仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2014.06.29
XML
カテゴリ: 仙台
3 荒井広瀬遺跡(あらいひろせ遺跡、仙台市若林区)

弥生時代中期の遺跡。復興公営住宅や集団移転先の荒井東土地区画整理事業地内の道路建設に伴い発掘調査が行われ、幅20m以上の河川と、幅1m程度の弥生時代の溝を検出した。

場所は現在の海岸線から4km内陸。東隣には、津波堆積物に覆われて廃絶した弥生時代中期の水田がみつかった沓形(くつかた)遺跡がある。

溝跡の底面で深さ50cm以上の地割れの跡を検出。遺構と河川跡には、沓形遺跡と同じ津波堆積物の砂層が非常に多く見つかっている。地割れ跡の内部からは、弥生時代の石器(長さ7cmの破片。流紋岩製)が出土。地震動で地割れ跡が開閉したため内部に入り込んだとみられる。

今回発見の地割れ痕跡から、約2千年前に仙台平野を襲った津波は、東日本大震災と同じく日本海溝周辺で発生した地震とわかった。


■基礎資料 文化庁編『発掘された日本列島2014 新発見考古速報』(朝日新聞出版、2014年)

■仙台市教育委員会の遺跡見学会(25年6月)の 資料 (大変わかりやすいです)

■関連する記事
復興のための発掘 その1 新井田館跡(南三陸町) (2014年6月29日)
復興のための発掘 その2 波怒棄館遺跡(気仙沼市) (2014年6月29日)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014.06.29 17:20:37
コメントを書く
[仙台] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

コメント新着

おだずまジャーナル @ Re[1]:荒巻地区の新町名と宅地開発史(12/14) 荒巻昭和人さんへ コメントありがとうご…
荒巻昭和人@ Re:荒巻地区の新町名と宅地開発史(12/14) 団地名なつかしいですね。広告に使われて…

プロフィール

おだずまジャーナル

おだずまジャーナル

サイド自由欄

071001ずっぱり特派員証

画像をクリックして下さい (ずっぱり岩手にリンク!)。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: