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2019年04月11日
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カテゴリ: 自動車
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 日本の2018年度車名別新車販売台数のトップ5を軽自動車が独占。
 「軽自動車」は日本の自動車市場のメイン・セグメントとなった。
 トップ10で「軽」以外は、e-Powerが主役のノート、アクア、プリウスとハイブリッド車ばかりで「セダン」なし。
 日本の乗用車市場は、メーカーの意思と独立して構造変革を遂げた。
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初のトップ5独占、
大西 綾
2019年4月4日 日経ビジネス電子版
 自動車販売の業界団体が2019年4月4日に発表した2018年度の車名別の新車販売台数。
 2年連続首位のホンダ「N-BOX」を筆頭に、軽自動車が初めてトップ5を独占した。
 安全性や機能性が高まってきたことで、「日常の足」として消費者のニーズが強まっている。
 今年は消費増税も控え、消費マインドが冷めることも予想される。
 日本で独自に進化した軽自動車の快走はまだまだ続きそうだ。
1 ホンダ N-BOX 239706台 
2 スズキ スペーシア 158397台
3 ダイハツ工業 タント 142550台 
4 日産自動車 デイズ 140053台 
5 ダイハツ工業 ムーヴ 132320台 
6 ノート 日産 131760台 
7 アクア トヨタ 127899台 
8 プリウス トヨタ 115123台 
9 ダイハツ ミラ 111757台 
10 スズキ ワゴンR 102553台 
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 日本自動車販売協会連合と全国軽自動車協会連合が4月4日、車名別の新車販売台数をそれぞれ発表した。
 全軽自協によると、全体の1位から5位を軽自動車が占めたのは初めてとなる。
 17年にスズキの「スペーシア」などの人気車種がモデルチェンジしたこともあり、18年度の軽自動車の販売台数も前年度比3.4%増の192万2997台と伸びた。
 「街乗りクルマ」として人気の高い軽自動車だが、そもそも日本で独自に生まれた「ガラパゴス仕様」のもの。
 デザイン性で心をくすぐるわけではないが、日本で軽自動車の人気が盛り上がるのはなぜか。
 1つは安全性の向上だ。軽自動車は衝突時の安全性などにネガティブなイメージがあった。
 ただ、自動ブレーキなど安全技術の進化により、懸念が払しょくされつつある。
 ホンダのN-BOXは17年のフルモデルチェンジの際に安全運転支援システム「ホンダセンシング」を標準装備として搭載。
 2位のスズキの「スペーシア」も事故を未然に防ぐ予防安全技術を搭載している。
  …(略)…
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 トヨタやホンダが操る喜びを唱えている傍らで、顧客層は環境(省燃費、コストパフォーマンス)、安全(安全装備の充実)を選んだ。
 今後も「軽」を超える「軽自動車」が市場に供給されれば、軽自動車の市場は拡大するだろう。
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最終更新日  2019年04月11日 06時00分21秒コメント(0) | コメントを書く


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