仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2013.09.07
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カテゴリ: 東北
巻き貝には右巻きと左巻きがある。個体によるのではなく、種によって決まっているのだが、水生のものは右巻きが圧倒的。カタツムリなど陸生のものも、右巻きが主流だそうだ。

しかし、近畿東部から東北にかけての地域には、左巻きの種が存在する。ミカワマイマイ、ムツダリマキマイマイ、ミチノクマイマイ、など。

そもそも、カタツムリなど陸上に進出した巻き貝の殻は、さほど固いものではなく、捕食者から身を守るというより乾燥から身を守るためのものだ。肺で呼吸するように進化したとは言え、乾燥を避けるために殻で身を覆い、夜か、雨の昼間に活動するのである。

■竹内久美子『千鶴子には見えていた!』文藝春秋、2007年 を参考にしています。

検索してみると、左巻きのものでは、ムツヒダリマキマイマイ、イワデマイマイ、ナンブマイマイ、ミチノクマイマイ、エチゴマイマイ、トビシママイマイ、ヘグラマイマイ、など北陸から東北にかけて分布している。

殻を作るためのカルシウムが必要のため、石灰岩地帯、城跡、社寺、雑木林などに生息地が限定されている。このような事情のために、一定の地域にのみ生息する固有種、つまり地域の名称を冠した「ご当地カタツムリ」なのか、とも思ったが、ムツヒダリマキマイマイは、秋田県や宮城県でもみられるのだそうだ。

なお、ヒダリマキマイマイというのは関東から東北南部に一般にみられる左巻き種。アオモリマイマイというのがあるが、東北地方の種には珍しく右巻きなのだそうだ。

カタツムリの貝の巻き方など、考えたこともなかった。





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最終更新日  2013.09.07 19:08:33
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