仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2009.05.18
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カテゴリ: 雑感
民主の代表選をかき消すほどのニュースとなった兵庫・大阪の感染例の報道。既に患者は90名を越え、今日の月曜は休校措置が相次いでいる。繁華街やデパートも閑散としているという。電車や駅の乗務員はマスク着用を義務づけるなどの対策とのこと。

大阪府の橋下知事は昨日の会見で、国の行動計画に従った対応の緩和を求めた。感染症指定医療機関に入院させるとした指針を緩和し、症状により自宅療養を認めるものだ。そもそも病院の収容能力には限界があり、毒性の弱いとされる今回のケースではどこかで対策を緩和しないと、行動指針が破綻してしまう。

ひとたび感染例が報告され出すと、爆発的に広がる。事実として感染も広まっているのだろうが、人々の不安、社会の反応などが連鎖的に拡大していく。病院の対応は限界を超えてしまう。この時点については、行動計画にいかに定めようとも無理があるのだろう。都市の機能が麻痺するとした橋下知事の発言は、この矛盾を指摘した形だと思う。大阪市では、社会生活の混乱を避けるとして、休校措置などはとらないそうだ。

最初に発見された神戸の高校生は、水際検査をすり抜けたキャリアからの感染とみられるが、こうなると、休校やマスク着用、外出自粛などの対応にかかわらず早晩全国に広まるだろう。東北でも、いわきの事例は陰性だったが、そのうち報告されるに違いない。

マニュアルを作るまでの仕事はそれとして、ここからは不要の混乱を招かないようにしつつ、医療資源を治療や感染経路の解明などの必要な対応に集中させること。これまでにない行政の真価が求められる。





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最終更新日  2009.05.18 05:36:46
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