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2022年08月30日
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テーマ: 仏教(62)
カテゴリ: 訃報、消息
 電子部品大手の京セラを創業し、通信大手KDDIの設立や日本航空の再建にも関わった戦後を代表する企業経営者、稲盛和夫氏が、2022年8月24日、老衰のため京都市内の自宅で亡くなった。享年90歳。
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=日航再建、KDDI発展に尽力
時事通信 / 2022年8月30日 17時14分
 独自の経営哲学を掲げ京セラ、第二電電(DDI、現HDDI)を創業・発展させ、経営破綻した日本航空の再建に尽力した稲盛和夫(いなもり・かずお)氏が24日午前8時25分、老衰のため京都市内の自宅で死去した。90歳だった。
 鹿児島市出身。葬儀は近親者らで済ませた。喪主は長女金沢(かなざわ)しのぶさん。後日お別れの会を開く。
 1955年鹿児島大工学部を卒業。京都のがいしメーカーに入社したが、59年に同僚らと独立して京都セラミック(現京セラ)を創業。66年に社長に就任し、技術力を武器に同社を世界的な電子部品メーカーへ躍進させた。
 84年には電気通信分野の規制緩和を受け、「国民のために日本の長距離電話料金を安くする必要がある」として、NTT独占に風穴を開けるべく第二電電企画(後のDDI)を設立。2000年にはKDDなどと合併し、KDDIを誕生させた。
 旧民主党の有力支援者だったことから、民主党政権に請われ、破綻した日航の会長に10年2月就任。一方的に雇用契約を打ち切る整理解雇も含めグループで大規模な人員削減、不採算路線からの撤退などを断行した。
 また、「親方日の丸」的体質が指摘されていた日航に部門別採算制を導入したり、社員の意識改革を進めたりすることで経営再建を主導。日航は12年9月に旧東証第1部に再上場し、公的支援を脱して民間企業としての再スタートを切った。
  ―  引用終り  ―
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 京セラ株式会社は、京都市伏見区に本社を置く電子部品、ファインセラミック部品、半導体部品、情報機器、通信機器、太陽電池、セラミック、宝飾、医療用製品などを製造する大手電子部品・電気機器メーカー。
 1959年4月1日、京都市中京区西ノ京原町で、ファインセラミックスの専門メーカー「京都セラミツク株式会社」として設立された。
 1982年10月1日、京セラ株式会社へ商号を変更。
 日経平均株価およびTOPIX Large70の構成銘柄の一つ。
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中国、稲盛さんに哀悼の声 ​ 
ネット検索で一時首位に
 2022年8月30日 東京新聞
 中国メディアは30日、京セラ創業者で名誉会長の稲盛和夫さんの死去を相次いで速報。稲盛さんは中国でも著書が翻訳され知名度が高い。インターネット上には追悼の声が相次ぎ、短文投稿サイト、微博(ウェイボ)では関連情報の検索が一時ランキング首位となった。
 多くのメディアが日本の報道を引用して速報。ウェイボでは「偉大な経営者」「尊敬すべき日本人」「人生哲学も学んだ」などとたたえ、追悼する声が相次いだ。
 中国メディアによると通信機器大手、ファーウェイ創業者の任正非氏や、電子商取引最大手、アリババグループ創業者の馬雲氏も稲盛さんの経営哲学に学んだとされる。
  ―  引用終り  ―
 京セラの初代社長は宮木男也氏(1959年4月1日 - 1964年)で出資をした宮木電機製作所社長。
 当時、稲盛氏は取締役技術部長。
 2代目社長は青山政次氏(1964年4月 - 1966年)で稲盛和夫の松風工業時代の上司。
 当時稲盛氏は、専務取締役。
 3代目社長が、稲盛和夫氏(1966年5月 - 1985年10月)





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最終更新日  2022年08月30日 20時00分07秒
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