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2024.03.13
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​​ オタール・イオセリアーニ「ここに幸あり」シネ・リーブル神戸  《オタール・イオセリアーニ映画祭~ジョージア、そしてパリ~》 に通っています。まあ、あっけにとられる日々です。感想が書けません(笑)。
 今日の作品は舞台が パリ ですから、 フランスの話 なのですが、なんか調子狂う感じで、やっぱり、あっけにとられましたね。見たのは オタール・イオセリアーニ監督 「ここに幸あり」 という作品でした。
​ 主人公(?)の ヴァンサン というオッサンが、なんとフランス政府の大臣なのですが、クビになっちゃうんですよね。政争だかに敗れて。
 で、どうも、 みんな失っちゃうんです 。仕事や地位はもちろんですが、家とか、妻とか、まあ、きっと名声とか・・・。
 で、どうなるかというと​
​「それでいいのだ!」
 なのでした(笑)。ただの 呑気なバカボンのパパ なんですね。
アゼン!
これが フランスなのだ! じゃなくて、
​​これがイオセリアーニなのだ!​​
​  なのですね。
​​​​​  友だち がいて、 お酒 があって、 があって、 時間 があって、 街角の木陰にテーブル があって、
​​なんか文句あるか?​​
​  スクリーンに漂っている、そのあたりの ノンビリした間 というか、 空気 というかが何とも言えませんね。​​​​​
 見ているこちらも
​「それでいいのだ!」​
というしかないですね(笑)。
 まあ、そうなんですけど。やっぱり アゼン! でした(笑)。
​​​ というわけなのですが、どうも、してやられている感じですね。
​オタール・イオセリアーニ恐るべし!​​
で、やっぱり、 拍手! ですね(笑)。​​
監督 オタール・イオセリアーニ
製作 マルティーヌ・マリニャック モーリス・タンシャン
脚本 オタール・イオセリアーニ
撮影 ウィリアム・ルプシャンスキー
美術 エマニュエル・ド・ショビニ イブ・ブロベ
音楽 ニコラ・ズラビシュビリ
キャスト
セブラン・ブランシェ(馘首された大臣ヴァンサン)
ミシェル・ピコリ(ヴァンサンの母)
ジャン・ドゥーシェ
オタール・イオセリアーニ
リリー・ラビーナ
アルベール・メンディ
ヤニック・カルパンティエ
エマニュエル・ド・ショビニ
2006年・121分・フランス・イタリア・ロシア合作
原題「Jardins en automne」
日本初公開 2007年12月1日
2023・03・13-no039・シネ・リーブル神戸no188​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

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最終更新日  2024.03.31 23:54:16
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