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【スタッフ】監督・脚本=セオドア・メルフィ撮影=ジョン・リンドレー 美術=インバル・ワインバーグ衣装=カシャ・ワリッカ=マイモーネ 編集=ピーター・テッシュナー音楽=セオドア・シャピロ 音楽監修=ランドール・ポスター【キャスト】ビル・マーレイ =ヴィンセント ジェイデン・リーバハー=オリバーメリッサ・マッカーシー=マギー ナオミ・ワッツ =ダカクリス・オダウド =ブラザー・ジェラティ テレンス・ハワード =ズッコ【あらすじ】酒とギャンブルにまみれた初老の独身男『ヴィンセント』は、偏屈で頑固な近所の嫌われ者ある日、その隣にシングルマザーの『マギー』と小学生の息子『オリバー』が引っ越してくる看護師の仕事で忙しいマギーは、なかなか息子の面倒を見ることができないそんなマギーから子守りを頼まれ、すかさず報酬を要求するヴィンセントどうにか金額も折り合い、子守りを引き受けたものの、小学生のオリバーを酒場や競馬場にも平気で連れ回し、彼がいじめられていると知るや、相手の鼻をへし折る過激な撃退法を伝授する始末それでもまるで対照的ながら2人は妙にウマが合い、いつしかオリバーは周囲の嫌われ者「オリヴァー」の意外な素顔を垣間見ていくのだったが・・ ----------------------------こういう「ヴィンセント」みたいな男 昔は居たけど今は近隣では見かけない定年退職して年金暮らしのジイサン達 ウォーキングやスイミング 釣りや畑仕事やら パソコン漬けになってたり とにかくあまり金を使わずに済む 暇つぶしの趣味で おとなしく過ごしているんじゃないのか・・・・昔は 呑んだくれのオヤジ 昼間から真っ赤な顔してふらついていたりパチンコ屋に毎日朝から晩まで入り浸って よく奥さん泣かしてるオヤジなんかが よくいたけどねえこの映画の主人公ヴィンセント(ビル・マーレイ)は 将にこんな風な男馴染みの妊婦の商売女「ダカ}(ナオミ・ワッツ)の所へ 毎週通ってるし競馬場通いは年中で 金さへあれば なくても高利貸に借りて 大負けする常連の近所のバーではバーテンダーにまで 嫌われる程酒癖が悪く・・・・でもね、そんな頑固でひねくれ者の独居老人「ヴィンセント」だけど実は 別の一面もあって、毎週欠かさずに訪れる介護施設で医者の白衣を着て認知症のヴィンセントの奥さんに優しく話しかけ 話を聴いてあげそして 必ず彼女の洗濯物を持ち帰って洗ってやっているのだそして 隣に引っ越して来た 太めのシングルマザー「マギー」の息子でひ弱な「オリヴァ―」が 登校早々に帰り道でいじめっ子に弄られてると丁度そこを通りかかった「ヴィンセント」が助け 二人は仲良くなりそして 喧嘩の方法を教えたりしちゃうんだお陰で虐められることもなく、学校生活にも慣れてくるのだオリヴァーの学校はカトリック系 ある時 身近にいる「セイント聖人」という題目の宿題が出て その発表会で他の生徒は父親や消防士やマザー・テレサ等を名指し その聖人としての理由を挙げて共感をえるのだがオリヴァーは なんと「ヴィンセント」を選んだのです8年の長きに亘って認知症の奥さんを看病し励ましてきたことヴェトナム戦争の帰還兵で、危険を顧みずに上官の命を救ったこと自分は食べなくてもペットの猫には最上級の餌を与えてること 等など普段の生活ぶりは ろくでなしの嫌われモンだけど 聖人と同じ人間で彼の その勇気・犠牲・慈悲・人間性こそ 聖人の証です と熱く語りそして 「ヴィンセント」を壇上に呼びハグをします(感動の涙)エンディングも好いヴィンセントがリクライニング・チエャーに寝そべって、最初は庭からしまいには自分の足にまで ホースで水を掛けつつ・・・・「ボブ・ディラン」の「Shelter From The Storm」を聴きつつ 調子外れながらも合わせて歌うシーンで終わるのだヨ
2017年10月25日
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【スタッフ】監督=ラホス・コルタイ 原作=スーザン・マイノット『いつか眠りにつく前に』(河出書房新社刊)脚本=スーザン・マイノット、マイケル・カニンガム撮影=ギュラ・パドス 美術=キャロライン・ハナニア衣装=アン・ロス 編集=アリソン・C・ジョンソン音楽=ヤン・A・P・カチュマレク【キャスト】クレア・デインズ =アン(若き頃の)トニ・コレット =ニナヴァネッサ・レッドグレーヴ =アン(現在) パトリック・ウィルソン=ハリス・アーデンヒュー・ダンシー =バディ・ウィッテンボーンナターシャ・リチャードソン=コンスタンスメイミー・ガマー =ライラ(24才の頃)アイリーン・アトキンス=夜勤看護師エボン・モス=バクラック=リュックバリー・ボストウィック=ウィッテンボーン氏メリル・ストリープ =ライラ(現在)グレン・クローズ =ウィッテンボーン夫人【あらすじ】重い病に倒れ、人生の最期を迎えようとしていた老女『アン・グラント』そんな死の床で長女の『コンスタンス』と次女の『ニナ』に見守られる彼女は、混濁する意識の中、“ハリス”という男性の名を何度も口にするそして「ハリスと私がバディを殺した」という母の言葉に戸惑う娘たちそれは40数年前に遡る歌手を目指す「アン」は親友「ライラ」の結婚式でブライズメイドを務めるため、彼女の別荘にやってきたそこでライラの弟「バディ」に別荘周辺を案内してもらっていたところ、ライラの家庭に仕えるメイドの息子で医者の『ハリス』と出会うライラの初恋相手でもあったハリスと 次第に惹かれ合い、恋に落ちていく「アン」しかし、この2人の関係がのちに「アン」の人生を狂わす大きな悲劇をもたらしてしまうのだが・・・・ -----------------------------メリル・ストリープ、グレン・クロース、ヴァネッサ・レッドグレーブこの三人の大女優の名前に惹かれて観た映画ですが・・・肩透かしかナ死の迫る病床で 昔の想い出でに苦しむ「ヴァネッサ・レッドグレーブ」ラスト近く その彼女を見舞いにやって来る「メリル・ストリープ」花嫁の母親役で想い出シーンに出てくるだけの「グレン・クローズ」流石彼女らが映れば画面が引き締まるものの 如何にも出番が少ないのであるが 訳があった「メリル・ストリープ」と 実娘である「メイミー・ガマー」それぞれ『ライラ』の若き日と 現在役を演じ 母娘共演をしており又「ヴァネッサ・レッドグレイヴ」演じる『アン』の長女役を彼女の実娘である「ナターシャ・リチャードソン」が演じているのだから娘たちの主演映画に 母親が一役買って出たってワケなんだこの映画 主人公の老女の若かりし頃の回想から 現在とを交互に映し紡いでゆく いわゆる「タイタニック風」の展開で進行する・・・・それにしても 女性って このように何十年も昔の恋人の想い出話しを死ぬ間際まで引きずって なんじゃもんじゃと悩み続けるのだろうか? 子供を二人も生み 旦那との何十年かの結婚生活は一体何んだったのか?旦那と結婚した時点で 過去の男女関係は一切ご破算にするべきじゃないそれでもアンには 死の床にあって,何時までも忘れえぬ愛しき人の思い出と これも忘れえぬ 哀しい思い出が表裏一体に付きまとってきたんだ そんなアンの呪縛を解いたのは,やはり年老いたライラの訪問だった若き日 ライラが長年思い続けていたハリスは,一瞬にしてアンの虜になり弟のバディは,アンの心ない言葉に傷ついたまま逝ってしまったのだからアン 「幸せだった・・・?」ライラ「時々ね。私はあなたのように,多くは望まないから」帰り際 ライラがアンの娘に言う「お母様の人生は完璧よ だって,あなたを生んだのですもの」
2017年10月21日
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【スタッフ】製作・監督・脚本・編集=ジェームズ・キャメロン 製作総指揮=レイ・サンキーニ撮影=ラッセル・カーペンター 美術=ピーター・ラモント衣装=デボラ・L・スコット音楽=ジェームズ・ホーナー主題歌=セリーヌ・ディオン(My Heart Will Go On)【キャスト】レオナルド・ディカプリオ=ジャック・ドーソンケイト・ウィンスレット =ローズビリー・ゼイン =カルキャシー・ベイツ =モリー・ブラウンフランシス・フィッシャー=ルースビル・パクストン =ブロックバーナード・ヒル =エドワード・J・スミス船長ジョナサン・ハイド =J・ブルース・イスメイヴィクター・ガーバー =トーマス・アンドリュースデヴィッド・ワーナー =スパイサー・ラブジョイ【あらすじ】1912年、ギリスのサウザンプトン港から豪華客船タイタニックが処女航海に出発した新天地アメリカに夢を抱く画家志望の青年『ジャック』は上流階級の娘『ローズ』と運命的な出会いを果たし、二人は互いに惹かれ合うそこにはローズの婚約者である資産家『キャル』や、保守的なローズの母親などの障害が横たわるが、若い二人はそれを超えて強い絆で結ばれていくしかし、航海半ばの4月14日、タイタニック号は氷山と接触船は刻一刻とその巨体を冷たい海の中へと沈め始めていた・・・・・ --------------------------先日 ネットのニュース欄に『タイタニック号乗客の手紙、1800万円で落札』の記事があった 沈没1日前 1912年に沈没した豪華客船タイタニック号の乗客の遺体から回収された手紙が競売にかけられ、12万ポンド(約1800万円)で落札された・・・・というもので 豪華船「タイタニック号」沈没の大惨事が 今でも話題となっているのだがこの映画も その「タイタニック号」」が沈没してから84年後の1996年トレジャー・ハンターの『ブロック・ロベット』が タイタニックと共に沈んだとされる最高峰のダイヤ「碧洋のハート」を探るべく、小型潜水艇で深海の沈船タイタニックの調査を行っている様子から始まる上流階級女性の部屋と思われる1等客室から金庫を発見、こじ開けたが、中にあったのは古ぼけたスケッチブックだった その紙面を洗い流すと裸体の女性が浮かび、その胸に「碧洋のハート」らしきダイヤを着けていた この裸体画をブロックはTVで報じると、その放映を見たと電話が・・・なんと沈没事故から奇跡的に生還した100歳を超える老女で その絵のモデルだったという・・・・そして その老女は調査団を訪れ、あの豪華客船の中での話を語り始めるここから 上記の「あらすじ」が始まるのだ・・・・オイラも 久しぶりのの観賞となったのだが 前には気付かなかった 監督の船内の各種室内装飾や 乗船客の詳細等 手の込んだセッティングそして そのタイタニックは 現代世界の縮図として描いているのだ最先端のテクノロジーを装備した浮沈船と銘打った偉容を誇りる豪華船しかし オーナーの意向で マスコミを意識した無理な走行を強いられて更に 種々雑多な乗船客の描写も見逃せない上流階級層の豪華絢爛な一等船室や娯楽室レストラン等 紳士淑女の衣装船底近くの 煩くて狭く息苦しい三等船室の人々も 楽しみ方はあって そんな中 貧民層代表の「レオナルド・デカプリォ」と 上流階級の娘「ケイト・ウィンスレット」の階層を超えた純愛が展開するのだ若く溌剌として美しい「デカプリオ」が みずみずしくて とってもイイ今のケイト・ウィンスレットとは かなり違う印象の若くはちきれんばかりの姿態が好ましい上流婦人の中でも たった一人常識的な行動をする「キャシー・ベイツ」がこんな人も中には居るということを 示したかったのか・・・・船に乗ったら 必ずやってしまう 舳先で手を広げて風を感じるポーズやセリーヌ・ディオンの「My Heart WILL go On」は今でも歌われてるしラスト あの裸体画のモデルの老女は奇跡的に手に入れた「碧洋のハート」を静かにそっと 海に沈めてしまう・・・・ああああ なんと勿体ないことを今 オークションに出たら一体どれだけの値段が付いたのだろう?
