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愛知県大府市のお客様から樹脂製シングルハングサッシのバランサーの調達についてご相談を頂きました。写真は、その不具合のあるバランサーです。長い金属の棒のような形をしているチャネルバランサーですが、その両端には羽根のような形状のものが付いた樹脂パーツが付いています。羽根が付いたものと付いていないものが存在しますが、羽根がある方がバランサーが窓枠の表面を上下する際に安定するものと思います。ただ、羽根自体が窓枠に付いた汚れや突起物に引っ掛かって、うまく作動しなくなるということもあるでしょうから、羽根なしのバランサーを使う窓メーカーも少なからず存在します。今回のものは、バランサーの左右に付いた羽根の片方が折れてなくなっています。また、建具を吊るヒモが伸びて、建具を吊り上げることが出来ません。これは、ヒモを巻き取る為の樹脂製の滑車が摩耗して回らなくなったり、ヒモがつながっているバネが錆びて伸縮する機能が失われてしまったりした為に起こるトラブルです。これ以外に、ヒモ自体が劣化して切れてしまうと、バランサーとしてうまく建具を吊り上げることが出来なくなります。よく自分でヒモを新しいものに交換する人もいるようですが、ヒモを交換しても他の部品も同様に劣化している為、それ程寿命を延ばすことは出来ません。こうなってしまったら、バランサー自体は交換時期に来ていると判断して、新しいものに交換することがお勧めです。また、建具側に付いている樹脂製のトップガイドの破損もシングルハング窓の開閉不良の原因となりますので、悪くなっていたら同時に交換するようにしたいものです。これらの部材の寿命は、10~15年となりますから、定期的に交換修理・メンテナンスをお願いします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.31
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先日、知立市のお客様からお預かりした網戸の固定ピンが固着しているという記事を書きましたが、網戸ピンを含めて交換・修理が完了しました。写真は、どちらもウェンコ(Wenco)社製のサッシ用網戸ですが、アルミクラッドサッシ用(左)と樹脂サッシ用(右)とでは形状が異なるようです。(もしかしたら、ダブルハング用とオーニング用とで違いがあるのかも知れませんが・・・)雨に曝されてグレーっぽい色のフレームになった左の網戸は、フレームの1本が曲がってしまっていたので、そこだけ交換しました。ですから、その1本だけは真っ白い色をしています。右の網戸は、雨の当たらない室内側に取り付けられていたのですが、浴室であった為にアルミが錆びたり塗装が変色したりして、随分汚れた感じになっています。でも、フレームや樹脂製のコーナー部品は、まだ使えそうな状況ですから、そのまま利用することにしました。ただ、両方の網戸共、網戸固定用のピンは劣化がひどかったですから、全部新しいものに交換しています。ピンの色の違いは、フレームに明いていた穴の大きさや納まり具合をチェックした結果、違うタイプのものにした方がスムースに動くと思い、違うメーカーのものを使用しました。ただ、どちらも従来使用していた金属シャフトのものではなく、樹脂製のシャフトにしましたから、錆び付いて動かなくなる心配はありません。(亜鉛メッキのシャフトもアルミのものも10年以上経つと錆が出てくる恐れがあります)そして、最後にグラスファイバー製のスクリーンと輸入品の網押さえのゴムを取り付けて、完成となりました。これでまた10年以上は網戸をお使い頂けるはずですが、次回の張替え時はコーナー材の交換をやりましょうね。網戸は、網だけ交換すれば張替えが終わるというものではありません。それ以外の部材にも気を配りながら、必要あれば順次交換していってこそ長く使える網戸となるのです。梅雨を前にして、輸入住宅にお住まいの皆さんも網戸の張替えをしてみては如何でしょうか?。私たち ホームメイドなら、スクリーンだけでなく、フレームやコーナー材も最適なものを調達しますから、元の素敵な網戸に蘇りますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.30
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ハード(Hurd)のサッシをお使いのお客様からサッシのトラブルについていくつかご相談を頂きました。その一つに、外から見ると屋根の上に設置されたドーマー(鳩小屋)で、室内側から見ると玄関上の吹き抜けの明り取りとして機能するサッシ周辺から雨漏れしているとの案内を頂いたものがあります。室内側から撮って頂いた写真を見ると、建具の木部が黒くなっているのが見えましたから、建具のペアガラス周辺からの雨漏れが発生しているという感じに見えますが、それ以外にも吹き抜けの壁(室内)のクロスや窓周りの飾り枠(ケーシング)にも損傷が見受けられました。この場合、建具の雨漏れが吹き抜けの壁にも及んだのではないかと考える人もいると思いますが、私の見立ては違います。写真を見ると分かりますが、サッシの下端が屋根に接していて、そこに立ち上がりの外壁のような部分が何らありません。これだと台風のような強い雨風の際に、雨が屋根を吹き上がってきてしまい、窓下の部分から中に吹き込んでしまいます。通常の窓でしたら、サッシの下端にもネイルフィンが付いていて、それを構造体(外壁)にビス等で固定し、その上からブチルテープで防水処理します。でも、この状態ではそういった処理が屋根の下地材(野地板)に行われていると考えますから、防水処理が正しく行われなかった可能性が大きいと思います。勿論、ドーマー周辺と屋根材とのつなぎ目には、防水の為の鈑金が施工されているのですが、これもサッシ下では十分立ち上がっていない状況ですから、殆ど意味をなしていないと考えるのが普通です。(ドーマーの両サイドは、鈑金の立ち上がりを作っているとは思いますが、写真だけでは不明です)次に気になったのは、ドーマーの屋根の鼻隠し材です。鼻隠しとは屋根の軒材のことを言うのですが、ここにも外壁との間に隙間が生じているようです。通常の上からの雨であれば、この隙間から雨が入ることはないのでしょうが、吹き上げるような雨の場合は、ここからも雨の侵入がある可能性があります。軒がもっと深ければ、この隙間から雨が入ることはないかも知れませんが、外壁面と軒先面がほぼ同じくらいの面に来ていますから、この納まりは防水を十分意識したものとは言い難いです。最後は、ドーマーとは関係がない部分ですが、屋根の一番高い棟の処に棟換気が取り付けてあるかも気になる処です。換気棟の施工がされていない屋根裏遣いの部屋では、往々にして小屋裏結露の問題が発生します。構造に係る部分では、費用的にも時間的にも完璧に直すということは難しいかも知れませんが、将来も長く暮らしたいと考えるのであれば、ここである程度の費用を掛けてでもベターな状態に戻すことを考えなければいけないように思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.29
