仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2007.08.16
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カテゴリ: 仙台
明治の東北本線開通時の仙台駅の位置論争について。

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日本鉄道会社は仙台停車場の位置を宮城野原の榴岡下にすると発表した。これに反対したのが松平正直知事。松平は駅を東六番丁(現在地)に置くことを主張し、一大論争となった。知事の意見は「市街の中心に鉄道を通さなければ利用客も貨物もみな岩切や長町にとられる。」

日本鉄道側は駅舎位置変更の費用3万円を地元で負担するよう要求。松平知事は仙台区議会にはかり地元負担を議決させる。

東京在住の仙台出身者たちは宮城野駅案に賛成だった。在住者の代表として佐藤郁二郎が選ばれて仙台に戻り、市の有力者に働きかけた。「東六番丁駅の便利さは一時的なもので、将来駅を移転するようになるだろう。せっかく3万円を投資するなら繁華街と宮城野の間に軽便鉄道でも建設すればいい。古い市街にこだわらず新駅を中心に新しい街をつくればいい。」

宮城野派は区議会の議決は不当と訴えを起こし、日本鉄道側は地元負担金を差し戻した。結局は東六番丁案が通り、3万円の資金は知事と市民有志が準備した。
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と、以上の説明がある。
■市川正巳監修『博学紀行宮城県』福武書店、1983年



■関連する過去の日記
 ○ 仙台駅の位置について・続々 (06年7月15日)
 ○ 仙台駅のはなし・続 (06年7月11日)
 ○ 仙台駅のはなし (06年7月10日)
 ○ 宮城県内の東北本線のルートの話 (05年11月27日)





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最終更新日  2007.08.16 05:32:18
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