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学校に近づくとRケリーのI Believe I Can Flyが聞こえてきた。運動会の選曲としてはさすがのジャマイカ。遅刻(いつも?)はうちだけじゃないようで子供も保護者の数もまだまばら。外に出されたステレオは給食のおじさん(といっても同年代)の私物か、中のCDも聞き覚えのあるスロージャム。テディ・ペンダーグラスって命令ばかりしてる気がする。ドア閉めろ、とか電気消せって。「なんて嘆かわしいっ」とボンの担任。本日は全校生徒の半数ほどの出席数。保護者に至っては3、4人。準備に手間取ってる可能性もあるとはいえ、毎回浮き彫りにされる親の無関心。今日は赤・黄・青のチームカラーを着用のはずが制服で来てる子もいる。何のためのPTAミーティングなのか。「給食代が50ドル(50円)上がっただけで?」運動会の資金援助のため今日だけ給食代が50円アップしていた(大人の昼食代は250円)。50円やそこらで不参加というのも腑に落ちないが、そういう親に限って合成繊維の付け毛やネイルに金をつぎ込んでる気がしてならない。どんなしょぼいイベントが繰り広げられるのか先が思いやられるが、朝礼が終わり椅子を外に運び出す頃には徐々に人が集まり始めた。森公美子も重役出勤。愛息はNBA風上下にクリスクロス(古い)を彷彿とさせるブレイズに髪を編んでもらっていた。絶対この頭で遅刻したに決まってる。森公美子はソバージュにヘアバンドでますます森公美子に。目の前の女の子、黒レースのチュチュにプリントのレギンス。モノトーンでまとめ、今日のベスト・コーディネイト賞をあげたい所だが、何組なんだろう?(そんな私もモノトーン。黄色組のボンに合わせたかったが黄色の服なんてない)目の前に現れたグレイのピックアップトラック。おぉ!サウンドの到着です!やっぱりジャマイカ。音楽だけ(ここ強調)は贅沢です。(しかしもったいぶってほとんど音をかけず、ろんでぃちゅーんっと保護者からヤジ)おもむろに競技スタート。大まかなプログラムはあるようだが出場者リストとかはないらしく、適当に呼ばれて走らされている子供たち。友達tとの追いかけっこに忙しく、時々駆り出されて走らされてるボンも去年同様。「練習で一番だった」とのことだが2回走って2回ともラスト・・・。遊びの時のほうが早いってどういうこと?名前書き競争では、背中を丸めていつまでもノートに向かっていた。ビデオを回しながらヒヤヒヤの私。立ち上がった後のおどおどした表情がいつもの悪ガキと別人。最後でも走ってくれてよかった。負けたのがくやしくて大泣きしてる女子もいる。「Everybody is Winner!!」と先生。ボン、最後の競技「アルファベット穴あき競争」だけはトップで名誉挽回。ほめるところがないと、親としてもつらい。給食時間。子供優先なので非常食のバナナブレッドで飢えをしのいでいると、ボンが泣いて教室を飛び出してきた。「アランに叩かれた~」でもさっきはアンタがアランを泣かせてたよ・・。似た者同士、衝突する事も多いのだろう。後で教室をのぞくとさっきの涙が嘘のように、友達とふざけながら給食を食べていた。立ち直りだけははやい。給食室でランチゲット。ボンからも残飯の支給。あれだけ走り続けて、ほとんど食べてない。そんなにも遊びを優先したいのか。この機会に給食テイスティング。小さなボウルに盛られたライス&ピーズとフライドチキン、キャベツの千切り。チキンはクリスピー、子供に合わせて骨もなく食べやすいサイズに切られている(参考にしよう)。ココナッツで炊いたライス&ピーズの甘さがやさしく口に広がる。人に作ってもらったものは無条件においしい。空を見上げると、雲行きがあやしい。この季節午後はバケツをひっくり返したような雨が降るのが常。足止めを食らう前に撤収したい。下校中の小学生が乱入、場内はカオスと化していた。ランチ完食、一向に帰る様子のない回りを後に、退散。ポツポツ来たので折り畳み傘の出番。家に着いたら本格的に降り出した。去年の運動会に思いをはせる。見知らぬ場所で、ろくに日陰も座る場所もなく、昼食も送迎バスも待ちぼうけで軟禁状態だった。助かった・・。1月のマイアミ旅行をこちらのサイトで紹介してます=>マイアミ・デイズ
2012/03/29