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古いハード(Hurd)のダブルハングサッシですが、木製の建具枠に雨漏れによる腐りが発生した為、今回新しい建具をシエラ・パシフィック(Sierra Pacific)社から調達しました。シエラ・パシフィックは、ハードを吸収合併したサッシ・メーカーですが、今でもハードのメンテナンスサービスを続けてくれています。新しく調達した建具は、木部が無塗装で来ますから、取付け前に会社で着色や防水塗装等を行うのですが、金物類やウェザーストリップが付いたままだと塗料がそれらに付く恐れがあります。そこで、一旦付属品をいちいち外してから塗装を始めるのですが、ロックの受け金物(ストライク)を取り付けていたビスが途中で折れているではないですか。ビスを取り付けた際に回し過ぎて折れたのかと思い、ビス穴の中を覗いてみたのですが、折れた先は穴の中に残っていません。また、ビスを打ち込んだ穴が、4つも明いています。通常2つですから、金物を上下逆さまに取り付けて、その後間違いに気付いて取付けし直したという感じがします。恐らく、作っている工場の従業員が、アルバイトみたいな人間で、ビス留めを含めて慌てて取付け作業を行ったというのが正解でしょう。幸い私共の方には代替出来るビスが手持ちにありましたから、事なきを得ましたが、金物を外さずそのまま窓に建具を取付けしていたら、気付かずに作業をしていたかも知れません。こうした施工上のミスや誤魔化しは、アメリカを含めて世界ではよくあることです。勿論、改善の為にメーカーには一言言っておかなければいけませんが、これをいちいち問題にしていたら、資材を輸入するなんてことは出来なくなります。製品を考え製造工程を構築した人間は頭のいい人だとは思いますが、製造に関わる全ての人が優秀とは限りません。間違いがないか、私たちが事前にチェックして、もし問題があればこちらサイドで是正するということが大切です。ただ、代替のパーツがないとか、こちらで加工の仕様がないとか、破損しているというケースもありますから、その時はお客様に施工をお待ち頂いて、部品が入手出来た段階で改めて取付けに伺うということをお願いしなければいけません。私たちのような中間にいる存在が、メーカーやお客様の間に入ってうまく調整してやることが、輸入資材の調達では求められているのです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.28
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北米から資材を輸入した輸入住宅の玄関ドアでたまに見掛けるのが、蝶番の形状が左右で違うドアヒンジです。その例でよく出てくるのが、ピーチツリー(PeachTree)社製のドアに取り付けられているドアヒンジですが、今回の写真のものはそうではありません。アメリカやカナダのドアでも、左右対称というヒンジが一般的なんですが、どうしてか分かりませんが、こうした左右非対称な蝶番が取り付けられていることがあるのです。角が丸くても四角でも左右を同じにした方がデザイン的に安定しているようにも思いますし、取付けも面倒くさくないんですけどね。今回、お客様のおうちの玄関ドアにこうしたヒンジが取り付けられていましたので、アメリカから取り寄せをしてみたのですが、どうしてもデザインを変える理由が不可解です。まあ、そうは言ってもこうしたヒンジが取り付けられた古いドアがある訳ですから、それに合ったヒンジを調達してあげることも必要です。皆さんのおうちのヒンジがどういうデザインなのか、機会があれば一度見てみるといいかも知れませんよ。因みに、ドアヒンジの交換は、10~15年程度で行って欲しいと思います。その際、ドアの下がりや傾きの調整をすると、開け閉めが全然しやすくなると思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.27
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愛知県岡崎市で中古の輸入住宅のサッシ・メンテナンスをやってきました。こちらは、近々分譲販売されるとのことですが、その前に大きな不具合を直しておきたいということで、私たちが呼ばれました。数ヶ月前に状況調査に伺った際は、今回修理した処以外にもいろいろ直すべき箇所がありましたが、予算や費用対効果の関係からか、修理するのはケースメントサッシ2ヶ所だけということになりました。窓メーカーは不明とのことでしたが、いろいろな窓のデザインを見ていくと恐らくサッシはミルガード(Milgard)製であろうということが分かりました。今回の不具合は、2ヶ所共オペレーターと呼ばれる開閉金物のギアが空回りして、開けることは出来ても閉めることが出来ないというものでした。金物に砂やゴミが付着していると、ウィンドウヒンジがレールの上をスムースに走らなくなります。特に建具の下側がそうなります。そういう状況のまま、何とか窓を閉めようと無理にハンドルを回していると、ギアに無理な力が掛かって、ギアが摩耗してしまったり、ギアの噛み合わせが外れてきてしまったりします。そうなると、オペレーターが空回りを始めてしまうという訳です。こういう場合、修理・調整作業をする為には、オペレーター自体を新しいものに交換するのは当たり前ですが、ウィンドウヒンジやサッシの周囲をきれいに掃除してやる必要があります。また、無理に操作した影響で、ビス留め自体も緩んできているでしょうから、ハンドドライバーを使って丁寧に締め付けていきます。よく大工さんなんかは電動のインパクトドライバーを使うのですが、柔らかい樹脂製のサッシに使うのは厳禁です。それは、あまりに力が強すぎてビス穴を舐めてしまう恐れがあるからです。勿論、せっかくですから、それ以外の窓の周囲もメンテナンスをしてやって写真のように気持ちよく窓が開閉・ロックするようになりました。不具合の主なものはオペレーターなんですが、単純にそれだけ交換してもまた同じような不具合が発生しますから、ちゃんとサッシ全体を調整してやることを忘れずに・・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.26
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ようやく全国で緊急事態宣言が解除される状況になりました。昨日の日曜日には、近所の道路でも車で渋滞が起きる程、外にたくさんの人が出るという状況になっていました。ただ、今回の状況は感染が沈静化しただけで、ウィルス自体が撲滅された訳ではありません。予防ワクチンがあるインフルエンザでさえ、毎年流行が繰り返され、病気がなくなることはないのですから、治療薬のない新型肺炎で今後感染が起らないというのは、ただの妄想と考えるべきです。これを受けて、政府も医療機関も「with コロナ」を提唱していて、私たちにも新しい生活様式を身に付けるよう要請しています。私は、このコロナも数年のうちに普通の病気となると思っています。スペイン風邪と称されて、何千万人が感染したインフルエンザと同じです。ただ、私たちは今後も新しい病の発生に備える必要があります。それは、地球温暖化のよる生態系の変化や新たな化学物質の登場、社会のグローバル化などで新しい病気が急激に世界中に広まる状況が生じているからです。これからは、家というものについても概念が変わるかも知れないと思っています。