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おはようございます。現在会社中です。まだシゴトモードに入っておりませんのでブログなんぞかいてます。今日がんばれば明日休めるかもですが、疲れがたまりまくっているー。昨日、先日退社された方がこられててて「なんか、疲れてないー?体調大丈夫なん?」ってメールをいただきました。ああ、心配されるくらいかーと悲しくなったしだいです。さて、昨日読んでいた本は雨木シュウスケ 鋼殻のレギオス9 ブルー・マズルカです。【内容情報】(「BOOK」データベースより)「わたしたちのことを、忘れないで」再会したリーリンが、レイフォンに渡そうとしているもの。それは、レイフォンの育ての親であり武芸の師でもある、デルクが託した錬金鋼だった。しかし、デルクの「許し」の証ともいえるそれを、レイフォンは拒説する。思い悩むリーリンだが、レイフォンもまた、行き場のない思いを抱えていた。その頃、ツェルニにはまたもや非常事態宣言が発令されようとしていた。都市戦が行われる中、ひそかにツェルニに潜伏中のサヴァリスは、うろんな男と接触する。そして、さまざまな思惑がツェルニに集い、動き出す―。恋も物語も、かつてない劇的展開へ。 なんですが、ぜんぜんわからん。一時ざーっと読んだのですが途中で外伝を読んだりしていたので登場人物&SF設定がわけわからん。結局それは外伝世界が終わっていないので本編世界との関連性がいまいちわかってないということかなーと思う今日この頃。とりあえず主要登場人物以外よくわかんなくなっているので読みなおさなあかんやろなー。
2008年06月28日
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小説版ひぐらし解の2巻目竜騎士07 ひぐらしのなく頃に解(第1話(目明し編) 下)です。雛見沢村から北条悟史が謎の失踪を遂げて一年―。昭和58年、園崎詩音は興宮の街で前原圭一と出会う。悟史、詩音、圭一、そして詩音の双子の姉・魅音とのあいだに繰り広げられる奇妙な四角関係は、秘祭“綿流し”の夜を境に“オヤシロさま”の祟りに対する疑心暗鬼に塗れ、悲鳴に満ちた暴走をはじめる…!かつてない恐怖、そして来るべき未来の物語の可能性を斬新に詰め込み、あらゆるメディアを席捲したゼロ年代の記念碑的一大ムーブメント、『ひぐらしのなく頃に』。その「解答編」の最終形態が、今ここに小説として結晶する―。 目明し編は園崎詩音の1人称ベースでストーリーが進んでいきます。綿流し編の回答?版になっていますが、詩音のこわれっぷりがいい感じになってきておりまして、なんだかもうってかんじです。面白いですはい。ネタバレしそうなことを書きそうになったので紹介だけにしときますー。あー、こわこわ。ニンゲンってこわいにゃー。
2008年06月19日
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映画も公開されていくとこまでいったなーって感のあるひぐらしムーブメントですが、映画は見てません。こわいから。ゲーム(?)のほうもPC版を持ってはいますが全部はやってません。なぜって?こわいから。だってこわいんだもん。(理由になってねー)というか、PCのディスプレィで文字を見ているとしんどいのでした。マンガ版は見たいと思わないので見ていないので、もっぱら小説版を読んでいます。まだ「目明し編」なので恐ろしくても怖くはないです。まあ、解なのでそんなに怖くはないはず。はずはず。基本は回答編だしね。恐ろしいけど。けど、ホラー作品としては一級ですので、ぜひ最初から読んでみて下さい。こわいから。一応、ネタバレに配慮して内容は一切なし!怖いしかいってねーし。竜騎士07 ひぐらしのなく頃に解(第1話(目明し編) 上)
2008年06月09日
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なんかあれですね、さすがに最近体力ないや。1週間ずーっと12時くらいまで働くとかっていうのがムリになってきていますね。もっと効率的に動けるようにならないといけないなーって思いますわ。昔のままの仕事の仕方では時間がかかってしょうがない。はぁ。雨木シュウスケ イグナシス覚醒【内容情報】(「BOOK」データベースより)度重なる資源戦争により荒廃した世界。人類は生き延びるために亜空間増設システム“オーロラ・フィールド”を開発、世界はオーロラの壁で隔絶され、それから数百年の時が流れた。未来に起こる不吉を察知し眠りから目覚めたサヤ。原因を探るアイレインとサヤを“狼面衆”が襲う。その最中アイレインはディックと名乗る赤髪の男と出会い、幻を視る。全てが死に絶え荒れ果てた大地、天を突く巨大な移動する都市。あれは世界の未来なのか?同時に見つかったオーロラ・フィールドの異常と、現れた双子の少女ニリスとリリス―。イグナシスの野望と、やがて明らかになる世界の真実。滅びゆく世界で、アイレインは真実に向き合うため、戦う。 1巻と同時に買っていたのですが、読むのを忘れていた…。レギオスシリーズのスピンオフ企画ですが、ライトノベルエリアではなくSFラインなのでした。たしかにSFってかんじです。エンターテインメント性はちょっと落とし気味でハードっぽい感じです。サヤちゃんがちょっとだけあれですが…。あと1冊出るみたいで、なぞを引っ張ったりしているのですが、本体のほうもよく読みこんでいないあきらっくには???が並ぶのでした。
2008年05月29日
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織田兄第 EX!(5)【内容情報】(「BOOK」データベースより)食堂に集まった一哉、由良、和恵、理子、八神、そして量子といういつもの面々。話の流れで、みんなで一哉の家に集まろう、という計画が持ち上がるものの、由良は少し浮かない表情。そう、彼女は自分が、一哉の両親の前でまで糸を“暴発”してしまわないか気にしていたのだ。そのことを知った一同は、あの手この手で、暴発を抑える方法を考え始めるが…。さらには謎のままだった学年主任の正体に迫ったり、美尋の素敵な読書生活を垣間見たり、十季子先輩のモジモジぶりが大炸裂したりと、いつもの面々が縦横無尽に大活躍!?シリーズ初の短編集となる、第5巻をお楽しみください。 しんどいから今日は早いめに帰るぞ!!!っていうか会社にジスクールの04があるので飲みたいぞ!というわけで、更新しておかないと溜まってしまう読書感想文ですが、短編集ってことでかるーい感じでオハナシが進んでいきます。いちおう時系列はあるので、最終的に一哉くんちに何人のオトモダチがあつまってしまうのでしょうか?って思ったところで終わるのでした。さくーっとストレスなく読んでしまえるところがいいですねぇ。某「解」のシリーズは恐ろしくて本を開くこともできないのにw。
2008年05月28日
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犬村小六 とある飛空士への追憶はちょこっと前に購入した作品です。【内容情報】(「BOOK」データベースより)「美姫を守って単機敵中翔破、1万2千キロ。やれるかね?」レヴァーム皇国の傭兵飛空士シャルルは、そのあまりに荒唐無稽な指令に我が耳を疑う。次期皇妃ファナは「光芒五里に及ぶ」美しさの少女。そのファナと自分のごとき流れ者が、ふたりきりで海上翔破の旅に出る!?―圧倒的攻撃力の敵国戦闘機群がシャルルとファナのちいさな複座式水上偵察機サンタ・クルスに襲いかかる!蒼天に積乱雲がたちのぼる夏の洋上にきらめいた、恋と空戦の物語。 なんやら泣ける!とかいうのをちょろちょろと聞いておりましたので、読んでいくうちにだいたいの流れは読めてしまっていたのですが、空戦の描写とかうまいなーとか思っているうちに読み終えました。うん。おもしろい。けど、別に泣けないけど。キャラクターも特にいじって作っているわけではないのでとっつきやすいし、普通に小説として読める作品だと思います。
2008年05月27日
