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18日の日記ですどこからか10ccのI'm Not In Loveが聞こえる。さっきはAtlantic StarのAlwaysだった。ブラックコンテンポラリーで始まる朝も素敵だ。こんなド田舎じゃなけりゃ。ボンを学校まで送り届け、ミニバスを待つ。今朝も遅刻してしまった。自分の準備に手間取ってしまった。今日は女子と待ち合わせ。「○時にどこで会う」とか普段の日常にないため、緊張。朝からパニック。何故こんなに時間がかかってしまうんだろう。何故こんな時に限ってサンダルが片方ずつしか出てこないんだろう。何故子供ってこんな時に限ってちらかしてくれるんだろう。出発間際にデジカメを探してる自分。何がしたいのかわからなくなってきた。これからは持ち物・着る物の準備は前日にしよう。ミニバスに乗り込む。前の席のお姉ちゃんたちの合成繊維の髪が、朝日に反射しギラついた光を照り返してる。道端に売っているような大ぶりのピアスをぶらさげたギャルが、デジカメの画像に見いってる。こんなに揺れるバスの中で、あっぱれ。私は嬢の体重に内臓が圧迫され車酔い寸前。車がモンティゴベイに入ると隣のラスタマンの兄ちゃん「街に来んの久し振りや・・」とポツリ。こんな人が「久し振り」って私の想像の域をはるかに超えるのだろうな。ド田舎ライフの深淵を垣間見た気がした。ダウンタウンに着くと即効物資調達。まず金物屋へ。店内はセメント袋や木材が積まれてる。よく見るとやたら但し書きが目につく。「おつりはその場でご確認ください!」や、ポエム調のものも。「ツケで買ったら私たちが困る。ツケを拒否したらお客様が困る。それならお客様が困るほうがよいでしょう」この国のホスピタリティ精神を垣間見た気がした。窓のペンキ塗り用のハケを購入。ガテン系おっさんたちのメッカを出、大型スーパーへ。金曜日は嬢の誕生日のためケーキ用の材料を調達。乳製品コーナーで生クリームを探していると携帯のメール着信音が鳴る。今日来れるかの確認だった。何と言う細やかな心遣い・・・日本人万歳。待ち合わせのBaywestショッピングモールへ。吹き抜けの広いスペースに粗末な木製ベンチ。天窓からの日差しが直接降り注ぎ、長居するとガマン大会を強いられる仕組み。待ち人来る。約4年のブランクを超え、ドラマチックな再会が、なぜかネイルの話で始まってしまった。目の前のミュージック・ショップEl Pasoへ。ProtojeのCDがずっと欲しかったのだが、店内は一昔、ふた昔にタイムスリップしたかのよう。一体誰が買うのか不安に襲われるCDジャケが並ぶ。300ドル(300ドル)コーナーの段ボール箱をのぞくと、箸にも引っかからない品揃え(1枚2枚は掘り出し物が合ってもよさそうなものを)。E-40とかジャーメン・デュプュリとか今更誰が買う?(ファンの人いたらごめんなさい)店員さん捕まえProtojeを求めると「お取り扱いございません」ときた。時代の波から取り残されたミステリー・スポット。ガラスケースに無造作に積まれたカセットテープ(!)が、過去の遺物としてのこの店の存在を象徴していた。KFCでランチ。ケチャップにまみれたフライドポテトと戯れる嬢を横目に赤裸々トーク。四角い仁鶴師匠に、ま~るく収めてもらいたい。玉造の1DKのアパートで会ってから数年。KFCのバルコニーで、モンティゴベイのビーチを眺めながら再会することになるなんて、ジャーガイダンス。ボンの学校の時間があるので、名残惜しいお別れの後、バスターミナルへ。出た!昨日、田舎の郵便局に行った時にも当たった強烈キャラ車掌のミニバス。なぜか警備員の制服を着て、嫌がらせという名の呼び込みにご執心。「おばちゃん、ありがとう!傘あったら、ええなぁ!」客の傘借りて呼び込みか。独断と偏見で車内をシャッフル。「その列ヤロウ多すぎやろ!オンナも混ぜなアカンねや!」ぜえったいに関わりあいになりたくないタイプであるが、こういう男たちがこの面白い国を支えてるのかもしれない。
2012/09/24