2017年10月16日
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【スタッフ】監督=アンドリュー・ヘイ 原作=デヴィッド・コンスタンティン脚本=アンドリュー・ヘイ 撮影=ロル・クロウリー美術=サラ・フィンリー 衣装=スージー・ハーマン編集=ジョナサン・アルバーツ【キャスト】シャーロット・ランプリング=ケイト・マーサートム・コートネイ =ジェフ・マーサージェラルディン・ジェームズ=リナドリー・ウェルズ =サリーデヴィッド・シブリー =ジョージ【あらすじ】イギリスの片田舎で穏やかな毎日を送る老夫婦「ジェフ」と「ケイト」5日後に結婚45周年の記念パーティを控える中スイスの警察から1通の手紙が届くそれは、50年前にジェフと登山中にクレパスに転落して亡くなった当時の恋人「カチャ」の遺体が、昔のままの状態で発見されたことを知らせるものだった以来、「ジェフ」は「カチャ」への愛の記憶に浸っていく最初は自分と出会う前の話と平静を装っていた「ケイト」も、“彼女と結婚するつもりだった”と悪びれることなく口にする夫に次第に不信感を募らせ、いつしかそれはこれまで積み重ねてきた45年間の結婚生活にも向けられていくのだったが・・・・ ---------------------------夫婦の年齢は「ジェフ」は75才 妻「ケイト」は73才位だろうか結婚して45周年のパーティーをするという45年間 子供は居らず二人だけ 平穏でいまだにベッドを共にする至極仲の良い夫婦・・・・でも ある一つのきっかけで亀裂が入る 妻ケイトの心理的に複雑な様子を描いてみせる秀作です同年代のオイラも金婚式を終えてもなほ 一応平穏で何事も無く・・・ホントなんも干渉し合うこと無く 夫婦生活を続けておりますがこの映画を観て 何故か この50数年間を振り返ってみたりして 夫婦が出会った頃の思い出の曲がプラターズの「煙が目にしみる」なのも 同年代を感じて嬉しかったなァこの映画は妻の眼を通して語られるので 女性としての心理的な動きをケイトを絶妙に 克明に演じる「シャーロット・ランブリング」が凄いケイトの内面を 言葉には一切出さず 何かを感じ・考え・言おうとしているのを 決して表に出さず表現してしまうのだから50年前に死んだ恋人「カチャ」の遺体が氷に透けて見えるという手紙が来てから夫ジェフの態度ががらりと変わりその本性が透けて見えてしまうそして その「カチャ」 が死ななければ結婚していたとハッキリ言い妊娠していた彼女の写真やスライドを夜中にごそごそと起き出しては屋根裏部屋で独り想い出に浸っている夫「ジェフ」を認識して以来 不信がつのり子供が出来なかったという気後れ わだかまりを覚え、心の裏側はザワザワとし続け 本当であれば それを正面切って話し合いをすればいいのだがしかし夫を信じる気持ちと 激しい怒りが沸き起こり どうしていいかわからなくなって錯乱、でも少しだけ残る理性でそれらを必死に抑えてこのへんの複雑な心理状態を表情と声色、仕草で表現するしかし 夫「ジェフ」は 悪気は無いし ケイトの気持ちにも気付かない 「ジェフ」は「結婚45周年パーティー」なんか望んでいなかった周囲の為に 周囲にとやかく言われないために 又「ケイト」が着々と準備を進めているし 親せきや仲間たち30人程が集まるので嫌々だったが 正装して出かけた45周年パーティーは表面的には盛り上がり 最後に「ジェフ」が挨拶をする「すべての夫婦と同様、私たち夫婦も、山あり谷ありで、今でも思うのは、 “ああすべきじゃなかった、こうすべきだった。間違ってなかったか”と 思い悩む。とにかく私が言いたいことは、君を口説いて、結婚にこぎつ けたこと。