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どんだけ本読んでないねん。火垂るの墓/野坂昭如野坂昭如を初めて見た時は、ショックだった。こんなエロ親父が火垂るの墓の作者だなんて。それは山下達郎に匹敵するほどのギャップであった。といいつつ、本はおろか、映画すら見たことない。妻子供おいてフランキー・ポールのショウにでかける旦那を暖かく見送り、私は金曜ロードショー。あらすじ聞いただけで十分泣けるのに、あえて見てしまうのは子供ができたせい以外のなにものでもない。「節子」に息子の顔が重なる。黒目がちな目といい、三等身といい。帝王切開の手術のBGMがハヤオ映画のサントラやったのもあながち偶然ではないかも?お約束で、涙、涙。まんまと泣かされてる、と知りつつも涙。明くる日、図書館へ走る。絵本、離乳食の本と共に文庫本を借りる。映画は原作をほぼ忠実に再現してた。緻密な描写をそのまま映像化してる感じだ。でも泣けなかった。つらすぎて。「火垂るの墓」が目当てだったのに、他の短編を好きになる。どれも作者の体験を元にしてて、いずれの作品にも清太と節子の化身らしき人物が現れるのだが、救いようがない「火垂るの墓」に比べところどころに笑いあり。タンゴの調べにのせ胃の中のものを戻して飢えをしのぐ(牛でいうとこの反芻)なんて、そのユーモアのセンス、たまらん!また、かなり生々しいエロに、前言撤回。えっ、この人「火垂るの墓」(=エロなし、という意味で)みたいなのも書くの?のほうが正しいのかも。確か高校の文集で、読書感想文を書いた子がいたけど、ほかの短編も読んだのだろうか?未成年には好ましいといえないお座敷ショーの場面なんか、どう思ったのか気になって仕方がない。ちなみに映画の裏番は大食い競争だった。大日本帝国万歳。
2007/09/29
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The Cook, The Thief, His Wife, and Her Lover コック と泥棒 、その 妻と愛人 (1989)グロテスクな極彩色。大げさなセット。ゴシック調コスチューム。全裸の男がいたぶられる場面で始まる冒頭。げぇ、カルト映画かぁ・・。週末の夜、子供が寝て一息入れようって時にはちょっと勘弁。しかも旦那が一緒。かといってほかに選択の余地なし(世界不思議発見!以外には)。そもそも何気なく録画しておいた映画。見ていくうちにこれは紛れもない深夜映画であることに気付かされる。よく夜中にこういうのやってるやん。丑三つ時、不健全な心と体につけ入る映像。次のCMで、もう寝よう!と自分にいい聞かせつつズルズル引き込まれる変な感覚。昼間だと間違いなく見ないってたぐいの。華美な装飾とはうらはら、登場人物もストーリーもいたってシンプル。泥棒(というよりマフィアのボス)の妻が旦那に隠れてアバンチュール。ボスを陥れようと彼女たちの片棒をかつぐコック。それぞれの策略が絡み合い最後は・・。ボスの妻のおびえっぷりと大胆な乱れっぷりが、どないやねん!と突っ込まずにはいられず。「好きになってきたかも、この映画」に「わしも」と旦那。この映画のみどころは、ボスのナンセンスなおしゃべり。酔っ払いの戯言というか、かなり面白い。居酒屋のカウンターの隅っこで酔っ払いのオッサンの独談場みたいな。あと、映画にでてくるイタリアンマフィアには必ずといっていいほど「ミッチ」て名前でてきませんか?ヤクザものの「サブ」みたいな配役なのだろうか?ちょっとネジのゆるい手下のミッチとボスのかみあわないやり取りがまた一種の清涼剤になってた。この映画、舞台は高級レストランにもかかわらず、料理が少しもおいしそうじゃない。むしろオドロオドロしい厨房から運ばれる料理はカニバリズムを連想させて、何作っとんねん、もしや?と見るものに不安とかすかな期待を抱かせる。その予感は最後に的中。ラストの妻の衣装、アルモドバルの映画で見たことありそうな・・と思ったら、やっぱゴルチェだった。わかりやすい勧善懲悪。結局最後まで見てもうた~!と思ったら夜中の授乳タイムの時間です。息子が起きた。
2007/09/22