それは、外の社会とのつながりを接触という状況でなく、NETやバーチャルな環境の中で維持していくということと、安全が確保された住まいを自分たちが自分の手でメンテナンスすることで、如何に低コストで長く維持していくかといったサスティナブルな家づくりが求められてくるように思います。30年も経たないうちにデザインが時代遅れになって解体されるような日本の住宅は、サスティナブルとは言えません。手入れをすることでその価値が周囲の社会からも認められるような家は、世代をまたいで住み続けてもらえるという点でサスティナブルです。何十年に亘って住み続けられた家には、その家族や地域が長年培ってきた有用菌や常在菌が一緒に居続けているとも思います。スクラップ&ビルドでどんどん家を新しくしてきた社会では、そういうものは失われてしまうかも知れません。勿論、スクラップにして建て直すなどの収入がある人は、今後限られてくるでしょうし、今回のように大規模な予算で感染症を抑え込むようなことも出来なくなるでしょうから、そうしたものに耐えられるだけの蓄えや自己防衛が必要という点でも消費社会は変化しなくてはなりません。また、自然災害に対する備えでもサスティナブルが要求されます。単に壊れないような丈夫な建物を造るという概念から、ある程度壊れてもそうすることで人間の命を守るという建物を造るということや、壊れた場合でも元の形に復旧出来るという状況を作ることです。その為には、材料の仕様を変えずに長く作り続ける製造計画が必要ですし、それを施工出来る職人や技術者を絶やさないということも大切です。安くて早いことがいいという時代ではなく、自分たちで長く維持管理出来ることがいいという時代にならなくてはいけませんね。今後の間取りの変化として、家庭で夫婦共々仕事が出来たり、子供が家で授業を受けられる環境を作ることもきっとトレンドになるでしょう。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.25
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こちらは、先日四日市市の輸入住宅で、サッシの建具(障子)を交換した際に引き上げた古い建具です。(横に寝かせていますが・・・)マーヴィン(Marvin)社のケースメントサッシのものですが、木製建具の下端付近が集中的に腐っています。当然、水は上から下へ流れますから、建具の下の方に水が集まりやすいというのは必然です。建具の枠とガラスとの接点には、製造段階で防水コーキングやパッキン材のようなものが施工されているのですが、長年風雨や紫外線に曝されていると、どうしても縮んだり劣化したりして雨が木枠の中に入ってきます。そうした水は建具枠の中で滞留してしまうのですが、そのうちそれがまた外へと出てきます。それは、木枠が水で腐って穴が明いてくるからなんですが、やはり弱い部分からそうしたことが起ります。最も弱い部分は、木枠と木枠とのつなぎ目やオペレーター等の開閉金物の部品がビス留めされている部分です。木枠同士は接着剤等でガッチリ組み付けられているのですが、そうしてもそこに僅かな隙間が隠れています。そこに雨水が入り込むとどんどん木を腐らせて隙間を広げていくのです金物のビス穴でも同じことが起ります。また、金物と木枠とが接しているとそこにも水が溜まりやすくなりますから、その辺りの腐りも酷くなるという訳です。ただ、こうなってしまうおうちの多くは、普段窓をあまり開けていなかった為に、発見が遅れがちになってしまったというのもトラブルを助長した原因です。木枠が少し黒くなってきたと感じたら、すぐに木を指で押すなどして水分を含んでいないかチェックすることが必要です。早い段階であれば、サッシの外側に防水処理を施して、黒くなった木枠を少し乾かした状態でサンディングと防水塗装をしてやれば、ある程度腐りを止めることが可能です。もうすぐ雨が多い梅雨の時期になってきますが、その前に輸入の木製サッシをお使いの皆さんは、ご自宅の窓の状況をチェックしてみては如何でしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.24
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先日、ハード(Hurd)のハメ殺しサッシの建具交換の為に、奈良市まで出張修理へ行ってきました。玄関吹き抜けの高い場所にある窓でしたが、お客様側で足場を用意して頂けましたので、スムースに交換作業を終えることが出来ました。勿論、屋外側のガラス周囲の防水処理やティンバーケアによる建具木部の防水塗装を予め会社で行っていましたから、現場作業も最低限必要なことだけでした。今回は、外壁塗装を行う際にペンキの職人さんが誤ってガラスを割ってしまったという不可抗力でしたが、今でもメーカーが同じものを作ってくれるということは本当に有難いことだと思います。その帰り、とんぼ返りでは勿体ないということで、現場近くの生駒山の宝山寺に行ってきました。名古屋で言えば、おちょぼさんや豊川稲荷のようなもので、商売繁盛のお寺さんのような感じがしましたが、コロナの自粛の影響で殆ど人もおらず、参道のお店もほぼ閉店といった感じで静かなお参りとなりました。その際、お寺入り口の掲示板に掲げられていたのが、この写真。信心の心得というものですが、家づくりやメンテナンスにも通じることだと思いますので、せっかくですから皆さんにもご紹介致します。家は一旦造ったら終わりというものではありません。その後の手入れをしなければ、いい材料で素敵な家を造ってもどんどん悪くなってきます。素敵な家は、手入れをしてこそ更に輝きを増しますが、何もしなくてもいい家が素晴らしい訳ではありません。そこを履き違えてしまっては、家づくりをする資格はありませんから、注意して下さいね。いや~、信心も家づくりも同じだなんて、目に鱗です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.23
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知立市のお客様からお預かりした網戸の修理・メンテナンスを行っております。梅雨時前ということもあり、網戸の修理や張替えといった相談がたくさんあって結構順番待ちといった状況になっております。今回のものは、湿気の多い浴室に取り付けられていたウェンコ?(Wenco)製のオーニングサッシ用です。ハンドルを操作するとサッシの下側が開いていくタイプの窓ですが、網戸を固定するスクリーンピンが錆びて、網戸が窓から外れなくなったままずっと使っていらしたという網戸です。湯気や湿気によって、汚れやカビがフレームや網に付着していますから、全部が全部きれいにすることは難しいかも知れません。錆びて固着した網戸ピンは、ラジオペンチなどを使って数ヶ所僅かに動くようになりましたが、動かないピンはハンマー等で叩く以外方法はありません。ただ、網戸のアルミフレームは、それ程強いものではありませんから、あまりやり過ぎると網戸自体を傷めてしまうので、無茶は出来ません。それでも、何とか網戸ピンをフレームから外して、新しいものに交換することが出来ました。新しい網戸ピンのシャフト(棒)は、今までのような金属のものではなく、樹脂で出来たものを使いますから、これまでのように錆びて動かなくなるという心配はありません。確かに金属のシャフトは劣化しにくいように感じますが、フレームの中に入ってしまうシャフトは紫外線に殆ど曝されることはありませんから、つまみ部品ほどボロボロになることはないのです。次に網戸の形状ですが、こちらの網戸は網戸と窓枠との間に空く隙間をなくす為に、隙間をカバーする為のフィンが取り付けられています。見た目も美しくなりますし、隙間をなくすという機能も付いていていいのですが、こうしたタイプは輸入サッシの中でもマイナーな存在です。ただ、こうした特殊なフレームやコーナー材でも、ちゃんとサイズや形状を確認出来れば、北米から手に入れることは可能です。状況に合わせて適切な材料を調達してやれば、更に長持ちしてくれるサッシになるかも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.22