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ボンの頭が犬臭い。テラスで愛犬とたわむれていたせいかと思ってたら、実は本人の臭いだった・・。よく見ると頭皮にかさぶたができていてそこから臭いが発しているようだ。そういえば1ヶ月ぐらい前に気づいてそのまま忘れていた(ひどい母親)。重い腰をあげて村の診療所へ。田舎ぴーぽーと顔を合わせると思ったら気が進まないが、子供のことだから仕方がない。街の個人病院まで行くとマイケル・マンレー(千ドル札)が何枚も飛んでくし。いつもより早め(といっても10分ぐらい)に出発。バッグには非常食(ブラとペプシ)。診療所に近づくと。学校の送り迎えで顔見知りのPお婆さんが女乞食マルタを引っ張っていた。乞食なんて差別用語かもしれないが、文字通り顔を見れば食べ物をベグってる老女マルタ。家もあるからホームレスでもないし。神出鬼没なので私は魔女と呼んでいた。先日我が家にも来てテラスで座り込み(厳密に言えば寝そべってた)、残り物を進呈したところ。街合いでは彼女を中心に盛り上がる人々。「老人ホームにいれたらな。1日2回お風呂いれてきれいにしてもらえるで」「これが老いるっちゅうことや」「彼女は赤ちゃんに戻ってるんや。聖書でもいうやろ、大人は一度、子供は二度って」私は彼女から発せられる悪臭(真後ろの席しか空いてなかった)に口呼吸で対処しながら、まるで群集劇さながらの光景を楽しんだ。彼女は彼女で小学生のおやつにまでたかっている。人々も慣れたものでバナナチップスやらお弁当をおすそわけ。老若男女問わず、彼女にかまってあげる(からかっている?)。日本だとこの手の人種は「見て見ないふり」で通り過ぎるのが常だろう。私もそうだ。彼女には子供が3人もいるらしいし、面倒を見るのは本来彼らの責任のはず。あるお婆さんはお弁当のフライドダンプリンをあげ一緒に食べていた。朝揚げてきたのだろうか。お弁当はちなみに深皿にビニール袋をかぶせるアイデア。これは他の人もやってた。田舎スタイル?タッパーとか街まで出んと手に入らんもんなぁ。名前を呼ばれるまでただひたすら待つ不毛な時間は修行というか、瞑想でもするしかないが、子供がいるとそうもいかない。走り回るボン。地べたりあんの嬢。「こもいたいそんっ(日陰に入りなさい)」と他の子供は怒られてる。太陽の下で遊んだり砂遊びはご法度のジャマイカ子供遊び事情です。ポイ捨て天国のジャマイカ、何が落ちてるかわからない。赤いリング状の物体をあわてて嬢の手からひったくる。ただのプラスチックだった。コンドームかと思ってあせった・・。ライオネル・リッチーのセイユー・セイミーが遠くから聞こえる。音楽の国ジャマイカだが、そういやヘビメタやパンクロックだけはとんと聞かない。今の私の心境としてはボンジョビのリビングオンプレイヤーや。Oh We are half way there...ってあとどれぐらいなんやろうほんまに?隣の学校からボンの名を呼ぶ子供たちの声。学校と診療所を仕切っていたフェンスはすでになくわらわらと子供たちが脱走し、診療所の敷地内で鬼ごっこスタート。待ち合いではおばさんとおじさんの口論が始まる。カスワード。坂の途中の住人のおばさん。普段ジーザスとか言ってる人に限ってトラブルメーカーだったりする典型(うちの犬にも石投げてたし。動物虐待したら地獄落ちるで)。「いいかげんにしなさい!」天岩戸のごとく診察室にこもっていた医者もたまりかね出てきた。「子供だっているんですよ!口を慎まないと診察はしませんっ」女医さんだったのか。名前が呼ばれたのは1時過ぎ。もう学校終わる~(一応用意してきたのに)。さて、診断の結果は、バイ菌が入っただけみたいで、クリームとシャンプーで治るようだ。髪切るの覚悟してたのでひと安心(ラスタへの理解?)。ボンのいとこはそれで丸坊主にしたらしい。学校に戻り、遅い給食を食べるボン。後30分で下校時間だったので運動場で待ってから帰った。明日の練習が行われてた。そう、明日は運動会なんです。
2012/03/28