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この三連休にあった出来事をまとめてご紹介いたします。9/15ウルルン滞在記(再)を見る。場所はギニアの小島。女のプロポーズを男は断ってはいけないという島。プロポーズは酋長らしき男性の一声でスタートし、儀式っぽくおごそかに執り行われる。女性が鉢いっぱいの米(一升ぐらい?)を持って男性のもとに現れ告白。男性はそれを了解し、米は男性の家族に贈られる(結納?)。ゲストの男性タレントは二人の女性から言い寄られてた(一夫多妻制らしい)。お約束の、TV的な云々とか抜きにしても、強烈な何かがそこにはあった。エリザベスだ。エリザベス、35歳。夫は2年前(間違ってたらごめんなさい)に本土に渡ったきり。過剰な自信と情熱が、グレイス・ジョーンズを思わせる風貌の彼女を、逆に魅力的に見せている。若手タレントを強引にめとり(?)、意外にも彼に「キューンときた」と言わしめた。見直したで、日本男児。自分の汚れ物を洗濯しようとした彼に彼女はアンタ ワタシノ ダンナ スワッテ ミテテ自分の男には洗濯をさせないという、女の潔さ。この台詞がツボにはまってしまい、繰り返し唱えて一人で笑う(←アブナイ)。決して彼女の言動がおかしいのではない。タレントの関西弁とそれが妙にマッチしてて、桂春段治のおときのような古今東西問わない女の底力を見せつけられた気がした。「男の人には絶対トイレットペーパー買いにいかせん」と豪語する友達がいたなぁ。あなたの、「男の人にさせたくないこと」は何ですか?(私は針仕事かなぁ・・)9/16もしかしたら出産以来旦那方の家族と初めて会話したかも。それも義姉のみ。用件は6歳になる甥っ子の足のサイズを聞くため。おみやげはスニーカーにでもしようかと。私に子供ができなかったらてごめにしてわが子のようにかわいがってあげようと思っていた。子持ちになったからといってその気持ちは今でもかわらないよ、と物で示してやりたい(予算500円)。ゆるキャラの義姉になごむ。同じ男の子を持つ親同士の親近感も勝手に感じる。こんな人がそばにいたらどれほど精神的に楽だろう。足のサイズは1か13、と。インチですか?センチですか?聞いた意味なかった。9/17旦那が急に思い立ちボンの離乳食始まっちゃいました。一般的には5か月からとあるが、実際は遅ければ遅いほどいいらしい。惰性で6か月と決めていたが、今ちょうど5か月半だし、と嬉々としてキッチンに立つ旦那を暖かく見守る。Book Offで見た離乳食の本、まだ売ってるかなぁ。砂糖どさーっ。牛乳どぼーっ。しかもこれ、厳密にいうとコーンミールじゃなくてコーングリッツ。だからつぶつぶいっぱいなの。あぁ、最初は小さじ一杯からスタートって手引書に書いてるのに・・。でもボンも父ちゃんも満足げ。血便出ませんように、と心で手を合わせる母だった。
2007/09/17
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団体行動。知らない人の輪に飛び込む。私が最も苦手とすること。だから最後まで悩んだ、子育てサークル初参加。ママ友と行く約束だったのが、キャンセルメールが入る。「よかったららむさん一人で・・」シャイで内気なわたいには無理。でも息子を見てると何でもやってあげようって気になる。自分の殻を破ろうとする母の背中を押すように、朝寝から目覚める子。ドタバタと支度して出発。かなり遅刻。この町のこと、ほとんどわかってたつもりやのに、公民館なんて知らなかった。恐縮しつつ中に入ると私が一番のり。ボランティアだろうか、育児を引退して四半世紀、というような女性たちが数名。鈴木その子というタレントがいたなぁ。「すごい、天パ?」「あらぁ、笑ってくれてる」息子、愛想振りまく。どうやら彼の射程区域は35UP~のようだ。「しっかりしてるねぇ。うちの子はまだ2か月で、ぐにゃぐにゃ」うちの子?「うちの孫」の聞き間違いだろうか。体重測定の後、フリータイム。ボンはおもちゃや同じ月齢の赤ちゃんには見向きもせず。2~3歳位の子供たちが気になるらしく、彼等の動きを目で追ってる。自分の存在を誇示したいのか、飛び跳ねてアピール。いい刺激になるとええのう。その後車座になってお歌と手遊びの時間。何をしたか思い出せない。興奮して暴れる息子を押さえつけるのに終止してたから。アンパンマンの歌にやなせたかしの脅威を感じる。エプロンシアターというのを初めて知る。絵本化したエプロンを着用した「お姉さん」が繰り広げるお客参加形お遊戯。