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昨今富に乙女心が芽生えてきた我が娘、[ブルー]という色は男の子の色という観念が生まれだし、最近はやたらにピンク色の物を欲しがるようになってきた。幼稚園のスモックも女の子はピンクやイエロー、男の子はブルーやグリーンを着ているので、彼女に固定観念を植え付けた様子。夫の好みでブルーに統一されていた娘の部屋も、ピンク系色やフェミニン調の物を欲しがるようになった娘には不満で、思い切って部屋の模様替えをする事にした。家具も全て買い改めピンクと白でまとめた。イタリア家具はアンティークやアンティーク調が主流だが、最近は若者に受ける手頃でモダンな北欧家具に人気が出始めている。私はアンチ・アンティーク派なので、北欧の洗練された家具はスッキリまとまって好きなのだが、アンティーク夫にとっては安物感があるのか、また、白い家具なんて病院みたいだとほざいておったのだが、可愛い可愛い娘の望み、最近進出してきたスゥェ-デンの大型家具チェーン店へ、往復2時間かけて家族3人4日間連続通い、ベッド・机・タンス・チェスト・シューズボックスetc・・・娘の好み優先で全て買い揃えた。ベッドは夫と私の二人で組み立て、その他の家具は全て私一人で組み立てた。私は手工芸が大好きなので全く苦にならないし逆に楽しいのだが、我が夫は肉体労働が苦手で、棚一ツ付けるのもまるで家を一軒建てたかのような疲労振りと大層振り。余りの大層振りなので「大金持ちの家で育った訳じゃなし、これくらいの労働で根を上げるなんて!!」と私が言うと「生まれ育った家が金持ちか貧乏かではなく、どのように育てられたかが問題なんだ!僕はお坊ちゃん育ちのPRINCIPE(王子様)なんだよ」とサラーッと言ってのけた。ケッ!ケッ!ケッ!! 王子様が聞いて呆れるワイ!!私は夫の母のもとに2ヶ月ほど居候した事があるのだが、今までの人生で巡り合った事が無い想像を絶する「金!かね!カネ!」の」すご~い女で、[忍]の私も緒が切れたのである。現夫は兄が2人双子の妹が2人の5人兄弟なのだが、亡き父親はイタリア男特有の怠け者だったらしく、ろくに働かずわずかな稼ぎも他の女や趣味の自転車につぎ込み、母親は5人の子供達を半ば放ったらかし状態で働きまくり、女手1ツでナ~ンと現金で家を購入した豪傑である。しかし悲しいかな、金は得たかも知れぬが[愛情・友情]などの情は得られず、5人の子供達は相続人指定されている次男と末娘を除いて絶縁状態。姑が私に言った言葉「友情なんて、ナンの足しにもなりゃしない」は、驚きと共に悲哀を感じさせられたのである。愛情が無ければ所詮親子でも[カネの切れ目が円の切れ目]となる悲しい結末だ。私は夫によく注意するのだが、[物]でしか愛情を示さずにいると[物]が失くなった時[情]も失せる・・・と。実際、両親(我が現夫と前妻)に半ば放ったらかしで育った前妻の子供達は、夫が一時失業し小遣いを与えられなかった時には、電話1本掛けてこなかったのだ。我がPRINCIPEのなれの果ては、AZZURRO(ブルー)ならぬ、NERO(黒)やも・・・※おまけのイタリア語講座 PRINCIPE AZZURRO ⇒ おとぎ話の中の【夢の王子様】
2003年06月24日
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【穴場公園】に出掛けた。まるで待っていたかのようにブロンド男がバイクに跨り我々の元へやって来た。別に引け目なんぞ感じる必要は全く無いのだが、何故かヤバイ!!などと思いつつ、バイクを停めた彼と挨拶を交わしつつジックリ彼の顔を見る。夫以外の男性のアプローチは約1年ぶりだったせいか、先日は少々の舞い上がりがあったのやも知れぬ。