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うちのPCで録画したCL決勝の試合をDVDに落としてみた。っていうかそういうのをしたのがはじめてだったので死ぬほど時間がかかった。1層だと4GBなので、うちで取ったやつだとハーフしか焼けない…。けどデータはPK戦まで撮っているので、まずは前半・後半・延長ってかんじで3分割することから初めて、ライティングソフトを入れていなかったので、インストールしてとかやっていたら2時になってやっとこ前半だけ焼けました。なんだかなー。そんなわけで??先日「傷物語」を読んでしまったので「化物語」も読みかえしてみました。西尾維新 化物語(上)【内容情報】(「BOOK」データベースより)阿良々木暦を目がけて空から降ってきた女の子・戦場ヶ原ひたぎには、およそ体重と呼べるようなものが、全くと言っていいほど、なかった―!?台湾から現れた新人イラストレーター、“光の魔術師”ことVOFANと新たにコンビを組み、あの西尾維新が満を持して放つ、これぞ現代の怪異!怪異!怪異。 ってなかんじですが、いろんな怪異に魅せられた女の子が出てきてどうしようもないくらいに鈍い主人公が食い荒らすというお話です。けど、傷物語を読んでからだとなんで委員長とつきあわなかったんだろうねーって思ったり。まあ、それだけ鈍いという設定なんでしょうけど。この人の作品に出てくる主人公なんてこんなんばっかだよなー。まあいいけど。
2008年05月23日
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戯言シリーズなどで有名(?)な西尾維新。もともとミステリー(かなぁ?)文脈で出現した人ですけど、あんまし関係なく自分のスタイルって言うものを作られています。まぁ、それがいいのか悪いのかはわかりませんけど。そのスタイルのおかげか刊行ペースが速いのでそれはとってもうれしい。ひどい言い方でいうならば、作品を「消費財」として「消費」してしまっている私のようなニンゲンからすると、新刊がでない=忘れられた存在になってしまいかねません。ってわりと律儀なタイプなので探して買いますが…。けど、1年間に日本人の書かれた小説(いろんなね)だけでもすさまじい数になるっていうのに&昨今の出版不況もあって、出版をさせてもらうだけでえらい苦労があるんだろうなと。ぎゃくにテクノロジーはおりてきているので出版自体はできるとかって言うのは聞いたことあるなー。問題は流通と販売か。けど、流通もでっかいシステム組んでいるし(全自動でうにーって取りに行ってベルトコンベヤーにのせてくれるシステム)、書店さんのスペースは今後減ることはあっても増えることはないだろうから、出版できてもお店においてくれるってことがないのかなー。実際私もそれほど書店にいかなくなったし。楽天ブックスで買うしね。再販制度があって値引きがないというのが出版業界の基本だったのにポイント還元が結局値引きになっているじゃんっていう感じで、その制度も崩壊しかけているような気がするなー。作品点数が増えて出版部数が減ると広告宣伝にお金をかけれないしねー。けど、本屋さんは好きですよー。だってネットだと決めた商品を買うとかしかできないし。web2.0とやらでシステム組んでオススメ商品とか出しているけど、そんなの買わないし。だいいち購入履歴からオススメってデジタルで作品の傾向と面白さと個人の趣味・趣向がわかるかい!!ちゃんとした書評なり作品紹介をしてくれるサイトなりブログを見るよね。みたいな。本屋さんに行けば新しい発見もあったり、最近はPOPに力を入れているとことかあったりして参考になるしね。やっぱし顔(らしきもの)が見えるオススメは買ってみようと思うもん。だからweb2.0はきらいだー。というわけで、西尾維新 傷物語です。去年くらいにでた化物語の番外編というか前段のお話です。【内容情報】(「BOOK」データベースより)高校生・阿良々木暦は、ある日、血が凍るほど美しい金髪の吸血鬼と出遭ってしまった…!?彼女がいなければ、“化物”を知ることはなかった―『化物語』の前日譚は、ついにそのヴェールを脱ぐ。 大きな話で簡単に作品を説明すると、主人公が無差別にフラグを立てつつ、ぜんぜん気がついていないというお話です。西尾維新の作品に出てくる主人公は大概そうですけど。化物語は滑るように流れていく掛け合いが楽しい作品なのですが(内容よりもそっち)、傷物語は主人公の一人称語(がたり)がメインで、それは最初のほうから「こんなんでこんだけページ使っていいんか?」と思わなくもない…。面白からいいんですけどね。日本語の可能性を感じた作品です(微妙な意味で)
2008年05月20日
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昨日はそんなに遅くなったわけではないのですが、寄り道していたら家に帰ったら遅かった。っていうか宝塚まで寝ていた。ははは。まあ、それは関係なく朝起きれなくてってお寝坊さんってわけではなくて調子が悪くてクスリをのんだのですが落ち着かなくて、もうちょっとのんだらふらふらになったw。あかんなー。立ち直るのが遅いタイプなので、おきあがるのも遅かった…。結局会社には行けずに寝てました。ぼーっとしていたので、寝たり寝なかったりでちょっと持ち直して今書いてます。そんなうだうだを書いていてもしょうがないので、わりかし時間をかけて読んだのをご紹介。っていっても先日読んでいた冲方丁 スプライトシュピーゲル(4)の別バージョンですけど。この作品はスプライトと同時に起こっている事件を別の現場から描いた作品です。だから電話をすればおんなじことをしゃべっていますが、出ているのが反対側なので「あー、こういう心理状態なのね」っていうのがわかってしまったりします。ストーリーを回していく大人が両方ともアメリカ人だったりね。組織は違うけど。最初のところが読みにくいのですがなれると読めるて面白いのですが、なれないとなー。ってそればっかり言ってますね。冲方丁 オイレンシュピーゲル(4)【内容情報】(「BOOK」データベースより)空港で旅客機が占拠された。首謀者の男―パトリックを捕らえ空港内留置所に拘束するも、中国服の武装集団に襲撃される。いきがかり上、パトリックと共闘することになる涼月。一方、テロリストが市民200名を人質に、空港の一角を占拠。陽炎も人質となり、両手に爆弾のスイッチを握らされる。テロリストの中には、“レベル3”の特甲児童、双子の兄弟の姿もあった…。クールでキュートでグロテスクな“死に至る悪ふざけ”、第4幕。
2008年05月16日
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私の好きな作家さんに冲方丁さんっていらっしゃるのですが、SFとライトノベルの方で、ゲームのシナリオや脚本なんかもされている方です。最初に知ったのはマルドゥック・スクランブル(The first compr)って作品です。ついでに蒼穹のファフナ-って作品で脚本書いてたなーみたいな。あんまり得意ではない文体なので読み出すのに時間がかかるのですが、まあ好きかなー?どうかなー?冲方丁 スプライトシュピーゲル(4)ってなわけでいきなり紹介するのは4巻なのですが、この作品は同一設定世界で別作品がありまして、今はそれを読んでいるのでした。ちなみにこの作品たち文体に特徴があってなれないと読みにくいのです。単語を/でつないで修飾表現をしています。たしかに文として登場人物を表現しようとすると長くなるので、印象だけを短くつないでいくと読みにくいけど理解しやすい。ようは慣れなんですけどね。お話的にはとっても面白いのです。読みにくくさえなけりゃ。【内容情報】(「BOOK」データベースより)近未来都市ウィーン―ミリオポリスと呼ばれるその都に、機械化された身体を持ち、治安を司る組織MSSに所属する三人の少女がいた。「やめて、お願い!」鳳/アゲハ。「絶対に守るって…」乙/ツバメ。「みんな死んじゃう!!」雛/ヒビナ。とある戦犯法廷に立つ被告と七人の証人を保護する任に就いた三人だが、運命は、少女たちに未曾有の嵐をもたらす。一人ずつ訪れる死。二人目のリヒャルト・トラクル。己を進化させる禁断の果実。それでも、夢を抱いて嵐を飛び越え、蝶は真実の地平に舞い降りる―。天と地の間に生きる妖精たちの物語。
2008年05月12日
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日日日(あきら) 狂乱家族日記(9さつめ)日日日と書いてあきらと読ませることに「一本とられた!」っておもったあきらっく。ささだあきらの「あきら」は晶なのです。分解しやがったー!!ってかんじでしたが。そんなこんなで読むようになりまして、いろいろこの人の作品を読んでいるのです。基本はライトノベル文脈な方でそういうラインの作品が多いのですが、ジャンルをドライブしていけるだけの力量はあるのかなー?って思います。ていうか確信犯的に文体を使い分けすぎとか思う今日この頃。【内容情報】(「BOOK」データベースより)『来るべき災厄』で力を使い果たし、赤ん坊となった月香。しかしこの赤ちゃん、お腹が減っては泣いて電撃、おむつが濡れては泣いて電撃、と凶華も凰火も子育てなのに命懸け。父はいても乳はでない狂乱家族、さすがにお手上げ状態!?そんな中、優歌に異変が…。そして、月香の成長と交互に語られる、すべての始まり、千年前の「家族」の真実の物語とは―。待望の「閻禍伝説編」ついに開幕。まだまだ続く、馬鹿馬鹿しくも温かい愛と絆と狂乱の物語。 この作品はそのままライトノベルな感じで狙いすぎかつ、筆(キーボード)滑りすぎな作品だったりします。けど、ちょっと焦点がぼやけだしているような…。面白いんですけど、めんどくさくなって読み出すのに時間がかかったからなー。作品が長くなるとどうしてもだれるよなー。アニメ化されて某ITmediaでも注目!とかされてましたが、どうなんでしょうねー。あんましそっちは興味なし。