マナイタショーみたいなもんか(←怒られるでホンマ)。歌には食べ物が頻出するあたり、子供の関心をひくよう計算されている。しかし後半一人の女の子を除き、男子は全員中座。おもちゃで遊び出したり追いかけっこしたり。最後は大人ばかりで「おせんべ、焼けた~♪」帰り際、赤ちゃんママと話すチャンス到来。話題は予防接種&離乳食。外で他のママたちが並んだ所は圧巻で、ライダース顔負けの迫力。ママチャリ(子供カゴ装備)/UV手袋/ツバ広帽。あぁ、えらい世界に来てもうた。おやつのお子さませんべいは私がいただく。袋にはどきんちゃんの絵が描かれてた。
2007/09/11
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バスルームに生息してる羽虫を殺す。ハート形の羽を無防備に広げ、動きも鈍く、奴らはいともたやすく退治できる。これでどうこの自然界で生き延びてこれるのか疑問。だってジュゴンの運命をみよ。今日は来客があるのです。だから死んでもらうぜ、ペットちゃんたち。子供を左手で抱えながら、どうやって中華そばを食べるか悩んでると、やすみん登場。うちのボン、人見知りが始まったのか泣き出す。客人にしたらなんとも熱烈な歓迎や。こないだ遊んでもらったばかりやのに・・。この数週間のうちに、この子に何が起こったんやろ?何とかなだめて赤子キラーに息子を託し、お待たせ私の中華そばちゃん。甚平/私の豆絞り/デジカメで、その場はキッズスタジオと化す。たまには子供をおもちゃにしてもええやろ。いつもはこっちがもてあそばれてるんやから。あぁ、夏が終わる(そればっかり)。結局これも全然着なかったなぁ。精巧にできてて可愛かってんけど。「あ、この曲ようかかってますよ」「たぶんAkonやで」おしっことうんちにまみれた日々でも、こんな会話ができるのが嬉しい。(倉木麻衣の名前はド忘れしてたけど)悲劇はその後始まった。その日二人目の来客、ラスタマン登場。父親以外の初ジャマイカン。一体どんな反応を示すのか。かかりつけの小児科医やママ友など、接する他人は女性中心のボンにとって、おっさんとの接触も未知数である。「いやま~ん!!」伝統の挨拶で抱き上げられ感動のご対面。と思いきや、息子しばしの間の後、火がついた。まさに地獄絵。稲川淳二の世界。久々にきました。5段階中の7ぐらい。「ピーター・トッシュも赤ん坊の頃、よう泣いたらしいぞぉ」慰めにもならない。トランキライザーならぬ添い乳でやっと寝かしつけたら旦那「ゆきゃん らいなっぷ ふーど のう(飯作って)」夕食を済ませてきたというラスタマンに親切の押し売り。ここはジャマイカちゃうで。二切れしかない魚の切り身、どうやって三等分すんねん。「ちょっと顔かせや」と呼び出そうにも部屋がない。上沼恵美子も昔、夫に「たばこ買うてこい」と夜中でも使い走りにされたと言ってた。その夫は仲間と麻雀。虚栄にまみれた男のメンツ。結局子は最後までラスタマンになつかず。旦那「びぃあびー あぶ いんすてぃんくと(赤ちゃんには本能がある)」おい、友達ちゃうんかい。ほな家呼んだるな。
2007/09/08
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Socaholics 6気温が30度を超えるとアイスクリームよりかき氷が売れるように、暑くなると私の中ではレゲエよりソカ指数がUPする。夏になるとにわかレゲエファンになる人たちと同じですね。シャカシャカのリディムに朝寝から覚める息子。ゲッ、起こしてもた。ボリューム落としてたのに・・。カリビアンのDNAが反応したか。しゃあない。スーパーでも行くか。Love Session/Silk90年代で時が止まったままの私のR&Bコレクション。Freak Meもそうやけど、エロい。傍観者にとどまるしかない程のエロさである。Rケリーは何故にKing Of R&Bとして君臨し続けていられるのか。ミシンで子供用の巾着とお星様を作りながら考える。Silkとかが消えていった(いや、活動はしてるんやろう私の知らない所で)のも要因ではないか。ところでお星様は、今朝ベビーベッドにかけてた私の豆絞りを息子が凝視してたことに発端する。それを見て何か柵にぶらさげる飾りを作ろうと思い立った。ハギレを切って綿を詰め縫うだけやから容易かと思ってたらなかなかのクセモノ。