よくよく見ると《早々の男前でもないなあ・・・プレィボーイ好みの私にするとチョックラ真面目っぽいか・・・ブロンドや長髪は好みじゃないし・・・》などど、ホンの短い間に色々な事が頭をよぎる。彼は何か言いたそうであったが、何だか変てこりんな無言ムードに入り、公園内に逃げようかと思ったところへ彼の同僚がこれまたバイクに跨り我々の側を横切り、ヒュ-ッ!ヒュ-ッ!とはやし立てるではないか。オイ!オイ!私達はナ~ンにも無いぞ!!!タダの通りすがりの男と女サ。しかし、このブロンド男にしろ同僚達にしろ何故にこの公園の近くに居るんだろう?と不思議に思っていたのだが、それもそのはず公園奥に役所の建物があったのだ。やっぱり次の夫を見付けるのも早々簡単には行かぬ。それにここいらで【最後の夫】くらいに気を引き締めて真面目に(?)探さねば!!昨日はナ~ンと36℃という高気温で、クーラー無しではじっとしていても汗が出る。溜まったアイロン掛けをせねばならず、風邪引きで熱のあった私としては扇風機の風に当たりながら・・・という訳にもいかぬ。まるでサウナ状態で、死にかけ状態で、尚且つクソ~ッ!などと思いながら夫のカッタ-シャツを当てていた。すると其処へ夫がやって来て「君は僕のシャツを喜んで当てているか?」と聞く。私は正直者なので「いいえ」と答える。案の定夫は怒り、「喜んで当てられないのなら僕が自分で当てる!」とシャツを取り上げてしまった。ここで考えさせられてしまったのだ。新婚時代ならいざ知らず、長年夫婦をやってきて二人の仲も少々(というか随分)冷めガチってな場合、上記のような旦那の問いはナ~ンて愚問。それとも世の愛情溢れる奥様方は、旦那のシャツも愛しい気分で、まるで彼の肌を直に撫でるが如く、愛情込めて喜びの表情で当てておられるのであろうか???ウ~ン、まったく考えさせられた1日であった。
2003年06月13日
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誰が呼んだか(・・・って、私が勝手に名付けた)【トスカーナの軽井沢】の我が町も、6月に入り賑やかに成り始めた。普段(寒~い冬はイノシシしか居ない???)のどかな静かな町も、諸外国などから多くの人達が避暑に訪れるのだ。クーラー無しでも快適に過ごせた此処ヨーロッパも、最近の異常気象のせいで連日30℃を越える暑さ、8月には40℃なんてことも・・・この街はドイツやフランスから避暑に訪れる人が多く、夏用別荘や冬は閉鎖されるホテルの数も相当である。多くのプール付き貸別荘も4月から営業を始めた。避暑客相手の商売をなさっている方達には結構な事だが、我々一般庶民にとっては少々の迷惑でもある。ノロノロ運転の車が増え、駐車場に困りだし、優雅なひと時を過ごせるカッフェや公園も騒然となる。8月にもなれば小さな街も芋の子を洗う様を呈すのだ。外国人のみならず最近は多くのイタリア人達までもが、スモッグや猛暑から逃げ出してこの地に居を構えだした為、建設・不動産会社万々歳で家が密集し始めてきた。価格も軒並み高騰し数年前に比較して2~3倍、高度1600mの山のテッペンの古別荘が5千万円の値を付けているのには腰を抜かさせられる。私は3ヶ月ほど前、こんな街に穴場とも呼べる素敵な公園を見つけたのである。側を川が流れ、児童遊戯具も充実、木々の下で涼風に当たりながらのんびり出来るベンチも多い。少し奥まった所にあるのでクッキーを放しても交通事故の心配もない。こんな素敵な公園にもかかわらず何故か殆ど人は訪れず、人込みに辟易とし始めた私には絶好な穴場、遊び仲間は見付けられないが娘もお気に入り、クッキー共々週3~4回は訪れる。ここで時々公園の管理に訪れる役所の男性と顔を合わし、二言三言言葉を交わした事があった。この男性、ブロンド長髪で少々の男前、年の頃なら32~3歳というところだろうか。この彼が昨日わざわざ私の元へやって来て、ナント!交際を申し込んだのだ。それも結婚を前提にと言う。一応(?)夫の居る身の私に向かってナンテこった!