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キャリア・デイまでの道のり。ボンのなりたいものは当初アニメのキャラクターだったが、担任より実在の職業以外不可ということで却下。その次は「おまわりさん」。よりによってラスタファリアンが対立する体制の象徴である「バビロン」とは・・。「うちの子はおまわりさんは人を殺すからいやだって」と他のお母さん。そう、警官の銃弾に倒れる善良な市民が後を絶たない事実。ムタバルーカ曰く「制服着ようが着てまいが銃を持ってりゃガンメン」。ジャマイカでは警官は必ずしもヒーローじゃない。むしろ犯罪者に限りなく近い。「シェフは?お医者さんにしよう(ジャケット1枚で済むから)」「ううん、おまわりさん!」まぁ、ドレッドのおまわりさんというのも面白いか、パロディっぽくて。軽い制服フェチの私。つなぎとかたまりません。というわけでディテールにこだわりたい。生地代上下で1000ドル(1000円)弱は予算オーバーだったが、普段着に活用ということで妥協。追い込みでパニくりたくないので、早々と完成させる(その前に学校の制服れ・・・何か月も放置してるし)。小道具の帽子と拳銃はネットで紙の作り方をチェックしラストに仕上げるつもりが拳銃は日本語フォントが原因で図書館のプリンターが使えず折り紙に急きょ変更。ワルサーP38(ルパン三世より)のようなリアリティを追求したかったが相手は5歳の子供。すぐに壊されるのがオチ。折り紙拳銃、子供の手のひらサイズで、イマジネーションが育ちそうなシンプルさがいい。「パウパウ!(バンバン)」子供が鉄砲ごっこするのに抵抗があった。しかし子供は遊びから学ぶもの。私も幼少のころおもちゃで持っていた記憶があるし、無菌状態で育つというのも不健康な気がする。当日、晴れ着で出動?のボン。子供はこういうのにヨワイらしくますますハイテンション(というか服完成時点でほとんど毎日着用)。旦那に学校までの見送りをしてもらった後、少し遅れて嬢と一緒に学校をのぞく。箱を開けて見ると保護者の姿が10人はいたか。外に出された椅子に大人も子供も座り、太った女性の話を聞いている。「人にさわられていやなところはどこですか?」・・・「ヴァギナ!ですねっ!!」「ヴァギナ・・」「声が小さい!」「ヴァギナ!!!」「ペニス!!!」児童への性的虐待や行方不明になる青少年が後を絶たない。ついこないだも9歳の女の子が家族の知人の40代の男性にレイプされるという痛ましい事件をニュースでやっていた。これぐらい小さいうちから刷り込ませるのも必然かもしれない。子供たちを見まわすと約半数がめいめいの格好をして、残りは普段通り制服を着ていた。半分ならまだいいほうか。迷彩色や、シャツにネクタイは察しがつくが、中には何の職業か首をひねるものも。レースのトップにフレアミニ、レギンスのギャル・・・その正体とは。その謎は後で判明。カメラマンが来て撮影会が始まった後、子供たちは職業でより分けられていた。スーツは牧師やったか。タイトスカートの女子は先生らしい。ギャルはダンサーだった。てか、彼女スポーツデイ(運動会)でも同じ服だったような。参考サイト:拳銃のペーパークラフト 青森県警ホームページ帽子の作り方 eHOW折り紙で作る拳銃 Origami instruction
2012/05/21
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今朝はボンの学校のPTA会議の日のため、嬢の風呂入れたりバタバタ。子供たちの支度が終わり、自分の番になる時点で既に出発時刻。こういう時に限って靴下が見つからないのはなぜ。片足ばかり3足でてくる(ちぐはぐでもいっか、見えないし)。着る服は前日に用意するとか、今後対策を立てねば。登校し、会議まで1時間あるので近くの図書館まで歩く。ボンのキャリア・デイ(なりたい職業の格好をする日。ちなみにボンは警官)の小道具である拳銃のペーパークラフトをネットからダウンロード&プリントアウトしようと思ったら、フォントを積んでなく表示不可・・・。しかたないので英語のサイトを参照に手作りするしかない。学校に戻るとびっくり!会議開始時間を過ぎても誰も来てない。校庭に出された粗末な椅子が寂しく観客たちを待ってる。