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いつも、ゴールデンウイークくらいにご案内しているのですが、今年はコロナの影響やメンテナンスの仕事が多忙で記事を書くのが遅くなりました。それは、シロアリの問題です。もう私の会社の近くでは、サツキもツツジの花も既に終わろうとしていますが、サツキの咲くこの時期に繁殖の為に羽根アリが巣から一斉に飛び立つのです。コロニー(巣)が一杯になったり、巣を広げるのに何か支障が出たり、単に勢力を拡大するという目的で、他に繁殖場所を設けようと巣立っていくんですね。羽根アリが飛び出す時は、何千という単位で出てきますから、数匹見付けたという場合はどこからか飛んできたというもので、そこに巣があるということではないと思います。ですから、少し心配ではありますが、周囲を注意深く点検して巣が出来ていなければ、それ程恐れることはありません。逆に何千もの羽根アリの死骸が落ちているようなら、その周囲に巣がある可能性が高いと言えますから、コロニーに対して局所的に駆除することが大切です。(家や敷地全体を駆除剤で汚染しては、人間への被害の方が大きくなります)羽根アリが飛ぶこの時期は巣を見付ける絶好の機会ですから、家の周囲を歩くなどして点検するといいかも知れません。因みに、建物から離れた庭の土の中にシロアリが居てもそれは自然のことですから、むやみに駆除することは間違いです。正しくシロアリを恐れることが、家を大切にすることであると思って下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.20
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暖かくなってきて湿気も多少関係しているのか、チャネルバランサーの問い合わせが多くなってきました。チャネルバランサーとは、下窓だけが上下に開閉するシングルハングと呼ばれるサッシに取り付けられている部材です。これによって、重いペアガラスが付いた建具を吊り上げて、人の力でも軽く窓を開けられるように補助してくれます。今回のこの写真は、鉄の棒状のバランサーに付いているヒモとそれを窓枠に引っ掛ける為のフックが、脱落してありません。丈夫な化学繊維のヒモで出来ていますが、15年もすると千切れてしまうのは避けられません。よくこのヒモだけを交換すれば直ると思っている人もいるようですが、バランサーに装着されたバネが錆び付いていたり、紐を動かす樹脂製の滑車が減っていたりしますから、ヒモの交換だけで正常な状態には戻らないかも知れません。上げ下げ窓に取り付けるバランサーにはいろいろ種類があって、輸入サッシ・メーカーごとに異なるバランサーが装着されています。その中でもチャネルバランサーは比較的ポピュラーな部材ですから、形状や強度さえ間違えなければ、調達も然程難しくありません。また、10~15年使い続けたいと思っていらっしゃるなら、バランサーごと新しく交換してしまうことが最も合理的かも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.19
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今日は、桑名のお客様の処で、いくつかのメンテナンスを行いました。キャラドン(Caradon)社の樹脂製掃出しサッシのロックケース(ロック金物)の交換と建て付け調整、ドアクローザーの採寸、網戸のメンテナンスの為の引上げ作業、そして窓ガラスに張られた目隠しフィルムの剥がしを行いました。新築当初にお婆様がいつでも剥がせるタイプのシールだからと、キッチンやウォークインクローゼットの窓、和室の掃出しサッシ等に4ヶ所張ったということです。でも、それを半年後に剥がそうとしたら、ピッタリくっついて全く剥がれなくなってしまい、その後20年近くそのままだったそうです。そんな古い目隠しシートですから、フィルムはヒビ割れ、接着剤は固まった状態。これをお客様が何も材料や道具なしに剥がそうとしても、そりゃ無理というものです。私たちは、アメリカ製のプロ用のシール剥がし材を持っていますから、一度剥がしにトライしてみますと以前お約束しました。そして、それをヒビ割れたシールの上に塗布して数分後、金属ヘラやナイフの刃などを駆使して剥がしに掛かりました。シートの接着剤も既に固化していますから、剥がし材もなかなか浸透していきませんが、少しずつ剥がしながら再度塗布するというやり方で、何とか全ての古い目隠しフィルムを剥がすことに成功しました。でも、シートが劣化していた為、殆ど粉のような状態で剥がれてきましたから、辺り一面雪が降ったように真っ白になりました。お客様にも片付けをお手伝い頂き、窓ガラスは以前のようにクリアな透明の状態に戻ってくれました。やりにくい場所もありましたから、力が思うように入らず、腕や指がもう痛くて痛くて、明日はきっと筋肉痛です。日頃の輸入住宅らしい修理やメンテナンスの作業とは一味違った仕事ではありましたが、長年の悩みが解消して本当に喜んで頂きました。そうそう、ペアガラスの全面にフィルムを張るのは、温度変化によるガラスの伸縮を妨げてしまいます。そうすると、ガラスに過度のストレスが掛かり、最悪割れてしまう恐れが生じますから、出来るだけペアガラスにはフィルムを張らないようにして下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.17
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HPサーバーの変更などで、昨日の夜くらいからHPの表示が不安定になってきておりますが、もしクリックしてもページが出ないという場合は、お手数ですが少し時間をおいてから再度お試し下さい。さて今回は、会津若松市のお客様からハード(Hurd)のスライディング・パティオドアに付いているハンドルセットについてお問い合わせを頂きました。施工された時期は、1998~2000年くらいだそうですから20年くらい前のもののようです。こちらのドアハンドルは、ハード独特のものなのかあまり汎用品では見掛けないタイプです。また、屋外側にはキーで開閉が出来る鍵穴が付けられていますから、高級なタイプのような気がします。現在、お客様にはハンドルだけでなく、ドアに内蔵されているロックケース(金物)も必要かどうか確認しておりますので、必要な部品がはっきりした段階でメーカーに見積依頼する予定です。ハードもシエラ・パシフィックという会社になって、いろいろ材料も変わったりしてきていますから、こういうものは早めに調達しておいた方がよさそうですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.16