それが僕の人生で、最高の選択だった・・・・愛してる・・・・ 感謝してる こんな僕に、長年付き合ってくれて・・・」と涙する間違いなく「ジェフ」は本心を述べたのだろう が妻「ケイト」は冷めていた・・・・凍り付く様なダンスをしつつの顔つきが怖かった昔 二人の関係を予言するようにジェフがケイトに言っていたのです「氷河の下は眼に見えず察知できないけれどそこにはゆるゆると溶けて染み出ていく水がある そうしてそれらは ある日突然決壊し、全てを流し去ってしまう。人も、モノも。津波にように・・・・」とそんな50年前の結婚前の事が解ったって 今更どうにもできない誰にだって青春の甘い思い出や 悲しい別れなど 明かせない秘密は持っている でも清算しておくのが 暗黙のルールなのに 老い先短い これから先 どう二人は生きていくのだろうか?
2017年10月14日
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【スタッフ】監督=セバスチャン・マルニエ 製作=キャロリーヌ・ボンマルシャン脚本=セバスチャン・マルニエ 撮影=ロラン・ブリュネ編集=ローレンス・ベウィダン【キャスト】マリナ・フォイス =コンスタンス ジョセフィーヌ・ジャピ =オードリー ジェレミー・エルカイム =フィリップ バンジャマン・ビオレ =ジル ジャン=リュック・バンサン=アラン 【あらすじ】パリで行き詰まり、故郷の町に帰ってきた40歳の独身女「コンスタンス」元恋人、同僚の男たちと接しながら、前に勤めてた不動産会社への復職活動を始めるしかし、同時期に大学を出たばかりの若い女「オードリー」が採用され・・・自分は雇ってもらえなかったことで傷つく「彼女さえいなければ、自分が雇ってもらえる」と思い込んだコンスタンスは、まず、偽名を使って客を装い「オードリー」に近づき、友達になる自分の元職場が、「オードリー」の今の職場なわけで、共通の知り合いが複数いるのに 大胆に嘘をつき続けます関係のない風を装い「あんな会社辞めた方がいい」とか 「彼氏のいるロシアに行ったほうが絶対にいい」と、どうにか彼女を退職させるべく全力を尽くすしかし、元同僚の「フィリップ」と「オードリー」が関係を持ったことを知り強烈な嫉妬心も相まって、どんどんおかしくなっていく・・・・最後、「オードリー」の正社員登用が決まったと聞いた「コンスタンス」は、もうこれしかない!とばかり、ついに、ジョギング中に彼女を崖に落とし殺してしまうのだが・・・・ ------------------------------まずタイトルの「欲しがる女」なんだけどサ ポスターの絵柄から想像するとなんだかいやらしい感じがする? それにつられて観た訳じゃないんだよ ってわざわざ言い訳してちゃばれちゃうけど ホントは職を欲しがる女なんだけど 主人公「コンスタンス」という女 その行動は常軌を逸していて 全く共感どころか 理解もできないし マッタクどうしようもない女なんだ現実に 彼女のように 狂気をウチに秘めつつ 外面的には少々イイ女で 理性的な振る舞いをしてる奴って 結構いるんじゃないの?若い頃ちやほやされ 40になっても未だ自分は美人だという思い込みが強く 男は誰でも言いなりになると思ってて 相手が所帯持ちでも 気に入れば誰とでも簡単に 平気でベッドを共にするしパリにいた時 会社の上司からパワハラを受けたと 地元の弁護士に訴訟を依頼するが 弁護士が調査すると 彼女が上司と不倫の末別れを告げられるとその上司に4か月間に1985回電話をし1089通ものメールで嫌がらせをし逆に訴えると脅され・・・・勝ち目はないからと断られたりライバルの女性に嘘をついて近づき 会社をやめさせようと妨害工作をするし親しくなった男性の寝たきりの母親の身内の振りしてベッドに寄り添ってみたり最後には・・・・予想どうりというか なんとまあの結果に そんなんで こういう女と関わりあいを持つと大変なことになるから用心しなヨ!という警告的な映画でした ああ怖い怖い・・・・ 芸能人や有名スポーツ選手等 餌食になってるケース最近珍しくないんじゃない?
