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2010年11月30日
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 クラシックコンサートは堅苦しいというイメージがあるかもしれませんが、実際はそれほどめんどうなことはありません。不安を感じている初心者のために簡単なマナーを紹介しておきましょう。



 みなさん御存知の通り、いったんコンサートホールにはいったらおしゃべりは厳禁です。演奏への期待を胸にいだいて、静かな環境で集中力を高めなければなりません。舞台の袖でチューニングしている音さえ煩わしいとおっしゃる方がいますが、相手は演奏者なのですから、それくらいはおおめにみましょう。

 終わったら近くで一杯飲みましょうか、もちろんいいわよ、なんて会話しているカップルを見かけることもあります。こういう音楽への冒涜は最低のマナー違反です。終わるのをのぞんでいるのならコンサートになんか来ないで、初めから飲みに行き、そのあとラブホにでもなんでも行けばよろしい。くそっ。

 し、し、失礼しました。



 入り口で渡されたパンフレットは、ホールに入る前にトイレのごみ箱に捨てるかクロークにあずけましょう。そんな紙があるから、落としてバサッと音をたてたりカサカサとページをめくる音をたてたりすることになるわけで、誰も紙を持っていなければ、少なくとも紙の音は防げます。

 次回以降のチラシは今夜の演奏には不必要ですし、曲紹介などはその場で読むものではなく事前に予習しておくのが最低限のエチケットです。




 座るときには足を組んではいけません。足を組むと、どうしても途中で組み替えたくなるでしょう?組み替えるときの衣擦れの音によって、微妙なクラリネットの音がだいなしになるんです。

 鼻の穴が狭いひとは呼吸音をたててしまいがちです。自分では気がつかなくても、隣の人はとても不愉快な思いをしているかもしれません。

 近頃は突然キレるお客様もいますから、周囲への気配りを忘れずに。演奏開始前に鼻孔拡張テープの使用をおすすめします。いちいちテープを装着するのはめんどうだという人は、私のように鼻孔拡張手術を受けておくと楽ですよ。






 のど飴など持ちこむ必要はありません。必要ないものは持ちこむべからず、これが鉄則です。




 演奏にあわせてこっそりエア指揮をされている方がいますが、それはまわりのお客様を不快にさせてしまう最も恥ずべき行為です。

 先日、膝の上でエアピアノを弾いている女性をみかけて、眉をひそめたことがあります。その動きは視覚的にもいらいらするし、その空気振動がビオラの繊細な音色を妨害してしまうからです。帰りの夜道で、その女を拉致し指を3,4本切断したら、泣きながら許しを乞うていました。泣くほどのことではないのにねえ。そのけなげさがいとおしかったので、つい情けを施してあげました。グヒヒ。




 さて、いまさら言うまでもありませんが、演奏中は微動だにしてはいけません。とはいえ、呼吸によっても体は多少動くもの、堅苦しく考える必要はありません。許されていい範囲は、緩徐楽章で3mm/秒以内、1楽章で最大30mm以下です。これはマナーというよりも、演奏に集中していれば自然にそれくらいにとどまるものだということです。




 休憩のときには、こわばったからだをストレッチで解きほぐしましょう。

 ロビーに出てお酒やサンドイッチを眺めるのもいいですね。前半の演奏でエクスタシーに達しかけた人は、休憩を利用して処理しておきましょう。

 知り合いとあいさつするのはかまいませんが、今回の演奏についての会話は控えた方が無難です。音楽の嗜好は人によって様々ですので、うかつに自分の意見を主張すると乱闘へと発展しかねません。クラシックコンサートはそれぞれが自由な気持ちで楽しんでいいものなんですから、ホール内では他の人たちの楽しみ方を尊重してあげるのが紳士的な態度だと思います。復讐はホールを出てからのお楽しみです。




 演奏中にトイレに立つのは禁物。当然、始まる前や休憩中に済ませておくべきですが、どうしても尿意や便意を我慢できない場合にはその場でお漏らししてしまいましょう。まわりの方も、ガタガタ音を立てられるくらいなら臭いが立ち込めたり足元や荷物が汚れたりすることのほうがまだましだと思うはず。恍惚状態での失禁はよくあることですしね。もちろん嘔吐も同様です。

 堅いと思われがちなクラシックファンも、実は意外に寛容なんですよ。

 演奏中に感極まってオーガズムに達してしまうことはよくあることです。そんな時は必死で声を押し殺してください。私もよくパンツを濡らしてしまいます。替えの下着は必須アイテムです。




 拍手のタイミングが難しいとおっしゃる方もいますが、あまり神経質になる必要はありません。指揮者が手を下ろした0.98秒から2.32秒までの間に開始すればいいんです。ルールはそれだけ、簡単でしょ?



 マナーの悪い人に対しても冷静に諭してあげれば、ほとんどのケースで大きなトラブルにはいたりません。次回からは彼もルールを気遣う正しいクラシックファンになって戻ってきてくれることでしょう。




 このような基本的なマナーさえ身につければ、クラシックコンサートは誰もが気軽に楽めるものなんです。さあみなさん、クラシックコンサートへレッツラゴーッ!





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最終更新日  2010年11月30日 18時47分59秒
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