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静岡のお客様のところでハード(Hurd)のダブルハングの建具枠が腐ってきているという記事を書かせて頂きましたが、そのトラブルはそれだけでは終わりません。サッシの下にある室内の壁に雨漏りが発生したとか、サッシ自体の不具合だけでなく、その周辺でもトラブルが発生しているようです。こういう場合、サッシ自体の不具合によって、サッシ周辺にも問題が発生したと考える施工業者さんが多いと思いますが、サッシの不具合も何等かの問題が発生した結果であることが少なくありません。つまり、サッシ自体を国産のものに交換したりしても、雨漏れが直らないというケースも見受けられるということです。勿論、サッシ自体の構造的な欠陥によって雨漏れが発生する場合もあるのですが、大元の原因が他にあるかも知れません。写真をご覧下さい。こちらは、雨漏れしたサッシが施工されている外壁面を撮影して頂いたのですが、皆さんには問題点がお分かりになりますか?まずは、屋根の裏側である軒の天井、いわゆる軒天です。鼻隠しの軒天であれば、水平で下を向いているかして、雨が横殴りであっても雨が当たらない状態になっているものです。ただ、妻壁(三角屋根の壁)に張り出した軒天は、角度(傾斜)が付いていますから、軒天の正面から雨が吹き込むような時は、軒天に雨が掛かってしまいます。こうしたことは、自然の摂理ですよね。では、そこに有孔ボードと呼ばれる穴がたくさん明いたボード板が張ってあったら、如何でしょうか。少しでも上向きになったボードの穴には、強い雨風が吹き付けます。そうなると、そこから構造の中(家の中)に雨が大量に侵入します。ただ、それがどういったルートを通るかによって、サッシの枠から水が漏れてきたり、部屋の天井や床から雨漏れしたりすることとなります。そうやって表に雨漏れが出てくればまだ分かりますが、壁の中に滞留してそれが中で構造材を腐らせていたとしたら、外壁等が脱落したりするまで問題が目に見えないということとなります。また、妻壁の軒天(ケラバ)の有孔ボード以外にも、棟に一番近い場所に取り付けられた換気ガラリ(換気用ルーバー)からも雨の侵入が発生します。屋根裏空間の湿気や熱を外に逃がす目的で、換気ガラリを取り付ける建築屋さんがいるのですが、日本のように台風が吹き付けるような気候の場所には換気ガラリは弱点以外何ものでもありません。私たちは、こういう場合、通気機能のない飾りのガラリを取り付けて、屋根の一番高い棟の部分に換気棟を取り付けます。勿論、換気棟から雨が絶対侵入しないということはありませんが、そのリスクは極端に少なくなります。家の雨漏れは、知識と経験がないと分かりません。安易に決めつけて起こった不具合だけに対処すれば、一番の原因箇所を見逃すことになりますから、専門的な人間の力を借りた方が時間的にも費用的にも精神的にも得策かも知れませんよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.15
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静岡県のお客様からハード(Hurd)のダブルハングサッシについて、メンテナンスのご相談を頂きました。新築されたのが平成4年ということですから、今年築28年を迎える輸入住宅になります。随分いろいろな傷みがあるようで、特に建物の東面と南面のアルミクラッドサッシに木の腐りが多く発生しています。そのうちの一つが、写真の窓。アッパーサッシュの木部に黒ずみがあって、下窓との召し合わせの木枠の上に水が乾いて付着したような汚れが見受けられます。こういう場合、国産サッシであれば、冬場室内で加湿した暖かい空気が、外気で冷たくなった窓に接して結露を起すのが原因と考えますが、断熱性が高く調湿効果のある木製の輸入サッシでは冬場の結露はまずありません。輸入サッシで一番リスクが高いのは、やはり屋外側のガラスと建具枠との接点から雨が建具の内部に侵入することだと思います。たまに、アルミ枠同士のつなぎ目からの侵入もありますが、それはガラスとの接点からの雨漏れが拡大して派生的に発生したトラブルであることが多いかも知れません。何れにしても、この状態になると、黒くなった木部を指で押すと柔らかくなっているのが分かりますし、召し合わせの部分などは建具の木枠の脱落が始まっている場合もあります。(黒ずみ程度なら、ガラスの防水だけで修理完了というケースもあります)幸いハードのアフターメンテナンスは、会社を吸収合併したシエラ・パシフィック(Sierra Pacific)社が引き継いでくれています。ですから、サッシの製造時期や大きさ、品番などの特定が出来れば、交換用の建具の入手は比較的容易です。但し、現在製造可能なダブルハングの建具は、古いものと若干形状が異なっていますから、上窓だけの不具合だとしても上下両方の建具と両袖のサイドジャムの交換が必要です。ただ、今回のサッシの問題は、建具のトラブルだけで起きている訳ではないかも知れないので、家自体の根本的なメンテナンスをしないと単なる対処療法で終わってしまうかも知れません。お金はを掛けて直すなら、ちゃんとその原因部分まで手を入れないといけませんね。その詳細は、またの機会にお話しします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.14
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昨日、関東方面のお客様からローウェン(Loewen)の引き違いサッシ(グライダー、スライダー)のレール枠が腐ってしまったというご相談を頂きました。片引きの窓で一方の建具(障子)が開閉し、もう片方はハメ殺しという輸入サッシでは一般的な形式の引き違い窓です。写真は、窓の下枠のレール付近をアップで撮影頂いたものですが、白いレールの上に可動建具が載っているのが分かります。その手前側がハメ殺し(FIX)の建具なんですが、レールとFIX建具との間に一段下がった空間があります。その部分に水が溜まって、そこが腐って穴が明いたということらしいのですが、こんな構造的にベタなトラブルが起こるものかと不思議に思ってしまいました。可動建具がレールの上を移動する為には、レール枠と建具との間には僅かな隙間がないとスムースにレールの上を滑ることが出来ません。ということは、強い風や雨が可動建具に当たってしまう状況があれば、僅かな隙間を突いて雨が室内側に侵入するのは自明の理です。もしそういう事態になるのであれば、水が外に排出されるように何か工夫があるはずですが、中が一段下がっていればそこに水が溜まるというのは子供でも分かりそうなものだと思います。勿論、この部分だけしか写真に写っていませんから、どこかから水が排出されるような場所を作っていたり、雨の侵入を抑止する為に可動建具の屋外側に何らかのウェザーストリップが付いていたりしているのかも知れません。こういう場所は、誰が見ても雨漏れしやすい弱点ですから、2重3重に対策を取っていてもよさそうです。ローウェンはカナダの高品質なサッシを作るメーカーですから、きっと構造的な何らかの対策をしているのだとは思いますが・・・。それにしても、サッシの下枠を交換するのって相当大変なんですよ。でも、下枠の下地になっている構造材も腐っているかも知れませんから、窓の下枠を外してしっかり直さないと、アリや腐朽菌が繁殖する恐れがありますからね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.13