2017年10月12日
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【スタッフ】製作・監督・脚本・編集・主演=ヤン・イクチュン撮影=ユン・チョンホ音楽=ジ・インヴィジブル・フィッシュ【キャスト】ヤン・イクチュン=サンフン(ヤクザの取り立て屋) キム・コッピ =ヨニ(女子高生)イ・ファン =ヨニの弟ヨンジェ チョン・マンシク=マンシクユン・スンフン =ファンギュキム・ヒス =サンフンの甥ヒョンインパク・チョンスン=サンフンの父スンチョルチェ・ヨンミン =ヨニの父【解説】韓国インディー映画界で俳優として活躍してきた『ヤン・イクチュン』の長編初監督にして世界各地の映画祭でセンセーションを巻き起こした衝撃作韓国の若者の父親世代との葛藤を背景に、愛を知らずに社会の底辺で生きるヤクザな男と心に傷を抱えた勝気な女子高生が繰り広げる魂と魂のぶつかり合いが、剥き出しの暴力描写とリアルな感情表現で、赤裸々かつ緊張感いっぱいに綴られる 各国国際映画祭で受賞 2009年キネ旬洋画1位【あらすじ】借金の取り立て屋をしている「サンフン」は、母と妹を死なせた父親に対する激しい怒りと憎しみを抱えて生きていた常に苛立ち、情け容赦ない暴力を振るっては周囲を怖がらせていたある日「サンフン」は、道端で唾を吐き、偶然通りかかった女子高生「ヨニ」のネクタイを汚してしまう見るからに強面の「サンフン」に対しても怯むことなく突っかかっていく「ヨニ」最悪な出会いを果たした2人だったが、不思議とウマが合い、奇妙な交流が始まる「ヨニ」もまた、ベトナム戦争の後遺症で精神を病んだ父親との間に確執を抱えていたのだったそんな中、「ヨニ」の弟「ヨンジェ」が偶然にも「サンフン」の手下となり取り立ての仕事を始めるのだが・・・・ --------------------------基本 韓国映画は観ないことにしてるんだけど キネ旬1位じゃ観ない訳にはいかないので・・・・いやァ 期待外れの衝撃を受けましたネ自らが製作監督脚本編集を手掛け 主役を務める「ヤン・イクチュン」これが初作品というからビックリです そして その風貌は あのガンバの「井手口陽介」のそっくりさんクールで無表情な演技が切れ味鋭く怖いそれらを含め これは まさに「北野武」監督を彷彿させるモノだった「HANABI」「菊次郎の夏」「その男狂暴につき」「アウトレイジ」等の断片をところどころに散見して・・・・基本は違うけどネありったけの悪口雑言が飛び交い 耳を覆いたくなるほど汚い言葉に辟易 そしてリアルで冷徹無比の暴力シーン 躊躇せず殴る 蹴る 手を緩めることなく 徹底的に殴る・殴る・殴る・・・・ 北野監督と違うのは拳銃やマシンガンのドンパチが無い事ぐらいか・・・北野監督のは ヤクザ同士がやってるから 別に痛みを感じないンだけどイクチュン監督のは父親が母親を殴る ヤクザの借金取りが 金を借りた普通の人を殴るから 痛い 身体が震える程痛さが伝わってくる 思わず「ヤメロー」って 拳を強く握っている自分に気付く・・・・てなわけで 日頃からぬくぬくと ただただボーっと平和ボケしてるオイラなんかには 相当強烈な刺激で 居住まいを正して画面を見続ける事になってしまい・・・・「こんな暴力映画が何故評価が高いんだ」などと言えるわけもなく 韓国人はこんな環境で生きてるのかなァ なんてさだって