仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2016.03.21
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カテゴリ: 東北
晴れた春の日、花巻市の中心部。マルカンデパートに行く。市内は人通りも見えない。この老舗百貨店も、ほとんどのフロアに来客はないようだ。しかし、6階だけは、びっくりするような数の人々。行列は階段を経由して7階のスペースにまで及んでいる。

1時間ほど待っただろうか。家族は思い思いの注文。私はマルカンラーメン。名物のソフトクリームもいただく。

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昭和の雰囲気の大食堂として人気が高いらしい。すでに訪問暦のある家族は、行列もいとわず得意になっている。私はあまり乗り気ではなかったが、県中の拠点都市花巻の街中を訪れることはあまり無かったし、展望もすばらしいので良い思い出になった。子ども達も思い思いに写真を撮ったりしたようだ。同様の思いを抱いているような家族連れやシルバー世代で、本当に賑やかだった。

この建物は1973年開店。耐震性に問題があるということで、今年の6月で全面閉鎖する予定。張り紙も出ていた。スーパーや郊外型立地の複合商業施設に客足を奪われたのだろうか。百円ショップや市内高校の制服を承る衣料フロアなどが目につくが、来客はほとんどが6階の食堂と言って良いようだ。

ところで、花巻市内に宿泊して今日の朝、ホテルロビーの河北新報と岩手日報に記事が出ていた。

市内で空き店舗のリノベーションを手がける会社が、マルカンの運営の引継を目指してテナントの募集を企画しているという。この会社がマルカンから転貸の権利を得て、1階から5階までのフロアにはテナントを募集し、物販や事務所を入れる。金融機関やクラウドファンディングで融資を得て、耐震改修コストを10年程度で回収できるか。食堂も継続を検討している。5月までに結論を出すという。

まさに、今ドキのビジネス。市長も支援を検討するという。町の再生として成功できるかどうか、大いに見守りたい。

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東北のデパート(百貨店協会加盟店)





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最終更新日  2016.03.21 20:14:09
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