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(12日の日記です)「今日のジャマイカ・コーナーは「自由と奴隷制度」についてです」ミニバスの中では、アイリーFMの朝の番組がかかっている。バスに揺られ街に向かう乗客たちを眺め思いを馳せる。自分のルーツが奴隷って、どんな感じやろう?しかし、なにも「奴隷」からスタートしたわけじゃない。本当はどっかの王族の血が流れてるかもしれないし、貴族だったかもしれない。だからマイナスに考えることなんてない。そんな勝手なことを想像しつつモンティゴベイへ向かう私と嬢。人生ほとんど衝動でここまで来た気がする。今回もまた・・・。急に髪が切りたくなり、ボンを学校に送った後、ミニバスに乗り込んでしまった。ジャマイカでネイルはしたことはあるものの、髪を切る勇気だけは今日の今日までなかった。ガチで潜入!ジャマイカの美容院。床屋や美容院はまさに星の数である。しかし、エクステ(付け毛)やブレイズ(編み込み)などニーズに合わない店が多く、さすがに「どこでもいい」というわけにいかない。ダウンタウンのはずれの、比較的新しいビルに足を踏み入れる。入ってすぐにガラス張りの美容院があったのでドアを開ける。店の手前がネイルコーナーで、奥がヘアサロンのようである。鏡やソファ、クッションなどの調度品が、それらしい雰囲気を醸し出しており、ひとまず安心。合成繊維のロングヘアに超ミニのギャル(ネイリストらしい)が、美容師は今外してるのでおかけください、と言う。その通りにして待ってると、制服らしいシャツを着た、これまた赤の合成繊維のロングヘアをアップにしたおばさんが入ってきた。「すぐ終わりますので、少々お待ちくださいね」とシャバ・ランクスに似たおばさんは笑顔を残し、ずっと椅子に座っていた年配女性の頭に取り掛かる。あぁ、こんな当たり前の待遇、しばらく受けてなかったなぁ・・。美容院というのは独特の雰囲気がある。女性たちが寄り集まっていかに男性を陥れるか知恵を出し合っているような、あるいは羽を休める癒しスポットのような、そこには確かにドラマがある。ここで停電。壁に備え付けの扇風機が止まる。「暑くなりますよー」と美容師のおばちゃん。電気料金の支払いが遅かったらしい。うちなんてきっちり支払ってても切れるし、しっかりしろJPS(電気会社)。「いこー」という嬢の気を紛らわせるために、目の前のガラスケースをのぞく。どさくさに紛れて何でも売っちゃおう的商売はジャマイカではよく見る光景で、ここでも誰かがアメリカで仕入れてきたらしい(値札そのまま)派手で安っぽいアクセサリーが飾られてた。嬢「きいろいの、ほし~!きいろいの、ほし~!きいろいの・・・」こわれたレコードのように止まらない嬢に店のネイル嬢「何言ってるの???」いよいよ私の番になり、ますます嬢のぐずりが懸念されたが、ショウガ味のビスケットで何とか持ちこたえながら、店の中を物色し、終始ご機嫌だったのは奇跡(手にはどこで見つけたかカーラー)。さて、私は持ってきたアンジェラ・アキの切り抜きを見せる。おばさん「レイヤーね」Oh、さすが!「中国男性とずーっと結婚したい、と思ってるけど、その夢まだ叶ってないわぁ~。目が素敵なんよね~」こんなところでプチ告白ですか。いつもの「日本人ですからっ」という矛を収め、今回は聞き役に回る。「あの、アジア人とか白人の髪を切ったことは?」「今回が初めてよ♪」一抹の不安が・・・。でも、長くて多い私の髪。最後には口数が少なくなり、ぐったりしていたおばさん。喜々として遊んでいた嬢も、一応ケープをしていた私も毛だらけ。昔、世界まる見え!で見た、中国の多毛症の男性を思い出した。鏡は、ヘアアイロンの森で隠れて見えなかったが、何と!ショートカットになっていた。軽い!うず高く積った自分の毛に、そうじ手伝わなくていいのか?それこそ後ろ髪引かれる思いだったが、料金(1000円)を支払い店を出た。髪なんてのびるから、いいや。目に入った毛と戦いながらパレードを歩く。早く帰ってシャンプーしたい。そういや、小6の頃の頭に似てる。老け顔だったせいか、よく大人に間違われて困ったが(セールスとか、電車に乗る時とか)今は年相応。頭もレトロでどうですか?本当はこの人↓に切ってもらいたい。Who is Ted Gibson?