まず主人公「サンフン」 幼い頃、父親が日常的に母親に暴力を振るっていて 見てても 何もできなかった 代わりに母をかばおうとした妹が刺殺され 病院に運ばれる妹を追いかけた母が途中交通事故で亡くなって 父は刑務所へ そして大人になった今その父親が出所してる次に 相手役女子高生「ヨニ」父親はベトナムで精神を病んで帰ってきた 働けない父の代わりに屋台をやっていた母親は、借金取り立て屋に 屋台を強制撤去されるのを止めようとして殺され その現場を見ていた「ヨニ」精神を病んでいる父親は毎日のように「ヨニ」を罵倒、母が死んでいることも理解できずに、母の不在を辛く当たる 傷病軍人の保証費が収入源なので、生活は苦しいのに毎日学校にも行かずにヨニに金をせびる弟暗いでしょう こんな境遇のサンフンとヨニ その2人がたまたま道で出会い交流するようになって サンフンが徐々に変化してゆくという話「人を殴ったヤツは自分が殴られる立場になるって思わないんだよな」って言いながら借金踏み倒しDV男をボコボコに殴るサンフンの結末は予想通りで・・・・更に折角仲良くなった女子高生「ヨニ」との関係もああああァ・・・なラストにそういう事だったのかと納得はするもののだから「韓国映画イヤだ」って言ってるのに・・・・
2017年10月11日
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今回ノーベル文学賞受賞された「カズオ・イシグロ」氏原作の「日の名残り」2012年6月11日に載せたものをコピーしたものです【スタッフ】監督=ジェームズ・アイヴォリー 脚本=ルース・プラヴァー・ジャブヴァーラ 原作=カズオ・イシグロ 撮影=トニー・ピアース・ロバーツ 美術=ルチアーナ・アリジ 音楽=リチャード・ロビンズ 編集=アンドリュー・マーカス 衣裳=ジェニー・ビーヴァン 字幕=戸田奈津子 【原作者=カズオ・イシグロ(石黒 一雄)】1954年11月8日 生まれ(54才) 長崎県出身のイギリス人作家ロンドン在住 1989年に この長編小説『日の名残り』でイギリス最高の文学賞ブッカー賞を受賞 そして 今回2017年ノーベル文学賞を受賞【キャスト】アンソニー・ホプキンス=ジェームズ・スティーヴンス(執事)エマ・トンプソン =ミス・ケントン(女中頭)ジェームス・フォックス=ダーリントン卿クリストファー・リーヴ=ルイス(富豪のアメリカ人実業家)ピーター・ヴォーガン =ウィリアム・スティーヴンス(スティーヴンスの父親)ヒュー・グラント =カーディナル(ダーリントン卿が名付け親になった青年)パトリック・ゴッドフリー=スペンサーマイケル・ロンズデール=デュポン・ディブリー【あらすじ】1958年 “英国オックスフォード”にある“ダーリントン・ホール”と呼ばれる大邸宅戦前からの持ち主の『ダーリントン卿』が 亡くなり・・・・暫く住人が居なかったが アメリカ人の富豪『ルイス』が購入 移り住んでくるかつては 政府要人や外交使節で賑わった屋敷は以前の使用人は去り、老執事『ジェームス・スティーヴンス』が新たに雇用を探しているそんな折、以前屋敷で働いていた『ミス・ケントン』から手紙をもらった「スティーヴン」は 彼女の元を訪ねることにする離婚をほのめかす手紙に、有能なスタッフを迎えることができるかもと期待し、それ以上に