2008年05月07日
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鋼殻のレギオスシリーズの番外編です。雨木シュウスケ リグザリオ洗礼【内容情報】(「BOOK」データベースより)宇宙進出に失敗した人類は、人口爆発による資源・食糧の不足から資源戦争を勃発させた。そんな中、研究者チーム“アルケミスト”が亜空間増設システム“オーロラ・フィールド”を開発する。それから数百年の時が流れ、世界はオーロラの壁で断絶され、壁の向こう側がどういう状況にあるのか誰も知らない。“向こう側”の調査、絶界探査計画メンバーとして駆り出されたアイレインは、メンバーの中で唯一の帰還者となった。しかし、彼の身体はすでに「冒されて」いた。アルケミストの狂気が世界を歪ませる―。生きるために、アイレインが立ち向かう。 宇宙進出に失敗したっていうのは、現実的にありそうかつあんまり想定されない未来なので面白いですね。かわりにインナースペースを使って領土を広げるという考え方もいいアイデアだとおもいます。ライトノベル作品なのに番外編は文庫サイズではないという、SF系世界にがんばっていくぜいな感じが読めていいのですが、いかんせんこういったラインから見てしまうとまだまだだなー。なんやわけわからんからついていきにくいとか思うんですが、単純に私の読解力のなさが問題では?みたいな。今日はよく寝て、部屋をかたずけたので、明日は1日某KIXさんちでお仕事です。12.5時間労働はつらいなー。
2008年05月03日
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会社でーす。まったりシゴトしていますー。今日は本当にいい天気ですよねー。さっぱり会社から逃げ出したいよ。けど、自主的に来ているのに逃げるってのもへんな話ですよね。はあ、とっととシゴトしよーっと。ワインも飲んでいたのですがそっちの更新はまたあとで。とりあえず本がまた溜まってきたので更新しないとね。白鳥士郎 らじかるエレメンツ【内容情報】(「BOOK」データベースより)嶋谷鉄太郎が部長を務める化学実験部は、日頃まったく実験や研究を行わず、学校をいたずらに騒がせてばかりいる、大変いいかげんな部活である。だが簗瀬アルミ率いる生徒会からの「部室明け渡し」通告により、彼らの楽園は風前の灯となっていた。唯一の望みは、夏休み明けまでに部として実績を残すこと。もちろんそんな実績、急に上げられるわけがない。困ったあげくに彼らが思いついたのは「なんとなくマイナーそうな競技『スポーツチャンバラ』で名を上げて実績にしよう!」という、いろんな意味で無謀な作戦。一癖も二癖もある部員達を率い、鉄太郎は大会目指して邁進するが…!?アクセル全開でブッ飛ばす、ハイテンション学園コメディ。 科学実験部がなぜにスポーツチャンバラなのかという展開に苦しむのですが、なんというか涼宮ハルヒシリーズのハルヒとキョンをコピーしてSF部分を抜いて幼なじみ系キャラをまぶして、ノリをもうちょっと爆走させたらできましたってかんじ。おお、わかりやすいけど、わからんひとにはぜんぜんわからない。ひととおり近代文学を習った(うそ)私からすると、このジャンルの暴走文体ってあるいみすごいよなーって思います。まねしたい。ほとんど読むのが追いつかないくらいのスピードの文体だもんなー。って説明しようとしたら難しかったのでしませんが。作者ががんばっているなっていうのはよくわかる作品です。ちょっとやりすぎだとおもうけど。
2008年04月29日
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昨日は昼まで寝ていたので会社には行かずにだらだら休めました。鴨肉をグリルしたけどちょっと火を入れすぎてしまいました。写真をとろうかと思ったけど失敗したからヤメヤメ。パスタでお昼をいただきつつワインをのんで寝て、起きて、紅茶を飲みながら阪神戦などを見ていたら寝れなくなった…。何時に寝たのかしら?状態。クビいたいのかわんないし、なんだかにゃー。EX!(4)【内容情報】(「BOOK」データベースより)「いっくん、ウチのこと覚えてる!?」大和一哉は、突然クラスにやってきた少女に抱きつかれて驚いた。彼女こそ、一哉の小学生時代の幼なじみ・相摩量子だったのだ!思わぬ再会をきっかけに、体験入学だという彼女を案内する役目を、日向真純から多奈内由良とともに押しつけられた一哉。だが、行く先々で和恵理子をはじめとした学園内の実力者たちに勝負を挑み、しかもそれに勝利し続ける量子に、徐々に他の生徒たちの注目も集まり始めるのだった。一方、半日分の記憶がなぜか空白となっている由良は、それを境になんだか少し調子がおかしいようで…!?待望のシリーズ第四弾登場。 やっぱしエクスターと改造人間って似たようなものなのねってかんじで4巻ですが、どっかでいろいろつながっていて、相関関係が複雑になりかけていますが、そこはライトノベルですので難しいものではなし。一方では仲良くしようという勢力と、対立は不可避だという勢力が隣り合わせでそんざいしてます。とりあえず幼なじみキャラはいまいちどうかなーってかんじでした。はい。
2008年04月28日
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織田兄第 EX!(3)【内容情報】(「BOOK」データベースより)「この学園を去れ、大和一哉」生徒会長補佐・千路美尋は冷淡に言い放った―。聖クレス学園に通う一哉は、同級生たちとのにぎやかな日常を過ごす一方で、学園トップクラスの実力者たちに訓練を受けるといった、充実した日々を過ごしていた。だが、学園に通うすべての生徒が、無条件に一哉を受け入れているとはかぎらない。千路美尋の言葉は、それを再び思い出させることになる。生徒会長・周防比夜に付き従っているだけだった美尋が、突然行動した理由は?山中の戦いで見た、金色に輝くエクステンド状態の比夜と関係があるのか?一哉を中心に、さまざまな思惑が動き始める。 いろんな組織がでてきてわけわかんないぞ(ってほどではありません)といった感じの3巻ですが、一哉くんのお父さんとお母さんラインでも秘密がでてきたりと伏線はりまくりです。けっきょく改造人間(悪者)とエクスター(善玉)ってもともと同じラインから生み出されたモンなんでしょ?みたいな結論になるであろうこと必至!みたいな。
2008年04月23日
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織田兄第 EX!(2)というわけでやっとこさ本が追いついてきたのでよかったよかった。(どういうわけだかはわからんが…)昨日なんか、会社の方と飲んで電車乗ったら本を忘れていて、寝方を間違えたらやばいので即効で寝ました(電車の中でね)、そうしたらうまいこと伊丹で起きることが出来て寝過ごすことなく帰れました。私の場合は10分くらい意識が無くなるので尼崎で寝てしまうと寝過ごして西宮名塩行きになるわけです。【内容情報】(「BOOK」データベースより)聖クレス学園を襲った敵を退け、学園の生徒達にも受け入れられ始めた大和一哉は、ようやっと前向きに学園での生活を楽しめるようになっていた。未熟な自分の現状を受け入れ、そんな自らを高めるために、切磋琢磨を続ける一哉。また、それはそれとして、可愛い同級生や素敵な先輩方との交流にも、大変心躍る毎日なのであった。だが、そんな一哉の前に、古森羽月と名乗る見慣れぬ先輩が現れる。実際の対外任務にも出ていたという彼女から受ける一方的な敵視に一哉は戸惑うばかり。しかし、彼女自身も何か特別な目的を持って校内で活動しているようで…。 なんやろ文脈にのっとった展開になっているので安心して見れるのですが、その文脈自体が使い古されたような感じなのでなんか意外性とかがないのよね。それはそれで面白いと思いますが、単にこの手のジャンルに飽きただけかもしれませんが…。
2008年04月18日
