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子供の頃、夜店で買ってもらったヒヨコは小さくて無力でいたいけだった。手で触れた時に感じた興奮は、かわいいというよりもむしろ、この小動物の命が私の手に全てかかっているという、サディスティックな要素が強かった。アゥッ・・フンッ・・エヘッ・・まだ完全に眠りからさめず、目を閉じたままジタバタしてる子供を見てると、似たような感覚に襲われる。起こしたげようかなぁ、もうちょっと見てよかなぁ、ヒヒヒ。授乳中の女性には、短時間の睡眠でも耐えうるよう特殊なホルモンが分泌されるらしい。くしゃくしゃになった息子の寝ぼけた顔を見てると脳内麻薬が出てると言われても否定できない。あぁ、鳥って4時過ぎには鳴き始めるんやぁ。最近子供の睡眠時間が長くなってきた。洗濯して飲み水・麦茶をわかしてマカロニサラダを作ってもまだ起きてこない。ミシンを出しタオルでふきんと子供用枕カバー(切ってふち縫うだけ)まで作れた。以前は朝顔洗えればバンバンザイやったのに。その分起きてる時間も延びた。不幸にもランチタイムにぶつかる。食への執着は両者ゆずらず(親子だから?)。子は乳首をくわえ、私もスプーンをはなさない。最近の昼ご飯は何でもワンプレートでスプーンでかきこむのが通常。私はそれをまかないご飯と呼ぶ。ここ2~3日いい子やったのに、寝る前のギャン泣き再発。毎日少しでも散歩に連れ出してる努力の賜物と、喜んでたのもつかの間・・。おっぱいを拒絶されると人格まで否定された気がします。だやぱくりーん べりふる あん すてぃる ばうる わ ひむ にーど いず とぅ すらっぷ(おむつもきれいでお腹もいっぱいでまだ泣いてるんやったらもうおしりぺんぺんじゃ)と旦那も手を焼き強行手段:うつぶせにして放置。→火に油を注ぐ結果に。抱き上げると泣きはらした目を閉じ次の瞬間眠りに落ちた。これって赤ちゃんにとっては、寝る前のエクササイズみたいな気がしてきた・・・・
2007/05/21
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My night nurse, oh gosh Oh the pain it's getting worse Night nurse by Gregory Isaacs 体の異変で目が覚める。乳首が焼けるように痛い。乳房は鉛のよう。時計を見て我が目を疑う。一時間おきにおっぱいをねだる子が三時間たっても起きてない。主人(相棒)を失った器官はまるで意志を持っているかのように私を苦しめる。あ、またこの感覚。頭皮の中がムズムズする感じ。昨夜の授乳中に起こり、頭をかきむしりながらとうとう私も狂ったかと思ったが、どうやら違うみたい。その時脳裏をよぎったのは、小学校の授業で聞いた眠らせない拷問という記憶だった。でも、きっとこれは授乳行為における身体反応の一種か何かだろう。この苦痛から私を救う唯一の存在はまだ夢の中。起こしたくても起こせないジレンマにさいなまれ眠れぬ夜を過ごす。この子ほんまに息してるやんな?こんな日に限って今日は外出の予定。子守は旦那におしつけまかせ、婦人科検診へ。長い間一人で出かけてなかったため、どんな格好すればいいのか。ノーメイク+眼鏡+パメラ(アンダーソン)胸(←誇大広告)。どこからみてもママは授乳中。「部屋掃除して。俺卵焼き作ったるし」「それぐらい作れるわ」「肉じゃがとか作れんの?作れるもんゆってみ」「カレーライスぅ、シチュぅー・・作ろおもたら何でも作れるわぁ」こんな会話が聞けるとは。外に出てみるものだ。(註:男の子のアパートに女の子がおしかける道中、地下鉄での会話)クリニック待合室。呼び出し音がなつかしい。ポロロンの音色を再び待つことはもうないだろうと思うと少し寂しくなった。次があるとすれば、たぶんジャマイカでだろうから。家に戻ると目に飛び込んできたのは使用済み哺乳瓶。あぁ、一歩遅かった・・。猫背で胸の痛みをかばうように、再び出発。子守がいる間にできる限りの用事を済ませる。自分の名字を旦那のにかえる手続きのため家裁へ。「リコン」「ソウゾク」「コセキ」ドラマな用語がとびかう場所。姓の変更というのが思ってたより一般的に行われてて意外。商店街で紙おむつとおからを買う。家に帰るとまたもや。子供が旦那に抱かれミルクをおいしそうに飲んでいる。カキンカキンに固くなった怒りのおっぱいが平静を取り戻したのはその夜。それからは、「吸っていただいてる」という感謝の心を持つように。たとえ夜一時間おきにたたき起こされようと。
2007/05/16
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Night nurse Only you alone can quench this Jah thirs Night nurse by Gregory Isaacs夜が恐い。夜がくると彼が豹変するから。夜の静寂をつんざくサイレンをならして。巷はゴールデンウィークだというのに、どっぷり育児の毎日です。乳やり→おむつ交換→あやす→洗濯の間をぐるぐる回ってたら、いつのまにかTSUTAYAで思いっきり延滞してました。困難に直面した時にとる行動は、過去の経験を参考にしたり、マニュアルを読んだり。あるいは時の流れに身を任せたり。しかし今回の相手はどの対処法も通用しない。仁王のような顔で、歯のない口を大きく開き迫ってくる。私は、おむつ/おっぱい/暑いor寒いの中から瞬時に答えをはじき出そうとするも、頭が真っ白になって右往左往したり、見ザル聞かザルのポーズで「もういや!」とさじを投げそうになったり。ここ2~3日寝る前にギャン泣きして、夫婦ともお手上げ。こんな時ネットに救いをもとめる私とは対照的に、独自の持論を試す旦那。いつもはそんなあやしいジャマイカの民間療法なんて・・とけなす私も、今はわらをもすがる思い。カンシャクを起こしてる時にスプーンで水を何杯か与える(一瞬効いた)。ちなみに私のカモマイルティー作戦は玉砕(お口にあわなかったみたい)。「オマエ、コーヒー飲んでへんかった?」んなわけで、午後のコーヒー/ティータイムは封印(気のせいかもしれんけど、効果あったかも?)。はいはい、何でもしますよ。静かで平和な夜を取り戻すためには。寝る前に大騒ぎするせいか、夜中はいたってスムーズ。ぐずり出すとおもむろに抱き上げ授乳、おむつを換えて寝かせる。X2回@一晩(だいたい)。子供も私も半分寝たまま夢遊病者のように機械的に事を終わらせる。しかし、おっぱいだけは独立した器官と化し、主人(相棒?)に吸われるためだけの使命を全うせんと、一度たりともその仕事を怠ることなく私のパジャマをぬらす。(そのため今はブラ&ガーゼのハンカチで対応してます)。赤ちゃんとおっぱいは一心同体なんやなぁ・・。姑曰く、「夜生まれたんやろ?しゃーないわ」え、そういうもんなんですか?非科学的ながら妙に説得力あったりして。ジャマイカの民間療法、あなどれないかも。
2007/05/05
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