と笑いが止まらなかったのだが、話を聞くと、彼は私の事を離婚したか別居中だと思ったらしい。以前彼と交わした会話の内容などハッキリ覚えていないが、彼曰く・・・「神様が与えて下さるなら、次の男性との結婚もあり得る」らしき半分冗談とも、半分マジとも言える私の言葉からそう解釈したらしい。初めて知り合った人達に「イタリア人と結婚したのか?」とか「イタリア男性との結婚生活は如何?」などと聞かれることが確かに多く、偶然にも現夫と険悪ムードの時などには、私の言葉尻に夫婦不和のニュアンスを感じ取られるのかも知れぬ。ハッキリ断ればよいものを笑いで誤魔化し、私の事を30歳と言った彼に対し「貴方って優しい人ね!」と答えた私、まったくズルイ媚売り女だ。好みでない不細工男には般若の面相でNO~!と断言しサッサと逃げ出すのに、男前相手はコレであるから調子好いにも程があるってなもんだ。誤解をキッチリ解くこともなく、彼の同僚が現れたのを好い事にニコやかな笑みと共にその場を後にした。しかしまあ、この小さな田舎街に日本人女は私一人、彼も役所の人間、住民票見りゃあ私の実際年齢も婚姻状況も一目瞭然。次回顔を合わすのが少々気も引けるが、せっかく見付けた絶好の穴場、これからも出掛けてイッチョ恋の花でも咲かせるとスッか!
2003年06月10日
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昨日6月2日は、イタリアの共和国記念日で祝日であった。「何の日なの?」との娘の質問に、「イタリア人のお祭りだよ」と答えた夫。それを聞いた我が娘「それじゃあマンマは参加できないのね、マンマはイタリア人じゃあないから・・・」4軒隣のご近所サンが、隣り合う広大な敷地に4世帯住宅ほど(暖炉用の煙突が4本ある)の大邸宅をお建てになり、先月中旬完成した。我々はお弁当持ってピクニックへ出掛けようと家を出ると、その大邸宅の庭でパーティー準備がされていた。お日様カンカン照りの日だったので、夫は「この炎天下で屋外パーティーか、ご苦労なこった」招待されていない貧乏人のひがみとも言える言葉だ。夕方我々が帰宅してもこの屋外パーティーは未だ続いており多くの人で賑っていたのだが、お祭り好きの娘としては自分も参加したかったのであろう、自分も行って良いかと尋ねる。夫が「特別な団体のパーティーだから、関係ない人は参加できないのだよ」と言うので、共和国記念日の特別な集まりかいな、娘の言った通り日本人の私には関係ない話だわい・・・と夫の言葉を信じきっていた。我儘放題の娘も《マンマがイタリア人ではないから参加できない》と変に納得しているようであった。いつまでも続く賑わいを私も窓から眺めていたのだが、夕食後に外に遊びに出掛けた娘が帰宅すると、小さなリボン付きの可愛い箱を私に見せた。誰に貰ったのかと尋ねると、ご近所サンから頂戴したと言う。いつもながら、イタリアのパッケージ・センスに感心しながら中を開けると、ピンクのハート型砂糖菓子が3個、これまた愛らしいピンク色の水玉チュ-ルに包まれ、バラの花付きリボンで留められていた。中身の砂糖菓子は歯に悪いのでゴミ箱行きとしても、これらの可愛いパッケージは捨てるのが惜しいほどだと眺めていると、中に小さなカードを発見。そのカードを開けてビックリ!そこには日付と≪LA FESTA DEL MIO COMPLEANNO, CATERINA≫と書かれてあった。共和国記念日のパーティーとは全く関係無く、ナント!9歳になるその家の娘カテリーナのお誕生パーティーだったのである。小学生の小娘の誕生パーティー、数百人の招待客が参加するほどのもんかいナ!と、先の夫の言葉と同じく、私も貧乏人のひがみ根性が沸々とわいてきたのであった。
2003年06月03日
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