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京都のお客様から、シングルハングサッシの補修部品についてお問い合わせを頂きました。シングルハングのメンテナンスと言えば、バランサー交換。いくつかバランサーに種類はありますが、最も一般的なものはチャンネルバランサーと呼ばれる長い棒状の部材です。今回もチャネルバランサーの調達をして欲しいというご相談だったのですが、それに加えて可動する建具(障子)に装着されている樹脂製のトップガイドという部品も購入したいというご希望でした。実は大方の不具合は、バランサーの交換で直るのですが、たまにこのトップガイドも破損していることがあり、この部品を一緒に交換しないとちゃんと直らないこともあります。このトップガイドという部品は、建具の側面の溝の中にバランサーを固定しておく為に必要なもので、これが壊れているとバランサーが建具の上から飛び出してきてしまいます。トップガイドは、通常建具に隠れた状態でいますから、太陽の紫外線による劣化もなく、比較的長い間使うことが出来ますが、それでもプラスチックで出来ていますから、バランサーの強いバネの力に曝され続けていると、そのうち割れが入ってきたりしてしまいます。そうなると、バランサーを固定する機能が失われてしまいますから、20年くらいしたら交換してあげたいものです。ただ、いつもは建具に隠れた存在ですから、あまり気付かないパーツです。でも、シングルハングの開閉を陰で支える重要な部品ですので、窓の上げ下げが悪くなったと感じたら、バランサーと共にこちらもチェックして下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.12
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メーカー不明の輸入シングルハング樹脂サッシへ取り付ける為に、今回チャネルバランサーを16本カナダにオーダーしました。写真はそのバランサーですが、注文したものとはちょっとだけ形状が違います。それは、白いプラスチックで出来たトップパーツとボトムパーツにウィングと呼ばれる羽根のような形状のものが付いていないというものでした。最近の輸入のシングルハング・サッシには、このウィングが付いていないものも多くなってきているのですが、古いタイプは殆ど全て羽根のようなものが付いたパーツでした。勿論、私の方はそれを間違えないように、オーダーする際も慎重に確認していますし、部品メーカーから出された注文票にもウィング付きという記載があります。出荷時に倉庫の人間は分かっていたように思いますが、たまたま在庫がなかったとか、数が足りなかったとか、どこにあるか探すのが面倒だったとかいった理由で、これなら使えるから問題ないということで発送してしまったというのが実際のところでしょう。日本であれば、こういうことは殆どないと思いますが、アメリカやカナダからの出荷品の中にはたまにこういう異品のものが混じってきます。でも、こんなことで頭に血が上ってしまうのは、普通の日本人。アメリカやカナダの人間の中にも、程度がそうでもない従業員が混じっていることがあるのです。これは、アメリカやカナダの人だからということではなく、世界の国々で普通にいるんです。貧しくて高校や中学にも行ったことがないとかいうことは日本では殆どないですが、世界ではその方が普通かも知れません。だから、そんなことでいちいち怒っていたら、輸入の仕事は出来ません。勿論、出荷したメーカーに対しては、異品出荷を報告して代替の商品を再度出荷頂くように依頼するのですが、そこには怒りはありません。逆に新型コロナで大変な時に、注文を受けてくれて出荷まで手配してくれるだけで有難いことです。異品の出荷だけでなく、数量不足や梱包前の破損、輸送途上での破損、欠品、出荷そのものが途中でどこかに行ってしまったなんてこともありますから、お客様にも納品遅延の場合のお許しを頂く必要があります。日本の当たり前と世界の当たり前。これは、日本から出なければ知り得ないことかも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.11
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弊社HP改善に伴うサーバー移行手続きの為、5月12日(火)から数日の間、弊社HPの「お問い合わせ」及び「建築相談」フォームからのご連絡や私共のメールアドレスへの直接のメールが受信出来なくなります。その間、手づくり輸入住宅のホームメイドから返信をさせて頂くことが難しくなりますので、その期間の前後でご連絡を頂きますようお願い致します。また、その期間内にご連絡頂いた方への返信は、サーバー移行後にさせて頂きますので、その点ご容赦賜りますよう重ねてお願い申し上げます。移行手続き前に建築のご相談や各種お問い合わせを希望される方は、お早めに!お電話の方は、TEL:0561-75-4087 へ。(移行期間内でも電話はつながります)追記:予定が少し変わりまして、15日(金)~17日(日)までHPやメールの調子が 悪くなります。ご迷惑をお掛けします。(5月12日)
2020.05.10
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四日市の輸入住宅でマーヴィン(Marvin)のケースメントサッシのメンテナンスについて、先日記事を書かせて頂きましたが、今回は木製の玄関ドアのお話です。輸入の木製玄関ドアは、室内ドアに比べて格段に厚みもあり、幅も900mmを超える大きなものですから、その重さも相当なものになります。ですから、毎日何度も開け閉めしていると、その重さでどんどんドアがハンドル側に倒れ込んできたり、敷居にドアが当たってきたりします。そんな時、簡易に修正するのであれば、一番下のヒンジとドア枠との間に薄い板のようなものを挟み込んで、傾いたドアを垂直になるように調整するという方法があります。ただ、15年、20年経ったドアならば、ドアの下がりや倒れ込みも相当なものになってきているでしょうから、根本的な解決をする必要があります。それの最も原因は、ドアヒンジ。蝶番同士の噛み合わせの部分が、長年の使用で擦り減ってしまいます。酷い時には、噛み合った左右の蝶番で高さが5mmも違ってくるなんてこともありました。玄関ドアは、極力外気が侵入しないように作られていますから、ドアの周囲にはあまり余裕がありません。ですから、5mmもドアが下がってしまうと、ドアが敷居に当たってきても不思議ではありません。ドアの下がりだけでなく、傾きによってもドアのハンドル側が垂れてきますから、それも修正しなければドアが適正な位置になりません。5mmなんて大したことがないとお考えの方も多いと思いますが、家はミリ単位でバランスを考えて造られていますから、微妙な調整を都度行うことが家づくりでは大切です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.09
