仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2006.04.01
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カテゴリ: 雑感
日本では年度は4月1日に始まり3月31日に終わる。なぜか、と中学の時先生に聞いたら、先生は「ウン、君それはいい問題意識だぞ」と言って握手してくれたが、肝心の答えはなかった。うまい対応だと思ったので、大人になってからは、私がこの手をよく使う。

 さて、問題の方だが、年度にもいろいろある。国や自治体の会計年度は4月スタートと法律が決めている(財政法11条、地方自治法208条1項)。学校教育の分野では「学年」なる概念だが、学校教育法施行規則44条ほかで、4月スタートと定めており、大学だけは学年の途中でも「学期」の区分で入退学可能(同規則72条)。

 このように年度と言えば4月が主流だが、他にも、たとえば米穀年度は新米の出回る11月が始期。また企業も3月期決算が主流だが、例えばビール業界は1月スタート(12月決算)。会社四季報めくってみると、象印マホービンは、なぜか11月20日決算。ベガルタ仙台の東北ハンドレッドは、Jリーグシーズンに合わせてでしょう、2月1日から1月31日。楽天野球団は、楽天グループ全体がそうですが、12月決算のようです。

 そして、中学生時代の私の質問、学校の年度はなぜ4月スタートか。俗説には日本の桜の季節に合わせたというのもあるが、そうでもなく、経緯(なりゆき)で4月になったのが長い間に定着した以上には、さほど深い意味もないようだ。
 すなわち、明治新政府が西欧にならって9月新学期や4月新学期が混在したあと、会計年度に合わせて4月入学が定着。その会計年度も何度か変転したが、地租改正に合わせて徴税の都合上一番おさまりやすかったのが4月始期だったようだ。

 ところで、何を書きたかったかというと、昨日31日は、下の子の最後の保育所登所の日。家のすぐ隣なのだが、上の子から通算して6年間通ったから、もう4月からは行かないというのがピンと来ない。季節の折々の行事、朝晩の保護者たちの慌ただしさ、冬の雪かき、切り離せない生活の一部だったので。

 我が家の歴史の1つの時代の終わり、です。

 写真は、3月31日、うっすら雪の積もった朝7時。2階の窓から庭の片隅を写しました。巣箱をこんな風に設置したのですが、やっぱり変ですね。
 このあと、登所する妻と娘の写真を撮ってあげました。最後の保育所の朝、娘が選んだのは... 母でした。いつもはお父さんだったのに。これも時代の終わり、か。





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最終更新日  2006.04.01 06:46:44
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