店舗、「いきなり!ステーキ」
はいずれも30%超の原価率。
 FL(人件費+食材原価)比率も目安でしかない。

     ​

 外食業界の常識、30%前後の原価率を保ち続けた
かっぱ寿司は、回転寿司1位の座から転落。
 その後のてこ入れ施策でも客の評価を取り戻せない。
 高い原価率で味に反映し高評価を獲得したスシロー、
くら寿司は好調を続けている。
 「リーズナブルで美味しい」の実現は難しい。
 底流にある「健康志向」は見逃せない。
 「健康志向」は先進国に限らない世界的なトレンド
のようだ。

     ​





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最終更新日  2018年05月21日 16時00分08秒
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