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昨日、三重県にある輸入住宅の修理・メンテナンスを行う為に出張修理へ行ってきました。長らくメンテナンスをしていなかったということで、玄関ドアやサッシの大掛かりな修理を行いました。ただ、ペアガラスの防水処理なども行った為、1日で全て完了することは難しく、全ての網戸を修理した上で再度お邪魔することとしました。まずは、昨日行ったマーヴィン(Marvin)のケースメント・サッシの修理風景をお目に掛けましょう。こちらの窓の建具(障子)は、ガラス等からの雨漏れがひどく、木製の下枠が腐ってしまいましたので、建具交換となりました。また、建具だけでなく、オペレーターも回転軸が折れていて、開閉出来ず空回りする状況となっていましたから、オペレーターの交換や金物の調整も行いました。先日記事でもご紹介した通り、社内で建具の防水処理と木部塗装を行いましたから、それを現場へ持ち込んでの作業となります。ただ、ペアガラスの大きくて重い建具ですから、2階の窓の作業は慎重に行わなければなりません。下手して建具を落下させたら大変なことになりますので、少し気合いが入りました。また、オペレーターの交換には、窓枠の下枠部分を外さなければオペレーターを取り外すことが出来ませんから、薄い板の下枠を細心の注意を払って取り外しました。ここで下枠を割ってしまったりしたら元も子もありませんから、経験のない方は道具と知識のある人にやってもらう方が無難です。また、窓枠に付いているウェザーストリップが外れ掛かったりしていますから、そういったものを元の位置に戻したり、ビスの緩みを直したりして、出来るだけきれいに開閉が出来るようにしなければなりません。単純に交換しさえすればそれで終わりというのは、経験のない職人のやることです。請け負った仕事プラスアルファの施工をしてこそ、本当の専門家と言えると考えています。ただ、こういった修理の仕事では、イレギュラーな問題が隠れていることもありますから、そこで如何に元に近い状況まで修正出来るかが腕の見せどころかも知れません。(材料や道具が足りない場合もしばしばありますが、それでも手持ちのもので工夫して最善の状況まで持っていくことが大切です)<関連記事>: ただ交換すればいいというもんじゃない (2020年4月22日)<関連記事>: 新品でもつなぎ目は気になります (2020年4月28日)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.08
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アンダーセン(Andersen)社製の大きめのオーニング・サッシが、腐ってきたというご相談を頂きました。オーニング・サッシは、ハンドルを回すと下側から外に開いていくという窓ですが、写真のように建具の木製下枠が朽ちてきている状況です。やはり、今回も建具枠とペアガラスとが接する部分から、雨が枠内に侵入してきたように思いますが、殆どのお客様は腐れが酷くなるまで気付くことはありません。木枠の中から腐ってくる状況ですから、それが目に見える状態になるくらいには中が空洞になるくらい酷くなっていますが、窓を毎日開ける人でない限り分からないのが当然です。それは、施工した建築業者自体が窓のメンテナンスや点検について全く知識がないという点からも、お客様に責任を負わせる訳にはいきません。ただ、お客様側にも窓の手入れを一切していないということがあれば、一定の責めはあるかも知れません。年に一度くらいは、窓ガラスを拭いたり、隙間に溜まったゴミや砂を掃除したりするくらいはやるべきです。それにしても、オーニング・サッシは、こうした木の腐れやペアガラスの曇り・内部結露のトラブルは比較的多いように思います。下側の窓が開いていくという性格上、どうしても建具の枠とガラスとの間に雨が溜まりやすいのかも知れません。新築時は勿論ですが、築10年後くらいにはガラスの周囲の防水処理と木部の防水塗装を心掛けて欲しいものです。そうすれば、サッシの雨漏れによるトラブルは、相当減ると思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.08
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奴ダコを横に寝かせたような形の樹脂パーツですが、こちらの部品はサーティンティード製?ケースメント用ロック・パーツのタイバーガイドです。タイバーとはバーを固定するという意味で、金属バーが上下する時にそれが左右にぶれないように固定する為の部品です。そうすることで、複数ある鍵のポイントを一度にロックすることが可能となるという防犯性や気密性の高いシステムが実現出来ます。ただ、この部品が使われている場所は、強い紫外線に曝されるサッシ枠ですから、やはり10~15年くらいで劣化して割れるのが普通です。これが割れると、ロックバーが垂直方向だけに上下するということが難しくなりますので、うまく鍵が掛からないというトラブルが発生します。それを放置して無理にロックを掛けようとすると、ロックレバーの破損やオペレーターの不具合につながってきますから、早めに交換することが求められます。今回ご相談頂いた福岡のお客様は、いくつか同じタイプのケースメントサッシをお使いのようで、今後のメンテナンス対策の為にも少し多めに在庫しておきたいとお考えのようです。こうした部品は、国産サッシでは使われていませんから、輸入サッシの部品を調達する必要があります。勿論、今でも部品メーカーから手に入るパーツですので、問題なくご注文頂けます。皆さんのおうちでも、最近ロックが掛けづらいという感じであれば、一度窓を開けて鍵の部分をチェックしてみては如何でしょうか。常にいい状態を保っておくことで、トラブルが少ない輸入住宅を長くお使い頂くことが出来ますよ。追記:後日、このサッシはサーティンティードのものではないと判明しましたが、具体的なメーカー名は未だ不明です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.06
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昔建てさせて頂いた輸入住宅が、最近いくつか売りに出されるということがありました。これらのおうちを造らせて頂いた際は、お客様にずっと住んでいって頂けるように、お好みのデザインや素材に拘って設計・施工を心掛けたものでした。でも、その時と今とでは、お客様の事情や経済状況も変わってきます。ですから、建物が売りに出されることは、致し方ないことです。こういう状況の中、私たちが出来ることは自ずと限られてきます。それは、機会があれば、次の持ち主の方が手入れをされる際にお手伝いをさせて頂くということでしょう。ただ、忘れてならないのは、以前の持ち主であったお客様の想いだとも思います。そういうことを蔑ろにして、建物に手を付けることは極力避けなければいけないと考えています。そういうことを大切にして頂ける方が、次の持ち主になって頂けるのなら素敵な状況だと思いますが、それは私共の勝手な望みかも知れません。何れにしても、私たちは単なる建築屋でしかありませんから、いいものを次の世代の人にまで如何につないでいくかを考えるだけです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.05