毎回驚かせてくれます。座って待ってると徐々にお母さんたちの姿が現れたその数3人。先生も毎度のことながら失望の色を隠せず「これじゃ始められません」重いムードでボヤキか苦情か判別しかねるアジェンダが続く。学費の滞納(60人中回収済はたったの20人!)、保護者の育児放棄、etc.。「子供にもっと時間をさいてあげてください。風呂にも入れず汚い服のままで歯も磨かず来るんですよ。口の臭い子供なんて嘆かわしい。ノートも鉛筆も持ってこず」口臭持ちの子供なんているのか?汗臭いのはうちのボンかも(風呂は夜に入れてるが)ノートも鉛筆もすぐ紛失。学校にブラックホールでもあるのではないか。「砂糖を与え過ぎないでください。子供たちの注意力がないことといったら!」これ、うちの義母に聞かせてやりたい。「おやつにスナック菓子を与えないでください。どうして果物を持たせてやらないんですか。今はマンゴが旬でしょ。おやつはマンゴと水で十分なんですよ」耳が痛い。私も常々スナック菓子を与えることに罪悪感を感じていた。でもマンゴはリスキーな食べ物である。食べた後は人食った?というほど手も口もぐちゃぐちゃ。さっきも他の子が食べてるのをハラハラしながら見ていた。隣に座っていたその子のお母さんも「外で食べなさいっ!両手でっ!」と目を光らせていた。その後話題は来週月曜日のキャリアデイに及ぶ。保護者の協力が必須の催しだが、彼らの反応にかなりの温度差が感じられる。違う意味で、当日どんな結果が見れるか、今から楽しみで仕方がない。「○くんは兵隊になりたいんですって。○くんのお母さんは緑のシャツを着せる、って言ってました。簡単なんです。お金もかからない。私たち教員のためにやるんじゃない。子供たちのためなんです。」隣のお母さんは、立て板に水の先生とお母さんにはさまれ、マルチ商法につかまった人のように硬直。「1日コーヒー一杯と思ったら安いもんよ奥さん」じゃないが。「おまわりさんだってズボンに赤いテープ縫いつけたらしまい。終わったらとったらいい。安いもんよっ」「子供たちを主役にさせてあげて!子供たちに誇りを持たせてやりましょうよ!私たち何もできないの?どうして?田舎だから?」最後の言葉が耳に残った。(衣装なら私が作ってあげるよ、安くしとくよ・・・という阿漕な衝動が頭をもたげたが、ここは抑えた)ここはあきらめてしまう人が多すぎる。何でもっと貪欲になれないのか。クリエイティブになれないのか?嬢はといえば、スイッチが入り、兄とその仲間たちに囲まれ歩き回ってた。たっぷり運動して後でたっぷりお昼寝してね。
2012/05/17
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早朝、ベッドを抜けだしミルクティーを作る準備をしていたら嬢の声・・・。あー早起きの意味ない。貴重な私だけの時間が・・。朝5時に起きて子供の相手したくない。今日は旦那も早起き。ただいま義父の家を建築中で、毎日曜日は大工さん(義母のBF)を迎えに行くため朝食も食べず出かけて行く。日中もお手伝いで出ずっぱり。そんなわけで子供と私だけの日曜日が続いてる(時々ボンも遊びに行くが)。作業後サンデーディナーを大工さんやらそのアシスタント(近所の兄さん)にもふるまうので、私は相撲部屋のおかみさながら気負って台所に立つ。朝食の後片付けをしている時やった。台所の窓からその光景が目に入った。鮮血。悶絶する黄色い脚と白い羽。ちょうどお隣さんが鶏をつぶしているところを目撃してしまった。あ、見たらもうかしわ食べられへんかも・・・。でも好奇心には勝てない。刺激的な表現が含まれています。お食事中の方および心臓の弱い方はご注意ください。ポリ容器を半分に切って、円錐形の漏斗のようになった部分が木に打ち付けられていた。そのハンドメイドの装置に鶏を逆さに入れる仕組み。下から血をしたたらせながらまだ動いてる足は一度見ると目に焼き付いて離れない。絶命するまでに結構時間がかかるんや、というのが率直な感想(首を落とされても走り回る、というのもうなづける)。「もう今日からベジタリアン!」と宣言したいほどショッキングな映像ではあった。しかし、だから肉を食べない、というほど単純な話でもない。選択の余地があるというのはすばらしい。今の私にそれは難しい。だからこそ、殺生を戒める仏教やラスタファリズムは高尚だと思った。