2012/09/15
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12日の日記です。「今日のジャマイカ・コーナーは「自由と奴隷制度」についてです」ミニバスの中では、アイリーFMの朝の番組がかかっている。バスに揺られ街に向かう乗客たちを眺め思いを馳せる。自分のルーツが奴隷って、どんな感じやろう?しかし、なにも「奴隷」からスタートしたわけじゃない。本当はどっかの王族の血が流れてるかもしれないし、貴族だったかもしれない。だからマイナスに考えることなんてない。そんな勝手なことを想像しつつモンティゴベイへ向かう私と嬢。人生ほとんど衝動でここまで来た気がする。今回もまた・・・。急に髪が切りたくなり、ボンを学校に送った後、ミニバスに乗り込んでしまった。ジャマイカでネイルはしたことはあるものの、髪を切る勇気だけは今日の今日までなかった。ガチで潜入!ジャマイカの美容院。床屋や美容院はまさに星の数である。しかし、エクステ(付け毛)やブレイズ(編み込み)などニーズに合わない店が多く、さすがに「どこでもいい」というわけにいかない。ダウンタウンのはずれの、比較的新しいビルに足を踏み入れる。入ってすぐにガラス張りの美容院があったのでドアを開ける。店の手前がネイルコーナーで、奥がヘアサロンのようである。鏡やソファ、クッションなどの調度品が、それらしい雰囲気を醸し出しており、ひとまず安心。合成繊維のロングヘアに超ミニのギャル(ネイリストらしい)が、美容師は今外してるのでおかけください、と言う。その通りにして待ってると、制服らしいシャツを着た、これまた赤の合成繊維のロングヘアをアップにしたおばさんが入ってきた。「すぐ終わりますので、少々お待ちくださいね」とシャバ・ランクスに似たおばさんは笑顔を残し、ずっと椅子に座っていた年配女性の頭に取り掛かる。あぁ、こんな当たり前の待遇、しばらく受けてなかったなぁ・・。美容院というのは独特の雰囲気がある。女性たちが寄り集まっていかに男性を陥れるか知恵を出し合っているような、あるいは羽を休める癒しスポットのような、そこには確かにドラマがある。ここで停電。壁に備え付けの扇風機が止まる。「暑くなりますよー」と美容師のおばちゃん。電気料金の支払いが遅かったらしい。うちなんてきっちり支払ってても切れるし、しっかりしろJPS(電気会社)。「いこー」という嬢の気を紛らわせるために、目の前のガラスケースをのぞく。どさくさに紛れて何でも売っちゃおう的商売はジャマイカではよく見る光景で、ここでも誰かがアメリカで仕入れてきたらしい(値札そのまま)派手で安っぽいアクセサリーが飾られてた。嬢「きいろいの、ほし~!きいろいの、ほし~!きいろいの・・・」こわれたレコードのように止まらない嬢に店のネイル嬢「何言ってるの???」いよいよ私の番になり、ますます嬢のぐずりが懸念されたが、ショウガ味のビスケットで何とか持ちこたえながら、店の中を物色し、終始ご機嫌だったのは奇跡(手にはどこで見つけたかカーラー)。さて、私は持ってきたアンジェラ・アキの切り抜きを見せる。おばさん「レイヤーね」Oh、さすが!「中国男性とずーっと結婚したい、と思ってるけど、その夢まだ叶ってないわぁ~。目が素敵なんよね~」こんなところでプチ告白ですか。いつもの「日本人ですからっ」という矛を収め、今回は聞き役に回る。「あの、アジア人とか白人の髪を切ったことは?」「今回が初めてよ♪」一抹の不安が・・・。でも、長くて多い私の髪。最後には口数が少なくなり、ぐったりしていたおばさん。喜々として遊んでいた嬢も、一応ケープをしていた私も毛だらけ。昔、世界まる見え!で見た、中国の多毛症の男性を思い出した。鏡は、ヘアアイロンの森で隠れて見えなかったが、何と!ショートカットになっていた。軽い!うず高く積った自分の毛に、そうじ手伝わなくていいのか?それこそ後ろ髪引かれる思いだったが、料金(1000円)を支払い店を出た。髪なんてのびるから、いいや。目に入った毛と戦いながらパレードを歩く。早く帰ってシャンプーしたい。そういや、小6の頃の頭に似てる。老け顔だったせいか、よく大人に間違われて困ったが(セールスとか、電車に乗る時とか)今は年相応。頭もレトロでどうですか?
2012/09/15
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