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自分だけは絶対に大丈夫、とだれもが思っている。オレオレ詐欺やツボを売りつけられた被害者たちもそうだっただろう。私も、まさか自分のプロバイダーにしてやられるとは思わなかった。インターネットの支払をネットでしたのに、プロバイダーのLIMEは入金確認できない、の一点張り。えぇっ、そっちのシステムエラーじゃないのぉ?カスタマーサポートに電話しながら、発展途上国の企業の退廃を垣間見た。ジャマイカのサイトにカードを使った自分が悪かった。この会社には何度も泣かされてるのに。ネットがないと話にならない、もう他社へ移行しよう、と必要書類とノートPCまで持って金曜日の朝。ボンを学校に送り届け車を待つ。厳しい日差しを浴び道端に立ち尽くす。目の前を通り過ぎる車は全て満員。金曜だし、ちょうど通勤時間なのだろう。ようやくとまってくれたミニバス。図上に注意、誰かのハシゴ(流行アイテムですか?)。ラップトップが邪魔にならないかと悩んだ自分がアホらしい。既に満員なのに、執拗に停車を繰り返し貪欲に乗客を乗せる車掌。熟練の技でテトリスのように客を配置する。そのたび車内はブーイングの嵐。「仕事に行くんやで!」「時は金なりや!」車掌は本来若いお兄ちゃんが相場だが、今回は年くってた(というか同年代かちょっと上?)。ジャマイカ人名鑑に載せたい、世の中の女性は簡単に落とせる、と思ってる典型。女性客全てにちょっかい出さないと気が済まない。ミニバスのBGMは90年代R&B。おっさん(車掌)仕事中聞きこんでるのか、次の歌を歌うのがCDより早い。せっかくのUsherもShaiも彼のせいで台無しに。ダウンタウン到着。Digicel(携帯ショップ・プロバイダーも)に直行したいが手持ちのJ$がなかったので両替に。両替所の階下のHi-Loで先週買い忘れたチーズやボン用のおやつを購入。「もう一人の子は?」とレジのお姉ちゃん。すっかり常連になってしまったようです。さて、Stジェームスst.のDigicelのショップはどのカウンターも列ができ大繁盛。外国人の姿もちらほら(←自分も)。国内で圧倒的シェアを誇るだけある。壁一面にウセイン・ボルトのアップ。ずっとジャマイカチームのスポンサーやってるそうですが、LIMEさんは?指示された列に並び、順番を待つ。「おっぴっじゅ~(おみず)」と嬢がぐずり出した。子供用の飲み物を持ち歩いていない私、ママ失格。Hi-Loで買っておけばよかった。キャンディでその場を取り繕う(←逆効果)。ようやく私の番。髪型も顔もアディナ・ハワード(古くてごめんなさい)に似たお姉ちゃんに事情を話す。私の複雑(?)な事情に無表情で答え他の担当者にバトンタッチ。ノートPC(結局使わなかった)を入れたトートが肩に食い込む。嬢を抱えひたすら待つ。隣のカウンターで応対していた彼女は三白眼にシアーなシャドウがあか抜けていた。メイクした女性になかなかお目にかかれない田舎との格差を見せつけられる。私の話を即理解し「プランがないから高くつきますよ」「圏外だからモデムを買っても意味がない」と適格な応対。仕事ができるというのは彼女のような人をいうのだろう。しかし待ち受けていたのは残酷な現実やった。結局Digicelは無理ってこと?元さやのLIMEしかないってこと?感情的になっている時の判断は考え直したほうがいい。犬に噛まれたと思うことにした。嬢の「おっぴっじゅ~」コールがピークに達し途方に暮れたが、待ち合わせしてた友達が現れランチへGO。ハーバーStのケンタッキーと同じ建物に入っているピザハットへ。ダウンタウンにめずらしい、ちゃんとしたレストラン。ウェイトレスにメニューを持ってきてもらい、感慨にふける(一瞬チップどうするか悩んだ)。ピザなど2品選べてドリンクつきで600ドル(600円)でおつりがくる。パティだと2人分の値段だから高いのかもしれないが、この浮世を忘れられる空間には変えられない。テンションが上がったのは最初の数分。クーラーがききすぎで、たちまち凍えてしまう(防寒対策要です)。一瞬で冷めるピザ。トイレに行って突き刺さる現実。Welcome to Jamrock。ジャマイカでまともなトイレにあたったことがない。ここも汚さが5つ星。帰りは再びミニバス。ボンのお迎えに間に合うように帰った。ピザハットの画像がないので手作りピザでご了承ください
2012/03/09