ある思いを募らせる彼は、過去を回想し始める・・・・・1938年、執事「スティーヴンス」は 結婚して逃げ出した副執事女中頭の代わりに勝気で率直な「ミス・ケントン」をホールの女中頭として そして 彼の父親でベテランの『ウィリアム・スティーヴン』を副執事として雇う「スティーヴンス」は「ケントン」に、父には学ぶべき点が多いと言うが 老齢の「ウィリアム」はミスを重ねる「ダーリントン」卿は、第一次大戦後のドイツ復興の援助に力を注ぎ、非公式の国際会議で 卿がドイツ支持のスピーチを続けている中・・・・病に倒れた「ウィリアム」は死ぬ1936年、卿は急速に反ユダヤ主義に傾き、ユダヤ人の女中たちを解雇当惑しながらも主人への忠誠心から従う「スティーヴンス」に対して、「ケントン」は 激しく抗議した2年後、ユダヤ人を解雇したことを後悔した卿は、彼女たちを捜すよう「スティーヴンス」に頼み、彼は喜び勇んでこのことをケントンに告げる彼女は彼が心を傷めていたことを初めて知り、彼に親しみを感じる「ケントン」は「スティーヴンス」への思いを密かに募らせるが、彼は気づく素振りさえ見せず あくまで執事として接していたそんな折、屋敷で働く『ベン』からプロポーズされた彼女は心を乱す最後の期待をかけ、「スティーヴンス」に結婚の決めたことを明かすが、彼は儀礼的に祝福を述べるだけだった・・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの映画は“執事”という仕事に 人生の全てをかけた 真の男の根性物語でありそのために一生に一度の すぐそこにあった誠の愛まで掴まなかった愛の物語その執事「スティーヴンス」を 名優『アンソニー・ホプキンス」が渋く演じその相手女中頭「ケントン」を『エマ・トンプソン』が真正面から受け対抗するお互い もしこの“執事”が職業でなければ 普通に男女の関係にあったろうに徹底して冷徹に対応するアンソニー・ホプキンスの演技のし所で 納得のモノに僅かな休みの時間に熱心に読書している「スティーヴンス」毎日庭の花を摘み彼の部屋に活けに来る「ケントン」が聞く「何を読んでるの?」必死に隠すスティーヴンス 無理矢理取り上げると それは恋愛小説だった「色々多方面のことも勉強しておかないとね」 見詰めるケントンの目は無防備でスティーヴンスも 上ずった感じになって・・・・でも ハッと気が付き離れるラスト雨の中 乗合バスで何もないまま別れる二人の切々とした表情は胸を打つ雨に曇った窓ガラスに ぼんやり視えるケントンの泣き顔が 遠ざかってゆく恐らく“テーマ”は 他にあるのだろうが「スティーブンス」と「ケントン」を演じる名優二人の何気ない演技に緊張感が溢れており 二人の恋愛物語だった“執事”としての「スティーヴンス」はドイツ贔屓の「ダーリントン卿」に対しても同様で 一切自分の意見は口出ししないし 非公式の要人達の裏会議を見聞きして色々生々しい話も耳にしているが・・・・尋ねられても それらの政治問題 経済問題には 「私はお役にはたてません」と喋らないこれらの行動から「スティーヴンス」は間違いがないものと信頼が高まってゆくそう「スティーヴンス」は “執事という仕事”と結婚していたのだった仕事一途の男の最終章 “日の名残り”は 赤く輝いて美しい
2017年10月06日
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