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先々週は、個人的には、 なつかしのアカデミー賞 鑑賞週間で、見終えた感想が、
「ああ、そうですね!」
と、まあ、すっきりする作品を立て続けに見ていたこともあって、その上「裏切りのサーカス」といううシブイスパイ映画を見たこともあって、予告編を見ながら
「おっ!スパイ映画!」
というノリで、封切りしたばかりの、この作品に食指が動くという感じでやって来たのが マシュー・ボーン
という、初めて見るイギリスの監督さんですが、作品は 「アーガイル」
、映画館は 109ハット
でした。
エリー・コンウェイ(ブライス・ダラス・ハワード)
という人気の 女流作家
が
「全き空想!」
として描かれたはずの 「アーガイル」 という スパイ小説 が、実は現実を描いているらしいというのが、お話の発端です。 アーガイル は、小説に登場する、男前のエージェントのお名前です。 マア、どっちかというと、 とぼけたキャラの女流小説 が、
何故、現実世界の闇の奥、スパイ対スパイの戦いの「真実」を描くことができたのか?
という謎が 物語のキモ
で、 銃撃戦
、空から 急降下
、 カーチェイス
、あれやこれやの 超絶アクション
、それから お色気
、ああ、そうそう、なかなか愛嬌のある ネコのアルフィー君
まで登場して、お客さんが喜びそうなネタが、これでもかと用意されています。 上のポスターの ネコ・リュックの窓
から覗いているのが、 主人公
とともに苦労する アルフィー君
ですね(笑)。
まあ、好き、嫌い、イイ、ワルイはともかく、見始めると画面から目が離せないうえに、現実と小説的空想が、きわどく重なっていて、
「えっ?なんで?」
「ああ、そうか!」
の繰り返しで ラストシーン
まで引っ張ってもらえます。
まあ、ここまで読んで、そこから先に興味を感じた方は、どうぞご覧になってください。 007系のエンタメ・スパイもの
のお好きな方にもいいかもしれません(笑)。
ボクが笑ったのは、 主人公エリー・コンウェイ
の前に ホンモノのスパイ
として登場して、まあ、 彼女
とコンビを組むことになる怪しげな男が サム・ロックウェル
だったことですね。
数年前に見た 「スリー・ビルボード」
という映画で、 インチキな警官役
をやっていて記憶に残っている人で、
「ああ、また、インチキ野郎ちゃうの(笑)。」
と、まあ、いかにも、そういう風情で登場したのですが、なんと、結構、シリアスな役どころで大活躍だったので、笑ってしまいました。
「裏切りのサーカス」
に触発されて見ましたが、まあ、あの映画とは180度、いや360度?別世界のスパイたちでした(笑)。
監督 マシュー・ボーン
脚本 ジェイソン・フックス
撮影 ジョージ・リッチモンド
美術 ダニエル・テイラー ラッセル・デ・ロザリオ
衣装 ステファニー・コーリー
編集 リー・スミス トム・ハリソン=リード コル・グーディー
音楽 ローン・バルフェ
キャスト
ブライス・ダラス・ハワード(エリー・コンウェイ:人気作家)
サム・ロックウェル(エイデン:スパイ)
ブライアン・クランストン(リッター)
キャサリン・オハラ(ルース:エリーの母)
ヘンリー・カビル(アーガイル:小説の主人公)
デュア・リパ(ルグランジェ)
ジョン・シナ(ワイアット)
サミュエル・L・ジャクソン(アルフレッド・ソロモン)
アリアナ・デボーズ(キーラ)
ソフィア・ブテラ(サバ・アル=バドル)
リチャード・E・グラント(ファウラー)
2024年・139分・G・イギリス・アメリカ合作
原題「Argylle」
2024・03・09・no039・109ハットno41
追記
ところで、このブログをご覧いただいた皆様で
楽天ID
をお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑)
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