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2023年07月22日
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カテゴリ: 自動車
 EV化の急速な進展により、フィンランド北部でガソリンスタンドの空白地帯が広がった。北国の冬季、燃料切れは生命に関わる問題になる。
 日本でも集落間の距離が長い北海道の人々は、日ごろから極力満タンにするように努めている人が多いと聞く。
 ロシアの極東地区では、故障の少ない日本の中古車が人気だった。ガスでも、故障でも、エンジンが止まることは、冬のロシアの極東地区では生死に直結するからであろう。
 低温に弱い現在のBEVは、まだまだ内燃エンジン搭載車に代わるものとして十分ではない。
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「ヨーロッパ最北のガソリンスタンド閉店」に衝撃走る
2023年6月17日 乗りものニュース
 フィンランド北部、EU加盟国の中でも最北端に位置するヌオルガム村は、夏の間の70日以上、太陽が沈むことがない白夜の村としても知られています。この静かな場所で今、給油を巡る問題が話題となっています。
政府の定める新しい環境ガイドラインの影響?
 フィンランド北部、EU加盟国の中でも最北端に位置するヌオルガム村は、夏の間の70日以上、太陽が沈むことがない白夜の村として、欧州以外でも知られています。この静かなヌオルガムで、とある問題が2023年6月から話題になっています。
 それは同地で唯一、そしてEU加盟国最北端のガソリンスタンドであるサミモーター・オイが2023年7月いっぱいで閉店してしまうということです。
 フィンランドメディアの報道によると、ヌオルガム周辺数km圏内にはほかにガソリンスタンドがなく、最寄りの場所を探すとなると、約30km離れた隣国ノルウェーのタナか、ヌオルガムの南西約40kmの位置にあるウツヨキのガソリンスタンドで給油する必要があるそうです。
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 ヌオルガムのガソリンスタンドを運営しているのは、サミモーターという自動車修理会社だそうですが、今回の閉店理由に関しては、政府の定める新しい環境のガイドラインが原因だと話しているそうです。新しい基準に対応するため、検査用の井戸の設置やコンクリート床を新しくする設備投資に回す資金がないとのこと。日本でもガソリンスタンドは減っていますが、同様に設備投資をあきらめて閉店するケースは少なくありません。
 地元住民は燃料タンクを購入するなどして対応を考えているそうです。なお、EV用の給電スポットも同地にはあり、それは残るので、フィンランドとEUで最北のEV充電所としての地位は維持するようです。
  ―  引用終り  ―
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 BEVの給電は急速充電でも時間がかかる上、継ぎ足し急速充電では満充電量が次第に減っていく。現在のところBEVは内燃エンジン搭載車より高価でかなり不便な乗り物だ。
 給油ランプの点灯タイミングは各自動車メーカーで異なる。「高速道路でひとつ先のSAまで走って給油できる」との考えで設定しているところもあれば、タンク残量が「15%前後で」というメーカーや、同じく残量「9L前後」で点灯するなど様々なので、あらかじめ確認するとよい。
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 高速道路ではガソリンスタンドが撤退するケースもあり、150km以上にわたりガソリンスタンドが存在しない区間もある。高速道路、自動車専用道路では、市街地より短い時間で走行距離が大きくなるので早めの給油を心掛けるにしくはなし。
 人口減少・後継者難と燃費の向上による消費量の減少があいまって、薄利多売が基本のガソリンスタンドは、過疎地で自動車専用道路、市街地を問わず減少傾向が続いている。
 過疎地では燃料補給の点からEVが普及拡大する可能性がある。そしてEVが増えればガソリンスタンドの減少傾向に拍車がかかる。過疎地では日常のものを取り扱う商店も減少しており、コンビニ併設のガソリンスタンドには社会インフラとして少しだけ光明がさす。
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 高速道路「給油ポイントの間隔長い区間」トップ5
のっぴー(運転を愛してやまないドライブロガー)
2022.04.16 乗りものニュース
高速道路の中には、SAやPAはあるものの、ガソリンスタンドが併設されているところがきわめて少ない路線もあります。特に注意すべき区間をまとめました。
大幹線からもなくなっているガソリンスタンド
 高速道路を利用していて、ガソリン残量に不安がある時に限って「なかなか給油ポイントが無い!」という事態に焦ったりするものです。ロードサービスのJAF(日本自動車連盟)の2020年度の統計でも、高速道路における出動理由の第2位に「燃料切れ」がランクインしています。
 サービスエリアとパーキングエリアの間隔は、ある程度基準があります。高速道路では、おおむねサービスエリアは50kmごと、パーキングエリアは15kmごととされています。
 ただし、こちらはあくまで「SA/PA」の間隔。そこに必ずガソリンスタンドが併設されているわけではありません。地図上で「SA/PAがあるから大丈夫だろう」と考えていたら、走っても走っても給油ポイントが無い、という事態になる可能性があります。ガソリンスタンドも営利企業、どうしても利益が見込まれないところには営業されません。
 東名や名神、中央道など、いわゆる「ドル箱路線」では、基本的にはサービスエリアごとに給油ポイントがしっかり設置されています。しかし、その感覚が当たり前になっていると、比較的ローカルな高速道路を利用した場合、戸惑うことになります。
 中国道の岡山以西や前述の東北道など、かつては給油ポイントが設置されていたもの、撤退して、給油ポイントの間隔が大きくなってしまった区間も各地に存在します。
 また、比較的新しくできた高速道路ではサービスエリアの機能が十分に備わっていないところが多く、「フラっと寄ってみたらガソリンスタンドが無かった」という場面に遭遇するケースもあります。
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次の給油ポイントまでが 長い区間TOP5
 ここで、全国の高速道路で次の給油ポイントまでが長い区間のTOP5を紹介します。
  ―  引用終り  ―
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 以下、ランキングのみを抜き書き。
【第1位】道東道 足寄IC~道東道 由仁PA 約175km
【第2位】舞鶴若狭道 西紀SA~北陸道 南条SA 約163km
【第3位】舞鶴若狭道 西紀SA~北陸道 賤ヶ岳SA 約156km
【第4位】東北道 岩手山SA~青森道 青森東IC(下り線)約155km
【第5位】磐越道 磐梯山SA~日本海東北道 荒川胎内IC 約153km
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 自動車専用道路から下りても、すぐにガソリンスタンドがあるとは限らない。
 軽自動車はガソリンタンクが小さいので航続距離が小さい。エンジンとミッションの発達で高速域の巡行性は高くなったが、燃費の優位性がさほどない昨今、400kmを超える長距離運転には不向きといえる。








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最終更新日  2023年07月22日 06時00分11秒
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