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織田兄第 EX!【内容情報】(「BOOK」データベースより)高校生の大和一哉には、人には言えない秘密がある。それは普通じゃない両親から、一般人を超越した身体能力を受け継いでいることだ。周囲から浮き立ってしまわないよう、能力をひた隠しにしてきた一哉だったが、そのためのストレスはもはや爆発寸前。そんな彼に、悪の組織の元大幹部・母ミスラが勧めたのは「全力を出しても大丈夫」で、しかも生徒の大半が女子で超売り手市場という、夢のような学園への転校だった。嬉々として転校を決めた一哉だが、登校した先で待っていたのは、改造人間の遺伝子を引き継ぎ、変身能力を持った同級生たち。アレ、ここ悪の養成所!?正義の味方を標榜する敵まで現れて、どうなる?一哉の学園生活。 まあまあ、ノリのいい作品です。日日日さんに近いラインを感じつつも軽さとはっちゃく度がちょっと少ないかな(いい意味で)1冊読むのに1.5日かかるので読みやすさとしてはちょっと落ちるかな?(かわりに1.5倍くらい厚いという噂も)悪の大幹部と正義の味方の間に出来た子供が、改心した悪の組織の学校に通うというお話です。ありそうでなかったようなあったようなよーわかりませんが、一応主人公も強い(強くなる?)のでまずよしとしましょう。これが西尾維新なら「悪の改造人間使い」が主人公として出てくるんでしょうけどね。
2008年04月16日
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ブログで更新するような写真はすべて携帯で撮影しています。クオリティが低いからおわかりのことと思いますが…。一応ほしいデジカメはあるんですけどねー。お金が無いのです&携帯やったら撮ってそのままアップできるのでそっちのほうが楽な場合が多いかなーとか思ったりします。さすがにボーナスくらいで欲しいけれど借金返したらなにも残らないしなー。というわけで、家に携帯を忘れてきたので、一ノ蔵の画像も、ワインの画像もアップできず…。とりあえず読んだ本でお茶を濁すのでした。雨木シュウスケ 鋼殻のレギオス8 ミキシング・ノートつっても土曜くらいに読んだ作品だからな。とりあえず短編集になってましてフラグが立ちまくった主人公に幼馴染が激怒するといった内容になっています。【内容情報】(「BOOK」データベースより)ついに『彼女』はやって来た。超鈍感王レイフォンの幼なじみにして、『本妻』と噂される、リーリン・マーフェス。二人きりで過ごすのは本当に久しぶりで、リーリンにとっては何よりも待ち望んでいたことのはずだった。だけど、レイフォンの口から語られる様々な『彼女』たちの存在に、リーリンは内心穏やかではなくて…?さらに、レイフォンが天剣授受者になったことから端を発する、『グレンダン女王暗殺計画』が今、語られる!ドラゴンマガジンに掲載された、レイフォンを巡る三つの『彼女』たちの物語に加え、大ボリューム書き下ろしによる衝撃の『レイフォン過去編』を収録。 ね、あらすじもそんなかんじでしょ?とりあえず外伝は残っていますが本編の既刊をすべて読んだ感想としては、読み物としては面白いです。構造自体に微妙なラインがありますが、このジャンルなので単純にしてしまったほうがいいんでしょうね。
2008年04月15日
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雨木シュウスケ 鋼殻のレギオス7 ホワイト・オペラ電車に乗っていると1冊くらい読んでしまうのですが、じゃあ電車に乗らない土日はどうしているかというと、お風呂で読んでます。1入浴で1冊を目安にしているので結局1日1冊は読んでしまうのでした。お風呂長時間はいりすぎ。【内容情報】(「BOOK」データベースより)ツェルニはすぐそこにあった。もうすぐ、レイフォンに会える…。リーリンは、心が痛くなるほどにその時を待ち遠しく感じていた。一方、そのツェルニでは、ニーナが突然行方不明になった理由を誰も語ることができなかった。ナルキは、ツェルニの暴走を止めたのはニーナなのではないか、と考えていた。しかし、その疑問を誰にぶつけるでもなく悶々とする。事実、ニーナは「イグナシス」をめぐる戦いに巻き込まれていた。誰も想像できない、なにか大きな力が働いている。そしてツェルニは、都市戦に向けての本格的な演習に突入する―。超大ヒットシリーズ、待望の第七弾。 なんやら面白くなってきたとかいうのがないのでまあまあ面白いのかなー。なんか汚染獣の話が大きくなってしまって都市対抗戦がよくわかんなくなってきています。話自体は面白いです。どうしても読書の感想を書くとネガティブ面が多いなー。
2008年04月14日
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三田誠 レンタルマギカ(ありし日の魔法使い)【内容情報】(「BOOK」データベースより)「魔法を使わない魔法使い」伊庭司は、錬金術師ユーダイクス、魔女ヘイゼルらと魔法使い派遣会社“アストラル”を創設する。そこへ布留部市という地域の調査依頼が舞い込む。だがその地で待ち受けていたのは禁忌の魔法使い達“螺旋なる蛇”だった。その強大な力で隻蓮、ユーダイクスが倒される。絶対絶命の中、司に反目していた猫屋敷は“螺旋なる蛇”に勧誘される。揺れる猫屋敷の出した結論とは!?現代に続く“アストラル”の謎がここに。 っていうか寝すぎ。マジ寝すぎ。昨日は0時ちょっと前の新三田行きにのりましてやばかったのですが、なんとか中山寺で降りることができました。伊丹あたりで一瞬意識がなくなりかけましたがなんとか残しました。で、2時半位に寝て9時くらいに起きて洗濯して、干して、宅急便が来て、半身浴して、寝て、起きたら6時でした…。6時っていったい…。半身浴で体力が消耗するのですが(文庫本1冊ちょっと読んだしね)で、このブログを書いている間も朝ごはんさえ食べていなかったりして…。ウィダーを1個飲んだくらいかな?いまからラムでも焼いて食べつつ飲もうかなーと思っているのですが、お部屋をかたずけたかったなー。さすがに今から掃除機は常識ないし。明日にしよう。というわけで、やっとこれんたるまぎかの最新刊に追いつきましたが、内容わすれちゃった。そんなもんです。私が読むと。けど、あんまし昔話はおもしろくないなー。うんうん。そんなに興味をそそられなかったかも。
2008年04月12日
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三田誠 レンタルマギカ(魔法使いの記憶)おはようございます。眠いです。しんどいです。わりかし楽な週のはずなんだけどなー。そうそう事務所をWTCに移転させることにしました。なんでも夕日がきれいらしいので。問題は市内から遠いことかなー。けど、家賃は安いだろうし、駐車場代も安いし、いうことなしです。と、冗談ですがみんなで会社から夕日でもながめれたらいいなーって思ってしまいました。総窓際族?!ってツッコミを自分自身にいれてしまいますが。意表をついて同じ夕日なら生駒の山頂って言うのもあるよなー。最近本のレビューばっかりしていますが、それに比例してワインを飲んでいないのです。昨日も1時過ぎに帰ったので請福ファンシーをロックでちびちびと飲んでおりました。おかげで今は花粉症の兆候から逃れております。さて、そんなこんなで一昨日読んだ本がレンタルマギカシリーズの「レンタルマギカ(魔法使いの記憶)」。とりあえず最後まで読みきりましょうってかんじです。【内容情報】(「BOOK」データベースより)静かに燃えさかる炎の前、印を結び、呪文を紡ぐ男―その名は猫屋敷蓮。執り行う儀式は最悪の魔術“呪詛”。己の目的のために人を呪う禁忌に手を染めた猫屋敷の前に、“協会”の「魔法使いを罰する魔法使い」が現れる。ふたりの強大なる魔法使いが激突し、交錯する魔術の光が夜の闇を引き裂く!猫屋敷が放つ符に込められたものは、信念か、それとも妄執なのか!?猫屋敷と“あの男”との因縁がついに明かされる、絶好調異種魔法格闘戦。 お約束な昔話シリーズ。伝奇小説か!って感じで人間関係が入り組んできています。収拾つくんか?ちなみに伝奇小説の基本で「因縁の数珠つなぎ」「結局全員身内だったり」というのがあります。物語を続けることが伝奇小説の基本と定義された師匠がゆーてましたです。ようは限られた登場人物で物語を転がしていこうとすると、登場人物に因縁をつけていかないと転がっていかないし、縁の最たるものが血縁なので結局実はみんな血縁関係だったみたいなオチになったりします。まあ因縁が0な登場人物だったら物語は進まないし、登場する意味ないしね。
2008年04月11日