強烈な日差しに映える緑としたたる血。屠殺現場。グロテスクな色彩がガルシア・マルケスの小説にでもでてきそうだが、実際の話、生活がかかっている。おれおれ詐欺でひとやま当てることしか頭にない田舎の若者たちだが、少しでも体使って食いぶち稼ごう、という姿勢は評価しなければいけない。だって、これで子供が学校に行けたり、お腹すいた子供が減る、って思ったら、「鶏がかわいそう」なんて言ってられない(でもいつかはまたベジタリアンに戻りたいと内心思ってるけど)。午後からどしゃぶりの雨。おまけに停電。現場から飲み物を取りに戻ってきた旦那は足止めをくらい、ひさびさに4人そろってサンデーディナー。嬢は食が進まず自分の皿に手つっこんでニギニギ・・。遊び食べは子供の大切な成長過程、暖かく見守ってあげるべきなのだろう。でも、でも・・。ボンはもりもりレタスをほうばっていたかと思ったら、咀嚼された緑の物体を手に吐き出し、おとんの怒りを買っていた。平手とベルトが飛ぶ。たまにはこれぐらいいっとかないと。だって泣いていたのに5分後には笑い出してる。あのー今日、母の日なんですけど。ココナツの殻割ったり、冷凍チキン解体したり、私の苦労の結晶・・・もっと平和に食べてもらえないものか。夜はボンを風呂に入れている間、嬢の機嫌が悪くずっと泣き通し。ボンもお湯が擦り傷にしみると泣き、久々に子供二人に泣かれる始末。新米ママのようにこたえてしまった。ビールがうまい。
2012/05/13
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(5月5日の日記です)毎月恒例モンティゴベイへの旅。ボンのコスチューム(学校行事用。ちなみにおまわりさん)の材料とジュースミキサー(使ってるのが故障)を買いに行く。というのは建前で友達に会ってストレス発散。もうね、言うことを聞かないこの人たちとずっと一緒にいるのは限界なんです。しかし外出を断念したくなるほど朝は忙しい。洗濯(おむつだけ)、掃除、朝食&夕食作って、後片付け、子供二人風呂入れて準備・・・。持ち物そろえるぐらい前日に済ませればよかった。そこに、なくしたと思っていたビューラーが出現。やっぱり化粧(といっても傍目には全然かわらん)するとアガル。10時台に脱出成功。ミニバスもすぐつかまった。マンゴを食べながら片手運転のドライバー。マンゴなんて、私の場合食べ方が食人族のようにえげつなくなってしまうが、運転しながらなんてさすがジャマイカ人。でもお客さんを拾い損ねて「マンゴで頭いっぱいや」と乗客から突っ込み。BGMはちょい古めのR&B。トニー・ブラクストンのSpanish Guitarは名曲や。小柳ルミ子みたいなPVもいい。Jagged Edge、なつかしー。ミニバスの車掌というのはセレクター業も兼ねてるのか。携帯かと思ったらカーステのリモコンを手に、BGMの一切の権限を握る。UsherのYou Got Me BadでPull Up(巻き戻し)するあたり、ツボを心得てます。ドナルド・アイズレーのBustedが始まると「みねばせぷろっぷ、みせとのっぷ!(巻き戻せゆうてへん、音量上げてって)」と運ちゃんに叫ぶ車掌(あれ、リモコンは?)。おっさんの愛人(若いギャル)浮気疑惑という生々しい会話を車掌さんの解説入りで。て、こういうドラマ好きな男性って・・・。後方でけたたましいサイレンの音が聞こえたかと思うと救急車。さすがに道を譲るミニバス。と思ったら便乗して救急車にくっつき、渋滞を突っ切る。だてにマンゴ運転手してない。嬢ときたら隣の太ったおばさんがよほど怖かったとみえ、ずっとおびえ泣き続けたあげく撃沈。バスを降り、StジェームスSt.を歩いている間に我に返った。昼食はボンのリクエストによりピザハットへ。いつかここに連れてきてやろうと思っていてやっと実現。ここは子供にぬりえとクレヨンがサービスされるが、これが意外と重宝。ファストフードしか知らないボン。「まだ?」「いつピザ食べれんの」と執拗な追い込み。そんな間を持たせるのに一役買ってくれた(嬢はクレヨンをかじってたが)。グラスの水で水遊びを試みる嬢と格闘の私。外食も子連れだと楽じゃない。待ちに待った食事が運ばれると「おいしい!!」を連発し親の分まで手を伸ばすボン。今度からこの店ご指名。