星形って先端の部分とかディテールが難しい。いつの間にか昼寝中の息子が目を開けてこちらを見つめてる。裁縫する私がそんなにエンターテインしとるか。檻に入れられたチンパンジーの気持ちがわかる気がする(実際檻に入れられてるのは向こうやけど)。格差社会を感じる完成品。ボンよ、うちのおもちゃはハギレの再利用やぞ。あっ、せっかく作ったのに足げにするとは何事ぞ。Fortunate/MaxwellカイザーRケリーの作品。ラブソングは息子への愛を代弁する。Fortunate to have you boy♪それって恋する紀香はきれいさ♪とかわらんやん。GinuwineのDifferencesもAlicia KeysのIf I Ain't Got Youも、数え出したらきりがない。あぁ、でも人には見られたくない。カーペンターズで涙ぐんでる自分の姿は。1st Of Tha Month/Bone Thugs N Harmony夏の終わりのボーンサグスンハーモニー(これが言いたかった)。美しさと汚さ(見た目が)が織り成すフーガ。おいボンよ。せっかく寝かし付けたのにwake up wake up....で目を開けるな。どこで仕入れたんやそんな芸。More Than Words/Extreme西日のきついキッチンで夕飯の準備。FMから流れてきた何年(十何年?)か前のナンバー。バイト先の有線でよくかかってたな。遠い昔のことやけど。それにしても夏っていつ終わんの?以上今日の出来事をBGMごとにお送りいたしました。 限りなくヒトデに近い星。
2007/09/05
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子供の頃、学校を休んで家にいるのは甘美なひとときだったけど、家の中は妙によそよそしく冷たかった。何故かわかった。今の心境がすべてを説明してくれる。平日は私の大切な時間なんや!なので仕事を休んだ旦那にも無愛想。欠勤の理由がチャリの故障なんて、周りも大変やなぁ(←ひとごと)。文化の違いってことでそのへんは大目に見ていただいてるのだろうか。自転車屋へ。店長もきっとアイランド(日本の)ピープル。ポリネシアとか南西諸島系の風貌で、商売そっちのけ。うちの息子にかじりつき。「かわいいねぇ~。僕、赤ん坊だーいすき!」あ、頬つついた・・。一瞬緊張が走る。旦那にとって赤ちゃんのほっぺは聖域。まして相手は見ず知らずのオッサン・・(家帰って即効洗ったらしい)。でもええ人なんやろなぁ。昼までかかるらしいので、赤ん坊は旦那に預け、一人で買い出し。やったぁ。あそこもいきたい、ここもいきたい。しかし銀行を出た途端雨が降り出す。子供がいないからできるスーパーのはしご。「ジャガイモとタマネギと、あとにんじんも!」根菜類も買い放題。どんどん増える買い物袋。最近お気に入りのパン屋さん。ショートニングや卵を使用しない自然派。そのせいか、パンたちはふぞろいで不格好。なのに品数はやたら多く悪のり感が否めない。でも食パンの他に菓子パン三つも買ってしまう。くせになる人がおるんやろなぁ。今の私みたいに。夏の終わりを告げる雨はまだ降り続いてて、買い物袋にハンドルを取られながら帰途につく。アパートの前には誰が捨てたか夏祭りのヨーヨー。空気が抜け小さくなったそれはまるでカラフルな精子に見える。クリスマス帰省のためのチケット予約に着手。マイレージでビジネスクラスと余裕こいてたが、全然足りなかった。現実味を帯びる機内での授乳、ぐずぐず問題、etc.。他のママさんたちはどうしてるんだろうか。旦那はおっぱいはトイレで!と言ってるが。あと、赤ちゃんって無料じゃないんですね・・。母からメール。親友がキューバ行きを予定してるので便乗するかもしれないとのこと。もしかしたらジャマイカにも・・と。その人ってこないだの裁判の人やん。クーバ!!わても便乗したい!!実現しなくても、今の私にゃ十分なおかず。想像するだけでお腹いっぱいになれます。世界陸上7日目。ジャマイカが初めてその勇姿を見せてくれた。ぐわーん、パウエル!大阪は涼しい夜風が吹いてて、太鼓腹を出し寝てる息子にタオルをかけてあげようか悩む。息子と抱き合い汗だくで過ごした夏はもう思い出。
2007/09/01
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