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三田誠 レンタルマギカ(妖都の魔法使い)ほーらもう次の巻だとかいいながら実は今は最新巻を読んでいたりします。【内容情報】(「BOOK」データベースより)“アストラル”のメンバーは“協会”の審査を受けるため、英国・倫敦にいた。巨漢の錬金術師の手による魔法使い殺人を合図のように“螺旋なる蛇”が“協会”本部を襲撃、最強と呼ばれていた魔法使いたちが次々と倒されていく。みかんの絶対防御も異国の地では発動できず、いつきも穂波達とは散り散りに。果たして“アストラル”の命運は!?そしてついに発動する「魔法使いを罰する魔法使い」影崎の真の力とは!?大人気異種魔法格闘戦。 なんだかんだと面白いです。もう1回読み返してしっかり理解したいなーとか思うのですが、それ以上に他のを読みたい今日この頃。にしても、今現在にいたるまで今日は1個しか仕事をしていません。ずーっと計算ばっかり。数字をミスると「会社の存続がー!」な問題になるので気をつけなきゃね。
2008年04月10日
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三田誠 レンタルマギカ(吸血鬼vs(と)魔法使い!)最近ワインをそんなに買っていないなーとか思っていましたが、ぜんぜんお金がない…。理由はと思って調べてみれば新聞図書費。通常でしたら2万円くらいなのに(ってそれでも高いけど)先月は28,000円。月あけすぐに8,000円分も買っているしちょっとやりすぎです。けど、どっちにしろ本は買うことになるのでってかんじで購入してしまうのです。あかんよなー。楽天ブックスの大得意さんだよなー。で、読むのは1日1冊ペースだし…。読み返したりしてペースをなんとか落としていきたいけどむずかしいなー。んなわけで、レンタルマギカですが今回は北欧系ルーン魔術と吸血鬼なお話。吸血鬼といえば「石の血脈」を思い出してしまうのは師匠ファンだからしょうがない。作品中では人狼伝説の話もちょっと触れていましたが、石の血脈では吸血鬼と人狼と巨石文化がうまいことまざってとっても面白い作品になっていました。ってぜんぜん作品の感想になっていませんね。【内容情報】(「BOOK」データベースより)2年生になったいつきの前にひとりの少年が現れる。彼はルーン魔術を使い、いつきを追い込んでいく。時を同じくして“アストラル”を襲うのは不死の生物と謳われる『吸血鬼』。これは偶然か、仕組まれた罠なのか!?周囲の命を吸い上げ、無敵になっていく吸血鬼に、いつきの拳は空を切る。残された死体と木々さえも、手先となっていつきを襲う。魔法使いたちは、禁忌の最高峰・吸血鬼に立ち向かえるのか!?大人気、異種魔法格闘戦。 だんだん強さのインフレが起こりかけているので魔法特性でひっくりかえるような展開をもっとしたら面白いよなーとか思う今日この頃。
2008年04月09日
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銃姫(9)高殿円さんですが(?)8巻を出した後にご懐妊→ご出産されたようで、たしかに最近見たような気がしなかったなーとか思う次第です。作品自体は銃と魔法のファンタジーです。なんで読んでいるのだろうかなーとか思ったりしますが、まあ、普通にストーリーとしては読めちゃうものの面白いかなー?1巻が2004年ですからもう4年も続いているんですねぇ。4年で9巻という刊行ペースが私にはうれしい。普通の中間小説系の作家さんでもこんなペースではだされへんし…。このあたりがライトノベルの問題点でありつつうれしいところです。【内容情報】(「BOOK」データベースより)流星軍とスラファト軍との最終決戦のまっただ中、瀕死の重傷を負ったセドリックは、エルを見失った心の痛みも癒えぬうちに、ミトと別れることになる。「誰だ、貴様は」それは、最悪の瞬間に目覚めた、彼の真の敵との出会いでもあった。重傷を負ったまま、竜王と対峙するセドリック。一方、最果ての地で会おうと約束し、別れたアンブローシアの身にも、新たな事実がもたらされていた。「なぜ、竜王はガリアンルードだけを執拗に滅ぼそうとしたと思いますか?」銃と魔法が世界を律する異世界ファンタジー、ついに終局への引金が引かれる。
2008年04月08日
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雨木シュウスケ 鋼殻のレギオス6 レッド・ノクターンレギオスのシリーズも6巻目、とりあえず買ったのはここまでって感じですが1日1冊くらいで読んでいると書くのがしんどいにゃー。【内容情報】(「BOOK」データベースより)嫌な予感がした。「隊長は、どうしました?」いずれわかることだし、誰かが聞かなければならなかった。「ニーナは現在、行方不明だ」冷たく、つらい現実を、銀髪の生徒会長が告げる。その瞬間、レイフォンは心の中でコトリ…となにかの音がしたのを感じた。その間にも、夥しい数の汚染獣がツェルニに向かって、愚直なまでの一直線で向かってくる。一方、グレンダンを発ったリーリンは途中で立ち寄った学園都市・マイアスで奇妙な事件に巻き込まれる。そこで彼女が出会ったのは―。超快進撃シリーズ、大転回の第六弾。 6巻になるとだいぶ世界観と流れがわかってくるようになります。アイマスにいるリーリンはツェルニに行けるのか?(いろんな意味で)とかって思うのですが、そのまま対抗戦に突入ってかんじなんだろうなー。で、再会かなわずってことで昔懐かしいメロドラマ的展開になるのかしら?
2008年04月05日
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雨木シュウスケ 鋼殻のレギオス5 エモーショナル・ハウルこの手の本を読むのが早いあきらっく。5巻にいたっては行きかえりの電車+αで読みきってしまいました。したがって、先日の通勤費用は270円×2+580円の1,120円となります。無駄なんだか効率いいんだかよーわからん。けど、歩きながら読むのは早朝で人がいないとはいえ危ないよー。(自分自身に警告を発するな)【内容情報】(「BOOK」データベースより)思いがけない養父の言葉。リーリンは複雑な思いにとらわれていた。本当は会いたい。心から。でも、それでレイフォンが喜ぶのだろうか…。一方、ツェルニではナルキが第十七小隊に残る意志を示す。対抗試合の最終戦、ツェルニ最強の第一小隊との決戦を前に、ニーナは全メンバーでの合宿を計画した。合宿最後の夜、レイフォンはナルキ、料理当番として参加したメイシェンに呼び出されるが、足場が突然崩れ落ち―。レイフォン、そして第十七小隊に最大のピンチが訪れる。それぞれの運命の歯車は音を立てて回り始め…。超快進撃シリーズの第五弾。 実は第1部がこの巻で終わりで、次巻からは第2部らしいです。なんやらわりかし謎は謎のまま2部に続いていきます。あー、感想書こうにももう6巻まで読んでしまったから覚えていない。読むの早いけど、あんまり内容を覚えていないのです。
2008年04月04日
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雨木シュウスケ 鋼殻のレギオス4 コンフィデンシャル・コール早く帰って寝ていたのですが、汗をかいたのでおきてしまった。しかも夜1時に。って普通に寝だす時間ジャン。なんかそのまま寝ることが出来なくて続きを読むことに。【内容情報】(「BOOK」データベースより)二人は出会った。それはあらかじめ決められていたことかのように―。「ヴォルフシュテイン、この程度か?」少年は囁くように言う。「サリンバン教導傭兵団…」剄の力を加速的に飛躍させる違法酒密輸事件を捜査していたツェルニ都市警察とレイフォンは、偽造学生証を保持した集団に遭遇する。その中に、少年―ハイアがいた。グレンダンが誇る最強傭兵集団の三代目団長であるという彼がなぜここに?さらに違反酒捜査の手はツェルニの生徒にまで及び、それがいくつもの運命のいたずらを引き起こすことになる…。最強学園ファンタジー、第四弾。 まあなんやらよーわかりませんが、死んじゃった都市の亡霊みたいなもんがでてきてそれがチカラをくれるらしいですが、よくないチカラってのはわかります。そこいらへんが女王さまのチカラの源泉になっているのだろうと思うのですが、そういったラインは今後のお楽しみか?実質1時間半くらいで読んでしまいましたので寝ました。っていうかちゃんと寝ろ。頭痛いんだから。案の定おきても頭が痛くて落ち着くまで家からでれませんでした。結果チコク。ついでに行きの電車で5巻を読み出しているのでした。いやー、読みやすい本っていいなー。
2008年04月02日