あのね、ここパティ屋の2倍ぐらいするんや。マミィが作ったピザよりおいしい、ときた。次は手芸屋へ。ファスナー2本と金ボタン3つ買って100円でおつりがきた。こんな店舗構えて山のような在庫は10円20円の単価。店員もやたら多く、純利益っていくら?と老婆心。高飛車な店員が玉にキズだが、10円20円に頭下げろ、というのも無理な相談。次はスーパーHi-Loへ。いつも買ってるコーヒー豆が品切れ。仕方なく一番小さなブルマンをカートに入れレジへ。前の客は持ち合わせが足りず、いらない品を吟味。手に握られたくしゃくしゃの100ドル札と除外されたビスケットやチーズを見ながらこっちはイライラ。しかし私も予算オーバーでブルマンを捨てる羽目に。コーヒーに千円以上かけてられません。レジの処理でまた時間をくった。bashcoで買い物の後、嬢の「おみず」コール勃発。迂闊だった。またミネラルウォーターを忘れていた。執拗な嬢の追い込みはダウンタウンをほぼ縦断する間ずっと続く。彼女抱えて片手にジュースミキサーと色画用紙。ボンも連れはたから見たら難民に見えたかもしれない。結局次のスーパーでもブルマン売り切れ。ここでも要領を得ない店員とのやりとりで無駄な時間を費やす。ようやく友達に合流。ハードな一日だったけど、気持ちは晴天。長そで着用
2012/05/12
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Laza Morganのぶらんにゅ、いいですね。MtumeのJuicy FruitsとMark MorrisonのReturn Of The Mackを足して2で割ったような。体が勝手に反応するチューンです。さて、我が家の飼い犬チョコ(ジャーマンシェパードの雑種、メス)が発情期。毎日が乱交パーティーです。「畜生」。うちの死んだ祖母は動物たちのことをそう呼んでいた。彼女の辞書に「ペット」「愛玩動物」の文字はなかった。動物は全て虐げられる存在で、人間(と神さん)だけが絶対の権利を有する―――。犬を飼ったことがない私には、初めて目の当たりにする交尾シーン。昔友達が飼っていた犬の知識しかない。室内犬のぬいぐるみのような存在が一転、飼い主(友達)相手に腰を振るという、ペットの仮面を脱ぎ捨て獣のオスと化すヨークシャテリアの話を興味深く聞いたものだった。実際そのシーンに出くわしてみると、そのむき出しの本能が滑稽というか、同じ哺乳類としてある種のシンパシーを禁じ得ないのは私だけだろうか?つまり、犬も人間もとどのつまりはやることが一緒ということ。どうあがいたって「種の保存」というDNAレベルの使命に完全に支配されているのではないだろうか。それは人間と犬だけにとどまらず、地球上の生き物全てに共通する運命である。で、子供たちにとっては純粋な好奇心が刺激されるシーン。家の前にクソガキたちが座り込みご観覧、には閉口した。思わず「家帰ってポルノでも見やがれ!」と毒づきそうになった汚れた私。ボンにいたってはよほど面白かったらしく(最前列でご観覧)さっそく真似。私とか嬢相手に・・。毎日入れ替わり立ち替わり現れるオス犬たち。鉢合わせになったら厳しいランクづけ。動物の世界も完全なヒエラルキーが立ちはだかってる。選ばれたものだけが、メスを獲得し子孫を残すことに成功する。自然界では必然のことわり。しかし例外もいるらしく、強そうなのに負けていたり、どうも不可解。「臭いが強い」とか年齢とか、人間にはわからない要素が隠されていそうだ。フォスター(ボンが勝手に命名)はその中でも勤労賞上げたい犬。ほとんどうちに住みついて、他の犬を追い払ってチョコを独占していた。ジャマイカにはめずらしくゴールデンレトリバーばりのロン毛・大型犬。旦那の親戚のとこの犬らしく人間にも慣れていてちょっとやそっとでは動じなかった。ボンはほとんど私物化し、飼い犬が増えたと喜んでいた。当初はほうきを振り回し追い払うのに忙しかった私も、もう今はなすがまま。どんな子犬が産まれるんやろう。あいつの子だけはやめてくれ~。ってソープドラマか。日本は野犬そのものがいないから、こんな気苦労もないんやろうな、と思ったら貴重な体験なのかもしれない。
2012/05/01
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