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新型コロナでお店や会社が閉まっていますが、誰もいないことをいいことに空き巣や泥棒が盗みに入るという問題が増えているようです。物騒な世の中ではありますが、経済が封鎖されて仕事がなくなったという状況では、犯罪が増えるのはある程度予想されることです。当然、アメリカでもそういったことは起こっていますから、各家庭でも防犯対策を強化する傾向にあると思います。そこで採用され始めているのが、高性能ガラスが入ったサッシです。写真は、とある輸入サッシ・メーカーがオプション設定している「ゼロ-E-シールド セーフガード」という名前のペアガラス。内側のガラスにポリビニルピロリドンで出来た分厚い樹脂膜を挟み込んだ合わせガラスを採用し、ガラスの破壊防止と騒音の軽減を果たしています。また、外側のガラスには、遮熱対応の断熱ガラスを採用しています。(メーカーによっては、強化ガラスや耐熱ガラスにした上で遮熱性を持たせている場合もあります)あと、ペアガラスを高性能にしているだけでなく、ガラス内を密閉する為のスペーサーにウォーム・エッジと呼ばれる熱伝導を抑える素材が使われたりもしています。こうした工夫をすることで、防犯・省エネ・防音・耐風・耐紫外線を実現するのが、今の北米の輸入サッシです。犯罪だけでなく、自然災害や環境の悪化にも対応出来るような家づくりをすることこそ、今後の日本のおうちに求められていることかも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.04
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輸入サッシの部品類は、非常に数が多くサイズやデザインから適合するものを探すのには、手間も時間も掛かります。写真は、スライディングパティオ・ドア(掃出しサッシ)に使われるロック金物(ロックケース)ですが、サッシ・メーカーによっても、シリーズによっても製造時期の違いでも、変わってきます。ロック金物だけでも、その種類は数十種存在しますし、その亜種まで含めていくと50種類を超えてしまっても不思議ではありません。(どれも強固なロックですから、防犯性は非常に高いですが・・・)掃出しサッシの部品は、ロック金物だけでなく、ハンドルセットやロックレバー、気密パッキンであるウェザーストリップや戸車・戸当り、様々な遮熱ペアガラスといった部材もあります。サッシは、掃出しサッシだけでなく、シングルハングやダブルハングといった上げ下げ窓やケースメント、オーニングやグライダー、ハメ殺しのFIXサッシやハーフラウンド、ボウウィンドウ、ベイウィンドウ、フレンチドアといったものがありますし、そのそれぞれのサッシに取り付けられる部材が同様に数十種類あるという具合なので、慣れない一般の皆さんでは歯が立たないでしょう。だからこそ、私たちのような専門家をうまく利用して、正しい部品で正しく交換・修理するといったことをすべきです。似たようなものを探してきて、無理に取り付けるというリフォーム業者さんもいるようですが、安かろう悪かろうということではその寿命も長くはないかも知れません。時間を掛けて適合するものを調査して、それをオーダーで海外から個別に輸入して取り付ける訳ですから、ホームセンターで買うのとは自ずと違ってくるということを理解して欲しいものです。輸入住宅に限らず、おうちを維持管理するのにはそれなりのお金が掛かるものです。そういう覚悟や資金計画を考えることは、所有者としての責務ですし、本来の家づくりなのかも知れませんよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.03
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こちらは、奈良県のお客様のおうちに納める輸入サッシ用の建具(障子)です。何故だか理由は分かりませんが、ペアガラスの1枚が割れて建具ごと交換するということで調達したものです。ハード(Hurd)という社名は既にありませんが、その会社を吸収合併したシエラ・パシフィック(Sierra Pacific)というウィンドウ・メーカーが、今でも製造・メンテナンスをしていますから安心して下さい。このサッシは、吹き抜けの高い場所にあるハメ殺し(FIX)の窓で、交換・取付けをするには足場が必要となります。結構大きめの建具ですから、脚立のような簡単なものでは取り付けることも難しいと思います。今回、無塗装で来たアルミクラッドの木製建具に濃いめの木部防水塗装を社内で施して、屋外側のガラスの周囲も防水処理を行いました。ですから、窓枠で隠れてしまうような縁のところまで、ちゃんと塗装が出来ていますから、雨漏れ等の心配は必要ないと思います。連休明けの5月中旬には現場に取付けに行きますが、それまでは当社の倉庫で乾燥・熟成をする予定です。こんな手順で仕事をしているメンテナンス会社は、あまり国内にはいないかも知れませんが、完成度を上げたいならこれしかないでしょうね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.02
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先日、神戸の異人館のメンテナンスをしていらっしゃる建築会社様からメーカー不明の輸入サッシを修理出来ないかというお問合せを頂きました。写真は、バランサーの不具合で開けられない輸入サッシの上げ下げ窓。建具(障子)を吊っている紐(糸)が切れてぶら下がった状況ですから、この状態では窓を開け閉めすることは出来ません。協力会社の皆さんにも声を掛けられたそうですが、こうした窓に知識や経験を持っている人が誰もいないとのことで、ホームメイドにご相談を頂いた次第です。異人館らしく木製の窓を白く塗った感じは、クラシックで素敵です。これからいろいろ調査をして、必要なバランサーを特定していく訳ですが、おおよその見当は付いています。ただ、バランサーは建具の重さによってバネ強度が違いますし、建具の高さ(開閉するストローク)によって紐の長さも変わります。ですから、ちゃんとチェックしないと、うまく修理出来ませんから要注意です。でも、このサッシのバランサーを交換するのって、多分結構面倒で手間が掛かるはずなんです。きっと、他の上げ下げ窓もバランサーの寿命が来ているでしょうから、この際一緒にメンテナンスしてしまった方が、お客様にとっては得かも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.05.01
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