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雨木シュウスケ 鋼殻のレギオス センチメンタル・ヴォイス朝っぱらから地獄のように頭が痛くて、会社に行くまでは「やすむー」朝着いたら「10時は帰るー」会社が始まったら「2時に病院があくからそっから帰るー」とつながっていきまして、結局5時過ぎに帰ることができました。結局定時みたいなもんじゃん。って定時(ウチは6時)に帰ったことないけど。いやー、鎮痛剤飲んでいるのにこんだけ痛いとなんだかなーってかんじですが、とりあえず体を休めるべきかと。原因は昨日寒かったから風邪ひいたってことと、ストレスからくる血圧だろうねー。って風邪なんですが思ってます。さて、2巻に引き続き鋼殻のレギオスシリーズですがあらすじはこんなかんじ。【内容情報】(「BOOK」データベースより)「レイフォンに関係することだよ。君に災難が降りかかろうとしている」汚染された大地の上に点在する“自律型移動都市”のひとつ、槍殻都市グレンダン。そこでレイフォンの帰りを待つリーリンの前に突然銀髪の青年が現れた。彼の言葉に対し、リーリンは身体の震えを抑えることができなかった…。一方、学園都市ツェルニではレイフォンたち十七小隊が偵察隊を命じられ、廃都市に赴くことになる。同道する第五小隊長・ゴルネオはなぜかレイフォンに敵意ある視線を向ける。過去の事件に躓くレイフォン。しかし、それを支える存在となるのは―。最強学園ファンタジー激震の第三弾。 過去の人間関係や、今の人間関係やレギオス自体の謎みたいなもんが流れてきますが、リーリンとこの先輩とやらは、ありがちすぎてどうかと思うぞ。まあ、いいけど。基本的に謎の提示で終わっていて次が楽しみー。ってもう買ってあるけど。
2008年04月01日
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読んだ本を必ず書き残しておこうとしてすごーくイヤな気分になっているあきらっくですが、これはもしかしたら自分的拷問??自虐的になるのも悪くないのでとりあえずつづけてみます。だってえばれるようなものを読んでないもん。ってえばるために読むものではないでしょうにとか思ったり。じゃあワインとかはえばる為?けどそれほどのものは飲んでないしね。雨木シュウスケ 『鋼殻のレギオス2 サイレント・トーク』ファンタジー系のライトノベルでは今いちばん面白いといわれているので買ってみて1巻を読んでみておもしろかったから2巻目です。ちなみに続いて3巻を現在読んでます。【内容情報】(「BOOK」データベースより)汚染物質が生態系を破壊し、人類は世界から隔絶された“自律型移動都市”で生きている。その中のひとつ、学園都市ツェルニの武芸科新入生レイフォン。―発端は彼が故郷に残してきた幻馴染みのリーリンからレイフォンに宛てられた手紙。偶然手にして、そっと開けてしまったひとりの少女だった…。そんなことはつゆ知らず、レイフォンは小隊長ニーナとのぎすぎすした関係、さらに「戦う」ことの意義について悩み中。一方ニーナも「強さ」とは何か、自問自答する日々を送っていた。そして手紙は、気まぐれな風のようにあちらこちらと飛び回り―。強烈大ヒット、最強学園ファンタジー第二弾。 1巻目がキャラクターの顔見世みたいなものでしたので2巻目はレギオスという世界観の説明といったところですね。普通SF作品とかでしたら世界観から入るのですがそこらへんはライトノベル、キャラクター優先です。って悪い意味で言っているわけではありません、そのほうがとっつきやすいですしね。3巻以降で登場人物を順番に掘っていくのでしょうか?にしてもキャラクターに記号性がどうしても出てしまうのはどうにかならんのかなー。フェリのツンデレキャラなんかわかりやすすぎてなんだかなーってかんじだし。主人公の鈍感さとかもデフォルトみたいなもんだし。この作品の個性として現在私が読み解けるのは、主人公が強いってことかなー。って普通なことだと思うでしょ。そうでないところがあの業界の面白いところ。ちなみにネタ自体はなるたけ書かないようにしているので駄文としかいいようがない…。ついでに祝!復活ってことでitune storeから落して聞きまくってます。やっぱしいいですねー。日本に来てくれないかなー?東京だろうと行くんだけどなー。アッシャー Love In This Club /Usher Featuring Young Jeezy
2008年03月30日
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三田誠 レンタルマギカ(魔法使いのクラスメイト)昨日読んでいたライトノベル。【内容情報】(「BOOK」データベースより)水の都ヴェネツィア。情緒あふれるこの地を訪れたのは、もうひとりの「妖精眼」を持つケルト魔術師・フィン。しかしゴンドラ乗りの少女とフィンの夢のようなひとときを1発の銃声が打ち破った。復讐に燃えるフィンは怨嗟の魔法で銃器を構える男達ごと街を火の海に変える。炎が水路を照らす時、フィンの前に立ちはだかったのは密教使いの隻蓮。遠い異国の地でケルト魔術のヤドリギの槍と密教の呪文が激突する。大人気異種魔法格闘戦。なんでもかんでも総ハーレム状態に持っていくのはどうかと思うぞ。ただ、あんまりなにも考えないで読むにはストレスがなくていいですねぇ。記号としてのキャラクターはめちゃめちゃしっかりあっても深さはないんですが、いまの私にはそういうのはつらいのでそっちのほうがいいです。1冊を1.5往復の電車で読めてしまうのはどうかと思いますが、もともと読み飛ばすタイプなのでねぇ。
2008年03月28日
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ワインを飲むわけでもなく(花粉症になったから)なにをするでもないあきらっく。ネタもないので活字中毒な自らをさらすしかなくなってきたなー。本や音楽って自分の嗜好がダイレクトに反映されるものなので、こんだけへなへな自分のことを書いているのに本の嗜好だけは書きにくい。(とかいいながらなんだかんだと書いているけど)ぼんぼんさんみたいに音楽系でもいいけどこれまたそんなに買っているわけでもないしなー。とはいうものの、ネタがないのはしょうがないっていうのと、新聞図書費に月2万円オーバーで使っているのだからそれくらいの貢献(?)はしてもらわないとね。まあ趣味が偏っているのでオススメができるかというと微妙ですが…。寝てないくせして本は読むあきらっくはムズカシイ本を読めなくなっています。純文学系はもとよりもいわゆる大衆文学系さえ読んでいない…。もともとはSF系→大衆文学なラインを通ってライトノベルに行ってしまってる。理由は読みやすいから。西村京太郎より読みやすいw。ものにもよるけど会社の1往復で読み終わったりするくらい。脳神経に負荷のかかるものが読めなくなっているんだよなー。というわけで、世界平和は一家団欒のあとにというのを現在読んでいます。【内容情報】(「BOOK」データベースより)星弓家の兄弟姉妹は、みんな特殊なチカラを持っている。彩美。自称運び屋。魔法を自在に操る。七美。無敵。宇宙スケールで戦うバカ。軋人。生命の流れを思いのままにする。軋奈。生命を創り出す力を持っていた。美智乃。大食漢。回復魔法の使い手。刻人。正義漢。優しいけれど怪力。彼らは世界の危機をめぐる事件に巻き込まれ、否応なくそれを解決しなければならない星のもとに生まれていた。あるとき長男の軋人は自らと世界と妹の、三つの危機に同時に直面するが―。世界平和を守る一家が織りなす、おかしくてあたたかい物語。第13回電撃小説大賞「金賞」受賞作。 特殊な設定(正義の味方みたいな)を用意して、そのなかで家族団らんとか絆みたいなものを描くみたいなギャップが楽しい作品です。けどキャラクターの設定が箇条書きで書けるってこの手のジャンルの基本だよなー。キャラクター設定がわかりやすいから読みやすいってことにつながっているのでしょう。ちなみに1巻は免許更新の待ち時間で読んでしまって今は2巻を読んでいます。1巻はキャラクター紹介的な作品でしたが、2巻は…。
2008年03月13日
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今日の朝から読み出した本をご紹介。小川一水 『妙なる技の乙女たち』です。著者は小川一水で、ポプラ社さんから発売されました。短編集で電車に乗っている間に1章読めました。というか最初のしか呼んでませんけど…。内容はひっぱってきたのがこちら↓【内容情報】(「BOOK」データベースより)時は2050年、東南アジアの海上都市、リンガ。宇宙産業の拠点となったリンガには、額に汗して働くさまざまな女性たちがいた。宇宙服デザインに挑む駆け出しデザイナー、港の小舟タクシーの「艇長」、機械の腕をもつ彫刻家、巨大企業の末端で不満を抱えるOL…。自らの「技」を武器に、熱く働く女たちを描くオムニバスストーリー。 小川一水はSF畑の方で星雲賞なんかもとってらっしゃる方です。っていうか年下やった。ハードSFな方ですのでギミック関連はいっぱいあるのですが、最近小説自体がうまくなってきているので普通に読んで面白いです。今回はフィリピンのリンガに出来た軌道エレベータ(宇宙までいけるエレベータ)を基本にしていろんな女性が登場します。けど、1章しか読んでません。けど、面白いです。若手の女性工業デザイナーがあたらしい宇宙服のコンペに参加するために先輩社員の協力(&非協力)などをうけてがんばる話です。ギミックとしてSF設定があるだけで小説としてよい作品だと思いますので1章しか読んでないけどオススメします。