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今週も田舎脱出DAY。先日の出発寸前ドアロック事件の二の舞は踏むまいと、家の鍵は早々に身につけておく。テラスが飛散な状態(by犬)。すさまじく散乱したゴミ。使用済み紙オムツ(嬢のではない)らしきものまで。よりによってこんな忙しい朝に・・。朝食を終え食器を洗ったら後は嬢の朝風呂。と思ったら、晩御飯の支度がまだやった。晩御飯はカレーライス(もらいもののカレールーに感謝)。帰ったら温めるだけの万能メニュー。スポンジボブのTシャツを着ていく、と一点張りのボンと醜い争い勃発。モンティゴベイ=スポンジボブが定着している彼。好きなものを着せてやりたいのはやまやまだがここは田舎。一挙一動を村の人に見られている。「いつも同じ服着せて・・」と絶対に言われる。あーめんどくさ。ボンと嬢の支度が済み、次は自分の番。ビューラーを紛失して以来メイクの時間がぐっと短縮。リップグロスをめざとく見つけた嬢、「かーい、かーい(かわいい?)」「あっけってっ」そんな言葉いつ覚えた?女心をくすぐるコスメ、一歳児にもそれは有効らしい。10時台になんとか出発。でも通りに出たのは11時。車もすぐつかまるだろう、と期待していたら目の前に現れたミニバス。ナンバープレートが白やった。違法バス?止まってドアが開いた。一瞬躊躇。ナンバープレートの手続きが遅れているだけかもしれない(白:一般車、赤:バス・タクシーなのです)。と自ら言い聞かせるが、乗車後不安はさらに強くなった。暴走する車。右・左・上・下と激しく揺れる車内。「死」というものは何気ない日常に潜んでいるものなのかもしれない、こんな風に。山道にさしかかるとサンダーマウンテン。妻と子供二人を事故で一度に失う夫の身を案じた。想像力というのはどこまでも飛躍するものや。無事ダウンタウン到着。神様ありがとう。ボンと約束していたケンタッキーへ。カウンターで番号が呼ばれるのを待っていると、私の番号を兄ちゃが持って行ったようだが、気のせい?案の定私のトレイにはオーダーしてないもの(キッズミールのおまけだけはついてた)。こっちに損失さえなければ、与えられたものは享受する心境だ(食べたいものが決まらないって時ありませんか?)。嬢、フライドポテトがお気に召したようで、自ら手を伸ばしほうばる。ごめんよ、ジャンクフードで・・。チキンバーガーにかじりつくボン。後で気づいたがシャツをトマトだらけにしていた。近くにある土産物屋でちょっと買い物。ここでも木彫りの車を買ってというボンとひと悶着。Hi-Lo(スーパー)とBashcoというお決まりコース。Bashco(中国製粗悪品パラダイス)なんかで色めき立つ自分が悲しい。くだらないものでも家庭用品が少しずつ増えていくのは嬉しい。まな板、刷毛、ざる。先月ここで買ってさっそく割ってしまったお茶碗も買いなおす。法外な値が付けられたタッパー。それを手にしたおばちゃんが「これ値段間違ってるんちゃう?」全く同感で「高すぎやね」と参加。初対面でも自然にうちとけるのがジャマイカのいいところ。毎回学校で失くしてくるボンの鉛筆も1ダース買い足す。手の消毒ジェルも売っている。40ドル(40円)・・・効き目は期待しないほうがいい。毒々しい彩色のスポンジボブのボールをボンに。それで会計前にさっそく大暴れするボン。嬢も便乗して走り回る兄妹。友達参上。旦那様の車で友達宅へ。裸足になり冷たいソーダで生き返る。そこに「犬服を見たい」という人登場。旦那様の親戚の友達らしいその人物は、スモークのかかった車内にいて出てくる様子がない。電話中、とのことで四十路手前の素肌に強烈な紫外線をたっぷり浴びながら待つこと数分。中から飛び出した耳がグレイの白シーズー。ジャマイカでもいるんですね。室内犬をかわいがってる人。コーンロウの100歩譲ってLarenz Tate 似の兄ちゃん。ヒエラレルキーの最下層に属すジャマイカの犬は、虐待の対象がお決まりだと思ってた。うちの犬も迷い犬で帰ってきた時後ろ脚を負傷していた。飼い主(私)同伴でもおかまいなし、容赦なく石を投げる人もいる。一度物申したら逆ギレされそれ以来「(犬を)殺してやる」と脅迫される(また一人ファンを増やしてしまった)。話が大幅にそれてしまったが、肝心の犬服は売れました!毎度おおきに~。売上そのものより、実際に買ってくれる人がいるという事実が嬉しかった。生のフィードバックが大きな成果。butterroll
2012/03/03
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