2008年02月15日
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先日某大学で講演会がございまして、そのあと関係者と飲みに行ったのですがそのときご一緒させていただいたのが佳多山大地さんと鶴田武志さん&うちのセンセイとそのお兄様でした。まあセンセイ関係は置いておくとして、鶴田さんは名大大学院の方。佳多山さんはミステリ系の評論家さんです。いた方全員博識でおばかさんのワタクシは話についていけないのをごまかすのに必死でしたw。まあ、そこらへんは得意なんでね。と、そこで佳多山さんに「なんか業界で話題になっている作品ありません??」と聞いたところ教えてくれたのが佐々木穣「警官の血」。その場でケータイ使って購入しましたが、業界で話題ってことで玄人ウケするようなのだったらイヤだなーとか思って&重くって(単行本だから)いままで敬遠してました。けど、さすがに読み物がなくなってきたので重いくせに今回の静岡行きの電車のお供になったわけです。あらすじはめんどくさいので転載させていただきます。上巻のあらすじ帝銀事件が世を騒がせた昭和23年。希望に満ちた安城清二の警察官人生が始まった。配属は上野警察署。戦災孤児、愚連隊、浮浪者、ヒロポン中毒。不可解な「男娼殺害事件」と「国鉄職員殺害事件」。ある夜、谷中の天王寺駐在所長だった清二は、跨線橋から転落死する。父の志を胸に、息子民雄も警察官の道を選ぶ。だが、命じられたのは北大過激派への潜入捜査だった。ブント、赤軍派、佐藤首相訪米阻止闘争、そして大菩薩峠事件―。騒然たる世相と警察官人生の陰影を描く、大河小説の力作。 下巻のあらすじ過激派潜入の任務を果たした民雄は、念願の制服警官となる。勤務は、父と同じ谷中の天王寺駐在所。折にふれ、胸に浮かんでくる父の死の謎。迷宮入りになった二つの事件。遺されたのは、十冊の手帳と、錆びの浮いたホイッスル。真相を掴みかけた民雄に、銃口が向けられる…。殉職、二階級特進。そして、三代目警視庁警察官、和也もまた特命を受ける。疑惑の剛腕刑事加賀谷との緊迫した捜査、追込み、取引、裏切り、摘発。半世紀を経て、和也が辿りついた祖父と父の、死の真実とは―。 まー、面白かったです。ミステリとしての謎部分もあるんですが、普通に警察関係の戦後史的な流れが見えて世相とのからみが新鮮でした。また、登場人物たちがなんだかんだと関係しあっていて、昔一瞬出てきた子供が事件の当事者になっていたりとかで、大河小説ならではな関係作りも楽しいところ。ちょこっとついていきにくかったのは時系列で進んでいきますが、いきなり5年くらい飛んでしまうので、半ページ読んで「あれ?これって何年後かの話だな??」とか思ってしまうのが何箇所かありました。けど、まあそりゃしょうがないかな?社会派ミステリ好きな方にはもちろん。普通に小説好きな方にも楽しめると思います。一番オススメしたいのはうちのお父様ですけどねー。すきそうだもん。
2007年10月23日
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冲方丁 『マルドゥック・ヴェロシティ』はマルドゥック・スクランブルの前話です。などといきなり言い出されてもこまるってもんですが、昨日は焼きそばに日本酒と言うこれまた微妙な取り合わせ(ワインでいいじゃん)だったので書き込むネタもなく…。最近読んでいる本の話題でも。さてまるマルドゥック・ヴェロシティを語る前にマルドゥック・スクランブルなんですが、確か日本SF大賞かなんかをとった作品です。事件によって全身やけどを負った女の子が肉体改造されて電子と同一化できるようになって、そうなるにいたった敵を暴くってやつです。二巻のカジノ話は面白かったのと、その女の子の相棒なネズミがいるのですが、それの昔の相棒のボイルドってのがいてそれと決着をつける3巻も面白かったです。で、マルドゥック・ヴェロシティは敵方のボイルドとネズミのウフコックが別れる前、軍の研究施設から出てきてからのお話です。とりあえず今のところ3巻の途中まで来ていますが、なかなかなか面白い。話の1/3はわからんけど流れが読めているので2回読めばわかるかな?作者の冲方丁は作家さんとしては「カオスレギオン」だの「シュバリエ」だのを書いている作家さんですが、ゲームの脚本とかもやってはるかたで、アニメの「蒼穹のファフナー」では最初、文芸統括でしたが後半では脚本を書くようになりました。で、いい作品になりましたとさ。ただ、この人の小説は読みにくい!悲しいくらいに読みにくい。面白いけど読みにくい。だから2回読まないとわかんないし、スクランブルは2回読んだけどよく覚えていない。設定が難解ってわけでもないけどね。ボイルドの断片的な思考も読みにくさを助長しているのかなー。けど、面白い。けど、読み始めるのに時間がかかる。今回も読み出すのに2週間くらいかかったし。スクランブルにいたっては読み終わるのに3ヶ月くらいかかったです。けど、面白い。
2007年02月21日
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ライトノベルに逃げ込むシリーズ第?弾!ええかげん社会復帰しようね状態ですが、長谷敏司の「円環少女 サークリットガール(1)」です。別世界から地獄(現世界ね)に落ちてきた魔法使いの少女とその監督者の男のお話。作品のバックグラウンドになる魔法体系がよくわからないというか、複雑なので1回読んでもよくわからないです。途中で読み直ししました。だって、魔法を使う系統が何種類かあって話の流れ的にうまいこと出てくればいいのですが、そこらへんの出し方が唐突だったりします。設定が最初にわかっていれば問題ないのですが、事前準備なしに読んでいくとそのあたりがつらいかな?某FSSも設定が頭に入って無いとよくわからないでしょ?そんなかんじです。キャラクター設定のライトノベルらしさはともかく、お話の部分は面白いと思いますので普通の作品を作っても読める人ではなかろうかと思います。にしてもそろそろ飽きてきたなー。やっぱし社会復帰しようかなー。だって、美少女がいて、女子高生がいて、お姉さん的存在のお隣さんがいてってなんだかなー。ってかんじです。ライトノベルが悪いわけではありませんが、設定とキャラクターの安直さはどうにかならんのか??マーケティングなんだろうけど、好きになれないなー。じゃあ、なぜ読むかというと、読むこと事態に考えなくていいからなんですね。テーマ性だったり、謎だったりとかって今のワタクシにはちーとつらいので、電車のなかで読める本としてはこのくらいのほうがいいんです。昔の西村京太郎や内田康夫みたいなもんです。そう考えると、引っかからずにすらすら読める才能というか技法を持っている人がいいです。うんうん。
2006年03月07日
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「煉獄のエスクード」の2巻です。さすがに貴子潤一郎は読みやすい。さくさく読めます。昨日の夜の10時ごろに読みだして約2時間で読了。けど、それって大切なことで、読みにくい=高尚って勘違いしているお馬鹿さんもいるので気をつけてください。だいたい大衆小説のジャンルにおいて意図的以外で読みにくい作品ってのは作者の力量不足ってもんではなかろうかと思ってしまうので、読んでいきやすいというのは必須だと思います。某師匠も「原稿用紙の一行にかならず点をいれて、2から3行に一回。を入れる」とか言っていたような…。(原稿用紙じゃなくて製本状態やったらごめんなさい)今回はレイニーさんは出てこないので、雨が降りません。けど、一応主人公の薫君はでてきます。&兄貴の師匠のだれやったっけ?もいい性格のキャラクターとして登場。1巻では魔族と教皇庁との関係が書かれていましたが、今回は魔術師協会(だったとおもいます)と、魔族&教皇庁の関係がわかるようになっています。3巻もでたので(今日手に入れました)世界観が大体わかってきて、次巻くらいからは物語が回転しだすかな?といったところです。わくわく。にしても、家に帰ってワインのみてー。もういやだー!!!
2006年02月20日
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貴子潤一郎「煉獄のエスクード」は、世界史のいろいろな事件がゲートと呼ばれる異世界への入り口を守るために教皇庁ががんばって改ざんしてきたみたいなお話です。うーん、設定はわかるのですが、説得力に無理がある。この作品世界では黒死病も島原の乱も第一次・第二次世界大戦も十字軍もゲートを開けようとする悪魔との戦いということになります。吸血鬼や人狼なんかも悪魔の使徒っていう設定です。あ、吸血鬼は悪魔本人やなー。「石の血脈」という本がありまして、半村良の最初の長編小説しかも書き下ろしという、早川で出たときはえらい厚くなって、それでも最後の原稿用紙200枚はカットされていたという作品ですが、そこでも人狼や吸血鬼やストーンサークルが出てきます。その作品世界への入り方と説得力といったらすごいものがあります。って勝手にすごいといっていいのかわかりませんが…。名作です。初期作品でここまで書けるってどないやねんって感じです。微妙に設定の持って行き方が似ているのですが、もうちょっと説明が必要やったように思います。けど、貴子潤一郎はよく書ける作家さんやとおもいます。「眠り姫」なんかは秀逸です。富士見ファンタジア文庫なのでこんな書き方なのかなと思ってしまったりもします。あんましこれ系読んでないのでわかりませんが、正統派日本系バトルファンタジーってかんじ。某ウブカタ先生のファンタジー系シリーズを思い出します。(←途中でやんなって読まなくなりましたが)まだ1巻しか読んでませんので今後の展開がどないなるかわかりませんが、2巻からいきなり昔話になっても驚きません。(もう出版されてて、買ってますが読んでません)
2006年02月18日
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誰かが書いていましたが、「昔のSF作家だったころの田中芳樹に一番近い存在」と評した小川一水。何作(「導きの星」「第六大陸」「復活の地」)か読んでいますが、オトコノコにはよい読み物だと思います。特に科学好き系正統派SFファンには。って早川とかでも書いてます。「ファイナルシーカー」はMF文庫Jというライトノベル系の文庫です。したがいましてー、作品的には海猿の自衛隊バージョン(海猿は海上保安庁)みたいな感じの救助系小説(どんなやねん)なんですが、なぜか幽霊な少女が出てきたりします。その幽霊さんが救助活動に協力したりしなかったりという感じです。ここらへんが、小川一水の難しいところ。作品を紹介しますと、「主人公の高巣英治が小学生のとき、ボートで遭難しかけます。そのときに助けてくれたのがレスキューの最高峰、航空自衛隊救難飛行隊。助けるときに手助けをしたのが幽霊の灯ちゃん。そのときの体験が元で航空自衛隊救難飛行隊に入隊した英治が幽霊の灯ちゃんと協力して救助活動をしたり足を引っ張ったり」みたいな話です。レスキュー小説として読める作品になっているし、小川一水の綿密な取材に基づいた作品構築はさすがやなーと思わせます。けど、なんか微妙。作品が微妙じゃなくて作品の立ち位置が微妙。よいところ・作品世界をデータに基づき強固に構築しているため、リアリティあふれる世界観を表現できている。・早川のSF物からライトノベルまで書き分けている。レスキュー小説に幽霊をだすとか。微妙なところ・世界観ありきになっているので、読んだ後お勉強した気になってしまう。それはそれでいいけど、そっちの印象が強すぎて堅苦しそうな印象がある。・本当はSFで勝負して欲しいけど、SFというジャンル自体が売れないんだろうなーとかわいそうになってくる。最後の救助活動なんて本当は灯ちゃんがいなくてもよくかけていると思う。政治世界と自衛隊員の葛藤では幽霊はいらんわな。ってなわけで、いい作家さんなんでお勧めしたいのですが、立ち位置の中途半端さが災いしているのかなーと思ったりもします。がんばっていただきたいので、なるたけ読むことにします。
2006年02月16日
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「荻原規子 白鳥異伝」は荻原規子の勾玉シリーズの2作目です。1作目も読みましたが、良いとよばれる2作目のほうが確かにいいかな?1作目は途中から駆け足になってしまっててちょっと唐突感があったので…。作品自体は、ヤマトタケルの伝説をベースにしたファンタジーで、微妙に似ている豊葦原の国に三野(美濃)や伊津母(出雲)なんて地名も出てきます。あらすじを書こうかと思ったけどやめました。長いし。なんかファンタジーとかって最初に読み出すときに勇気がいるんですよね。その世界観が理解できたうえで読み込めるかっていうところに力がいるので、読み出してちょっとするとそのまま読んでいけるんですけど。そういうところは半村良は得意なかんじで、SFだろうと伝奇ものだろうと、日常世界の逸脱の部分が面白い作家さんでした。って荻原規子があかんわけではないですよ。自由な世界観を作るっていうのは作者自身が創造主になれるのではあるけれど、その世界観を読者がどれくらい早く理解できるかっていうのは作者の力量になるわけです。突拍子の無いものを出しても理解できなければ意味が無いわけです。1900年代にアメリカで流行ったSFジャンルのスペース・オペラはSFだから流行ったというよりは、形をかえた西部劇だったからアメリカ人の読者に受け入れられたわけです。昔の話で悪いのですが、EVAの第一話でシンジ君が公衆電話を掛けるシーンがあるのですが、その電話機はよくある緑電話(テレホンカード対応)でした。これは電話を掛けるというシーンが大事なのであって、そこで近未来的な見たことも無いような電話機を出すこともできたけど、そうするとその「見たこともない電話機」が見ている人に「この見たこと無いものは電話だよ」っていう説明を1シーン作らなければいけなくなるので緑電話にしたみたいなことが書かれていました。また緑電話を出すことによって今現在から隔絶された世界ではなくて、今の延長線上にある世界なんだよってことを見ている人にアピールすることもできます。そういう意味では古代史をベースに持っていくことは良かったと思います。けど、大碓皇子(オオウス)と小碓皇子(ヲウス)とかって史実(っても史実ではないけど)ベースでどれだけの人が理解しているかはわからんなー。僕様ちゃんもヤマトタケルの基礎知識って「ヤマトタケルの冒険」(ゆうきまさみ著)だからなー。もう絶版やし。家にあるんかなー。
2006年02月12日
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なんか人間として中途半端になってきている気がして反省することしきりなんですが、基本的には活字愛好家なので本を読むのは好きなんですが、気分的な問題としてあんまし重いものが読めない。重いもの=長いもの&内容がヘビーなやつなんですが、とりあえず2時間くらいつぶれてストレスがたまらない読み物ってかんじで戦う司書と雷の愚者とかを読んでしまっていたりします。って別に悪いわけではなくて読むものというのは時間軸と空間軸に影響されるのでライトノベル系を読むには読むなりの理由があるのでしょう。けど「とりあえず2時間くらいつぶれてストレスがたまらない読み物」ってキオスクで売っている西村京太郎や内田康夫の小説みたいね。もともと文庫という概念の発祥は大英帝国の産業革命の影響やったと聞いてます。産業革命によって全国に鉄道網を敷いた大英帝国では電車という移動手段がポピュラーになったわけです。で、その電車に乗るときにヒマをつぶせるように販売されたのが文庫というか「ペーパーバック」の発祥です。基本は1~2時間で読みきれて、読みやすくて、ストレスがたまらなくて、読んだ後にすぐに忘れる。お小遣いで買えるくらいの価格帯&簡易包装で販売されたパーペーバックは、ジャーナリズムの隆盛と共に大衆文学を作っていくわけです。そんなこんなで戦う司書と雷の愚者は去年デビューした山形石雄という方が書かれた作品です。ちなみに2作目ですのでこれを読む前には戦う司書と恋する爆弾を読むべきです。まあ、別にすごく読め!ってわけではありませんが…。人間が死ぬとその人の記憶や行いが本として保存される世界。それを管理しているのが武装司書という職業のかたがた。その本をめぐって武装司書の「ハミュッツ=メセタ」がへんな狂信的宗教団体とかと戦っていくというお話です。なんかその本は死んだ後どこかの鉱山で発掘されるらしくて、その本に触ったりするとその人の記憶や行いが見れるってわけです。で、その本の記憶と現実をクロスさせてお話を作るのが面白いねってかんじです。作品としてはちゃんと読めるのでそういった意味ではお勧めです。が、まあなんで「集英社スーパーダッシュ文庫」なんでしょうねぇ。なにスーパーにダッシュしているんだか。
2006年01月31日
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なんでかわかりませんが日曜日に久しぶりに半村良が読みたくなって、読んでしまいました。おかげで寝不足zzz。『戦士の岬』『戦士の岬』はもともと「春風岬」という題で「別冊小説新潮」の1975年10月15日号と翌76年1月15日号で掲載されたはずです。自分で書誌を調べたくせに自信が無いけどページ数的にそんなもんじゃろ。別冊だから50ページくらい書いてるしね。物語のプロット的には伝奇ロマンの伝説シリーズ的な手法です。広告屋というかその方向でくすぶっていた若者たちが千葉県の某所の開発の話に関してクビを突っ込んだところから話は動き出します。開発地として売り出そうとする土地に、江戸時代の政治状況を絡めた歴史の闇ををでっち上げて関連付けをさせようとします。それはキリシタン大名「有馬晴信」(のはず)と豊臣家嫡男「豊臣秀頼」、家康の6男「松平忠輝」と黄金の男「大久保長安」、支倉使節団を出した「伊達政宗」、南総「里見家」をつなぐ陰謀の虹を春風岬に描こうとします。この作戦自体に満足していた彼らに、意外な魚が引っかかってきます。それが日銀ダイヤでした。登場人物が描いた虚構がそれ以上の現実(作品的なね)によって飲み込まれていくところがこの作品の面白いところです。そういった意味では「嘘部シリーズ」につながる手法も見えますし、歴史的虚構が現実を飲み込むところが伝説シリーズに見えてきます。(伝説シリーズの場合は古代ですけど)特にこの徳川包囲網に関しては『慶長太平記』でも描かれていたりもします。それ以上に面白いのは、当時の空気を伝える登場人物でしょう。今の広告業界には無いまだまだアンダーグラウンドな雰囲気と、活気はいまのこの業界には無いものです。これ自体は半村良の広告業界で感じた空気を伝えるいい作品ではないかと思います。あー、いまいちよーわからん解説やなー。
2006年01月24日
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